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  • お墓じまいの進め方、手続き、費用、注意点を行政書士が解説するマニュアル
    【お墓じまいマニュアル】進め方・手続き・費用・注意点|大塚法務行政書士事務所(東京都)
     「お墓じまい」を お考えなら最初に ご覧下さい。・「お墓の承継者がいない。」「子供に迷惑をかけたくない。」「遠くてお墓参りに行けない。」など、お墓じまいの理由は様々ですが、実際にいざお墓じまいを考えた場合、どう進めれば良いのか?わからない方が多くおります。ここでは、わかり易くお墓じまいについて、解説いたします。是非ご覧ください。この記事では、お墓じまいについて理解し、その後の検討や準備をスムーズに進めるための、最初にご覧いただきたい入門記事です。この記事では、お墓じまいとは何か、なぜお墓じまいが増えているのかといった背景から、お墓じまいで考えるべき重要な決断のポイントや、全体の流れの概要について、分かりやすく解説します。1.「お墓じまい」とは何か?その背景と全体像「お墓じまい」とは、今あるお墓を片付けて更地にし、墓地の管理者に返還することを一般的に言います。しかし、単にお墓を撤去するだけでなく、そのお墓に埋葬されていた遺骨を別の場所に移したり(改葬)、別の方法で供養したりすること、そして寺院にお墓がある場合は檀家をやめること(離檀)までを含んだ一連の行為全体を指す場合が多いです。近年、少子高齢化や核家族化、都市部への人口集中といった社会構造の変化により、お墓の承継が難しくなったり、遠方にあるお墓の管理やお墓参りが負担になったりする方が増えています。こうした背景から、新しい供養の形を選ぶ人が増え、「お墓じまい」への関心が高まっています。・お墓じまいの様々な理由については、【墓じまい増加の理由】背景とメリット・デメリット で詳しく解説しています。また、お墓や供養に関する言葉には、「永代使用権」と「永代供養」のように似て非なるものがあり、混同されることも少なくありません。これらの言葉の違いを正確に理解することは、お墓の今後を考える上で重要です。・永代使用権と永代供養の詳しい違いについては、【永代使用権と永代供養】違い・費用・承継を徹底解説 で解説しています。2. お墓じまいで最も重要な最初の決断:遺骨をどうするか?お墓じまいをすると決めたら、まず最初に、そして最も重要なこととして、今お墓に納められている遺骨を今後どのように供養していくかを決める必要があります。お墓を撤去しても、遺骨の行き先を決めなければ、お墓じまいは完了しません。遺骨の供養方法には様々な選択肢があります。「お墓じまい」という言葉から「新しいお墓に引っ越し(改葬)する」ことだけをイメージされる方もいますが、それ以外にも複数の方法があります。主な選択肢は以下の通りです。(1)改葬(新しいお墓、永代供養墓、納骨堂などへの移転)遺骨を、新しく建立した一般墓、永代供養墓、納骨堂などに移す方法です。承継者がいる場合や、今後も定期的にお参りしたいという希望がある場合に選ばれることが多い選択肢です。・永代供養墓の基礎知識や選び方については、【永代供養墓】基礎知識・選び方 で詳しく解説しています。・納骨堂の選び方から注意点までについては、【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説 で詳しく解説しています。・樹木葬の基礎知識と選び方については、【樹木葬】基礎知識・選び方 で詳しく解説しています。・改葬については、改葬(お墓の引越し)マニュアル で詳しく解説しています。(2)合祀(ごうし)(共同墓地や永代供養墓などに合葬)他の家の遺骨と一緒に、永代供養墓や共同墓地のカロートなどに埋葬される形式です。比較的費用を抑えられる場合が多く、永継者がいなくても管理・供養が続きます。合祀は永代供養墓の一つの形式としても行われます。・合祀墓(合葬墓)の概要や永代供養墓における合祀については、【永代供養墓】基礎知識・選び方 で詳しく解説しています。(3)散骨(海や山などに撒く)遺骨を粉末状にし、許可された海域や山林などに撒いて自然に還す方法です。お墓を持たず、管理の手間や費用がかからないことから選ばれる方もいます。法的なルールやマナーに配慮して行う必要があります。・散骨の基礎知識については、【散骨の基礎知識】費用・注意点を解説 で詳しく解説しています。(4)手元供養(自宅で保管、加工など)遺骨を自宅に保管したり、アクセサリーなどに加工して身近に置いたりする方法です。お墓を持たない形での供養として選ばれます。・手元供養の注意点と知っておくべき事については、【手元供養】注意点と知っておくべきこと で詳しく解説しています。これらの選択肢の中から、故人の遺志やご自身の希望、ご家族・ご親族との話し合いを通じて、最も良い方法を決定することが、お墓じまいの第一歩となります。3. お墓じまい全体のステップと手続きの概要遺骨の新しい供養方法を決めたら、次にお墓じまい全体の具体的な手続きを進めていくことになります。お墓じまいにはいくつかのステップがあり、それぞれに関係各所とのやり取りが必要です。ここでは、全体の大まかな流れと手続きの概要をご紹介します。※ここに示すのは全体像の概要です。各ステップの具体的な方法や詳細な手続きについては、それぞれリンク先の専門記事で詳しく解説しています。ステップ1:現在の墓地の管理者への相談と同意まず、お墓がある寺院や霊園の管理者に、お墓じまいを検討している旨を相談します。特に寺院墓地の場合は、離檀に関する手続きや費用についても話し合う必要があります。・最初の相談で揉めないためのポイントについては、【墓じまい・離檀】最初の相談で揉めないポイント で詳しく解説しています。ステップ2:遺骨の新しい供養先(改葬先)の決定と契約供養方法に基づき、遺骨の受け入れ先となる新しいお墓、永代供養墓、納骨堂などを具体的に探し、申し込み、契約を行います。散骨や手元供養の場合は、供養を依頼する業者を選定したり、必要な準備を進めたりします。・改葬先については、【改葬先】選び方と失敗しない注意点 で詳しく解説しています。ステップ3:行政手続き:改葬許可証の取得遺骨を移動させるためには、今お墓のある場所の自治体から「改葬許可証」を取得する必要があります。これは、遺骨を別の場所へ移すために法律で定められた手続きです。自治体への申請書提出や、現在の墓地管理者からの証明書の取得などが必要になります。ステップ4:閉眼供養、遺骨取出し、墓石撤去墓地管理者の立ち会いのもと、墓石から魂を抜く儀式(閉眼供養)を行います。その後、石材店によってお墓が開けられ、遺骨を取り出します。遺骨を取り出した後、石材店がお墓を撤去し、墓地を更地の状態に戻します。・手続き中の寺院との連携や石材店の手配、閉眼供養などについては、【改葬手続き】寺院と円滑に進めるポイントで詳しく解説しています。ステップ5:新しい供養先での手続きと納骨取り出した遺骨と改葬許可証を新しい供養先へ提出し、納骨やその他の必要な手続きを行います。散骨の場合は業者と実施日を調整し、手元供養の場合はご自身で保管、または業者に依頼して加工を行います。※上記は全体の大きな流れです。これらのステップ一つ一つの具体的な方法や詳細な手続き、必要書類などについては、主にこちらの記事:改葬(お墓の引越し)マニュアル で詳しく解説していますので、必ずご参照ください。4. お墓じまいで知っておきたい費用と注意点(全体像)お墓じまいには、様々な費用がかかります。また、準備を進める上で注意しておきたい点もいくつかあります。このセクションでは、費用と注意点の全体像についてご紹介します。(1)お墓じまいの主な費用墓石撤去・整地費用(石材店への支払い)閉眼供養料、離檀料(寺院墓地の場合)新しい供養先にかかる費用(永代供養料、納骨堂使用料、散骨費用など)行政手続き費用(数百円程度)遺骨の運搬費用、改葬先での開眼供養料などこれらの費用は、お墓の状況や選択する新しい供養方法によって大きく異なります。・墓じまいにかかる費用の詳細な内訳、相場、費用を抑える方法については、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 で詳しく解説しています。(2)お墓じまいで注意しておきたい点寺院や親族との話し合いが非常に重要であること。費用が想定以上にかかる可能性があること。行政手続きに時間がかかる場合があること。石材店選びや遺骨の運搬・取り扱いに注意が必要なこと。特に、寺院との関係性や費用に関するトラブルは少なくありません。・墓じまいに関する様々なトラブル事例や、それぞれの対処法については、【墓じまいトラブル事例集】原因と予防策 で詳しく解説しています。(3)専門家への相談も検討お墓じまいの手続きは複雑で、関係各所とのやり取りも多く発生します。ご自身での手続きに不安がある場合や、遠方にお墓がある場合、親族間や寺院との間で問題が発生しそうな場合は、専門家に相談したり、手続きの代行を依頼したりすることも有効な手段です。・専門家への相談や代行サービスについては、【改葬相談先】お墓の引越しはどこに頼む?選び方・費用 で詳しく解説しています。5. まとめ「お墓じまい」は、現在の社会状況において避けて通れない現実となりつつあります。承継者の問題や管理の負担などからお墓じまいを考える方が増えていますが、その手続きや選択肢の多様さから、どこから手を付ければ良いか戸惑うことも多いでしょう。この記事が、お墓じまいというものを理解し、ご自身の状況に合わせてどのように進めていくべきか、全体像を把握するための一助となれば幸いです。お墓じまいには、遺骨の新しい供養方法を選ぶこと、墓地管理者や行政、石材店といった関係各所との手続きを進めること、様々な費用がかかること、そして親族との話し合いが重要であることなど、いくつかの大切なポイントがあります。全体像を理解し、必要な情報を集め、一つずつステップを進めていくことが、円満なお墓じまいの完了に繋がります。ご自身での手続きが難しいと感じる場合は、専門家を頼ることも有効な手段です。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまいで失敗・後悔を防ぐための注意点を行政書士が解説
    【墓じまい】失敗・後悔を防ぐ注意点|行政書士が解説|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・墓じまいをスムーズに、そして後悔なく進めるためには、いくつかの重要な注意点を事前に把握しておくことが不可欠です。この記事では、墓じまい全体の手続きを進める上で知っておくべき主要な注意点に焦点を当て、それらへの対策を、お墓専門の行政書士が分かりやすく解説いたします。具体的な各注意点の詳細や解決策については、関連する専門ページをご参照ください。1.墓じまいを円滑に進めるための主要な注意点墓じまいを円満に進めるためには、事前の準備と関係者への丁寧な配慮が非常に重要です。(1)寺院や親族との関係性に関する注意点寺院墓地の場合、ご住職への最初の相談は慎重に行う必要があります。関係が悪化すると手続きが滞る可能性もございます。また、親族間での意見の相違もトラブルの原因となりやすいため、事前に十分な話し合いを行い、全員の理解と同意を得ておくことが何よりも大切です。→ 詳細はこちら:【墓じまい】ご住職への話し方、および、【墓じまい・離檀】最初の相談で揉めないポイントご参照ください。(2)費用に関する注意点墓じまいには、墓石の撤去費用、新しい供養先にかかる費用、お布施など、様々なコストが発生します。これらの費用は事前に把握し、予算内で進めることが重要です。また、高額請求を避けるための注意点も知っておく必要があります。→ 詳細はこちら:【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い、および、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場をご参照ください。(3)行政手続きに関する注意点遺骨を移動させる「改葬」には、自治体からの改葬許可証の取得が法律で義務付けられています。手続きは複雑で、必要書類も多岐にわたるため、不備があると時間と手間がかかります。特に遠方の場合や、平日の手続きが難しい場合は注意が必要です。→ 詳細はこちら: お墓じまいマニュアル、および、改葬(お墓の引越し)マニュアル をご参照ください。(4)石材店選びと遺骨の取り扱いに関する注意点墓石の撤去や遺骨の取り出しは専門的な作業です。信頼できる石材店を選び、作業内容や費用を明確にしておくことが重要です。また、ご遺骨の運搬や水抜きなど、適切な取り扱いについても注意が必要です。→ 詳細はこちら:【墓じまい】石材店の選び方と費用をご参照ください。2.墓じまいの注意点 まとめ墓じまいを円満に、そして後悔なく進めるためには、事前の準備と丁寧なコミュニケーションが何よりも大切です。ご住職や親族との関係性、費用に関する透明性の確保、行政手続きの正確な履行など、様々な側面に注意を払う必要があります。お客様の具体的な状況はそれぞれ異なります。もし、墓じまいに関する手続きの複雑さ、費用や関係者との調整でご不安を感じる場合は、どうぞお気軽にお墓専門の当事務所までご相談ください。お客様に寄り添い、豊富な経験と知識を活かして、安心して墓じまいを実現できるようお手伝いいたします。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまいを円満に進めるため、ご住職へ相談する際の話し方と離檀のコツ
    【墓じまい】ご住職への話し方|円満に進めるコツ|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・「お墓が遠方で管理が難しい」「子供に負担をかけたくない」「承継者がいない」…様々な理由から「墓じまい」を考え始めた方が、次に直面する不安の一つに「寺院のご住職に、この話をどう切り出せば良いのだろう?」という戸惑いがあるかと思います。高額な費用を請求されたり、反対されたりするのではないか、と心配される方も少なくありません。このような不安を少しでも和らげ、ご住職との話し合いを円満かつスムーズに進めるためには、事前の準備と、何よりもご住職にどのような話し方をすれば良いかを知っておくことが非常に大切です。今回は、墓じまいの際に、ご住職と話す際の具体的な言葉遣いや態度、会話の進め方、誠意ある伝え方に焦点を当てて、より詳しく、実践的に解説いたします。1.不安に感じる点と心構え・ご住職に墓じまいについてお話する際、多くの方が「離檀料」やそれに伴う費用について不安を感じられるかと思います。「一体いくら包めば良いのだろう?」「高額な金額を請求されないだろうか?」といった金銭的な心配は尽きないものです。離檀料は寺院によって金額が異なり、決まった相場というものがなく、提示された金額に戸惑う方もおります。実際に、比較的高額な金額を伝えられるケースがないわけではなく、法的には支払い義務がないと考えられる一方で、それが原因でトラブルになる可能性もゼロではありません。これらの費用や、もしかしたら反対されるかもしれないという寺院の対応について考え始めると、不安ばかりが募ることもあるかもしれません。しかし、不安ばかり抱えていても状況は変わりません。まずは誠意をもって相談の場を持ち、どのような話になるのか、どのような選択肢があるのかを確認することが大切です。多くのご住職は、檀家さんの状況を理解しようと努めてくださいます。・離檀料の詳しい考え方や、高額な請求をされた場合の具体的な対処法については、【高額離檀料請求】墓じまい対処法で詳しく解説していますのでご参照ください。また、閉眼供養のお布施についてもいくら渡せば良いか迷うことがありますが、お布施の目安や渡し方については、【墓じまいのお布施】相場・渡し方・注意点で詳しく解説しています。2.話すための事前準備ご住職との話し合いを円滑に進めるためには、事前の準備が非常に重要になります。なぜなら、 準備なく一方的に話を切り出したり、失礼な態度をとったりすることは、ご住職のお気持ちを害し、その後の手続きがスムーズに進まなくなる原因にもなりかねないからです。(1) 墓じまいをしたい理由を明確に整理するまずは、「なぜ今、墓じまいを行いたいのか」という理由を、ご住職に分かりやすく、そして誠実に説明できるよう具体的に整理しておきましょう。複数の理由がある場合は、最も重要な理由を軸に組み立てることが大切です。理由を整理する際のポイントは以下の通りです。正直であること墓じまいの理由を曖昧にせず、具体的な状況(例: 「子供が遠方に住んでおり、後を継ぐのが難しい」「私の代で承継する者がいなくなるため、このままでは無縁になってしまう」)を伝えましょう。前向きな意図を伝えるご先祖様や将来の家族への思い(例: 「ご先祖様が無縁仏になるのは避けたい」「子供に管理の負担をかけたくない」)といった、前向きな理由を強調すると理解を得やすくなります。寺院への感謝を前提とする今までお墓を守っていただいたことへの感謝の気持ちを根底に持つことが大切です。この気持ちを伝えることで、より丁寧で誠意ある姿勢を示すことができます。一方で、避けるべき理由の伝え方もあります一方的な不満「お寺の管理費が高いから」、「付き合いがないから」といった、寺院や費用への不満だけを前面に出すのは避けましょう。曖昧な表現「なんとなく大変だから」「もういいかなと思って」といった、具体的な理由を伝えないのは、ご住職に真意が伝わりにくくなります。(2) 感謝の気持ちを伝える準備をする長年にわたり、お墓を守っていただき、ご先祖様をご供養いただいたことへの感謝の気持ちは、必ず言葉にして伝えましょう。話し合いの冒頭や適切なタイミングで感謝を伝えることで、丁寧で誠意ある姿勢を示すことができます。具体的な感謝のエピソード(例: 「〇〇の際には大変お世話になりました」)などを交えると、より気持ちが伝わります。(3) 誰が、お墓の使用者・祭祀承継者か?確認しておくご自身がお墓の使用者(契約者)であり、かつ祭祀承継者であるか確認しておきましょう。お墓じまいは、お墓の使用者(祭祀承継者)の方が進めることになります。使用者以外の方が使用者の許可なく勝手に墓じまいを進めることは出来ません。もし祭祀承継者について疑問がある場合は、事前に確認しておくことをお勧めします。・誰が墓じまいの費用を負担するのか、祭祀承継者については、【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い で詳しく解説しています。3. 具体的な話し方・伝え方いよいよご住職とお話する際に、具体的にどのような言葉遣いや態度を心がければ、円満な話し合いを進めることができるのか、具体的なシーン別に見ていきましょう。(1) 話を切り出す際の「第一声」は丁寧に最初の言葉は、ご住職に与える第一印象を大きく左右します。丁寧さと、一方的な通告ではなく「相談したい」という姿勢を示すことが非常に重要になります。推奨フレーズ電話でアポイントを取る場合「ご住職様、〇〇家△△(氏名)と申します。お忙しいところ大変恐縮なのですが、実はお墓の件でご相談させて頂きたいことがございまして、つきましては、お時間を頂戴できますでしょうか。」対面で話し始める場合「ご住職様、本日はお時間を頂きありがとうございます。〇〇家△△(氏名)と申します。この度、お墓の件でご相談させて頂きたく参りました。」避けるべきフレーズ「墓じまいしますから。」(一方的な通告であり、相談ではない)「遺骨を引き取りたいのですが。」(唐突であり、目的が伝わりにくい)横柄な態度やタメ口は、言うまでもなく避けるべきです。(2) 墓じまいを検討している具体的な理由を伝える次に、事前に整理した理由を、正直に、しかし丁寧な言葉遣いで説明します。声のトーンは落ち着いて、感情的にならないように注意しましょう。推奨フレーズ・「実は、私の代で後を見てくれる者がおりませんで(または、子供たちが遠方におり)、将来このお墓が無縁になってしまうのではと案じております。ご先祖様が無縁になるのは忍びなく、私が元気なうちに整理をしておきたいと考え始めました。」・「私どもも高齢になり、遠方にございますこちらのお墓になかなかお参りに来ることが難しくなってまいりました。子供に負担をかけることも考え、これを機に自宅近くへの改葬を検討しております。」・「子供たちには、将来お墓の維持管理や費用の負担をかけたくございませんで、元気なうちに私自身でお墓の整理を済ませておきたいと考えております。」避けるべき理由の伝え方・寺院の維持費や寄付への直接的な不満(例: 「管理費が高いのでもう無理です」といった、寺院経営に関する批判)・他の墓地との単純比較(例: 「別の霊園の方が安いのでそちらに移りたい」といった、寺院を値踏みするような発言)(3) 今までお世話になった感謝を伝える理由を伝えた後に、長年にわたりお世話になった感謝の気持ちを丁寧に述べましょう。推奨フレーズ・「長年にわたり、〇〇家のご先祖様を手厚くご供養いただき、また、お墓をお守りいただきましたこと、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。」・「△△の際には大変お世話になりました。その節は本当に助かりました。」(具体的なエピソードを交えることで、より気持ちが伝わります)(4) 「ご相談させて頂きたい」という姿勢を明確に示すご自身の状況と理由を説明したら、一方的に決定したことを報告するのではなく、あくまで「相談させてください」という謙虚な姿勢を示すことが、円満な話し合いには不可欠です。ご住職のお考えや、手続きの進め方についてご意見・ご教示を仰ぎたいという姿勢を示しましょう。推奨フレーズ・「このような状況なのですが、墓じまいについて、ご住職はどのようにお考えになりますでしょうか。何か良いお知恵はございますでしょうか。」・「お墓じまいをさせて頂く場合、具体的にどのような手順で進めればよろしいか、また寺院として何かご要望や取り決めなどございますでしょうか、ご教示いただけますでしょうか。」・「改葬先として〇〇(例: 永代供養墓)などを検討しているのですが、このような方向性でよろしいでしょうか。」(検討状況を伝えることで、具体的な話に進みやすくなります)(5) 費用について尋ねる際の丁寧な言葉遣い離檀料やお布施について確認したい場合も、失礼にならないよう丁寧な言葉を選びましょう。この話題はデリケートですので、タイミングを見計らうことも大切です。推奨フレーズ・「大変恐縮なのですが、今後の手続きを進めさせて頂く際に、お布施やお寺様にお納めする費用について、どのようになりますでしょうか、ご教示いただけますでしょうか。」・「もし差し支えなければ、目安としておいくらほどお納めすればよろしいか、お伺いしてもよろしいでしょうか。」・高額な金額を提示された場合(交渉の第一歩として)「大変申し訳ございませんが、正直申し上げまして、私どもの現在の経済状況では、その金額をご用意するのが難しい状況です。実は〇〇(例: 年金生活である、他に扶養家族がいる、大きな病気をしたなど)といった理由から、〇〇円ほどであれば何とかご用意できるかと考えているのですが、この範囲でお納めすることは難しいでしょうか。」(正直に状況を伝え、可能な範囲を示すことが重要です。感情的にならないように注意しましょう。)避けるべきフレーズ・「離檀料はいくらですか?」「お布施はいくら払えばいいんですか?」(尋ね方が単刀直入すぎる、失礼に当たる可能性が高い)・「インターネットには〇〇円くらいって書いてありましたけど?」(相場観を持ち出して値切るような姿勢と捉えられかねない)(6) 会話中の態度と、予期せぬ反応への心構え実際に話している間の態度も重要です。傾聴の姿勢ご住職のお話をさえぎらず、最後までしっかりと耳を傾けましょう。相槌を打ったり、頷いたりするなど、熱心に聞いている姿勢を示すことも重要です。これにより、ご住職も安心して話してくださいます。落ち着きを保つもしかしたら、想定外の反応(改葬に反対される、厳しい口調になる、高額な離檀料を求められるなど)があるかもしれません。そのような場合でも、その場で感情的になったり、言い争いになったりするのは絶対に避けましょう。事態が悪化し、その後の手続きがさらに困難になる可能性が高いです。一度持ち帰る勇気その場で結論が出せない場合や、ご住職からの話に納得がいかない場合、あるいは冷静に判断できないと感じた場合は、無理にその場で答えを出そうとせず、「一度持ち帰って家族と相談させてください」「いただいたお話について、改めて検討させていただけますでしょうか」「後日改めてご連絡(または改めてお伺い)させて頂けますでしょうか」といった形で、その場での即答を避け、検討する時間を持つことが大切です。・ご自身で直接お話することが難しい場合や、様々な理由でご住職に会いたくないと感じる場合の代替手段(手紙、家族代行、専門家への依頼など)については、【墓じまい】住職に会いたくない場合の進め方で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてください。・寺院との間で不要な揉め事を避け、円満に墓じまいを進めるための全体的な心構えや戦略、万が一のトラブル対応(弁護士への相談なども含む)については、【墓じまい・離檀】最初の相談で揉めないポイントで詳しく解説していますので併せてご参照ください。4.墓じまいする際の話し方 まとめ墓じまいをご住職にお伝えする際は、手続きそのものよりも、**どのように「話すか」**が、その後の進行を左右する非常に重要な鍵となります。最も大切なのは、誠実さと丁寧さを尽くし、一方的な通知ではなく「相談させてください」という謙虚な姿勢で話を切り出すことです。長年にわたりお墓をお守りいただいたことへの心からの感謝を伝え、墓じまいを検討する具体的な理由を正直にお話ししましょう。会話中はご住職のお話にも真摯に耳を傾け、感情的にならず常に冷静な対応を心がけることが大切です。この記事で解説した具体的な言葉遣いや態度、会話の進め方を参考に、ご住職との話し合いに臨むことで、相互理解が進み、墓じまいを円満かつスムーズに進めることができる可能性が高まります。墓じまいする際の話し方(追記)この記事を作成してから15年以上が経ち、その間多くの方の墓じまいのご相談・お手伝い、そして様々なご住職とお会いしてまいりました。その経験から改めて言えるのは、結局のところ、墓じまいをされる方からの丁寧な説明と、状況に応じた礼節をわきまえた対応が、円満な解決のために最も重要であるということです。インターネット上の情報だけを鵜呑みにした一方的な通告や、強硬な姿勢は、ご住職のお気持ちを害し、無用な摩擦を生む可能性が高いです。まずは「相談」という姿勢で誠意をもって臨むことが、ご住職との間で信頼関係を築きながら手続きを進めるための最も有効な「話し方」のポイントだと確信しています。誠意は必ず伝わるはずです。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまい費用の相場と安く抑えるための具体的な方法を行政書士が解説
    【墓じまい費用】安く抑える方法と相場|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    墓じまいの費用で高額になりやすいのは、お墓の撤去費と新しい供養先にかかる費用です。これらの費用をできるだけ安く抑えるにはどうすれば良いか、具体的な方法が分からないという方も多いでしょう。この記事では、墓じまいの費用を安く抑えるための具体的なポイントや、費用相場を適切に把握する方法、さらには高額請求を避けるための注意点まで、お墓専門の行政書士が徹底的に解説いたします。→ 墓じまいの全体費用や詳細な内訳については、【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い の記事をご参照ください。1.墓石の撤去費用を安くするには?墓じまいの費用で最も大きな割合を占めるのが、墓石の撤去費用です。この費用を抑えることが、全体の費用削減に直結します。(1)複数社から見積もりを取得する墓石の撤去費用は、石材店によって大きく異なります。お墓の面積、石材の量、作業のしやすさ(重機が入りやすいかなど)によって金額は決まりますが、同じ条件でも10万円~20万円程度の差が出ることは珍しくありません。可能であれば、2~3社の石材店から見積もりを取得し、比較検討することをお勧めします。数社の見積もりを比較することで、適正な費用相場を把握でき、不当に高額な請求を避けることができます。(2)石材店選びのポイント寺院墓地の場合、指定石材店が決められていることがありますが、その場合でも、指定石材店が複数あれば、各社から見積もりを取りましょう。もし一社しか指定がない場合でも、他の石材店に見積もりを依頼して相場を把握し、指定石材店と価格交渉をしてみるのも一つの方法です。(寺院の了解を得た上で依頼して下さい。)※信頼できる石材店を選ぶことも重要です。安さだけでなく、これまでの実績、対応の丁寧さ、見積もりの明瞭さなども確認してください。(3)撤去費用に含まれる内容を確認する見積もりを取る際は、費用に含まれる内容を細かく確認することが重要です。墓石の撤去、基礎の解体廃材の運搬、処分費墓地の整地(更地に戻す作業)遺骨の取り出し作業など、どこまでが基本費用に含まれているのか、追加費用が発生する項目はないかを確認しましょう。撤去費用が安く見えても、様々な項目で追加料金が発生し、結果的に高額になるケースもあります。不明な点は遠慮なく質問し、納得した上で契約を結んでください。2.新しい供養先にかかる費用を安くするには?墓じまい後の遺骨の供養先によって費用は大きく異なります。費用を抑えたい場合は、以下の選択肢を検討しましょう。(1)最も費用を抑えられるのは「合祀」新しい供養先として費用を最も安く抑えられるのは、永代供養墓の「合祀(ごうし)」形式です。これは、他のご遺骨と一緒に埋葬される形式で、NPO法人が運営する永代供養墓の中には、ご遺骨一体につき3万円程度から納骨できる霊園もあります。他のご遺骨と一緒になることに抵抗がない場合は、費用面で非常に有効な選択肢です。(2)都立霊園の合葬埋蔵施設を検討する東京都内にお住まいの方であれば、都立霊園の合葬埋蔵施設(永代供養墓)への施設変更制度を利用するのも良いでしょう。都立霊園の場合、永代使用料や年間管理料はかからず、通常、数百円程度の事務手数料のみで改葬が可能です。ただし、申込には居住要件や遺骨の有無などの条件があり、人気の霊園では抽選倍率が高くなることもあります。(3)費用と供養のバランスを考える合葬(骨壺のまま共同で埋葬)合祀に抵抗がある場合は、骨壺のまま一定期間個別に安置された後、共同で埋葬される合葬形式の永代供養墓も選択肢となります。費用は合祀より高くなりますが、個別の供養期間が設けられている場合があります。樹木葬や納骨堂これらの選択肢も、一般墓に比べ費用を抑えやすい傾向にあります。初期費用は数十万円からですが、年間管理料が不要なプランや、一定期間を過ぎると合祀されるプランなど、多様な形式がありますので、予算と供養の希望に合わせて選びましょう。散骨業者に委託する散骨は、比較的安価に行えます(5万円程度から)。お墓の管理費が一切かからない点が最大のメリットです。(4)遺骨の運搬費用を抑える墓じまい後の遺骨を新しい供養先へ運搬する費用も確認しましょう。石材店に依頼すると費用がかかりますが、ご自身で運ぶ、またはゆうパックを利用して郵送する方法もあります。郵送の場合は、遺骨の梱包や骨壺の破損防止に十分注意が必要です。3.その他の費用と安くする工夫(1)供養に関する費用(お布施など)閉眼供養(お墓の魂抜き)や、新しい供養先での開眼供養・納骨供養など、寺院へのお布施が発生します。これらは「お気持ち」であるため相場はあくまで目安ですが、事前に寺院に相談して確認することも可能です。公営墓地や民営墓地などは、僧侶派遣サービスなどを利用する方法もあります。(2)行政手続き費用改葬許可証の取得などにかかる行政手数料は、通常無料か数百円程度であり、大きく費用を抑える対象にはなりません。4.墓じまい費用を安く抑えるための総合的なポイント墓じまいの費用を安く抑えるためには、以下のポイントを実践しましょう。情報収集を徹底するまずは、お墓じまいに必要な各費用の相場や内訳を正確に把握することから始めます。複数社から見積もりを取る石材店や散骨業者、新しい供養先など、必ず複数社から見積もりを取り、比較検討します。特に「墓石撤去費」は業者によって差が出やすい部分です。費用に含まれる内容を細かく確認する: 見積もりの総額だけでなく、各項目に何が含まれているのか、追加費用が発生する可能性はないか、詳細に確認しましょう。役割分担を明確にする家族や親族間で費用負担の話し合いを事前に行い、分担するのか、一人が負担するのかを明確にしておきます。行政書士に相談する複雑な手続きや費用に関する情報収集、関係先とのの調整に不安がある場合は、お墓専門の行政書士に相談することを検討しましょう。専門家のアドバイスにより、無駄な出費を避けたり、最適な選択肢を見つけたりできる可能性があります。墓じまい費用を安く抑えるには、事前の情報収集と計画、そして各方面への丁寧な確認が不可欠です。5.墓じまいの費用を安くするには(まとめ)墓じまいの費用は、正しい知識と事前の準備によって、その負担を大きく軽減することが可能です。見積もりの比較、供養先の賢い選択、そして各費用項目の内訳を細かく確認することが、費用を安く抑えるための鍵となります。ご自身で全ての手続きや情報収集を行うのは、時間も労力もかかる大変な作業です。もし、費用に関するご不安や手続きの複雑さでお困りの場合は、どうぞ、お気軽にお墓専門の当事務所までご相談ください。お客様のご状況に合わせた最適なアドバイスとサポートで、費用面でも精神面でも安心して、納得のいくお墓じまいを実現できるようお手伝いいたします。現在の墓じまい状況(令和7年7月現在)近年、墓石が昔ほど売れない為、お墓の撤去に活路を見いだす石材店も多くなっております。お墓じまいの広告を大規模に行っている石材店も非常に多くなってきました。当事務所が、お墓の手続きを始めた当初は、今ほど墓じまいが騒がれておらず、墓石を購入しないと撤去も歓迎されない雰囲気もありました。墓石の撤去費用は、大手の石材店と地元の石材店と、どちらが安いのか?今までの経験では地方の場合、地元の方が高い場合もありましたが近年では過当競争となり、大手の方が高くなるケースも多くなっております。但し、店舗によって値段が異なりますので、なるべくバランスよく石材店数社から見積書を取得された方が良いかと思います。(石材店数社から見積書を取得しても特に問題はありません。)しかし、数十社と言うのは取りすぎです、口コミなど評判の良さそうな石材店2~3社程度から取得されてみては如何でしょうか?お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 遠方にあるお墓の墓じまいの手続きの流れと注意点を行政書士が解説
    【遠方のお墓】墓じまい手続きの流れと注意点|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    「お墓が遠方にあり、お参りに行くのが大変なので墓じまいをしたい」、「お墓の承継者がいないので、今のうちに整理したい」など、遠方にあるお墓の墓じまいを検討される方は少なくありません。遠方のお墓の墓じまいでは、現地に行く時間や費用、関係者とのやり取りなど、特有の課題が生じます。この記事では、遠方にあるお墓を「墓じまい」(墓石を撤去し、墓地を返還する)する際の具体的な流れ、手続き、そして発生しうる費用や注意点について、お墓専門の行政書士が分かりやすく解説いたします。※遠方のお墓の引っ越し(改葬) をお考えの場合は、 【遠方のお墓】改葬手続きの流れと手順 もご参照ください。1.遠方のお墓を墓じまいする際の準備と注意点遠方にあるお墓の墓じまいをスムーズに進めるためには、事前の準備と関係者への丁寧な配慮が非常に重要です。(1)墓地管理者への最初の連絡と話し方まず、お墓がある寺院や霊園の管理者に、お墓じまいを検討している旨を相談することから始めます。電話や書面(手紙)で簡潔に理由を伝えることが一般的ですが、可能であれば一度直接訪問して話をするのが丁寧です。特に寺院墓地の場合、ご住職の意向を尊重し、今後の手続きの流れや閉眼供養、お布施などについて確認しましょう。※ご住職への話し方については、【墓じまい】ご住職への話し方 の記事もご参照ください。(2)新しい供養先の検討と決定お墓を撤去しても、遺骨の新しい供養先が決まっていなければ墓じまいが完了しません。遠方のお墓の墓じまいを機に、新しい供養先を検討する方が多くいます。新しい一般墓、永代供養墓、納骨堂、樹木葬、散骨、手元供養など、様々な選択肢の中から、ご自身の希望や家族の状況に合ったものを事前に選定しておくことが重要です。※新しい供養先の選び方 は、《お墓選び》相談・サポートの記事も ご参照ください。2.遠方からの墓じまい手続きの流れ遠方のお墓の墓じまいは、現地への訪問が困難な場合が多いため、郵送でのやり取りが多くなり、通常の墓じまい以上に正確な手続きが求められます。(1)墓地管理者の種類に応じた手続き寺院墓地の場合ご住職と墓じまいの方針について合意後、寺院の離檀手続きを進めます。離檀届や墓地返還に関する書類を受け取ります。民営墓地の場合霊園管理事務所に墓地返還の意向を伝え、必要な書類(墓地返還届など)を郵送で取り寄せ、返還手続きを進めます。公営墓地の場合墓地を管理する自治体に連絡し、墓地返還に必要な書類一式を郵送で取り寄せます(印鑑証明書、戸籍謄本、住民票などの添付が必要な場合があります)。いずれの場合も、書類に不備があると手続きが滞り、何度も郵送や訪問が必要になる可能性がありますので、事前にしっかりと確認しましょう。(2)改葬許可証の取得お墓じまいを伴う場合、遺骨を別の場所へ移動させる「改葬」の手続きが必要になります。現在お墓がある自治体(市区町村)から「改葬許可証」を取得することが法律で義務付けられています。必要書類(埋葬証明書、受入証明書など)を揃え、自治体へ申請します。遠方の場合でも郵送での申請が可能な自治体が多いですが、事前に確認が必要です。※改葬許可証の取得方法や手続きの詳細は、【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 で詳しく解説しています。(3)石材店の手配と墓石の撤去墓石の撤去作業を依頼する石材店を選定します。公営霊園では自由に選べますが、寺院や民営霊園では指定石材店がある場合があります。遠方のため、現地での打ち合わせが難しい場合は、電話やメールでのやり取りに慣れている業者を選ぶと良いでしょう。石材店との契約後、墓石の撤去作業と墓地の整地が行われます。※墓じまいにおける石材店選びのポイントは、【墓じまい】石材店の選び方と費用 の記事で詳しく解説しています。(4)遺骨の取り出しと運搬墓石の撤去作業の際に、お墓から遺骨を取り出します。閉眼供養を行う場合は、ご住職の日程も調整します。取り出した遺骨は、新しい供養先へ運搬します。遠方への運搬は、ご自身で行う(飛行機、車、電車など)か、専門業者に依頼する方法があります。骨壺が割れないよう、梱包を厳重に行い、遺骨が濡れている場合は水抜きをしておくことも重要です。(5)新しい供養先での納骨と手続き新しい供養先に到着したら、改葬許可証を提出し、遺骨を納骨します。納骨式や開眼供養を行う場合は、事前に手配しておきましょう。※納骨のについては、【納骨の基礎知識】時期・場所・手順を解説 で詳しく解説しています。3.遠方からの墓じまいをスムーズに進めるための対策(1)情報収集と計画の徹底現地に何度も足を運べないため、事前にインターネットや電話で徹底的に情報収集を行い、全体の流れ、費用、必要書類を把握しましょう。不明な点は、各関係機関(寺院、霊園、自治体)に問い合わせて確認することが重要です。※墓じまい全体の注意点は、【墓じまい】失敗・後悔を防ぐ注意点 も参考にしてください。(2)コミュニケーションの重要性遠方からであっても、墓地管理者である寺院のご住職や霊園の担当者とは、丁寧で密なコミュニケーションを心がけましょう。連絡を怠ったり、一方的に物事を進めようとしたりすると、トラブルの原因となる可能性があります。書面でのやり取りに加え、必要に応じて電話で直接話す時間も確保しましょう。(3)費用と日程の余裕遠方の場合、移動費や宿泊費が追加で発生することがあります。また、郵送でのやり取りは時間がかかるため、全体的にスケジュールに余裕を持つことが重要です。想定外の費用や遅延が発生する可能性も考慮し、早めの着手をお勧めします。※墓じまいの費用相場や内訳は、【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い、費用を安く抑える方法は、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 も参考にしてください。(4)専門家への相談とサポートの検討遠方のお墓の墓じまいに関する手続きは、複雑さに加え、物理的な移動の制約や関係者との調整など、お客様ご自身で全てを行うには大きな負担が伴います。手続きが複雑で何から始めれば良いか分からない。遠方なので、何度も現地に行くのが難しい。寺院や親族にどの様に説明すれば良いかわからない。時間的な余裕がない。このような場合は、お墓の手続きを専門とする行政書士に相談することを検討しましょう。当事務所は、九州、四国、東北地方など、全国各地の遠方のお墓の墓じまいや改葬をサポートした実績があります。お客様のご自宅にいながら、書類作成から関係機関との連絡調整、現地立会いまで一貫して代行し、お客様の負担を最小限に抑え、円滑な墓じまいをサポートいたします。4.まとめ:遠方のお墓の墓じまいも、計画と専門家のサポートで安心遠方にあるお墓の墓じまいを円満に、そして後悔なく進めるためには、距離という課題があるものの、適切な情報収集、計画的な準備、そして何よりも関係者との丁寧なコミュニケーションが成功の鍵となります。ご自身で全てを行うことが難しいと感じる場合は、専門家である行政書士のサポートを積極的に活用することをお勧めします。お客様の状況に合わせた最適なアドバイスと、手続きの一貫代行を通じて、ご負担なく、安心して遠方のお墓じまいを完了できるよう、当事務所がお手伝いいたします。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまいのお布施相場・渡し方・封筒の書き方、離檀料トラブル回避を専門家が解説
    【墓じまいのお布施】相場・渡し方・注意点|トラブル回避|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・墓じまいを進める中で、寺院への「お布施」について疑問を感じる方は少なくありません。「いくら包めばいいの?」「いつ渡すのが適切?」「封筒の書き方は?」といった具体的な疑問から、「離檀料との違いは何?」という根本的な疑問まで、お布施に関する悩みは尽きないものです。このページでは、墓じまいにおけるお布施に特化し、その適切な金額相場、渡すタイミング、封筒の正しい書き方、さらには離檀料との明確な違いや、トラブルを避けるための注意点までを行政書士が徹底解説いたします。安心して墓じまいを進めるための参考にして下さい。1.墓じまいにおける「お布施」とは?墓じまいを進める上で、寺院に渡す「お布施」について正しく理解しておくことが大切です。(1)お布施の基本的な意味お布施とは、僧侶への対価ではなく、仏様への感謝の気持ちを表すものです。僧侶が行う読経や供養といった仏事に対する感謝や、寺院の維持・運営への協力といった意味合いが込められています。そのため、決まった金額があるわけではなく、施主の気持ちによって包む金額は異なります。(2)お布施と離檀料との違い墓じまいにおいては、「お布施」と「離檀料」が混同されがちですが、これらは異なるものです。お布施(閉眼供養など): 墓じまいの際に行われる「閉眼供養(魂抜き)」などの仏事に対してお渡しするものです。離檀料:檀家関係を解消する際に、これまでの寺院へのお礼や、寺院運営への協力金として任意で渡す金銭です。法的な支払い義務はありません。寺院によっては、離檀料という明確な項目を設けず、閉眼供養のお布施に「これまでの感謝」という意味合いを含めて、やや多めの金額を提示するケースもあります。もし不明な点があれば、具体的な内容を寺院に確認することが重要です。・離檀料について詳しく知りたい方は、【離檀料の相場】墓じまい・改葬時の注意点 もご覧ください。2. 墓じまいのお布施の相場と目安お布施に決まった金額はありませんが、一般的な目安を知っておくことで準備が進めやすくなります。(1)閉眼供養(魂抜き)のお布施墓じまいの際に行う「閉眼供養(魂抜き)」のお布施は、一般的に3万円~5万円程度が相場と言われています。これは、お墓から仏様の魂を抜いていただく儀式に対する感謝の気持ちです。ただし、地域や寺院の格式、ご住職との関係性、法要の規模によって幅があります。事前に寺院に直接尋ねるのが最も確実な方法です。(2)お礼のお布施(離檀の際)閉眼供養のお布施とは別に、長年お世話になった感謝の気持ちとして、別途「お礼のお布施」を包むケースもあります。これは、離檀料とは異なり、あくまで「お布施」として感謝の気持ちを示すものです。この場合、閉眼供養のお布施に上乗せして渡すか、別々の封筒で渡すかは寺院の慣習やご自身の気持ちによります。金額は、5万円~20万円程度を目安とすることが多いようです。高額な離檀料トラブルを避けるためにも、寺院との円滑な関係を維持する上で有効な場合もあります。(3)お車代・御膳料についてご住職が寺院から墓地まで移動される際、施主側が交通費を負担するのが「お車代」です。また、法要後にお食事の席を設けない場合に渡すのが「御膳料」です。お車代:5千円~1万円程度が目安です。タクシー代やガソリン代などを考慮して包みましょう。御膳料:5千円~2万円程度が目安です。ご住職がお食事を辞退された場合に渡します。これらも「お布施」とは別に、別の封筒で渡すのがマナーです。3. お布施を渡すタイミングお布施を渡すタイミングは、閉眼供養の前後が一般的です。閉眼供養前: 供養が始まる前に、ご住職への挨拶とともに渡すのが丁寧です。閉眼供養後: 供養が無事に終わったことへの感謝を伝えながら渡すのも良いでしょう。いずれの場合も、感謝の言葉を添えて渡すことが最も大切です。袱紗(ふくさ)に包んで渡すのがより丁寧な方法とされていますが、白無地の封筒にきれいなお札を入れて渡すだけでも失礼にはあたりません。直接手渡しはせず、一言添えて差し出すようにしましょう。4. お布施の封筒の書き方とマナーお布施を渡す際の封筒の選び方や書き方にもマナーがあります。失礼のないように準備しましょう。(1)封筒の種類お布施には、白無地の封筒か、水引が印刷されたのし袋(白黒または双銀の結び切りは避け、黄白または赤白の蝶結びが良い)を使用します。蓮の絵柄が入った仏事用の封筒も適切です。郵便番号欄がないものを選びましょう。また、不幸が重なることを連想させる二重封筒は避けるのが一般的です。(2)表書きの書き方封筒の表側には、以下の情報を記入します。上段: 「御布施(おふせ)」または「御礼(おんれい)」と記入します。筆ペンや毛筆で丁寧に書きましょう。下段: 施主の氏名、または「〇〇家」と記入します。複数人の連名の場合は、代表者の氏名を中央に書き、その左側に小さい文字で他の連名者の氏名を書きます。(3)中袋・裏書きの書き方中袋がある場合は、中袋に金額と住所、氏名を記入します。中袋がない場合は、封筒の裏側に記入しましょう。金額: 旧字体の漢数字(例: 壱, 弐, 参, 萬など)で記入します。「金 参萬円」のように書きます。住所・氏名: 郵便番号と住所、施主の氏名を記入します。【お布施の表書きに関する補足と当事務所の経験】一般的には「御布施」などと記載する方が多いですが、宗派によっては「御布施」と言わない場合もあります。複数のご住職に質問させていただきましたが、やはり宗派によって書き方に違いがあるそうです。確実な方法はご住職に確認することですが、わざわざ封筒の書き方を電話などで確認するのは、かえってご迷惑に感じる方もいらっしゃるでしょう。そこで、当事務所では、お客様からお預かりしたお布施を白い封筒に入れ、何も書かずにお渡ししています。間違った表書きをするよりも、何も書かない方が失礼にあたることではないと考えています。現在まで当事務所がお客様に代わりお布施をお渡しする場合、何も書かずにお渡しさせていただいておりますが、特に何か言われたことはありません。どちらかと言いますと、形式よりも中身が重要ですので、お金の入れ忘れがないよう、きちんと確認されたほうが良いかと思います。また、お渡しする際には、今までのお礼をきちんと申し上げましょう。もし、きちんと書いてお渡ししたいお気持ちがある場合は、出入りの石材店などに確認してみる方法もあります。5. お布施に関する注意点とトラブル回避お布施を渡す際に気をつけたいことや、トラブルを避けるためのポイントです。(1)金額の確認方法お布施の金額に迷ったら、まずは寺院に直接尋ねるのが最も確実です。直接的な表現を避け、「皆様はどのくらいお包みになっていらっしゃいますか」「お布施はいかほどがよろしいでしょうか」といった聞き方をすると良いでしょう。また、親族や詳しい方、お墓の専門家に相談するのも有効です。(2)現金書留や振り込みは可能か?お布施は、本来手渡しが最も丁寧な方法とされています。しかし、遠方で直接渡すのが難しい場合や、寺院の意向によっては、現金書留や銀行振り込みが可能な場合もあります。事前に寺院に確認を取りましょう。(3)領収書はもらえない?お布施は「感謝の気持ち」であるため、一般的な商品やサービスに対する対価とは異なり、領収書が発行されないことがほとんどです。しかし、こちらからお願いすることで発行される場合もあります。ご住職にお願いし、なるべく領収書を頂きましょう。(お金の受け渡しは、書類で残した方が後々のトラブルを未然に防げます。)(4)高額請求されたと感じたら「お布施」という名目であっても、一般的な相場を著しく超える金額を請求されたと感じる場合は、まず冷静にその内訳や理由を確認しましょう。納得できない場合は、その場で即答せず、一度持ち帰って家族や弁護士、国民生活センターなどの専門機関に相談することを検討してください。・高額な離檀料(お布施)を請求された場合の対処法は、【高額離檀料請求】墓じまい対処法 で詳しく解説しています。6.まとめ墓じまいにおけるお布施は、ご住職や寺院への感謝の気持ちを表す大切な行為です。相場がないため戸惑うことも多いですが、事前に情報を集め、不明な点は直接寺院に確認することが、円満な墓じまいの鍵となります。お布施の金額、渡すタイミング、封筒の書き方など、適切なマナーを守ることで、ご住職との良好な関係を維持し、スムーズに手続きを進めることができるでしょう。もしお布施や離檀に関して不安な点があれば、一人で悩まずに専門家にご相談ください。お布施について(現在の状況)(令和7年現在)この記事を作成し10年以上の経ちましたが、現在でも、お布施はいくら渡せば良いですか?と聞かる事が多々あります。お布施の金額は確かにいくら?と言うものはありません。基本的にはお気持ちの範囲でお渡しするものです。しかし、一定の相場というものも現実にはあり、例えばご供養をして頂いて数千円をお渡しるするのは失礼かと思います。基本的には3万円~5万円程度が相場と言えます。この相場は今でも特に変わりはありません。ちなみにご住職の紹介センター等でお願いした場合も、お布施3万円+お車代5千円程度になりますので、恥ずかしくない額としては3万円程度と言えるかと思います。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまいを検討する人が住職に会わずに手続きを進める方法を解説
    【墓じまい】住職に会いたくない場合の進め方|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・墓じまいを考え始めたものの、「寺院のご住職に直接会って話すことに抵抗がある」「できれば会わずに手続きを進めたい」と感じている方は少なくありません。様々な理由から、ご住職との対面に対して不安やためらいを感じている方もいるかと思います。しかし、墓じまいを進めるためには、寺院とのコミュニケーションは避けて通れません。では、もしご住職に直接会いたくない場合、どのように進めて行けば良いのでしょうか?この記事では、なぜ墓じまいを検討する際に住職に会いたくないと感じる方がいるのか、そして、ご住職に直接会わずに意向を伝えるための具体的な代替手段とその際の注意点について、分かりやすく解説します。1.ご住職に直接会いたくないと感じる主な理由お客様からお話をお聞きしていると、墓じまいをご検討される際に、ご住職に会うことに抵抗を感じる理由として、以下のような話を伺うことがあります。普段からの付き合いがない、関係性が希薄お盆やお彼岸、法事などで年に一度会うか会わないか程度で、個人的な関係性がほとんどないため、改めて重要な話をする場を持つことに気まずさや戸惑いを感じる。ご住職の態度や性格への苦手意識以前のやり取りで無愛想だと感じた、話を聞いてくれなさそう、威圧感があるなど、ご住職の性格や態度からくる苦手意識があり、対面で話すことに気が引ける。金銭的なことばかり話されるというイメージや経験過去にお布施や寄付の話題が多く、今回墓じまいの話を切り出したら、高額な費用(特に離檀料)を請求されるのではないかという不安が強く、お金に関するデリケートな話をするために対面を避けたい。・離檀料に関する詳しい考え方や、高額な請求をされた場合の具体的な対処法については、【離檀料の相場】墓じまい・改葬時の注意点、【高額離檀料請求】墓じまい対処法で詳しく解説していますのでご参照ください。緊張してうまく話せない、反論できない不安ご住職を前にすると緊張してしまい、伝えたいことを正確に話せないのではないか、あるいは想定外の反応をされた場合に適切に返答したり、自分の意見を伝えたりすることができないのではないか、という不安。このように、単に面倒だという理由だけでなく、過去の経験や関係性、あるいは具体的な不安(特に費用面)から、ご住職との直接的な対面を避けたいと感じている方が多くいらっしゃいます。ポイント墓じまいそのものの理由(遠方、承継者不在など)と、ご住職に会いたくない理由は異なります。この記事では、後者の「会いたくない理由」に焦点を当てています。・墓じまいをご検討される具体的な理由については、【墓じまい増加の理由】背景とメリット・デメリット で詳しく解説していますので併せてご参照ください。2.直接会わずに意向を伝える具体的な方法(代替手段)ご住職に直接会うことに抵抗がある場合でも、墓じまいの意向や相談があることを伝えるための、いくつかの代替手段があります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、ご自身の状況や寺院との関係性に応じて検討することが重要です。(1) 手紙で丁寧に伝えるご自身の気持ちを落ち着いて整理し、感情的にならずに伝える方法として、手紙は有効な手段の一つです。特に、直接話すのが苦手な方や、緊張してうまく説明できるか不安がある方にとって、冷静に、そして正確に意向を伝えることができます。①手紙に含めるべき内容冒頭の挨拶と感謝長年にわたりお世話になっていることへの感謝の気持ちを丁寧に述べます。「〇〇家△△(氏名)と申します。日頃より、先祖代々のお墓をお守りいただき、心より感謝申し上げます。」といった丁寧な言葉遣いを心がけましょう。墓じまいを検討している理由なぜ墓じまいを考え始めたのか、具体的な理由を誠実に伝えます。「高齢になり、遠方のお墓参りが難しくなってきたため」「私の代で承継する者がいなくなるため、無縁になるのを避けるため」など、前向きでやむを得ない理由を中心に述べましょう。今後のご相談のお願い一方的な通知ではなく、あくまで「ご相談したい」という姿勢を示します。「つきましては、今後のことについてご相談させて頂きたく、一度お時間を頂戴できますでしょうか。」といった形で、話し合いの場を持ちたい意向を伝えます。②手紙を送るタイミング墓じまいを本格的に検討し始め、最初の相談をしたいと考えた初期段階が良いでしょう。寺院のお盆やお彼岸といった忙しい時期を避ける配慮も大切です。③送った後の対応手紙が寺院に届いたか確認のため、数日後に電話で連絡してみるのが丁寧です。「先日、お墓に関するご相談のお手紙をお送りさせて頂いた〇〇家の△△ですが、お手元に届きましたでしょうか。」と尋ね、手紙を読まれた上でのご住職の反応や、今後の相談の機会について話を進めます。④メリット・デメリットメリットご自身のペースで落ち着いて意向を伝えられる、感情的にならずに済む、事前に内容を推敲できる。デメリット気持ちが十分に伝わらない可能性、一方的と捉えられるリスク、返信が来ない場合がある。(2) 家族・親族に代わりに会ってもらう(代行)ご自身がどうしても会いたくない場合や、遠方に住んでいるなどで訪問が難しい場合に、信頼できる家族や親族に代わりに寺院と話してもらう方法です。寺院と家族・親族の間に関係性がある場合などに検討しやすいでしょう。誰に依頼するか寺院との関係性が深い家族、あるいは墓じまいに最も関わる親族(例:祭祀承継者となる人、子供など)が適任でしょう。依頼する際は、墓じまいを検討している理由や、ご住職に伝えたいことなどをしっかりと共有しておくことが重要です。寺院への伝え方寺院へ連絡する際に、「体調が優れないため」「遠方に住んでいるため」など、本人が直接伺えない理由を丁寧に伝え、「代わりに〇〇(氏名・続柄)が伺ってもよろしいでしょうか」と許可を得ます。家族が話す際の注意点本人からしっかりと情報や意向を聞いておく、寺院への敬意を忘れない、その場で即答できないことは「一度本人に確認します」と持ち帰る、といった点を心がける必要があります。メリット・デメリットメリット本人の精神的な負担を軽減できる、家族間の連携を深めるきっかけになる、寺院との既存の関係性を活用できる場合がある。デメリット依頼された家族に負担がかかる、本人と家族の間や、家族と寺院の間で意思疎通の誤りが生じるリスク、家族だけで対応しきれない難しい問題が発生する可能性がある。(3) 専門家(弁護士など)に依頼する(代行・サポート)ご自身や家族・親族による対応が難しい場合や、寺院との間に複雑な事情がある場合などに、専門家(弁護士など)にサポートを依頼する方法です。「会いたくない」という理由が強い場合や、冷静な第三者に入って欲しい場合に特に有効です。専門家が対応できる範囲行政書士:墓じまいに必要な改葬許可申請の手続き代行、寺院との連絡調整のサポート(日程調整、必要書類の確認など)、手続きに関する様々なサポートが可能です。ただし、行政書士は寺院との代理交渉権(離檀料の減額交渉など)は出来ません。弁護士:寺院との間の代理交渉(離檀料、修繕費、境内整備費など)、法的なトラブルが発生した場合の対応(訴訟対応など)が可能です。「会いたくない」理由が、寺院との間に既にある金銭的トラブルや法的な紛争が背景にある場合は、弁護士に依頼する必要があります。どのような場合に有効かご住職に会いたくない理由が非常に強い、寺院との間に既にある程度の摩擦がある、手続きが複雑で自身での対応が難しい、遠方で訪問が困難、冷静な第三者の視点からアドバイスやサポートが欲しい、といった場合に専門家への依頼が有効です。メリット・デメリットメリットプロの知識・経験に基づいた適切な対応が期待できる、ご自身や家族の負担を大幅に軽減できる、冷静な第三者が入ることでスムーズに進む場合がある、法的なトラブル対応が可能になる(弁護士の場合)。デメリット専門家への費用が発生する、専門家によって対応範囲や費用が異なる。専門家選びの注意点墓じまいや改葬に関する実績が豊富か、費用の説明が明確か、相談しやすいか、などを確認して選びましょう。・専門家(行政書士や弁護士など)の詳しい選び方や依頼できる範囲については、【改葬相談先】お墓の引越しはどこに頼む?選び方・費用で詳しく解説しています。法的な問題に関する注意点石材店などの業者が「離檀交渉を代行します」などと謳っている場合がありますが、代理交渉は弁護士法に抵触する可能性が高い違法行為です。手続きのサポートと代理交渉は全く異なりますので、専門家を選ぶ際は注意が必要です。・離檀料に関する交渉や法的なトラブルについては、【墓じまいトラブル事例集】原因と予防策 で詳しく解説していますのでご参照ください。3.各代替手段の比較ポイントここまでご紹介した「手紙」「家族・親族」「専門家」という代替手段には、それぞれ異なる特徴があります。ご自身の状況に合わせて最適な方法を選ぶための比較ポイントをまとめました。手紙で伝える方法の比較ポイントメリット自分のペースで落ち着いて内容を考えられる感情的にならずに済む事前に内容をじっくり考えて確認・修正できるデメリット気持ちや微妙なニュアンスが伝わりにくく、冷たい印象を与えかねない一方的な連絡と捉えられ、誤解や反発を招くリスクがある返信が来ない場合、次のアクションに進めないこの様な人におすすめ: 話すのが苦手、緊張しやすい、じっくり言葉を選びたい、できるだけ費用を抑えたい方家族・親族に代わりに会ってもらう方法の比較ポイントメリット本人の精神的な負担を軽減できる寺院との既存の関係性を活用できる場合がある本人では伝えにくい事情を、家族であれば伝えやすい場合があるデメリット依頼された家族に精神的・物理的な負担がかかる本人と家族の間、または家族と寺院の間で意思疎通の誤りが生じるリスク家族だけで対応しきれない難しい問題に発展する可能性があるこの様な人におすすめ:協力的な家族がいる、家族と寺院の間に関係性がある、本人がどうしても会えない・話せない理由がある方専門家(行政書士)に依頼する場合の比較ポイントメリットプロの知識・経験に基づいた適切な対応が期待できるご自身や家族の負担を大幅に軽減できる冷静な第三者が入ることでスムーズに進む場合があるデメリット専門家への費用が発生する専門家によって対応範囲や費用が異なる費用の目安: 各事務所の料金体系によるこの様な人におすすめ:遠方または、ご自身で手続きを行うことが困難な方専門家(弁護士)に依頼する場合の比較ポイントメリット法的な代理交渉が可能法的なトラブルに発展した場合に対応できるご自身や家族の負担を大幅に軽減できるデメリット他の手段に比べ費用が高め法的な手続きという印象が強くなるこの様な人におすすめ:既に寺院とトラブルになっている、高額な離檀料を請求されている、法的な交渉が必要な方4.直接会わない場合でも「誠意」を伝える重要性ご住職に直接会わずに墓じまいの意向を伝える手段を選んだとしても、長年にわたりご先祖様やご自身のお墓をお守り頂いたことへの感謝と、墓じまいを検討する理由に対する「誠意」を伝えることは非常に重要です。一方的な連絡や失礼な態度は、不要な誤解や反発を生み、その後の手続きを滞らせる原因となります。手紙の文面、家族からの言葉、専門家からの説明、いずれの手段を用いたとしても、寺院への敬意を忘れず、誠実な姿勢を示すことが、円満な解決に向けた鍵となります。ご住職も、その背景にある事情や気持ちを理解しようとして下さるはずです。・寺院との間で不要な揉め事を避け、円満に墓じまいを進めるための全体的な心構えや戦略については、【墓じまい・離檀】最初の相談で揉めないポイント や 【改葬手続き】寺院と円滑に進めるポイント で詳しく解説していますので併せてご参照ください。5.墓じまいで住職に会いたくない まとめ「寺院のご住職に直接会って墓じまいの話をすることに抵抗がある」というお悩みは、多くの方が抱えています。しかし、墓じまいを進める上で、寺院とのコミュニケーションは不可欠なステップです。幸いにも、ご住職に直接会わずに意向を伝えるための代替手段がいくつか存在します。「手紙で丁寧に伝える」「信頼できる家族・親族に代わりに会ってもらう」「専門家(行政書士や弁護士)に依頼する」といった方法の中から、ご自身の状況や寺院との関係性を考慮して、最適な方法を検討することが可能です。どの代替手段を選んだとしても、今までお世話になった寺院への感謝と、墓じまいをする理由に対する誠実な気持ちを丁寧に伝えることが最も重要です。一方的な対応ではなく、相談という形で敬意をもって接することで、円満な墓じまい、そして気持ちの良い区切りをつけることに繋がるでしょう。ご自身でどの方法が良いか判断に迷う場合や、手続きの進め方に不安がある場合は、墓じまいの専門家である行政書士にご相談ください。ご自身の状況に合わせた最適な方法の選択や、手続き全般のサポートが可能です。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 終活として後悔しない墓じまいの具体的な進め方を解説
    【墓じまいと終活】後悔しない進め方|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    お墓じまいを、ご自身の「終活」の一つとして考えられる方が近年、非常に多くなっています。「お墓の承継者がいないので無縁墓になってしまう」「子供にお墓を継がせると負担をかけてしまう」といった理由から、元気なうちに、ご自身でご先祖様のお墓をきちんと整理しておきたいと考える方が増えているのです。この記事では、この「墓じまい」と「終活」がなぜ深く関連するのか、終活の視点から墓じまいを考える意義と具体的な準備のポイントについて、お墓専門の行政書士が分かりやすく解説いたします。1. 終活とは?なぜ「墓じまい」とセットで考えるべきか終活とは、ご自身が亡くなった場合に、残された家族が困らないように財産や身の回りのことを整理したり、万が一の際の葬儀や供養、お墓など、希望をエンディングノートなどで伝えたりする、一種の「人生の身支度」と言えるでしょう。(1)終活の基本的な要素と「お墓」への影響終活の内容は人によって様々ですが、主に以下の要素が含まれます。遺言書相続財産の分配など、法的な効力を持つ意思を残すものです。お墓や仏壇などの祭祀財産は相続財産とは異なりますが、誰が承継するかを遺言書で指定することで、残された家族間のトラブルを避けることが可能です。遺言書は、ご自身の希望を明確に残す有効な手段です。エンディングノート法的効力はありませんが、葬儀や墓じまい後のご遺骨の最終的な供養方法の希望、連絡先、延命治療に関する意思など、家族に伝えたいことを自由に書き残すものです。これは、お客様ご自身の意思を明確にし、残された家族が迷うことのないようにするための大切なツールです。財産整理と家財整理家族が相続手続きを行う際に一番困ることは、財産関係がどこに、どれくらいあるのか分からない場合です。預金通帳、貸金庫の情報、不動産の権利書、株の通知書など、遺族が把握できるようファイルにまとめておけば、相続手続きがスムーズに行えます。お墓(祭祀財産)は相続財産とは異なりますが、終活として両方を整理することが、残された家族の負担軽減につながります。(2)なぜ「お墓」は終活の重要な一部なのか終活を行う大きな理由の一つは、「子供や兄弟に迷惑を掛けたくない」という思いです。お墓の問題は、まさにその「迷惑をかけたくない」という思いと直結します。もし、お墓をそのままにしておくと、将来的には「子供」や「兄弟」が承継することになります。維持管理費も承継された方が、その支出をする事になります。例えば、子供が一人(女子)の場合には「嫁ぎ先の墓」と「ご両親の墓」を管理する事になります。先祖代々の墓が別に有る場合は、管理する墓が更に増え3箇所になります。3箇所になりますと、寺院などに支払う維持管理も、年間4万円~6万円程度になります。又、お子様が承継した後に、お墓を整理しようとすると撤去費等の費用が発生します。結局、お子様に迷惑を掛けない様に、エンディングノート等を残していても、お墓の整理が出来ていないと様々な問題が発生する場合があります。※寺院や霊園によっては、承継者変更届なども必要な場合があります。その際には、印鑑証明書や戸籍の提出なども求められる場合があり、手続なども、複雑になる場合があります。2. 終活としての「墓じまい」具体的な検討ポイント終活の一部として墓じまいを考える場合、どのような点に注目し、何を検討しておくべきでしょうか。(1)お墓を継ぐ人がいない場合の選択肢お墓を継ぐ人がいない場合、現在の墓地をそのままにしておくと将来的に無縁墓になってしまう可能性があります。このような事態を避けるために、終活として墓じまいを検討する方が非常に多くなっています。・新しい供養の選択肢としては、承継者が不要な永代供養墓 (【永代供養墓】基礎知識・選び方)、納骨堂(【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説)、樹木葬 (【樹木葬】基礎知識・選び方)、散骨 (【散骨の基礎知識】費用・注意点を解説)などが考えられます。それぞれの特徴や費用、メリット・デメリットを理解し、ご自身の希望に合った供養方法を選ぶことが大切です。(2)お墓を継ぐ人がいる場合の考え方お子さんなどお墓を継ぐ人がいる場合でも、承継してもらうかどうかを家族間で話し合っておくことが大切です。「子供に金銭的・精神的負担をかけたくない」という思いから、承継者がいる場合でも墓じまいを選択し、永代供養墓などに改葬するケースも増えています。特に、一人娘が嫁いだなどの理由で承継が難しい場合は、早めにお墓じまいを検討することも一つの選択肢となります。・【お墓の承継】基本と法律 も参考にしてください。(3)生前に行っておくべき準備と手続きの概要終活として墓じまいをスムーズに進めるためには、事前の準備が非常に重要です。意思表示の明確化ご自身の希望する供養方法(永代供養、散骨など)を、家族に明確に伝えておきましょう。エンディングノートに記載するだけでなく、口頭でも話し合い、理解を得ておくことが大切です。死後事務委任契約の検討ご自身に家族がいない場合や、より確実に希望を実行してほしい場合は、死後事務委任契約を信頼できる専門家と結んでおくことが有効です。費用の準備と情報共有墓じまいには費用がかかりますので、そのための準備も行っておきましょう。・費用の詳細や相場については、【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い 、費用を安く抑える方法は、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 の記事も参考にしてください。具体的な手続きの流れの概要お墓じまいの手続きは下記を参考にご覧下さい。・お墓じまいマニュアル で全体の流れをご確認いただけます。また、【遠方のお墓】墓じまい手続きの流れと注意点 も、ご参照ください。3. 墓じまいを取り巻く近年の状況と当事務所の経験近年、お墓じまいのご相談は増加の一途を辿っています。当事務所では、50歳代~70歳代のお客様から多くご依頼を頂いており、「お墓を継ぐ人がいない」「子供に迷惑を掛けたくない」といった理由が上位を占めています。特に、寺院墓地を墓じまいし、永代供養墓や納骨堂へ改葬される方が多く見られます。これは、寺院墓地特有の檀家としての義務や金銭的負担を理由とする場合が多いと考えられます。一方、お墓の承継者がいない方向けに、生前に契約期間を定めてお墓を維持し、その後に墓じまいを行うといった新しいサービスも霊園等で提供されています。4. まとめ:「終活としての墓じまい」は専門家へ「お墓じまい」は、残された家族の負担を軽減し、ご自身の終の住処について意思表示をする上で、終活の重要な要素となりつつあります。手続きや選択肢の多様さに戸惑うのは当然のことですが、事前の準備と正確な情報収集、そして専門家のサポートを得ることで、安心して円満な墓じまいを実現できます。もし、墓じまいや終活に関するご不安、手続きでお困りの場合は、どうぞお気軽にお墓専門の当事務所までご相談ください。お墓の専門行政書士として培った豊富な経験と知識を活かし、お客様に寄り添い、納得のいく「終活としての墓じまい」をサポートいたします。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 後悔しないために墓じまいの最適な時期や手続き期間について考える
    【墓じまい】最適な時期はいつ?|手続き期間と流れ|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    墓じまいを検討しているものの、「いつ行えば良いのか?」「何から考えれば良いのだろう?」と、決断を迷われている方は少なくありません。多くの方からご相談をいただく中で、その決断には様々な背景があることを知りました。このページでは、墓じまいの最適な時期を見つけるためのヒント、手続き期間の目安、そして後悔しないために事前に考えておくべき重要なポイントについて、お墓専門の行政書士が分かりやすく解説します。あなたの墓じまいへの決断をサポートするため、ぜひご参考ください。1. 墓じまいを「いつ」決断すべきか?墓じまいを考え始めてから、実際に決断するまでには時間がかかるものです。しかし、先延ばしにすることで生じる問題もあります。(1)決断を先延ばしにしないことの重要性当事務所にご相談いただいた後、「墓じまい」の決断がつかず、しばらくそのままにされる方が多くいらっしゃいます。しかし、半年後や一年後に再度ご連絡を頂いた際にお話を伺うと、その間ずっと悩み続けていたとのことでした。「いつか整理しなければ」と思っていても、ご自身が元気なうちに行わないと、結局できなくなってしまうことがあります。墓じまいは、手続きに時間も労力もかかるため、体調が悪くなってからでは、気持ち的にも進められなくなる可能性が高いです。ですので、「墓じまいをしたい」と考えられたら、先延ばしせずに早めに行動を起こすことが、後々の気持ちの負担を軽減することに繋がるのではないでしょうか。墓じまいから改葬が終わった際に、「これでホッとした、もっと早くしていれば良かった」と話される方がほとんどです。(2)最適な時期を見つけるための考慮点墓じまいを行う時期に法的な期限はありませんが、いくつかの考慮点があります。季節: 猛暑の真夏や厳冬期は、閉眼供養や工事の立ち会いなどが身体的な負担になることがありますので、比較的気候が穏やかな春や秋が選ばれる傾向にあります。寺院の都合:お盆、お彼岸、年末年始など、寺院のご住職が多忙な時期は避けるのが望ましいです。事前に相談し、ご住職の都合の良い時期を確認しましょう。法要との兼ね合い: 故人の節目となる法要(例:四十九日、一周忌など)に合わせて墓じまいや改葬(新しい供養先への納骨)を行うことで、親族が集まる機会を有効活用できる場合もあります。墓じまいは、お墓を撤去して更地に戻すまでが完了ではなく、寺院への墓地返還届の提出、離檀、ご住職による閉眼供養、ご遺骨の取り出しといった一連の手続きを指します。ご遺骨を取り出した時点で、寺院との関係性という点では「墓じまい完了」と考えることができます。2. 墓じまいの「時期」と合わせて考えておくべきこと墓じまいの時期を検討する際には、同時にその後の遺骨の行方や費用についても考えておく必要があります。(1)埋葬されている遺骨の行方墓じまいを行った後、埋葬されていたご遺骨をどのように供養するかは非常に重要です。ご相談いただくケースの中には、ご両親の遺骨は新しい納骨堂に移したいが、それ以外の先祖代々の遺骨をどうすれば良いか悩む、というお声も多く聞かれます。遺骨の埋葬は、必ず認められた霊園等で行う必要があり、勝手な場所に廃棄することは違法行為に該当する可能性があります。主な選択肢としては、新しいお墓や供養先(永代供養墓、納骨堂、樹木葬など)への改葬、または散骨が挙げられます。特に、納骨堂などスペースに限りがある場所へ改葬する場合は、何体まで埋葬可能か、骨壺のままか骨袋に移し替える必要があるかなども確認しましょう。→ 墓じまい後の遺骨の処理・処分方法については、【墓じまい後】遺骨の処理・処分方法 をご覧ください。→改葬先の選び方については、【改葬先】選び方と失敗しない注意点 をご覧ください。(2)墓じまいにかかる費用墓じまいには、墓石の撤去費用、閉眼供養のお布施、改葬先への費用、行政手続き費用など、様々な費用が発生します。特に先祖代々のお墓で埋葬されている遺骨の数が多い場合、その後の供養方法によっては費用が高額になることもあります。例えば、寺院の永代供養墓に改葬する場合、遺骨一体につき、おおよそ数万円から数十万円程度の費用がかかることもあり、遺骨が多数の場合は合計で高額になる可能性もあります。そのため、墓じまいを検討する際は、これらの費用を事前に把握し、ご家族間でよく話し合ってから決断することが大切です。→ 墓じまい費用に関する詳細については、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い をご覧ください。3. 実際に墓じまいされた方の傾向と満足度当事務所に墓じまいをご依頼いただく方は、60代から80代の方が多く、遠方のお墓の墓じまいと自宅近くへの改葬(永代供養墓や納骨堂など)を希望される傾向にあります。都内の寺院墓地を墓じまいし、民営霊園へ改葬される方もいらっしゃいます。体調が良い方もいれば、体調を崩されている方も様々ですが、「このままでは無縁墓になってしまう」という懸念から、気候の穏やかな春や秋を選んで墓じまいをされています。改葬先が遠方の場合や体調が思わしくない場合は、当事務所がご納骨まで代行するケースが多いですが、近郊で体調の良い方はご自身で納骨に立ち会われることもあります。墓じまいを終えられた方からは、「長年考えていたことが終わってスッキリした」「これで一つ整理できた」「永代供養墓だから子供に迷惑をかけずに済む」といった満足の声がほとんどです。これは、墓じまいが単なる手続きではなく、「終活」の一環として心の整理に繋がる大きな節目であることを示しています。4. まとめ:後悔しない墓じまいのために墓じまいに法的な期限はありませんが、実際に行うには時間と費用がかかる上、寺院への墓地返還手続き、自治体への改葬許可申請、供養の立ち会いなど、多岐にわたる作業が発生します。ご自身の体調が悪くなってからでは、精神的にも肉体的にも墓じまいを進めることが難しくなる可能性があり、結果として「心残り」となってしまうことも少なくありません。これらの点を考慮すると、墓じまいを「したい」と思った時こそが、最適なタイミングであると言えるでしょう。実際に手続きを終えた方の多くが「早めにして良かった」と満足されています。大塚法務行政書士事務所では、お墓に関する専門知識と豊富な経験を活かし、墓じまいの時期に関するご相談から、手続き全般、改葬先のご案内まで、お客様のご希望に沿った最適なサポートを提供いたします。お一人で悩まず、お気軽にお問い合わせください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまいの墓石撤去を依頼する石材店の選び方と費用を解説
    【墓じまい】石材店の選び方と費用|自由に選べる?|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    墓じまいを行う際、現在のお墓を撤去し、墓地を更地に戻して返還することが一般的です。この墓石の撤去作業は、専門の石材店に依頼することになりますが、「どこの石材店に依頼すれば良いのか?」「自由に選べるのか?」といった疑問や不安を抱える方も少なくありません。この記事では、墓じまいにおける石材店選びのポイントに焦点を当て、費用を抑え、後々のトラブルを避けるための具体的な方法を、お墓専門の行政書士が解説いたします。※新しいお墓の建立や改葬に伴う石材店選びについては、【改葬】石材店の選び方と費用もご参照ください。1.墓石の撤去を依頼する石材店は自由に選べるのか?(1)寺院墓地の場合寺院墓地の場合、寺院と長く付き合いのある「出入りの石材店」が決められていることがあります。このような状況で、墓石の撤去を他の石材店に依頼したい場合は、ご住職(管理者)へ事前に相談することをお勧めします。もしご住職の同意が得られれば、ご自身の希望する石材店に依頼することも可能です。しかし、同意が得られない場合は、寺院の指定する石材店に依頼する方が、ご住職との関係性を維持し、墓じまいが滞るなどのトラブルを避けるためには良いでしょう。墓じまいのご相談の際に、指定石材店の有無について確認しておくことが重要です。また、指定石材店がなく、ご自身で石材店を探す場合は、ご住職に信頼できる石材店を紹介してもらうことも一つの方法です。(2)霊園の場合民営霊園の場合、石材店が霊園の管理を兼ねていることが多く、お墓の建立から撤去まで、特定の石材店が指定されているのが一般的です。この場合、指定された石材店に依頼するしかありません。ただし、複数の石材店が管理を担っている場合は、それらの石材店の中から比較検討して選ぶことが可能な場合もあります。自治体が運営する公営霊園の場合は、石材店が特に決められていることはありませんので、ご自身で自由に石材店を選ぶことになります。2.墓じまいにおける石材店選びのポイントと注意点墓石の撤去は専門的な知識と技術を要する作業であり、費用も高額になりがちです。後悔のない墓じまいを実現するためにも、石材店選びは慎重に行いましょう。(1)複数社から見積もりを取得し比較する墓石の撤去費用は、お墓の大きさ、構造、使用されている石材の種類、そして墓地の立地(重機が入りやすいか、手作業が必要かなど)によって大きく異なります。同じ条件でも、石材店によって見積もり額に数十万円以上の差が出ることは珍しくありません。寺院の指定がない場合や、複数の石材店から選べる場合には、必ず2~3社以上の石材店から見積もりを取得し、内容を比較検討することをお勧めします。数社の見積もりを比較することで、適正な費用相場を把握でき、不当に高額な請求を避けることができます。当事務所の経験では、1基の墓でも10万円~20万円程度、数十基の墓では50万円~60万円程度の金額差が生じることもあります。ご自身で石材店を見積もりを取ることが難しい場合は、お墓専門の当事務所にご相談ください。(2)複数社から見積もりを取得し内容を比較する墓石の撤去費用は、お墓の大きさ、構造、使用されている石材の種類、そして墓地の立地(重機が入りやすいか、手作業が必要かなど)によって大きく異なります。同じ条件でも、石材店によって見積もり額に数十万円以上の差が出ることは珍しくありません。寺院の指定がない場合や、複数の石材店から選べる場合には、必ず2~3社以上の石材店から見積もりを取得し、内容を比較検討することをお勧めします。数社の見積もりを比較することで、適正な費用相場を把握でき、不当に高額な請求を避けることができます。当事務所の経験では、1基の墓でも10万円~20万円程度、数十基の墓では50万円~60万円程度の金額差が生じることもあります。ご自身で石材店を見積もりを取ることが難しい場合や、寺院との関係性で懸念がある場合は、お墓専門の当事務所にご相談ください。(3)見積もり内容の詳細を確認する見積もり書を受け取ったら、単に総額だけを見るのではなく、内訳を細かく確認することが重要です。墓石の撤去、基礎の解体廃材の運搬、処分費墓地の整地(更地に戻す作業)遺骨の取り出し作業など、どこまでが基本費用に含まれているのか、追加費用が発生する項目はないかを確認しましょう。基本費用が安く見えても、後から様々な項目で追加料金が発生し、結果的に高額になるケースもあります。不明な点は遠慮なく質問し、全ての作業内容と費用について納得した上で契約を結んでください。(4)石材店の信頼性と実績を確認する費用だけでなく、石材店の信頼性も非常に重要です。過去の実績: 墓じまいの実績が豊富か、特に依頼する霊園での実績があるか。対応の丁寧さ:問い合わせや見積もり時の対応が丁寧か、説明は分かりやすいか。許認可の有無:産業廃棄物処理業の許可など、必要な許認可を持っているか。アフターフォロー:万が一のトラブルの際の対応体制はどうか。インターネット上の口コミや評判も参考にし、可能な限り直接担当者と話し、疑問点を解消しましょう。比較的、大手の石材店の方が安心できると考える方もいるでしょう。3.近年の石材店を取り巻く状況と高額請求への対策近年、墓石の販売が減少傾向にあるため、お墓の撤去に活路を見出す石材店が増えています。お墓じまいに関する広告も大規模に行われるようになり、石材店間の競争が激しい都心部などでは、撤去費用も以前と比べ安くなる傾向にあります。墓石の撤去費用は、一般的に1㎡あたり10万円程度と言われますが、実際には墓地の面積、石材の量、作業の難易度(作業性)で決まります。※作業性が悪い場合(例えばお墓の前の通路が狭く重機が入れないため手作業での解体・撤去が必要な場合)は、それよりも高額になる場合があります。低価格ばかりを宣伝しているような会社の中には、後から追加費用を求められるケースもありますので、ご注意ください。当初の見積書と大きく異なる費用を請求された場合は、費用を支払う前に、自治体が運営する消費生活センターなどへ相談することを検討しましょう。豆知識 多くの石材店と関わってきた行政書士の感想当事務所では、これまで数多くの石材店と連携し、見積もりを取得し、実際のお墓の状況を見てきました。その経験から、お墓の撤去費用の相場感を把握できるようになりました。初めて墓じまいをされる方は、まずは数社の見積もりを取得して比較することをお勧めします。もし、提示された金額が高いと感じたら、遠慮せずに「もう少し費用を抑えられないか」と相談してみてください。石材店によっては、多少の調整に応じてくれる場合もあります。ただし、あまりにも多くの石材店から見積もりを取るのは非現実的です。口コミなどで評判の良い石材店2~3社程度に絞って依頼するのが良いでしょう。4.まとめ:最適な石材店を選び、安心の墓じまいをお墓じまいを円満に進めるには、石材店の協力が不可欠です。石材店にも様々な会社がありますが、後悔のない墓じまいを実現するためには、適切な石材店を選ぶことが非常に重要です。費用面では、金額が石材店によって大きく異なる場合があるため、複数社から見積もりを取得し比較検討することが大切です。また、ご遺骨の取り出し作業も石材店が行うことが多く、撤去費用に含まれるか別途費用になるか、事前に確認しておきましょう。料金が先払いか撤去後払いかも併せて確認すると安心です。もし、墓じまいにおける石材店選び、費用、手続きに関してご不安な点があれば、どうぞお気軽にお墓専門の当事務所までご相談ください。お客様の状況に合わせた的確なアドバイスと、手続きのサポートを通じて、安心して墓じまいを完了できるようお手伝いいたします。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまい・離檀の最初の相談で揉めないためのポイントを解説する行政書士
    【墓じまい・離檀】最初の相談で揉めないポイント|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・墓じまいや離檀を考え始めた際、多くの方が最初に直面するハードルの一つが「寺院のご住職に、その意向をどう伝えるか」という点です。特に、これまであまり深い付き合いがなかったり、費用面での不安があったりする場合、どのように切り出せば良いのか、揉め事にならないかと心配される方も多いでしょう。この最初の相談がいかにスムーズに進むかが、その後の墓じまいプロセス全体に大きく影響します。この記事では、「墓じまい・離檀の最初の相談で揉めないためのポイント」として、ご住職に墓じまいや離檀の意向を初めて伝える際の、揉め事を避けるための戦略と重要な注意点について、分かりやすく解説します。1.最初の相談に臨む前の準備(内容整理のポイント)ご住職に墓じまいの意向を伝える最初の相談に臨む前に、いくつかの準備をしておくことが非常に大切です。中でも最も重要なのが、「なぜ墓じまいを行いたいのか」という理由を自分の中で明確に整理しておくことです。寺院は、古くから檀家の方々に支えられて成り立っています。そのような背景がある中で、理由も曖昧なまま「墓じまいをしたいです」「お墓を撤去します」といった一方的な連絡を、特に電話などで唐突にに行ってしまうと、ご住職は驚き、感情を害され、その後の話し合いや手続きが滞ってしまう可能性があります。ご住職に納得・ご理解いただくためには、墓じまいを検討せざるを得なくなった具体的な事情や背景を、誠実にお伝えすることが重要です。理由をきちんと説明することで、ご住職も状況を理解しようとしてくださり、話し合いが円滑に進みやすくなります。何も理由を言われなければ、ご住職も「なぜだろう?」と不信感を抱いてしまうかもしれません。まずは、ご自身の胸の内にある、墓じまいを検討するに至った具体的な理由を整理し、ご住職にお話しできるよう準備しておきましょう。・墓じまいをご検討される具体的な理由そのもの(遠方で管理が難しい、承継者がいない、経済的な負担など)については、【改葬の理由】お墓の引越しを考える背景と最初のステップで詳しく解説していますので併せてご参照ください。2.最初の相談方法を選ぶ際のポイント(対面、手紙、誰が?)ご住職へ初めて墓じまいや離檀の意向を伝える際、「どのように伝えるか」という方法の選択も、最初のコミュニケーションを円滑に進める上で重要な戦略となります。一般的には、お墓のことで重要な相談をする場合は、寺院にご住職を訪ねて直接お話しすることが、最も丁寧で誠意が伝わりやすい方法とされています。長年にわたりお世話になった感謝の気持ちや、墓じまいに至ったやむを得ない理由などを、直接顔を見てお伝えすることで、ご住職も状況を理解しようとしてくださり、建設的な話し合いに進みやすくなります。・対面で相談する場合の基本的な言葉遣いやマナーについては、【墓じまい】ご住職への話し方 で詳しく解説しています。しかし、様々な理由から、ご住職に直接会って話すことが難しい、あるいは抵抗がある、と感じる方もいらっしゃるでしょう。そのような場合でも、意向を伝えるための代替手段は存在します。手紙で伝える、家族や親族に代わりに話してもらう、専門家にサポートを依頼するといった方法です。ご自身の状況や寺院との関係性、ご自身の気持ちの負担などを考慮し、どの方法で最初の意向を伝えるのが最も適切か、慎重に検討することをお勧めします。・ご住職に直接会わずに墓じまいの意向を伝える具体的な代替手段(手紙、家族代行、専門家など)とその際の注意点については、【墓じまい】住職に会いたくない場合の進め方で詳しく解説していますので併せてご参照ください。3.最初の相談で心得るべき点と心構えご住職への最初の相談の場では、どのような心構えで臨むか、そしてどのような態度や話し方を心がけるかが、その後の展開を左右します。円滑なコミュニケーションのために、以下の点を心に留めておきましょう。誠実さと敬意を第一に長年に渡りお墓をお守り頂いたことへの感謝の気持ちを忘れず、誠実な態度で臨みます。たとえ寺院に対して不満や苦手意識があったとしても、敬意を欠いた言動は避けるべきです。正直に、しかし丁寧に理由を伝える事前に整理した墓じまいの理由を、ご住職に分かりやすい言葉で丁寧に伝えます。感情的にならず、落ち着いて話すことを心がけましょう。ご住職の話に耳を傾ける一方的に要望を伝えるだけでなく、ご住職の考えや寺院の事情にも真摯に耳を傾ける姿勢が大切です。対話を通じて相互理解を深めることを目指します。その場で結論を急がない最初の相談で、すべてのことがすぐに決まるわけではありません。ご住職の反応が想定と違ったり、難しい話をされたりした場合でも、慌てたり、その場で言い争いになったりせず、一度持ち帰って検討する、という姿勢も重要です。冷静さを保つ費用や手続きについて不安がある場合でも、感情的にならず、常に冷静に対応することを心がけましょう。・ご住職との具体的な話し方や、より具体的な言葉遣いの例については、【墓じまい】ご住職への話し方で詳しく解説しています。もし、最初の相談の場でご自身だけでの対応が難しいと感じたり、話がこじれてしまいそうだと感じたりした場合は、無理をせず、その後の対応について家族や専門家に相談することも検討しましょう。・専門家に相談できることやその選び方は、【改葬相談先】お墓の引越しはどこに頼む?選び方・費用で、法的なトラブル全般や具体的な事例、対処法は、【墓じまいトラブル事例集】原因と予防策で詳しく解説していますのでご参照ください。4.まとめ寺院のお墓の墓じまいを円滑に進めるためには、ご住職への最初の相談が非常に重要なステップです。この最初のコミュニケーションでつまずかないためのポイントは、事前の準備と、誠実な対応にあります。墓じまいをする具体的な理由を自分の中で明確に整理し、ご住職に伝わる言葉にしておくことが準備の第一歩です。そして、対面での相談を基本としつつも、状況に応じた代替手段も検討しながら、最も適した方法を選びます。相談の場では、ご住職への感謝と敬意を忘れず、正直かつ丁寧に理由を伝え、ご住職の話にも耳を傾けるという、誠実な態度で臨むことが何よりも重要です。感情的にならず、冷静な対話を心がけましょう。この「最初の相談」の段階を丁寧に進めることで、ご住職の理解や協力を得やすくなり、その後の墓じまいプロセス全体をよりスムーズに進めることに繋がります。ご自身でどのように最初の相談を進めれば良いか判断に迷う場合や、ご不安がある場合は、墓じまいの専門家にご相談ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまいトラブル事例集:離檀料、親族、高額な費用の問題と予防策を行政書士が徹底解説
    【墓じまいトラブル事例集】原因と予防策|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    「墓じまい」は、ご先祖様のお墓を撤去し、供養の形を変えるという人生において非常に重要な決断です。少子高齢化や核家族化の進行、そして供養に対する価値観の多様化が進む現代において、墓じまいは、ますます身近な選択肢となっています。しかし、どの様に進めれば良いか分からない事も多く、特に費用に関する問題、寺院との関係性、そして親族間の意見の相違などにより、墓じまいに不安を持たれる方もおります。この記事では、トラブル事例を基に、墓じまいの過程で起こり得る様々な問題とその対策について詳しく解説します。事前にトラブルの可能性を理解し、適切な準備と対応を行うことで、後悔のない墓じまいを実現し、心の負担を軽減するための完全ガイドとしてお役立てください。1.墓じまいで起こりやすいトラブルの背景と種類墓じまいとは、現在所有している墓地を撤去し、更地に戻して管理者に返還することを指します。遺骨が埋葬されていない場合は、墓地撤去後に墓じまいが完了します。ご遺骨が埋葬されている場合は、事前に新しい埋葬先(永代供養墓、納骨堂など)を決めておき、墓じまい完了後に改葬を行うことになります。改葬には、自治体に改葬許可申請を行い改葬許可を取得しておく必要があります。この一連のプロセスの中で、様々なトラブルが発生することがあります。特に寺院墓地の場合には、墓じまいの際に離檀することになるため、寺院に提出する離檀届等の書類をご住職に確認しておくことも重要です。主なトラブルの種類は以下の通りです。寺院とのトラブル: 離檀料やこれまでの関係性に関する問題、感情的な対立など。親族・兄弟間のトラブル: 墓じまいへの同意、新しい供養方法の選択、費用負担に関する意見の相違など。費用に関するトラブル: 墓石撤去費やその他の費用が高額になる、不透明な追加費用を請求されるなどの問題。行政手続きに関する問題:必要書類の不足や手続きの遅延による計画の停滞。2.寺院とのトラブル事例と対策:離檀交渉のポイント寺院墓地の場合、墓じまいを行う際には「離檀」が必要となり、この過程でご住職との間でトラブルが生じることが少なくありません。寺院側は、檀家の離檀を寺院運営の基盤を揺るがす問題と捉えることもあり、感情的な対立に発展する場合もあります。(1) 主なトラブル事例寺院とのトラブル事例としては、以下のようなケースがあります。・高額な離檀料の請求「戒名や法事などで高額請求をされ、今後払うことができないと思った」という理由で墓じまいを検討する方もいます。請求額は「十数万円から、百万円、二百万円以上など様々で、一千万円以上求められたケースも」・精神的な圧力や強要「高額な戒名をつけないと先祖代々祟られるなど言われた」、「法事のお布施を渡したら、こんな額でできると思っているのかと言われた」、「費用が払えないなら親戚からでも借りたらどうかと言われた」といった発言で精神的負担を強いられるケース。・手続きの拒否や妨害「お布施が払えないなら納骨させないと言われ遺骨を持ち帰った」、あるいは墓じまいそのものを認めない、改葬証明書の発行を遅延させるといった形で手続きを妨害されるケース。(2) トラブル対策寺院とのトラブルを避けるためには、以下の点が重要です。・誠実な事前相談と感謝の気持ち墓じまいを一方的に通告するのではなく、まずは「相談」というかたちでご住職に丁寧に意向を伝えることが大切です。長年にわたる供養への感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしましょう。「今までお世話になっているお礼」とともに話を進めることが重要です。・理由の明確化と整理なぜ墓じまいを行いたいのかという具体的な理由(承継者不在、遠方で管理が困難、経済的負担の増大など)を整理し、誠意をもって説明します。何も理由を言われなければ、ご住職も不信感を抱く可能性があります。・離檀料の確認と交渉離檀料は法律で定められたものではなく、請求された金額を必ず支払う義務はありません。事前に地域の相場やご自身の経済状況を調べ、ご自身が納得できる金額であれば支払う意思を示し、納得できない高額な場合は、その理由を丁寧に説明し、妥当な金額での交渉を試みましょう。・その場での即決を避ける最初の相談で全てを決めようとせず、「一度持ち帰って検討する」という姿勢も重要です。これにより、感情的な対立を避け、冷静な判断時間を確保できます。・専門機関への早期相談「最初から高額な費用を請求されそう」など不安がある場合や、ご自身での交渉が難しいと感じた場合は、弁護士や国民生活センター、消費生活センターなどの専門機関へ早めに相談することをお勧めします。3. 親族・兄弟間のトラブル事例と対策:全員が納得する供養のために墓じまいは、家族・親族にとってデリケートな問題であり、意見の相違からトラブルに発展することも少なくありません。特に、先祖代々のお墓に関わる場合は、感情的な側面も大きく影響します。(1) 主なトラブル事例・墓じまいへの同意が得られない「お墓じまいは、墓地を撤去することになります。お子さんがいる場合は、将来、お子さんの入る墓地を新規に購入することになりますので、ご家族で良く話し合い理解を得て於く必要が有ります」。特に先祖代々のお墓を墓じまいする場合、ご兄弟や親族の理解が得られないことがあります。・新しい供養方法の選択散骨、樹木葬、永代供養墓など多様な選択肢がある中で、どの方法を選ぶかについて親族間で意見がまとまらないケース。・費用負担の不公平感墓じまいにかかる費用負担をめぐって、兄弟間で意見が対立することがあります。誰が、いくら負担すべきかという点で揉めることがあります。・遺骨の所有権問題ご両親が亡くなり、相続の際に兄弟間で揉めてしまい、お墓に埋葬されている遺骨の所有権について争うケースや、ご遺骨の分骨に関する問題など。(2)トラブル対策親族間のトラブルを避けるためには、以下の点が重要です。・十分な話し合いの場を設ける墓じまいを決める前に、家族全員でじっくり話し合い、それぞれの意見や気持ちを共有することが不可欠です。感情的にならず、冷静な対話を心がけましょう。必要であれば、中立的な第三者(親戚の年長者や専門家)を交えて話し合うことも有効です。・理由の共有と理解の促進なぜ墓じまいが必要なのか、具体的な理由を丁寧に説明し、親族の理解と納得を得るように努めます。将来的な負担(管理の困難さ、経済的負担など)を具体的に伝えることで、理解を深めてもらいやすくなります。・合意形成の書面化墓じまいや改葬、遺骨の分骨などについて合意が得られた場合は、後々のトラブルを防ぐために、その内容を記した合意書(承諾書)を作成し、関係者の署名・捺印を得ておくことをお勧めします。これにより、言った言わないの争いを避けることができます。・祭祀承継者の明確化遺言書を作成し、財産問題と併せて祭祀承継者を指定しておくことは、将来的な承継に関するトラブルを未然に防ぐ有効な方法です。遺言書等による祭祀承継者の指定がない場合、家庭裁判所の判断に委ねる方法もあります。4. 費用に関するトラブル事例と対策:不透明な請求を避けるために墓じまいには様々な費用が発生するため、費用の見積もりや追加請求をめぐってトラブルになることがあります。相場が分かりにくいことも、不安を大きくする要因です。(1) 主なトラブル事例・墓石撤去費用に関する追加請求「お墓の撤去に追加費用を請求された」、見積もりにはなかった費用を後から求められた。・サービスの不履行「サービスと言っていた改葬手続や遺骨の運搬をしてくれなかった」など、口頭での約束が守られないケース。・相場との乖離墓石の撤去費用や離檀料など、相場が分かりにくいため、不当に高額な請求に気づかないケース。・見積もりの不透明さ見積書の内訳が不明瞭で、何にいくら費用がかかるのかが分かりにくい。(2)トラブル対策費用に関するトラブルを避けるためには、以下の点が重要です。・複数社からの見積もり取得と徹底比較墓石の撤去は石材店に依頼することになりますが、費用は石材店によって差が出ることがあります。指定石材店がない場合は、必ず複数の石材店から見積もりを取得し、内容と金額を徹底的に比較検討しましょう。数十万円の差が出ることも珍しくありません。・見積書の内容詳細を確認見積書に「遺骨の取り出し費用」や「閉眼供養の立ち会い」などが含まれているか、追加費用が発生する可能性がないかなど、詳細まで確認します。不明な点は、必ず確認し可能であれば書面で回答を求めましょう。・契約内容の書面化の徹底口頭での約束だけでなく、費用内訳、作業範囲、追加費用の有無、サービス内容などをすべて契約書に明記してもらい、書面で残しておくことが大切です。なかには「担当者が勝手に言ったことで、会社ではそのようなサービスは行っていない」と言われたケースもあるため、書面での確認は極めて重要です。・予算の明確化墓じまいにかかる費用の相場(例: 一般的な墓じまい+改葬で二百万円~三百万円程度が相場)を事前に調べ、ご自身で予算総額を設定しておくことが大切です。永代供養墓等への改葬であれば、百万円以内に抑えることも可能です。・専門機関への相談石材店との契約等に問題発生した場合、国民生活センターや消費生活センターなど、消費者トラブルの相談窓口へ相談することを検討しましょう。法的な紛争に発展する可能性がある場合は、弁護士にご相談ください。5.行政手続きに関する問題と対策改葬には、自治体への申請や証明書の取得など、行政手続きが伴います。これらの手続きの不備や遅延もトラブルの原因となります。(1) 主なトラブル事例・必要書類の不足改葬許可申請に必要な書類(墓地使用許可証、埋葬証明書、受入証明書、戸籍謄本など)が揃わず、手続きが滞る。・手続きの遅延各種書類の申請や発行に時間がかかり、予定していた墓じまいの日程が遅れる。・手続き方法の誤解自治体や霊園によって手続きの順序や必要書類が異なることを理解しておらず、二度手間になる。(2) トラブル対策行政手続きに関するトラブルを避けるためには、以下の点が重要です。・事前確認の徹底墓地管理者や改葬先の霊園、そして管轄の自治体(市区町村)に、必要書類、手続きの正確な流れ、所要期間を事前に必ず確認しましょう。・書類の取得と管理墓地返還、改葬等に必要となる公的書類(印鑑証明書、住民票、戸籍謄本など)は、有効期限に注意しながら早めに取得し、紛失しないよう管理しましょう。・専門家への依頼手続きに不安がある場合は、専門家へ代行を依頼することで、スムーズかつ確実に手続きを進めることができます。6. まとめ:トラブルを回避し、後悔のない墓じまいを実現するために墓じまいは、人生で何度も行うことではないため、わからないことが多くて当然といえます。しかも、お墓の撤去費や離檀料など相場が分かりにくく、全体でいくら掛かるのか把握しづらい面があるでしょう。しかし、事前にトラブルの可能性を知り、適切な対策を講じることで、多くの場合、円滑に進めることが可能です。トラブル回避の重要ポイント事前の情報収集と周到な計画墓じまいを考え始めたら、まずはご自身で情報収集を行い、大まかな流れや費用、選択肢を把握しましょう。特に、新しい供養の形や、それに伴う費用は多岐にわたるため、ご自身の希望と予算に合った選択肢を検討することが重要です。関係者との丁寧なコミュニケーションと合意形成ご住職や親族に対しては、誠実さと敬意をもって早めに相談し、全員の合意形成に努めることが何よりも重要です。合意内容は書面で残し、後々の不要な争いを防ぎましょう。費用の透明性の確保石材店や業者からの見積もりは複数取得し、その内容を徹底的に確認すること。不明な点があれば、納得できるまで質問し、取り決めを契約書に明記してもいましょう。専門機関への適切な相談「高額な費用を請求されそう」「親族間の意見がまとまらない」「行政手続きが複雑で不安」など、ご自身での解決が難しいと感じた場合は、弁護士等の専門家へ早めに相談することで、問題が深刻化する前に解決の糸口を見つけられる可能性があります。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまい増加の理由:承継者不足、経済的負担など背景とメリット・デメリットを行政書士が解説
    【墓じまい増加の理由】背景とメリット・デメリット|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    近年、「墓じまい」を選択する方が急速に増えています。厚生労働省の発表によると、墓じまい・改葬の件数は2004年度の約6.8万件から、2022年度には約15.1万件と、わずか20年足らずで倍以上に増加していることが明らかになっています。この現象の背後には、現代社会特有の様々な理由と背景が存在します。このページでは、墓じまいが増加している社会的な背景と主な理由を深く掘り下げ、墓じまいがもたらすメリット・デメリット、さらには今後考えられる動向や後悔しないためのポイントについて、お墓専門の行政書士が分かりやすく徹底解説します。1.墓じまいが社会的に増加している背景と主な理由墓じまいの件数が近年、急速に増加している背景には、少子高齢化や核家族化といった社会構造の変化が大きく影響しています。具体的には、以下の点が主な理由として挙げられます。(1)核家族化・少子高齢化による「承継者問題」現代社会では、昔ながらの大家族制度が減少し、核家族化が進んでいます。これにより、先祖代々のお墓を継ぐ人がいなくなる「承継者不在」の問題が顕在化しています。また、少子化により子供の数が減り、お墓を継ぐ世代がいなくなる、あるいは複数のお墓を継ぐ負担が増えるという状況も、墓じまいを考える大きな要因となっています。ご自身が亡くなった後、お墓が無縁墓になってしまうことを案じ、元気なうちに墓じまいを選択する方が増えているのです。→ 承継者問題については、【お墓の承継トラブル】Q&A・事例と対策で詳しく解説していますのでご参照ください。(2)寺院や墓地にかかる「経済的負担」の増大特に寺院墓地の場合、お墓の管理費の他に、お布施や寄付など、金銭的な負担が続くことに難しさを感じる方が少なくありません。 檀家としての付き合いが希薄になる中で、これらの負担が重く感じられ、墓じまいを検討するきっかけとなることがあります。墓じまいの費用全般や、お布施、離檀料に関する具体的な情報は、以下の記事で詳しく解説しています。→ 墓じまいの費用全般については、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場→ 費用負担の具体的な話し合いについては、 【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い→ お布施については、 【墓じまいのお布施】相場・渡し方・注意点→離檀料については、 【離檀料の相場】墓じまい・改葬時の注意点(3)お墓への価値観の変化と「多様な供養方法」の普及現代では、「先祖代々のお墓に入るべき」という伝統的な考え方にとらわれず、個人の価値観に基づいた多様な供養の形が受け入れられるようになりました。永代供養墓、納骨堂、樹木葬、散骨など、承継者を必要としない、あるいは管理の手間が少ない供養方法が普及したことも、墓じまい増加の大きな要因です。新しい供養先については、以下の記事をご参照ください。→ 改葬先の選び方: 【改葬先】選び方と失敗しない注意点→永代供養墓について: 【永代供養墓】基礎知識・選び方→納骨堂について: 【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説→樹木葬について: 【樹木葬】基礎知識・選び方→散骨について: 【散骨の基礎知識】費用・注意点を解説(4)遠方からの管理負担の増加進学や就職を機に地元を離れ、都市部に定住する人が増えた結果、実家や故郷にあるお墓が遠方になり、お墓参りや管理が大きな負担となるケースが増えています。特に高齢になると、遠方へ移動すること自体が困難になるため、墓じまいを検討する方が多くなっています。→遠方のお墓の墓じまいについては、【遠方のお墓】墓じまい手続きの流れと注意点 で詳しく解説しています。2. 墓じまいをするメリット(得られる安心と負担軽減)墓じまいには、様々な心理的、物理的なメリットがあります。主なメリットは以下の通りです。(1)将来の「無縁墓化」を回避できるお墓の承継者がいない、あるいは今後いなくなる可能性が高い場合でも、墓じまいをして永代供養墓などに改葬することで、ご先祖様のお骨が無縁仏となることを防ぎ、安心して永続的な供養を続けることができます。(2)子孫への精神的・経済的「負担を軽減」できるお墓の管理は、年間管理費の支払い、清掃、法要の手配など、子孫にとって継続的な精神的・経済的負担となります。墓じまいをすることで、これらの負担を将来の世代に引き継ぐことなく解消できます。(3)自身が元気なうちに「終活」として心の安心を得られるご自身が元気なうちに墓じまいを行うことは、自身の「終活」の一環としても非常に有効です。将来への不安を解消し、ご自身や家族が安心して暮らせる心のゆとりを得ることができます。→ 終活としての墓じまいについては、【墓じまいと終活】後悔しない進め方 をご覧ください。(4)新しい供養の形を選択できる自由度墓じまいを機に、永代供養墓、納骨堂、樹木葬、散骨など、ご自身の価値観やライフスタイルに合った新しい供養の形を自由に選択できる機会が生まれます。これにより、より現代に即した供養を実現できます。3. 墓じまいをするデメリット(考慮すべき点と注意)メリットがある一方で、墓じまいには事前に考慮しておくべきデメリットや注意点も存在します。(1)予想外の「費用」が発生する可能性墓じまいには、墓石の撤去費用、新しい供養先にかかる費用、寺院へのお布施(離檀料を含む場合あり)など、様々な費用が発生します。事前に詳細な見積もりを取らずに進めると、予想外に高額な費用がかかり、後悔する可能性があります。費用を安く抑える方法や、具体的な費用の内訳については、以下の記事で詳しく解説しています。→費用を安く抑える方法: 【墓じまい費用】安く抑える方法と相場→費用負担の話し合い: 【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い(2)寺院や親族との関係性における「トラブル」のリスク墓じまいは、寺院や親族にとってデリケートな問題であり、伝え方や進め方を誤ると、感情的な対立やトラブルに発展するリスクがあります。特に、寺院からの高額な離檀料請求や、親族間での意見の相違が原因となるケースが少なくありません。トラブルを避けるための具体的な対策は、以下の記事で詳しく解説しています。→ ご住職への話し方: 【墓じまい】ご住職への話し方→ 離檀で揉めないポイント: 【墓じまい・離檀】最初の相談で揉めないポイント→ 高額離檀料請求への対処法: 【高額離檀料請求】墓じまい対処法→ トラブル事例集: 【墓じまいトラブル事例集】原因と予防策(3)手続きの複雑さと時間・労力の問題墓じまいには、現在の墓地管理者との手続き、自治体への改葬許可申請、新しい供養先との契約、石材店の手配など、複数の関係者との調整と行政手続きが伴います。これらの手続きには時間と労力がかかり、慣れない作業にストレスを感じる方も少なくありません。→墓じまいの手続きの流れについては、 お墓じまいマニュアル をご参照ください。4. 今後の墓じまいの動向と供養先の選び方墓じまいの増加傾向は今後も続くと予想され、供養のあり方も多様化していくでしょう。(1)増加傾向は今後も継続か?(寺院の状況と承継者不足)寺院の檀家離れは今後も進むと考えられ、ご住職の高齢化や承継者不足といった寺院側の問題も顕在化しています。これにより、墓じまいのニーズはさらに高まる可能性があります。(2)納骨堂・霊園の経営破綻リスクと選び方多様な供養先が増える一方で、一部の納骨堂や霊園では経営破綻の事例も報告されています。長きにわたり安心して供養を続けるためには、運営母体の安定性や実績をしっかりと確認し、慎重に供養先を選ぶことが重要です。(3)安心できる公営墓地の選択肢費用を抑えつつ、長期的な安心を得たい場合、自治体が運営する公営墓地(永代供養墓や合葬埋蔵施設を含む)は魅力的な選択肢です。居住要件などがありますが、民間と比べて費用が安く、経営の安定性も高いため、人気を集めています。→ 都立霊園については、【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を解説で詳しく解説しています。→ 石材店選びについても、 【墓じまい】石材店の選び方と費用 ご参照下さい。5. まとめ:墓じまいを後悔しないために墓じまいの増加は、現代社会の多様なニーズを反映した自然な流れと言えます。しかし、安易な決断は後悔につながる可能性もあります。このページで解説した、墓じまいの増加背景、メリット・デメリット、そして将来的な動向を理解し、事前に十分な情報収集と計画を立てることが何よりも重要です。特に、費用、寺院や親族との関係性、行政手続きといった各側面における注意点を把握し、対策を講じることで、円満で後悔のない墓じまいを実現することができます。もし、墓じまいに関する不安や疑問、手続きの複雑さでお困りの場合は、お一人で抱え込まず、お気軽にお墓専門の当事務所までご相談ください。豊富な経験と専門知識を持つ行政書士が、あなたの状況に合わせた最適なアドバイスとサポートを提供し、安心して墓じまいを完了できるようお手伝いいたします。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまい費用は誰が負担すべきか?相場、内訳、親族間の話し合いの原則を行政書士が解説
    【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・お墓じまいに際して、「費用はいくらかかるのか?」「その内訳や相場は?」「誰が費用を負担すべきなのか?」といった疑問や不安を抱える方は少なくありません。この記事では、墓じまいの費用に関する全体像、具体的な内訳と相場、そして特に重要な「費用負担者」に関する問題を、お墓専門の行政書士が徹底的に解説し、お客様が安心して手続きを進められるようサポートいたします。1.墓じまいの費用は誰が負担するのか?墓じまいにかかる費用は、誰が負担すべきかというご質問をよくいただきます。お墓は相続財産とは異なり「祭祀財産」として扱われるため、その費用負担には特有の考え方があります。(1)祭祀承継者が費用を負担する原則民法第897条には、系譜、祭具、墳墓(お墓)の所有権は、被相続人の指定または慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継すると定められています。具体的には、故人の指定、慣習、または家庭裁判所の決定によって祭祀承継者が決まります。一般的に、遺言書による指定がない場合、葬儀の喪主を務めた方や長男が祭祀承継者となるケースが多いですが、家族間で意見が対立する場合は家庭裁判所に判断が委ねられます。墓じまいの費用は、基本的にこの祭祀承継者が負担するものと考えられています。(2)費用分担に関する家族間の話し合いの重要性しかし、実際には墓地の維持管理費を支払っていた方(実質的な祭祀承継者であることが多い)が費用を支払うケースや、兄弟姉妹間で費用を分担するケースも当然あります。話し合いで費用を分担する合意ができれば問題ありませんが、強制的に分担を求めることは、法律的な紛争ではないものの、人間関係の軋轢や家族間の不和につながる可能性があります。祭祀承継者が一人で費用を負担することに抵抗を感じ、墓じまいが進まないケースも考えられます。そのため、墓じまいを検討する際は、まず「費用がいくらかかるのか」という全体像を把握し、次に「誰がどのように負担するのか」を家族や兄弟姉妹間で十分に話し合い、合意形成を行うことが非常に重要です。改めて整理すると、争いの可能性がある場合は、被相続人が遺言書で祭祀承継者を指定しておくのが最善です。遺言書による指定がない場合は、相続人全員での話し合いで祭祀承継者を決め、話し合いがつかない場合は家庭裁判所に判断を委ねることになります。祭祀承継者は、お墓などの祭祀に関する費用を負担するものと考えるのが第一前提ですが、相続人全員の合意があれば、費用を分担することも問題ありません。このような前提のもとで、お墓の費用負担問題について話し合いを進めることをお勧めします。2.墓じまいに伴う費用全体の相場と内訳墓じまいの費用は、大きく分けて「現在のお墓の撤去にかかる費用」と「新しい供養先にかかる費用」、そして「その他、行政手続きや供養にかかる費用」の3つに分類できます。ここでは、それぞれの費用について、一般的な相場と内訳を解説します。※具体的な費用を安く抑える方法については、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 の記事で詳しく解説しています。(1)お墓の撤去費用お墓の撤去費用は、墓じまい費用の大部分を占めます。墓地の広さ、墓石の大きさや種類、墓地の立地(重機が入りやすいか、手作業が必要かなど)によって大きく変動します。一般的な和型のお墓で20万円~50万円程度、洋型で10万円~30万円程度が相場ですが、広大な敷地や特殊な状況では100万円近くになることもあります。この費用は、主に石材店に支払われます。(2)新しい供養先にかかる費用墓じまい後の遺骨をどこに改葬するかによって、費用は大きく異なります。現代では、少子高齢化や多様な価値観から、以下のような承継者を必要としない供養方法が主流となっています。新しい一般墓の建立費用墓じまい後に新たに一般墓を建てる場合、墓地使用料とは別に、墓石建立費として100万円から300万円以上かかることが一般的です。これは墓石の材質やデザイン、施工内容によって大きく変動します。都立霊園の合葬埋蔵施設への施設変更都立霊園の施設変更制度を利用する場合、永代使用料や年間管理料はかからず、事務手数料のみで済むことがほとんどです。通常、数百円程度の実費で済み、費用を抑えたい場合に有効な選択肢です。民営の永代供養墓・納骨堂・樹木葬合祀(他の遺骨と一緒になる形式): 5万円~20万円程度。最も費用を抑えられます。合葬(骨壺のまま共同で埋葬される形式): 10万円~50万円程度。個別区画型(一定期間個別に安置後、合祀)や樹木葬: 20万円~100万円程度。散骨業者に委託する場合、5万円~。チャーター船で立ち会う場合は15万円~30万円以上かかることもあります。散骨は埋葬ではないため、改葬許可証は不要です。(3)その他の費用行政手続き費用:改葬許可証の取得など、通常無料ですが、自治体により数百円程度の実費がかかる場合があります。遺骨の取り出し・運搬費用: 墓石の開閉・遺骨の取り出し作業費(石材店へ)、新しい供養先への運搬費。石材店のサービスに含まれる場合もありますが、別途2万円~10万円程度かかることがあります。供養に関する費用(お布施など): 閉眼供養(お墓の魂抜き)、開眼供養(新しい墓の魂入れ)、納骨供養など、寺院へのお布施(3万円~5万円程度が目安ですが、寺院によって異なります)。3.費用負担に関するトラブルを避けるために祭祀承継者に関する問題や、それに伴う費用負担で家族間が揉めることを避けるためには、故人(被相続人)が遺言書を作成し、相続財産の分配と併せて祭祀承継者を指定しておくことが非常に有効です。遺言書で明確に指定されていれば、相続発生後に承継者問題で争う理由がなくなり、手続きがスムーズに進みます。もし遺言書による指定がない場合、お墓に関する費用負担の話し合いは、相続財産の分割と併せて行うことをお勧めします。例えば、相続人の一人が多額の財産を相続し、他の相続人がわずかな財産しか相続しない状況で、後からお墓に関する費用の均等な負担を求められた場合、不公平感から新たな争いが生じる可能性があります。したがって、最初の段階で「お墓は誰が継ぐのか」「費用は祭祀承継者が負担するのか、それとも取得財産額に応じて分担するのか、あるいは均等に負担するのか」など、具体的な取り決めを話し合っておくことが重要です。改めて整理すると、争いの可能性がある場合は、被相続人が遺言書で祭祀承継者を指定しておくのが最善です。遺言書による指定がない場合は、相続人全員での話し合いで祭祀承継者を決め、話し合いがつかない場合は家庭裁判所に判断を委ねることになります。祭祀承継者は、お墓などの祭祀に関する費用を負担するものと考えるのが第一前提ですが、相続人全員の合意があれば、費用を分担することも問題ありません。このような前提のもとで、お墓の費用負担問題について話し合いを進めることをお勧めします。4.墓じまいの費用負担 まとめ墓じまいの費用は、墓地使用者(契約者)が負担するケースが多いですが、兄弟姉妹間で分担されることもあります。先祖代々の墓やご両親の墓など、埋葬されている方によって関係する親族も異なるため、墓じまいを検討する際は、まず費用全体を確認し、その上でご自身で全額を負担するのか、それとも分担を求めるのかを家族や兄弟姉妹間で十分に話し合ってから進めることが重要です。一方的に費用分担を期待して墓じまいを進めてしまうと、後々家族間で「トラブル」(法律的な紛争ではないものの、感情的な対立や不和)になる可能性がありますので、十分にご注意ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまい後の改葬先が未定の場合の遺骨の一時保管と埋葬証明書の活用方法を解説
    【墓じまい後】改葬先をゆっくり決める方法|一時保管・証明書|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    お墓じまいを行い、既存のお墓を整理したものの、その後の遺骨の改葬先をすぐに決められない、あるいは永代供養墓にするか散骨にするかじっくり検討したい、と考える方は少なくありません。このような場合、どのように進めれば良いか、戸惑うこともあるでしょう。このページでは、墓じまい後に改葬先が未定でも、安心して遺骨を管理し、ゆっくりと供養先を決めるための具体的な方法を解説します。特に重要な「埋葬証明書」の取得と活用法、そして遺骨の一時保管について、お墓専門の行政書士が分かりやすくご案内します。1. 墓じまい後、改葬先が未定でも大丈夫墓じまいを行う際、通常は埋葬されている遺骨の新しい改葬先(永代供養墓や新しい墓地など)を決めてから手続きを進めます。しかし、様々な事情で改葬先をすぐに決められない場合でも、安心して墓じまいを進める方法は存在します。(1)改葬許可申請の基本と改葬先が未定の場合の課題通常、墓じまい後の遺骨を別の場所へ改葬するには、現在の墓地の所在地を管轄する自治体で改葬許可申請を行い、許可証を取得する必要があります。この申請書には改葬先の住所を記載する欄があり、自治体によっては改葬先の使用許可証や受入れ証明書の提示を求められることがあります。そのため、改葬先が未定の段階では、これらの書類が揃わず、改葬許可申請ができないという課題が生じます。2. 改葬先が未定の場合の重要手続き:埋葬証明書の活用法改葬先が未定のまま墓じまいを先に進める場合、「埋葬証明書」の取得が非常に重要になります。この証明書は、改葬許可申請や散骨の際に、遺骨の存在と、どこに埋葬されていたかを公的に証明する役割を果たします。(1)埋葬証明書とは?(ひな形と記載事項)埋葬証明書とは、故人の遺骨が現在の墓地に埋葬されていたことを、その墓地の管理者が証明する書類です。特に決まった形式はなく任意の形式で作成されますが、通常以下の情報が必要となります。死亡者の氏名、本籍、住所、性別、死亡年月日埋葬されていた場所(墓所)など。(参考)埋葬証明書のひな形イメージ(2)永代供養墓等への改葬を検討する場合墓じまいを先に終え、永代供養墓などの改葬先をゆっくり検討したい場合、まずは墓地管理者から「埋葬証明書」を頂いておきましょう。改葬先の墓地が決まった際に、改葬許可申請書の墓地管理者の証明欄に「別紙参照」と記載し、取得済みの埋葬証明書と受け入れ証明書を添付して申請することで、改葬許可証が取得できます。墓地が遠方の場合、後日改めて埋葬証明書をもらいに行くのは時間も費用もかかるため、墓じまいと同時に取得しておくのが賢明です。(3)散骨を検討する場合散骨は法律上「埋葬」に当たらないため、原則として改葬許可証は不要です。しかし、散骨業者によっては、遺骨が誰のものであるかを確認するため、埋葬証明書のコピーの提出を求められる場合があります。また、家族との話し合いで最終的に散骨ではなく永代供養墓への改葬に方針が変わる可能性も考慮し、念のため埋葬証明書を取得しておくことをお勧めします。埋葬証明書があれば、万一の場合も改葬許可申請が可能ですので安心です。(4)埋葬証明書取得の重要性(共通の注意点)いずれのケースにおいても、墓じまいを行った後に再度、埋葬の証明を依頼するために管理者と連絡を取るのは、気まずく感じたり、手間がかかったりすることがあります。そのため、墓じまいを行う前に墓地管理者と十分に話し合い、埋葬証明書を事前に取得しておくことが非常に重要です。3. 改葬先未定の場合の具体的な墓じまい・遺骨管理の流れ改葬先が未定のまま墓じまいを進めたい場合の具体的な流れを解説します。この場合、通常の墓じまいプロセスに加えて、遺骨の一時保管と埋葬証明書の活用がポイントとなります。(1)墓地管理者への事前説明と了承いきなり管理者(ご住職など)に埋葬証明書を求めると驚かれることがあります。墓じまいを先に進めたい理由(例:遠方で頻繁に行けない、改葬先をじっくり検討したい、散骨か永代供養か悩んでいるなど)を丁寧に説明し、事前に了承を得ておきましょう。(2)墓じまいの実施と遺骨の取り出し墓地管理者から了承を得られたら、墓石の撤去を行う石材店を決め、契約します。墓地管理者や石材店と日程調整の上、閉眼供養(魂抜き)やお骨の取り出しを行う墓じまいの日を決定します。閉眼供養を行う場合は、ご住職へのお布施も忘れずに準備しましょう。当日、ご遺骨の移動準備(カバン、ビニール袋、タオルなど)をして寺院や霊園に行き、閉眼供養後に遺骨の取り出しが行われます。(3)自宅での遺骨一時保管または預かり取り出したご遺骨は、新しい改葬先が決まるまで、ご自宅で一時的に保管することができます。(遺骨を自宅に置いておくことは違法ではありませんが、勝手な場所に埋葬することは違法です。)また、遺骨の汚れが気になる場合は、専門業者に依頼して洗浄・乾燥を行うことも可能です。ご自宅以外にも、寺院や霊園が提供する一時保管サービスを利用したり、預骨専門の施設に預けたりする方法もあります。(4)最終的な改葬先決定と手続き改葬先をゆっくり検討し、永代供養墓や新しい墓地への改葬、あるいは散骨など、最終的な供養方法を決定します。永代供養墓等への改葬の場合: 改葬許可証が必ず必要です。管轄の市区町村から申請書を入手し、必要事項を記入。埋葬証明書と改葬先の受入れ証明書を添付して提出し、許可証を取得します。この許可証は、改葬先(新しい墓地など)の管理者に提出します。散骨の場合: 改葬許可証は原則不要ですが、業者によっては埋葬証明書が必要になる場合があります。→ 改葬手続きの詳細については【改葬(お墓の引越し)】相談・手続代行 をご覧ください。4. まとめ:墓じまい後の安心のために墓じまい後、改葬先を急いで決める必要がない場合でも、事前に「埋葬証明書」を取得しておくことの重要性は非常に高いです。散骨の場合、法的に改葬許可証は不要ですが、遺骨の証明書類として埋葬証明書があれば、業者とのやり取りもスムーズに進みます。また、ご自宅で遺骨を一時保管し、時間を空けて改葬する際、自治体によってはご自身が墓地管理者として証明することで許可証が取得できる場合もありますが、多くの場合、元の墓地の管理者からの証明書(埋葬証明書)が求められます。これらのことから、改葬先を決めかねている場合でも、まずは墓じまいと同時に埋葬証明書を必ず取得しておくことを強くお勧めします。これにより、将来どのような供養方法を選択しても、手続きがスムーズに進み、安心して故人の供養を行うことができます。大塚法務行政書士事務所では、お墓に関する手続き全般のサポートを行っております。改葬先が未定の場合の墓じまいや、埋葬証明書の取得に関するご質問など、ご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓じまい後の遺骨の処理・処分方法:永代供養、散骨、手元供養の費用と手続きを解説
    【墓じまい後】遺骨の処理・処分方法|散骨・手元供養など|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    墓じまいを終えた後、「残された遺骨をどうすれば良いのか?」「どのように供養するのが適切なのか?」と、その処理や処分方法について悩む方は少なくありません。遺骨をそのまま放置したり、不適切な方法で扱ったりすることは、法律で禁じられています。このページでは、墓じまい後の遺骨の法律的な扱いから、永代供養、散骨、手元供養といった具体的な供養方法の選択肢、それぞれの特徴や注意点について、お墓専門の行政書士が分かりやすく解説します。故人を安心して送り、後悔のない供養をしていただくために、ぜひご参考ください。1. 墓じまい後の遺骨の基本的な法律と取り扱い墓じまいの後、墓所から取り出された遺骨は、適切に処理・供養される必要があります。(1)遺骨の放置や不法投棄の禁止お墓に埋葬されていた遺骨をそのまま放置したり、墓所から取り出した後にその辺りに置いて帰ったり、ゴミとして処分したりすることはできません。これは、刑法に定める死体遺棄罪等に問われ、3年以下の懲役に処せられる可能性があります。また、遺骨は「墓地、埋葬等に関する法律」により、墓地以外の場所に埋葬することを禁止しており、違反した場合は千円以下の罰金または拘留若しくは科料に処されると定められています。(2)墓じまい後の遺骨の主な供養・処理方法上記の法律に基づき、墓じまいを行った後、遺骨は必ず以下のいずれかの方法で適切に供養・処理される必要があります。他の霊園等へ改葬(新しいお墓や永代供養墓などへ埋葬)散骨(遺骨を自然に還す)手元供養(遺骨を自宅などで保管・供養する)これらの選択肢は、墓じまい後の遺骨の行方を決める上で重要となります。2. 主な遺骨の供養・処理方法と特徴墓じまい後の遺骨の供養方法には様々な選択肢があり、それぞれ特徴が異なります。(1)改葬(永代供養墓・納骨堂・樹木葬などへの埋葬)墓じまいで埋葬されていた遺骨を他の霊園等に埋葬することを「改葬」と言います。改葬を行うには、原則として改葬許可証が必要になります。これは改葬先の霊園等に埋葬する際に必ず提出する書類です。永代供養墓寺院や霊園が永続的に管理・供養を行うお墓です。合祀型(他の遺骨と一緒に埋葬)と個別安置型があります。費用を抑えたい場合は合祀が選択肢になります。納骨堂屋内の施設に遺骨を収蔵する形式で、ロッカー式や自動搬送式など多様なタイプがあります。樹木葬遺骨を樹木の下や庭園などに埋葬し、自然に還す供養方法です。→改葬手続きの詳細については【改葬(お墓の引越し)】相談・手続代行 をご覧ください。→改葬先の選び方については【改葬先】選び方と失敗しない注意点 をご覧ください。(2)散骨墓じまい後の遺骨を散骨する場合、法律上「埋葬」に当たらないため、原則として改葬許可証は不要です。ただし、散骨業者によっては、遺骨が誰のものであるかを確認するため、埋葬証明書のコピーの提出を求められる場合があります。散骨の形式には法律で定められたものはありませんが、現在では業界の自主ルールに則り行われています。遺骨の洗浄・乾燥、粉骨(遺骨を粉末状にする)を経てから散骨(海や山など)が行われるのが一般的です。→ 散骨の詳細については【散骨】相談・手続代行および【散骨の基礎知識】費用・注意点 を解説をご覧ください。(3)手元供養遺骨の一部または全てを自宅の仏壇や専用の容器に安置したり、ペンダントやオブジェに加工したりして、手元で供養する方法です。特徴故人を常に身近に感じられる、いつでもお参りできる、宗教・宗派にとらわれない、費用を抑えられるなどの特徴があります。注意点ご自身が亡くなった後、その遺骨(ご自身の遺骨、または管理していた親族の遺骨)を誰がどのように管理し続けるのか、という点が課題となります。親族や信頼できる友人に託す場合は、死後事務委任契約などで明確に意思表示と手続きを行う必要があります。この事前の取り決めがなければ、遺骨の行方が宙に浮いてしまうリスクがあります。→ 手元供養の詳細については【手元供養】注意点と知っておくべきこと をご覧ください。3. 遺骨の供養方法を選ぶ際のポイント墓じまい後の遺骨の供養方法は、ご家族の状況や故人の意向、費用など、様々な要素を考慮して決定することが重要です。(1)ご家族との話し合いの重要性遺骨の供養方法は非常にデリケートな問題です。ご家族間で意見が分かれることもありますので、事前に十分な話し合いを行い、全員が納得できる形で合意を形成することが最も大切です。(2)費用面での考慮永代供養墓の合祀や散骨は比較的費用を抑えられる供養方法として挙げられます。しかし、永代供養墓の種類や石材、散骨の形式(合同散骨かチャーター船かなど)によって費用は大きく変動します。各供養方法の相場を把握し、予算内で最適な選択をしましょう。→ 墓じまい費用や改葬費用の詳細については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 をご覧ください。(3)供養の継続性永代供養墓や納骨堂は、寺院や霊園が永続的に管理・供養を行うため、将来の管理や承継の心配がありません。散骨や手元供養を選ぶ場合も、その後の管理や最終的な行方について、生前に対策を講じておくことが重要です。4. まとめ:後悔しない遺骨の供養のために墓じまい後に残された遺骨を不法に処理することは許されません。せっかく墓じまいを行うのであれば、故人の供養のためにも、残された遺骨を適切に扱い、ご自身やご家族が心残りなく納得できる供養方法を選ぶことが大切です。永代供養墓の合祀や散骨は一度行うと元には戻せません。どの方法が最適かを決めるためには、ご家族で十分に話し合い、それぞれの供養方法の特徴、費用、そして将来的な見通しを理解することが重要です。大塚法務行政書士事務所では、お墓に関する手続き全般のサポートを行っております。墓じまい後の遺骨の処理・供養に関するご質問や、具体的な手続きでお困りの点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓じまい関連TOP・お墓じまい関連のトップページは、こちらから
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  • 墓参りする女性
    【墓じまいから散骨へ】手続きの流れと注意点|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    墓地の承継問題等によりお墓じまいをされる方が多くなっております。埋葬されていた遺骨は、そのまま放置出来ませんので、他の場所に改葬等を行う必要があります。この改葬先の1つとして散骨を行われる方が多くなっております。しかし、墓じまいをして散骨する場合、どの様に進めれば良いか?わかならい方も多いかと思います。(一般的には始めて行う事になりますので、わからなくて当然と言えます。)実際に散骨を行うまで、どの様な流れで進めれば良いか?お墓の専門行政書士が解説させて頂きます。参考にご覧ください。1.墓じまいから散骨の流れ墓じまいから散骨までの流れについて解説させて頂きます。当事務所では、墓じまいから散骨業者の引渡しまでの手続き一式代行のご依頼を頂いておりますので、その経験をもとに解説させて頂きます。①寺院・霊園の管理者に相談墓じまいして散骨したい旨を墓地管理者に相談する事から始めます。墓地管理者は寺院の場合は、ご住職、霊園等の場合は管理事務所に伝える事になります。ここで墓地返還に関する届出等の書類を確認しておきます。又、費用も合せて確認しておきましょう。寺院墓地の場合は、離檀する事になりますので散骨する理由も説明し、お布施等についても確認しておきましょう。離檀する場合、寺院によっては離檀料を求められる場合もあります。石材店・散骨業者との契約前に確認しておきましょう。→ 墓じまいにおける寺院との関係や離檀料については【墓じまい】ご住職への話し方や 【高額離檀料請求】墓じまい対処法 をご覧ください。②石材店の選定(墓地撤去)・契約墓地管理者の了解が得られましたら、墓石を撤去する石材店と契約を行います。寺院・霊園は指定石材店が決められている事が多く、その場合は、その石材店に依頼することになります。公営霊園の場合は、ご自身で石材店を選ぶ事になります。ご自身で石材店を選ぶ場合は、数社の石材店から見積書を取得した方が、撤去相場が把握できます。石材店により撤去金額に差が出る場合があります。1社からの見積書取得では高いか安いか?の判断も出来ません→石材店の選び方については【墓じまい】石材店の選び方と費用 をご覧ください。③散骨業者の選定・契約散骨を行う業者を選びます。ネット等で検索しホームページで①実績件数、②料金表、③運営会社など確認しましょう。その中の数社に絞り、パンフレットを郵送してもらいましょう。届いたパンフレットの料金等を確認し、業者委託で散骨を行う。又は船に同乗して散骨を行う。のいずれかに決め、希望の条件の見積書を貰いましょう。見積書の料金を確認した上で、一番良いと思われる散骨業者と契約をすることになります。(提出する書類も確認しておきましょう。)散骨業者によりますが、埋葬されている遺骨を散骨する場合、埋葬証明書を求められる場合があります。埋葬証明書は、墓地管理者に証明(記名押印)して頂く必要があります。その様な場合、墓じまいの際にお願いできる様に準備しておきましょう。→ 散骨業者の選び方や散骨全般の詳細は【散骨マニュアル】手続き・費用・注意点 をご覧ください。④墓じまい日の決定石材店、散骨業者が決まりましたら、墓じまい日を決定します。ご自身・ご家族寺院・霊園等の墓地管理者撤去を行う石材店上記の方と連絡を取り墓じまいの日を決定します。当日、散骨業者に遺骨を引き渡す場合は、散骨業者の予定も確認しておきましょう。土日休日は、墓地管理者、石材店の予定が先まで埋まっている場合があります。土日休日に墓じまいを行う場合は早めに希望日を伝えておきましょう。お盆・お彼岸、年末年始は、ご住職、石材店が忙しくなる時期です。この時期は、避けて墓じまいを行う方が良いかと思います。又、寺院によっては、この時期の墓じまいは断わられる場合もあります。⑤墓じまい当日一般的には、閉眼供養(魂抜き)を行い、供養後にお墓を開けてご遺骨を取出します。取出しは、お墓の撤去を依頼する石材店にお願いすることになります。散骨業者にその場で引き渡す場合は、事前に日時を伝えておきましょう。(墓地返還に関する書類、離檀届等は、当日墓地管理者に提出しておきます。)一度、ご遺骨を持ち帰る場合は、骨壺のまま又は、骨袋に移して持ち帰ります。骨壺は重量がありますので、公共の交通機関で移動する場合は、骨袋で持ち帰る方が良いかと思います。ちなみに骨袋は仏具店が購入するか、石材店にお願いして用意して貰います。値段は一枚千円程度になります。石材店によってはサービスしてくれる場合も。お墓の撤去は、後日石材店により行われます。※石材店の支払いは、前払いと後払いの場合がありますので、事前に確認しておきましょう。→ 改葬許可証の詳細については【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 をご覧ください。⑥散骨業者への引渡しご自身で散骨業者へ持ち込む、自宅まで引取りに来て貰う、郵パックで散骨業者へ郵送する、いずれかの方法で引渡しを行います。埋葬されていた遺骨は、散骨業者によって洗浄・乾燥・粉骨を行います。この期間は通常の場合、1週間~2週間程度になりますが、時期によっては1か月程度掛かる場合もあります。埋葬されて日にちがあまり経過していない綺麗な遺骨の場合は、洗浄・乾燥を行わずに粉骨を行う場合もあります。粉骨のみを行う場合は、散骨業者に伝えておきましょう。→墓じまい後の遺骨の処理方法全般については【墓じまい後】遺骨の処理・処分方法 をご覧ください。⑦散骨当日業者に委託して散骨を行う場合は、遺骨を引き渡した時点で完了となります。散骨後に業者から散骨証明書等が送られてきます。船に同乗して散骨を行う場合は、洗浄乾燥後に日程を確認します。業者指定の場所に集合して数人の乗り合いで散骨を行うか、家族等で貸し切りで行う方もおります。費用は業者委託の散骨が一番安く4万円程度~、船に同乗する場合は10万円程度~になります。料金は見積書等で事前に確認しておきましょう。2. 墓じまいに伴う費用と散骨費用の目安墓じまいから散骨をする場合の費用について解説させて頂きます。(1)墓じまいの費用霊園墓地の場合、墓地返還届等の規定の手続きを行い墓じまいを行う事になりますが、寺院墓地の場合、所有する墓地の遺骨を全て散骨し、その後の埋葬予定もない場合は、寺院から離檀し墓地を更地に戻して返還する事になります。ここで、離檀料等のお布施を要求される場合があります。又、お墓の撤去も一般的な墓地の場合、20万円~100万円程度掛かることになります。墓じまいの費用が幾ら掛かるのか?最初に確認した上で、散骨業者との契約を行われた方が良いかと思います。もし、予想より高額な費用が掛かる場合、散骨を断念される方もいるかと思います。先に散骨業者と契約しキャンセルすることも二度手間になります。ですので、最初に墓じまいに掛かる費用を確認しておきましょう。→ 墓じまい費用全般については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や 【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い をご覧ください。(2)散骨の費用墓じまいに伴う散骨費用の目安として、粉骨費用と散骨実施費用の大まかな相場を記載します。遺骨の粉骨費用遺骨一体につき1万円〜3万円程度が相場です。散骨実施費用委託散骨: 3万円〜5万円程度合同散骨: 5万円〜10万円程度チャーター散骨: 15万円〜30万円以上→ 詳細な散骨費用については【散骨マニュアル】手続き・費用・注意点 をご覧ください。(3)墓じまい+散骨費用の合計(参考)先祖代々のお墓でご遺骨が10体とした場合の費用額を参考に挙げさせて頂きます。尚、費用については相場価格になります。(※実際の状況・石材店・散骨業者により費用は異なります。)①船に同乗して散骨する場合墓じまい費用=墓石撤去(25万円)+お布施(5万円)=30万円散骨費用(10体)=船代(15万円)+遺骨の洗浄乾燥✕10(2万円)+粉骨料金✕9(2万円)=53万円合計=83万円となります。(※船代にご遺骨一体分の粉骨料金が通常含まれている為、粉骨料金は9体で計算。)②業者委託で散骨する場合墓じまい費用=墓石撤去(25万円)+お布施(5万円)=30万円散骨費用(10体)=委託散骨費(4万円)✕10=40万円(洗浄乾燥・粉骨代含む)合計=70万円高いとも思われる方、安いと思われるか、それぞれかと思いますが、最初に金額を把握しておかないと予算オーバになる可能性もあります。最初に予算の総額を決め、まずは墓じまいの費用を確認し、残りの額で散骨の形式を決められた方が良いのではないでしょうか。3. 墓じまいから散骨への移行で特に注意すべき点墓じまいから散骨への移行をスムーズに行い、後々のトラブルを防ぐために、特に以下の点に注意が必要です。(1) 関係者との十分な合意形成墓じまいも散骨も、ご家族・ご親族間の合意が非常に重要です。特に、散骨は遺骨が手元に残らない供養方法であるため、特定の供養場所がなくなることについて、関係者全員の理解と納得を得ることが不可欠です。後々のトラブルを避けるためにも、事前に丁寧な話し合いを行いましょう。(2) 遺骨の取り扱いと一時保管墓じまい当日に遺骨を取り出した後、すぐに散骨が行われるとは限りません。散骨業者への引き渡しまでの間、一時的に遺骨を保管する必要が生じることがあります。自宅での保管: 骨壺のまま、または骨袋に移して自宅で保管する方法です。預骨施設:一時的に遺骨を預かってくれる施設を利用する方法です。丁寧な取り扱い: 遺骨は故人の大切な一部です。取り扱いには十分な敬意と注意を払いましょう。→墓じまい後の遺骨の処理方法全般については【墓じまい後】遺骨の処理・処分方法をご覧ください。(3) 信頼できる業者選び(墓じまい業者と散骨業者)墓じまいと散骨はそれぞれ専門の業者が存在します。両方の手続きをまとめて依頼できる業者もありますが、それぞれの専門性を考慮して個別に選ぶことも可能です。墓じまい業者(石材店): 墓石の撤去や整地を適切に行う実績と信頼性があるか。散骨業者: 厚生労働省のガイドラインを遵守し、実績、料金体系、安全管理が明確な業者か。→ お墓じまいは【お墓じまいマニュアル】進め方・手続き・費用・注意点を、散骨は【散骨マニュアル】手続き・費用・注意点 もご覧ください。4. 墓じまいから散骨に関するよくある質問(Q&A)ここでは、墓じまいから散骨への移行に関するよくある疑問とその回答をまとめました。Q1: 石材店の契約と散骨業者の契約はどちらを先にした方が良いですか?A1: どちらからでも大丈夫ですが、まずは墓地管理者の了承を得た上で、見積書を取得して下さい。基本的には、墓じまい費用の総額を把握されてから散骨費用を決められた方が良いかと思います。Q2: 墓じまいした後の遺骨は、どうすれば良いですか?A2: ①業者に引き取りに来てもらう。②郵パックで郵送する。③業者に持参する。のいずれかになります。引取りに来て貰う場合は、別途料金が発生する場合があります。郵送する場合は、郵パックでの郵送になります。他の宅急便は、遺骨の郵送を行っておりませんのでご注意下さい。Q3: 墓じまいと散骨、同じ業者に依頼できますか?A3: 石材店が散骨も引きうけている場合もありますが、非常に珍しいケースと言えます。又、墓じまいから散骨先の紹介まで行っている会社等もネット等で見かけますが、基本的には委託先を紹介されることになるかと思います。それならば、ご自身で評判の良い石材店・散骨業者をそれぞれ探された方が良いかと思います。Q4: 埋葬されている遺骨が多い場合、散骨費用は安くならないですか?A4: 散骨業者によりますが、ご遺骨数が多い場合値引きするケースもある様です。事前に遺骨数を確認した上で、交渉されてみては如何でしょうか?Q5: こちらの事務所にお願いするとどの様なサポートをしてもらえるのですか?A5: 墓地返還に関する手続、石材店からの見積書取得、散骨業者のご紹介及び見積書の取得、ご遺骨の散骨業者への引渡し等、ご希望の範囲のサポートをさせて頂きます。最初の打合せの段階で、墓じまいから散骨までの流れ、費用の相場、ご用意頂く物などのご説明させて頂きます。又、業者選びのアドバイスなどもさせて頂きます。散骨か永代供養墓のどちらが良いか迷っています。どこか相談できるところはありますか?当事務所にご相談下さい。第三者的立場からアドバイスをさせて頂きます。又は、散骨、永代供養墓のメリット・デメリットなどもお話させて頂きます。お墓の専門行政書士が対応致しますので、安心してご相談下さい。5. まとめ:墓じまいから散骨への移行を成功させるためにここまで、ご覧頂きまして有難うございます。当事務所は、お墓に関する手続を専門に行っておりますが、近年、墓じまいされる方が非常に多くなっており、お陰様で日々ご相談を頂いてる状況です。墓じまいを行った場合には、埋葬されている遺骨は他の永代供養墓等に改葬、又は、散骨等を行うことになりますので、墓じまいを行うまでに決めておく必要があります。もし、どの様に進めれば良いかわかならい?或は、1人では難しいのでサポートしてほしい。などの場合は、当事務所にお気軽にご相談下さい。お墓の手続きを10年以上行ってきた経験をもとにアドバイスをさせて頂きます。相談だけでも大丈夫です。散骨のことなら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!散骨に関することならご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらから散骨関連TOP・散骨関連のトップページは、こちらから
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  • 日本のお墓
    【海外在住者】日本のお墓を墓じまいする方法|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・海外にお住まいの方の中には、日本にあるご先祖のお墓の管理や墓じまいについて悩まれている方も多いのではないでしょうか。遠方にいるため、お墓の維持が難しく、そのまま放置していると無縁墓になってしまうため、今のうちにきちんと整理しておきたいと考える方もいらっしゃいます。しかし、海外から日本の墓じまい手続きを行うことは、通常の国内手続きとは異なる特有の課題や解決策が存在します。遠方にいると手続きが難しく感じるかもしれませんが、適切な準備と進め方を知ればスムーズに進めることができます。この記事では、海外在住の方が日本のお墓を墓じまいする際の、特有の課題と、それを解決するための具体的な方法や注意点について詳しく解説します。大切なご供養の一環として、ぜひ参考にしてください。1. 海外在住者が知るべき「墓じまい」の基本と特有の課題墓じまいとは、所有しているお墓を撤去し更地に戻して墓地管理者に返還し、埋葬されている遺骨を永代供養墓などに改葬(または散骨)することを指します。海外在住の方の場合、お墓の維持が難しいだけでなく、この墓じまいを行う上でも以下のような特有の課題に直面しがちです。来日の困難さ:手続きのために頻繁に来日することが、時間的・経済的に難しい。親族・協力者の不在: 日本国内に手続きを任せられる親族や知人がいない、あるいは負担をかけたくない。書類の準備と送付: 海外で取得する書類(例:サイン証明書)が必要になる場合や、日本との書類の郵送に時間がかかる。墓地管理者との連絡:時差や言語、文化の違いから、寺院や霊園とのコミュニケーションが難しい。これらの課題を念頭に置き、墓じまいを進めるための基本的な流れと、海外から対応する方法について解説します。・墓じまいの基本的な流れは、こちらの お墓じまいマニュアル で詳しく解説しています。・墓じまいに伴うトラブル例については、【墓じまいトラブル事例集】原因と予防策 で詳しく解説しています。2.海外在住者が墓じまいを進める3つの方法海外に住んでいる方が日本のお墓を墓じまいするには、主に以下の3つの方法が考えられます。それぞれの方法について、海外からの状況を踏まえたメリットとデメリットを解説します。方法1:ご自身が来日して手続きを行う概要:事前に日本の関係各所と連絡を取り、来日中に墓じまいに関する手続きを直接行う方法です。考慮点:メリットご自身の目で全てを確認し、直接関係者と話ができるため、安心感が大きいです。不明な点があれば、その場で直接確認・解決できます。デメリット複数回の来日が必要になる場合や、一度の来日で全てを完結させるには、かなりの時間的余裕と綿密な事前準備が求められます。書類に不備があると手続きが滞り、再度の来日や郵送でのやり取りが必要になるリスクもあります。渡航費や滞在費といった費用も発生します。方法2:日本に住む親族等に手続きを依頼する概要: 日本に住む親族に協力してもらい、手続きの大部分を代行してもらう方法です。考慮点:メリットご自身の来日負担を大幅に軽減できます。親族が身近で手続きを進めるため、連絡がスムーズで安心感があります。デメリット親族に大きな手間と精神的負担がかかります。墓地管理者の連絡や書類の押印、石材店・改葬先の霊園との契約など、費用が発生するものもあるため、事前に金銭面の話し合いと明確な合意形成をしておく必要があります。また、親族が手続きに不慣れな場合、予期せぬ問題に直面する可能性もあります。方法3:専門家(行政書士)に手続きを依頼する概要:日本のお墓の手続きを専門とする行政書士に、墓じまいに関する一連の手続きを代行依頼する方法です。考慮点:メリット最も早く確実に手続きを進めることが期待できます。ご自身の来日や親族への負担を最小限に抑えられます。海外からの複雑な書類準備や自治体・墓地管理者とのやり取り、遺骨の受取・納骨の立ち会いまで、専門知識を持つ第三者が一貫してサポートするため安心です。デメリット専門家への費用が発生します。行政書士にも専門分野があるため、お墓の手続き、特に海外からの依頼に精通した実績・経験がある行政書士を選ぶことが重要です。3. 海外在住者特有の墓じまい準備と注意点海外にお住まいの方が日本のお墓を墓じまいする際には、一般的な墓じまいとは異なる、以下のような準備と注意が必要です。(1)墓地管理者・親族への連絡と話し合い(海外からのアプローチ)墓じまいは家族や親族全体に関わる重要な決定であり、事前の相談なしに進めるとトラブルに発展する可能性があります。また、海外から墓じまいを墓地管理者に伝える際には、ご自身で伝えるのか、親族等に伝えてもらうのか、事前に検討が必要です。もし、ご自身から伝える場合は、墓じまいをしたい理由と今までのお礼を丁寧に伝えましょう。(2)必要書類の準備と印鑑証明書の問題墓じまいには、改葬許可申請書をはじめ、墓地返還に関する書類など、様々な書類が必要です。霊園によっては使用者の実印押印や印鑑証明書の添付を求める場合があります。この場合、サイン証明書や在留証明書等で代替可能かなど、事前に墓地管理者や自治体に確認しておく必要があります。書類の郵送には時間がかかるため、早めに着手し、不備がないように慎重に進めましょう。(3)費用負担と支払い方法の合意お墓の撤去費用、閉眼供養のお布施、改葬先の永代使用料、納骨事務手数料など、墓じまいには様々な費用が発生します。海外からの支払いとなる場合、国際送金の手数料や為替レートの影響も考慮に入れる必要があります。誰が費用を負担し、どのように支払うのか、事前に親族間で明確な合意を形成しておくことがトラブル回避につながります・墓じまいの費用相場や内訳に関する詳細は、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 で詳しくご確認いただけます.(4)墓じまい後の遺骨の行方(海外在住者向け)墓じまい後のお骨をどうするかは、海外在住者にとって特に重要な決断です。主な選択肢は以下の通りです。① 日本国内の永代供養墓へ改葬承継者がいなくても管理が任せられるため、遠方に住む方にとって一般的な選択肢です。② 散骨お墓を持たない供養方法として近年注目されています。改葬許可申請が不要になるため、手続きが簡素化されるメリットがあります。散骨後は元に戻せないので、よく検討しましょう。・散骨の詳細については、【散骨】相談・手続代行 をご覧ください。③ 海外への遺骨搬送ご自身の居住国へ遺骨を連れて帰る方法です。国際的な輸送には、相手国の法律や航空会社の規定など、どの様な手続きが必要か事前に確認しておく必要があります。4. まとめ:海外からの日本での墓じまい、複雑な課題には専門家サポートを海外にお住まいの方が日本のお墓を墓じまいする際、その手続きは多くの課題を伴います。ご自身での来日や日本にいる親族への負担、郵送でのやり取りの難しさなど、海外在住者ならではの困難が伴うため、事前に最適な進め方を検討することが重要です。大塚法務行政書士事務所は、平成21年(2009年)の開業以来、お墓に関する手続きを専門とし、特に在日外国人の方や海外在住の日本人の方からのご依頼実績が豊富です。当事務所は、お客様が直面する具体的な状況に応じて、ご自身での対応が難しい部分を専門家としてサポートし、手続きを円滑に進めるお手伝いをいたします。日本での墓じまいに関するご不安やご不明な点は、どうぞお気軽にご相談ください。経験豊富な行政書士が、お客様の心の負担を少しでも軽くし、スムーズな手続きの完了をサポートいたします。Mail お問合せはこちからから日本の埋葬手続・お墓選びなど、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!海外からの遺骨の埋葬手続・納骨・お墓選など、お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらから外国人・在外日本人 関連TOP・在日外国人・在外日本人 関連のトップページは、こちらから
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  • 雑司ヶ谷霊園の風景
    【雑司ヶ谷霊園】墓じまい・改葬手続き代行|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    東京都豊島区にある雑司ヶ谷霊園は、徳川家の御料地を起源とし、明治7年に開設された歴史深い都立霊園です。都心にありながら豊かな自然が広がり、静かで落ち着いた空間が特徴です。当事務所は、この雑司ヶ谷霊園の墓じまいや改葬手続きを迅速かつ丁寧に代行いたします。複雑な手続きでお困りの際は、お墓の専門家である行政書士へご相談ください。1.雑司ヶ谷霊園の「墓じまい・改葬手続」のご相談当事務所は平成21年度に開業したお墓専門の行政書士事務所です。これまでに100件以上の墓じまい・改葬をサポートしてまいりました。都立霊園の手続きにおいても豊富な経験と実績がございますので、安心してご相談いただけます。雑司ヶ谷霊園での手続きは、民間の霊園に比べて提出する書類が多く、時間と労力がかかる場合があります。当事務所では、墓地使用者の承継、墓じまい、改葬、現地立会など、お客様の状況に応じた必要な範囲のみをサポートいたします。また、都立霊園の各種手続き全般について経験豊富ですので、複雑な手続きも安心してお任せください。墓じまいや改葬の手続きに不安がある方雑司ヶ谷霊園での手続き方法について知りたい方改葬にかかる費用や必要な書類について確認したい方この様な方々のために、わかりやすく丁寧にご説明させていただきます。当事務所が提供する具体的な業務内容については、《都立霊園》の墓じまい・改葬手続代行のページをご覧ください。また、都立霊園の各種手続きや申請に必要な書類については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類のページに詳しく掲載しております。・この様な方にお勧めします。当事務所は、以下のようなご希望をお持ちの方に最適なサポートを提供します。遠方に住んでいて、雑司ヶ谷霊園での改葬を希望している方お墓の管理に困っていて、墓じまいを考えている方墓地の引越しを検討しており、手続きが不安な方雑司ヶ谷霊園をはじめとするお墓の手続きにおいて、当事務所の深い知識と豊富な経験を活かし、お客様の大切な手続きを迅速かつ丁寧にお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから2.雑司ヶ谷霊園の概要・雑司ヶ谷霊園は東京都豊島区に位置し、明治7年に共同墓地として開設されました。総面積は約10.6ヘクタールです。古くは徳川家の御料地として使用され、昭和10年に現在の雑司ヶ谷霊園という名称に改められました。都心の霊園としては自然豊かな環境であり、ケヤキ、イチョウなどの古木が多く植えられています。また、夏目漱石、竹久夢二、永井荷風、ジョン万次郎など数々の著名人が埋葬されている霊園でもあります。3.雑司ヶ谷霊園の墓じまいの流れ・ここでは、雑司ヶ谷霊園から他の都立霊園の合葬埋葬施設へ施設変更する場合と、民営霊園の永代供養墓等に改葬する場合、それぞれの墓じまいの流れについて解説いたします。(1)墓じまい+施設変更(小平-多摩-八柱霊園)施設変更とは、現在雑司ヶ谷霊園にお持ちのお墓を墓じまいし、都立霊園が提供する合葬埋蔵施設へ改葬する制度です。この制度を利用できるのは、小平霊園、多磨霊園、八柱霊園に設置されている合葬埋蔵施設となります。ここでは、雑司ヶ谷霊園におけるこの施設変更の流れについて詳しく解説いたします。①施設変更の仮予約・書類の取得最初に雑司ヶ谷霊園管理事務所(TEL:03-3971-6868 豊島区南池袋4-25-1)に施設変更の仮予約を行い、施設変更申請書等の書類を取得します。(仮予約受付後、郵送で書類が送付されます。)②石材店の決定雑司ヶ谷霊園から他の都立霊園に施設変更行う場合、①施設変更申請書、②使用修了届、③誓約書を提出する必要があります。この書類には、墓石の撤去を行う石材店の押印箇所がありますので、事前に石材店を決めておく必要があります。③施設の変更の申込申込受付期間(年3回)に雑司ヶ谷霊園管理事務所で施設変更の申込を行います。添付書類(住民票、印鑑証明書、雑司ヶ谷霊園の使用許可証)、実印・認印等も忘れずに持参して下さい。(通常は、2か月~3か月程度で合葬埋葬施設の使用許可証が発行されます。)④改葬手続合葬埋葬施設の使用許可証が届きましたら、改葬を行うための手続きを霊園管理事務所で行います。手続完了後に改葬許可申請書が渡されますので、この書類を豊島区役所 総合窓口課(TEL:03-3981-4766)に提出し改葬許可証を取得します。⑤遺骨の取出し+改葬改葬許可証が取得出来ましたら、日程を調整しお墓から遺骨を取出します。取り出した遺骨は、施設変更した霊園に引き渡して完了となります。(お墓の撤去は、後日石材店により行われます。)以上が雑司ヶ谷霊園の墓じまいから都立霊園の合葬施設への改葬の流れになります。⑥墓じまい+施設変更のフロー図STEP施設変更の仮予約・書類の取得雑司ヶ谷霊園に連絡し施設変更の仮予約を行います。申込に必要な書類は、後日郵送で送られてきます。STEP書類の準備提出する書類に、わかる範囲で記入押印を行います。又、添付する書類も取得しておきましょう。STEP申込手続(管理事務所)年3回の申込期間内に雑司ヶ谷霊園管理事務所で、施設変更の手続を行います。STEP改葬手続(管理事務所+豊島区役所)合葬施設の使用許可証が届きましたら、再度、雑司ヶ谷霊園の管理事務所に行き改葬手続を行います。申請書が発行されましたら、次に豊島区役所で改葬許可申請を行い、許可証を取得します。STEP施設変更雑司ヶ谷霊園のお墓から遺骨の取出し行います(墓じまい)。その後、施設変更先に移動し遺骨の引き渡しを行います。(2)墓じまい+民営の永代供養墓等に改葬ここでは、雑司ヶ谷霊園の墓を墓じまいして、ご自宅の近く永代供養墓等の民営霊園に改葬する流れについて解説いたします。①ご遺骨の埋葬先を決める。どこの霊園に改葬するか?埋葬する形式は、どうするか?考えておく必要があります。尚、永代供養墓も骨壺のまま埋葬する形式(合葬)と骨壺から取出し他の遺骨と一緒に埋葬する形式(合祀)があります。費用は合祀の方が安くなります。②墓地返還書類の取得雑司ヶ谷霊園管理事務所(TEL:03-3971-6868 豊島区南池袋4-25-1)から提出する書類を取得します。直接、管理事務所で取得する、又は、郵送で取得します。③添付書類の取得雑司ヶ谷霊園の墓地使用者の印鑑証明書(3か月以内)、改葬先霊園等の使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。これらの書類は、霊園管理事務所の手続きで必要になります。④墓地返還手続き・改葬手続管理事務所に墓地返還届等の書類を添付書類と併せて提出します。尚、書き方がわからない箇所は、管理事務所で確認して記載した方が間違いありませんので空欄にしておきます。但し、墓地返還に関する書類に、石材店の記名押印が箇所がありますので、先に石材店を決め押印等を頂いておきましょう。⑤改葬許可申請墓地返還と改葬の手続きを一緒に行うことが可能ですので、二度手間にならない様に必要書類を確認した上で、管理事務所に行きましょう。管理事務所から改葬許可申請書を渡されましたら、豊島区役所 総合窓口課(TEL:03-3981-4766)に提出し改葬許可証を取得します。⑥遺骨の取出し+改葬石材店や改葬先の霊園等と日程を調整し、日にちを決定します(供養を行う場合は、住職の予定も確認しておきましょう。)。当日、お墓から儀骨を取出し、改葬先の霊園にて納骨を行います。尚、お墓の撤去は後日石材店により行われます。⑦墓じまい+改葬のフロー図STEP改葬先の選択・決定ご遺骨を改葬する霊園、埋葬形式を決めて契約を行います。契約後に墓地使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。STEP書類の取得・準備雑司ヶ谷霊園に連絡し、墓地返還に関する書類を取得します。書類が届きましたら必要な書類を確認し、印鑑証明書等の添付書類を取得しておきます。STEP石材店の決定お墓を撤去する石材店を選び契約を行います。墓地返還に関する書類は、石材店の押印が必要になりますので、契約後に押印を頂いておきましょう。STEP墓地返還・改葬手続(管理事務所+豊島区役所)墓地返還に関する書類一式を管理事務所に提出し、改葬手続も併せて行います。改葬許可申請書が発行されましたら、豊島区役所で改葬許可申請を行い、許可証を取得します。STEP墓じまい+改葬関係先との日程調整の上、墓じまい及び改葬を行います。カロートからご遺骨を取出し、改葬先の霊園で納骨を行います。お墓の撤去は後日、石材店により行われます。(3)雑司ヶ谷霊園で墓じまい・改葬する場合の注意点・この雑司ヶ谷霊園は、東池袋駅から徒歩10分程度と比較的交通の便が良い場所で開園されている霊園といえますが、都立霊園の為、他の民営の霊園と比べ手続が複雑になります。又、雑司ヶ谷霊園管理事務所で手続きを行う必要があるため、事前に申請する書類、添付する書類、石材店の押印等を事前に準備しておかないと、何ども管理事務所に行くことになります。もし、相続等により雑司ヶ谷霊園の墓地を承継した場合、使用者の変更手続から行う必要があります。この手続では死亡記載のある戸籍、新使用者のと旧使用者の続柄がわかる戸籍等も求められます。この様な書類を一式揃え使用者を変更を行い、更に墓じまいの手続等を行うことになりますので時間が掛かる場合があります。わからない事があれば、雑司ヶ谷霊園管理事務所に確認するか、又は専門家のアドバイスを聞くなど、何度も管理事務所に行かなくて済むように進めて下さい。(何度も行くのは大変です。)(4)墓じまい+改葬費用の目安・雑司ヶ谷霊園の墓じまい+改葬に掛かる費用を参考に掲載させて頂きます。墓石撤去費(1㎡辺り10万円程度)一般的な和型のお墓では、20万円~50万円程度が相場と言えます。洋型のお墓の場合は、10万円~30万円程度。但しお墓の面積が広い場合、石材の量が多い場合、お墓の前方の通路が狭いなど作業性が悪い場合はこれ以上になることがあります。改葬費(5万円程度~)雑司ヶ谷霊園から他の都立霊園に施設変更する場合、改葬先の費用は掛かりませんので、事務手数料のみ発生することになります。民営の霊園を選ばれる場合は、埋葬形式により金額が異なります。(永代供養墓の場合は、5万円~50万円程度)その他の費用事務手数料(数百円~)書類取得費(印鑑証明書、住民票、戸籍等)1通 数百円~ご住職のお布施(供養を行う場合)3万円程度~4.雑司ヶ谷霊園 情報雑司ヶ谷霊園では、令和7年度は「一般埋蔵施設」と「樹林型合葬埋蔵施設」の2形式で公募が行われました。短期収蔵施設、一時収蔵施設は募集が行われていません。【令和7年度 公募結果の詳細】一般埋蔵施設通常の墓石区画である一般埋蔵施設(区画面積が1.55㎡~1.65㎡)に限定されて募集されました。65区画の募集に対し、応募数(受付数)は233件に上り、3.6倍の高い倍率となりました。使用料は3,138,750円~3,341,250円です。樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地)樹林墓地は、全10の申込区分(遺骨の形態や生前申込の有無)に分かれました。募集総数730体に対し、応募総数は1,538件で、全体倍率は2.1倍でした。使用料は35,000円〜212,000円(区分による)で管理料はかかりません。【公募の注目点】樹林墓地の中でも、遺骨申込(通常骨)の倍率は4.5倍と、一般埋蔵施設(3.6倍)を上回る高倍率となりました。一方で、粉状遺骨の申込区分では募集数に満たない枠(0.8倍)もあり、応募形式によって倍率が大きく異なる結果となりました。(注)令和7年度の募集は既に終了しています(7月4日締切)。最新の情報は、必ず東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。(1)霊園の特徴・雑司ヶ谷霊園は、都心にある霊園だが静寂な環境を提供し多くの訪問者を魅了しています。又、非常に歴史のある霊園であり数多くの著名人が埋葬されている為、散歩しながらお墓巡りを行う方もおります。尚、著名人のお墓については、園内マップ(東京都公園協会)や霊園内に設置された案内図でも確認できます。雑司ヶ谷霊園 園内マップ(2)お墓の種類雑司ヶ谷霊園に存在する主な形式は、以下の4種類です。一般埋蔵施設(墓石を建てる通常の区画)短期収蔵施設(使用期間が5年で更新可能)一時収蔵施設(一時的な保管に使用、期間は1年、更新4回まで)樹林型合葬埋蔵施設(遺骨を土に還す形式で、継承不要)このうち、令和7年度(2025年度)に公募が行われたのは、「一般埋蔵施設」と「樹林型合葬埋蔵施設」の2形式です。(3)園内施設・雑司ヶ谷霊園内の施設は、下記の種類になります。①トイレ、②休憩施設、③水汲み場、④下げ花置場、⑤駐車場(4)補 足「雑司ケ谷霊園再生のあり方について」東京都公園審議会資料によると利用者から休憩所とトイレが少ないという不満が多く挙げられており、それに続き水汲み場が少ない、混雑時の車両のすれ違いの危険性等の不満が挙げられています。一方、都心にある霊園であること、園内がほぼ平坦であること等から、上記問題点を除けば利便性も良いと言えるのではないでしょうか。(5)よくある質問(FAQ)開園時間は何時から何時ですか?24時間開園しております。但し管理事務所の開所時間は8:30~17:30までになります。(管理事務所の書類受付は16:30まで)休日はありますか?管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。駐車場を利用できる時間は?駐車場の利用時間は8:30~17:00までになっております。なお、障害者の専用駐車スペースは無い為、車イスでの乗降りを行う場合は、霊園管理事務所にお問合せ下さい。お墓の清掃道具の貸し出しは、ありますか?雑司ヶ谷霊園では、お墓の清掃、手入れ用具の貸出しが行われています。ご希望の場合は、霊園管理事務所にお問合せ下さい。貸出用の車イスはありますか?雑司ヶ谷霊園では2台の車イスの貸出しが行われています。ご利用を希望される方は、管理事務所までお問合せ下さい。雑司ヶ谷霊園にお墓を建てるメリットは?歴史のある雰囲気と豊かな自然環境を併せ持つ霊園といえます。お墓参りの際には、JR・副都心線・都電・バスなどの交通機関が選択出来る為、ご家族・ご親族の方もお参りに行きやすいのでは、ないでしょうか。又、東京都が運営している都立霊園は、その信頼性が高く費用も民間の霊園等に比べ低く設定されています。雑司ヶ谷霊園にお墓を建てるデメリットは?「雑司ヶ谷霊園のあり方について」東京都建設局資料によると、休憩所が少ない、トイレ・水汲み場が少ない、混雑時の車両のすれ違いに危険を感じると言った声も挙げられています。都立霊園の場合、民間の霊園に比べ、施設の清潔度・充実度では劣る場合もあります。また、公募倍率が高いこともデメリットです。令和7年度は、一般埋蔵施設が3.6倍、特に人気が高かった樹林型合葬埋蔵施設は遺骨申込で4.5倍となり、応募しても当選しない可能性があります。5.関連リンク・雑司ヶ谷霊園の公式サイトは、こちらのリンクからご覧頂けます。雑司ヶ谷霊園サイト・雑司ヶ谷霊園の改葬許可申請は、豊島区役所で行います。豊島区役所サイト6.アクセス情報● 所在地:〒171-0022 東京都豊島区南池袋四丁目25-1TEL:03-3971-6868(霊園管理事務所)・「JR 」大塚駅 ~ 「都電荒川線」大塚駅前 ~ 都電雑司ヶ谷駅 ~ 霊園(徒歩5分)・「JR 」 池袋駅 東口 ~ 霊園(徒歩15分)・「有楽町線」東池袋駅 ~ 霊園(徒歩10分)・「地下鉄副都心線」雑司が谷駅 ~ 霊園(徒歩10分)7.周辺の見どころ・雑司ヶ谷霊園の周辺の見どころを掲載させて頂きます。霊園に訪れた際に一度寄られてみては如何でしょうか?(1) 雑司ヶ谷鬼子母神堂(霊園~徒歩8分程度)・安産・子育ての神として有名な日蓮宗の寺院で平成28年に国の重要文化財に指定されています。鬼子母神大門ケヤキ並木、境内の大イチョウも東京都の天然記念物に指定されています。鬼子母神 公式サイト(2) 雑司ヶ谷旧宣教師菅(霊園から徒歩3分程度)・東京都指定有形文化財であり、宣教師マッケーレブが居宅として昭和16年に帰国するまで使用されていました。豊島区内に現存する最古の近代木造洋風建築です。旧宣教師館の概要・沿革8.雑司ヶ谷霊園 まとめ雑司ヶ谷霊園は、その歴史的な背景と静かな環境が魅力の都立霊園です。豊かな自然に囲まれたこの霊園は、都心に近い立地ながら、静かな雰囲気が漂っています。特に池袋駅から徒歩圏内であり、アクセスの良さも多くの方に評価されています。また、雑司ヶ谷霊園には多くの歴史的な文化財も点在しており、訪れるたびに新たな発見があります。墓じまいや改葬をお考えの場合雑司ヶ谷霊園は都立霊園であるため、墓じまいや改葬をお考えの場合、手続きは管理事務所で行う必要があります。都立霊園の手続きは一般的な霊園と比べて提出書類が多く、手続きが複雑になることが多いです。そのため、ご自身での手続きが難しい場合もあります。このような時は、専門家のサポートを受けることで、スムーズに手続きを行うことも可能です。当事務所のサポート当事務所は、都立霊園をはじめ、多くの霊園での改葬や墓じまいの手続き経験を持っています。雑司ヶ谷霊園での改葬や墓じまいに関するご相談にも対応しておりますので、お困りの際はぜひご相談ください。専門家がしっかりとサポートし、あなたの大切な手続きをスムーズに進めるお手伝いをいたします。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらから都立霊園の記事TOP・都立霊園の改葬・墓じまいは、こちらから
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  • 青山霊園
    【青山霊園】墓じまい・改葬手続き代行|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    東京都港区に位置する青山霊園は、古くは美濃郡郡上藩主である青山家の下屋敷跡に開設された、歴史と格式ある都立霊園です。都心の一等地にありながら、緑豊かな静寂な空間が広がっており、多くの著名人が眠る場所としても知られています。当事務所では、この青山霊園での墓じまいや改葬に関する複雑な手続きを、迅速かつ丁寧なサポートで代行いたします。青山霊園での手続きでお困りの方は、お墓の専門家である行政書士にぜひご相談ください。1.青山霊園の「墓じまい・改葬手続」のご相談・当事務所は平成21年度に開業したお墓専門の行政書士事務所です。これまでに100件以上の墓じまい・改葬をサポートしてまいりました。都立霊園の手続きにおいても豊富な経験と実績がございますので、安心してご相談いただけます。青山霊園での手続きは、民間の霊園に比べて提出書類が多く、時間と労力がかかる場合があります。当事務所では、墓地使用者の承継、墓じまい、改葬、現地立会など、お客様の状況に応じた必要な範囲のみをサポートいたします。また、都立霊園の各種手続き全般について経験豊富ですので、複雑な手続きも安心してお任せください。墓じまいや改葬の手続きに不安がある方青山霊園での手続き方法について知りたい方改葬にかかる費用や必要な書類について確認したい方この様な方々のために、わかりやすく丁寧にご説明させていただきます。当事務所が提供する具体的な業務内容については、都立霊園の墓じまい・改葬手続代行のページをご覧ください。また、都立霊園の各種手続きや申請に必要な書類については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類のページに詳しく掲載しております。・この様な方にお勧めします。当事務所は、以下のようなご希望をお持ちの方に最適なサポートを提供します。遠方に住んでいて、青山霊園での改葬を希望している方お墓の承継者がいないため、墓じまいを検討している方墓地の引越しや改葬を考えているが、手続きに不安を感じる方青山霊園をはじめとするお墓の手続きにおいて、当事務所の深い知識と豊富な経験を活かし、お客様の大切な手続きを迅速かつ丁寧にお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから2.青山霊園の概要・青山霊園は東京都港区に位置し、明治7年に公共墓地として開設されました。総面積は約26ヘクタールです。古くは美濃郡郡上藩主・青山家の下屋敷があった場所に神葬墓地として開設されたもので、その後東京市(現:東京都)に移管され公営霊園となりました。3.青山霊園の墓じまいの流れ・青山霊園から他の都立霊園の合葬埋葬施設(小平・多摩・八柱霊園)施設変更する場合と民営霊園の永代供養墓等に改葬する場合、それぞれについて解説いたします。(1)墓じまい+施設変更(小平-多摩-八柱霊園)施設変更とは、現在青山霊園にお持ちのお墓を墓じまいし、都立霊園が提供する合葬埋蔵施設へ改葬する制度です。この制度を利用できるのは、小平霊園、多磨霊園、八柱霊園に設置されている合葬埋蔵施設となります。ここでは、青山霊園におけるこの施設変更の流れについて詳しく解説いたします。①施設変更の仮予約・書類の取得最初に青山霊園管理事務所(TEL:03-3401-3652 港区南青山2-32-2)に連絡して施設変更の仮予約を行います。(申請に必要な書類は、後日、管理事務所から郵送で届きます。)②石材店の決定青山霊園から他の都立霊園に施設変更行う場合、①施設変更申請書、②使用修了届、③誓約書を提出する必要があります。この書類には墓石の撤去を行う石材店の押印箇所がありますので、事前に石材店を決めておく必要があります。③施設の変更の申込霊園管理事務所で施設変更の申込を行います。添付書類(住民票、印鑑証明書、青山霊園の使用許可証)や実印・認印等も忘れずに持参して下さい。(通常、2か月~3か月程度で合葬埋葬施設の使用許可証が発行されます。)※申込期間:7月・10月・12月の初旬から中旬の年3回④改葬手続合葬埋葬施設の使用許可証が届きましたら、改葬を行うための手続きを青山霊園管理事務所で行います。手続完了後に改葬許可申請書が交付されるので、この書類を港区役所 区民課戸籍係(TEL:03-3578-3153)に提出して改葬許可証を取得します。⑤遺骨の取出し+改葬改葬許可証が取得できましたら、日程を調整しお墓から遺骨を取出します。取り出した遺骨は、施設変更した霊園に引き渡して完了となります。(お墓の撤去は、後日石材店により行われます。)以上が青山霊園の墓じまいから他の都立霊園の合葬施設への改葬の流れになります。⑥墓じまい+施設変更のフロー図STEP施設変更の仮予約・書類取得青山霊園管理事務所に連絡し施設変更の仮予約を行います。書類は、仮予約後に郵送で届きます。STEP書類の準備提出する書類に、わかる範囲で記入押印を行います。又、添付する書類も取得しておきましょう。STEP申込手続(管理事務所)年3回の申込受付け期間内に、施設変更の申込を青山霊園管理事務所で行います。STEP改葬手続(管理事務所+港区役所)合葬施設の使用許可証が届きましたら、再度、管理事務所に行き改葬手続を行います。申請書が発行されたら港区役所で改葬許可申請を行い許可証を取得します。STEP施設変更青山霊園のお墓から遺骨の取出し行います(墓じまい)。その後、施設変更先に移動し遺骨の引き渡しを行います。(2)墓じまい+民営の永代供養墓等に改葬ここでは、青山霊園の墓を墓じまいと民営霊園への改葬について解説いたします。①ご遺骨の埋葬先を決める。民営の永代供養墓に改葬する場合、霊園の場所、埋葬の形式を考えておく必要があります。永代供養墓も一般的なお墓型式のものから、シンボル的な記念碑のもとに埋葬する形式、納骨堂や樹木葬も考えられます。もし、お墓の場所をあまり場所を移動したくないとお考えの方は、納骨堂がお勧めになります。納骨堂は霊園と異なり、あまり土地を必要としない為、都心部の駅から近い場所に建てられていることも多く、利便性が良いお墓と言えます。その他、個別区画の永代供養墓も考えられます。いずれにしましても、手続きを行う前に、改葬先を決めておく必要があります。②墓地返還書類の取得青山霊園管理事務所(TEL:03-3401-3652)から提出する書類を取得します。直接、管理事務所で取得する、又は、郵送で取得します。③添付書類の取得青山霊園の墓地使用者の印鑑証明書(3か月以内)、改葬先の霊園から発行される使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。これらの書類は、青山霊園管理事務所の手続きで必要になります。④墓地返還手続き・改葬手続管理事務所に墓地返還届等の書類を添付書類と併せて提出します。尚、書き方がわからない箇所は、管理事務所で確認して記載した方が間違いありませんので空欄にしておきます。但し、墓地返還に関する書類に、石材店の記名押印が箇所がありますので、先に石材店を決め押印等を頂いておきましょう。⑤改葬許可申請墓地返還と改葬の手続きを一緒に行うことが可能ですので、二度手間にならない様に必要書類を確認した上で、管理事務所に行きましょう。管理事務所から改葬許可申請書を渡されましたら、港区役所 区民課戸籍係(TEL:03-3578-3153)に提出し改葬許可証を取得します。⑥遺骨の取出し+改葬石材店、改葬先の霊園等と日程を調整し日にちを決定します(供養を行う場合は、お呼びするご住職の予定も確認しておきましょう。)。当日、お墓から儀骨を取出し、改葬先の霊園にて納骨を行います。尚、お墓の撤去は後日石材店により行われます。⑦墓じまい+改葬のフロー図STEP改葬先の選択・決定ご遺骨を改葬する霊園、埋葬形式を決めて契約を行います。契約後に墓地使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。STEP書類の取得・準備青山霊園管理事務所に連絡し、墓地返還に関する書類を取得します。書類が届きましたら必要な書類を確認し、印鑑証明書等の添付書類を取得しておきます。STEP石材店の決定お墓を撤去する石材店を選び契約を行います。墓地返還に関する書類は、石材店の押印が必要になりますので、契約後に押印を頂いておきましょう。STEP墓地返還・改葬手続(管理事務所+港区役所)墓地返還に関する書類一式を管理事務所に提出し、改葬手続も併せて行います。改葬許可申請書が発行されましたら、港区役所で改葬許可申請を行い、改葬許可証を取得します。STEP墓じまい+改葬関係先との日程調整の上、墓じまい及び改葬を行います。カロートからご遺骨を取出し、改葬先の霊園で納骨を行います。お墓の撤去は後日、石材店により行われます。(3)青山霊園で墓じまい・改葬する場合の注意点・青山霊園は芸能人も数多く埋葬されている高級な霊園として知られていますが、運営は東京都が行っている公営墓地になります。公営墓地の場合、民間の霊園と比べ、提出する書類が多くなり、更に管理事務所で手続きを行う必要があります。このため提出する書類に不備があると、何度も管理事務所に行く事になってしまいます。又、青山霊園から他の都立霊園に施設変更を行う場合、最低でも2度管理事務所で手続きを行う事になりますので、時間と労力も必要になります。ご自身で墓じまい・改葬を行われる場合は、事前に提出す書類、添付する書類を確認し、印鑑証明書や住民票等の公的な書類もまとめて取得した上で、手続きをおこないましょう。(4)墓じまい+改葬費用の目安・青山霊園の墓じまい+改葬に掛かる費用を参考に掲載させて頂きます。墓石撤去費(1㎡辺り10万円程度)一般的な和型のお墓では、20万円~50万円程度が相場と言えます。但しお墓の面積が広い場合、石材の量が多い場合などは100万円近くになる場合もあります。事前に数社の石材店から見積書を取得して比較してみることをお勧めします。改葬費(5万円程度~)青山霊園から他の都立霊園に施設変更する場合、改葬先の費用は掛からず事務手数料のみ発生することになります。民営の霊園を選ばれる場合は、霊園の場所、埋葬形式により金額が異なりますが、都心部の納骨堂では150万円~300万円程度になります。永代供養墓の場合、個別埋葬と合祀で金額が異なりますが、5万円程度~納骨できる永代供養墓もあります。その他の費用事務手数料(数百円~)書類取得費(印鑑証明書、住民票、戸籍等)1通 数百円~ご住職のお布施(供養を行う場合)3万円程度~4.青山霊園 情報・青山霊園には「一般埋蔵施設(墓石区画)」の他に「立体埋蔵施設」などの施設形式がありますが、令和7年度の公募は「一般埋蔵施設」の1形式のみでした。都立霊園で人気が高い合葬埋蔵施設や樹林型合葬埋蔵施設は、青山霊園には設置されていないため募集も行われていません。公募結果と費用の詳細(令和7年度)都心の一等地に位置する青山霊園は、都立霊園の中でも特に人気が集中し、高い競争率となりました。募集区画数は65区画で、応募総数は718件に達し、平均競争率は11.0倍となりました。最も倍率が高かったのは、2.20㎡〜2.25㎡の区画(AO02組)で、16.6倍を記録しています。募集された一般埋蔵施設は、遺骨申込(生前申込は不可)のみで、都内に継続して5年以上居住している方のみが申し込めました。費用面では、最も安価な区画の永代使用料が460万3千5百円から最も高額な区画では1千54万3千5百円と、1千万円を超える価格設定となっており、都立霊園の中でも高額な部類に入ります。この他、年間で1,500円から3,000円の管理料が必要です。青山霊園の一般埋蔵施設は、非常に高額な永代使用料であるにもかかわらず、その立地の良さから都民の需要が高く、競争率10倍を超える難関であることが示されました。(注)令和7年度の募集は既に終了しています(7月4日締切)。最新の情報は、必ず東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。(1)霊園の特徴・青山霊園は、総面積7万9千坪という広大な霊園です。(始めて行く方は案内図で墓所を確認した方が迷わずに済みます。)霊園内に植えられた桜の開花時期に併せて多くの人でにぎわいます。又、歴史にある霊園であり大久保利通、北里柴三郎、国木田独歩、吉田茂等の時代を担ってきた著名人が静かに眠る場所でもあります。尚、立地の良さから他の都立霊園に比べ費用が高額となり高級霊園の部類に属します。青山霊園 園内マップ(2)お墓の種類一般埋蔵施設(一般的な墓地で区画で貸付)立体埋蔵施設(いわゆる納骨堂の様なもの)(3)園内施設・青山霊園内の施設は、下記の種類になります。①トイレ、②水汲み場、③茶店、④桶・杓置場、⑤駐車場(4)補 足 東京都のハイブランドな霊園として有名な青山霊園。都心の貴重な緑地空間であり広域避難場所としても指定されている。一方、使用料が高額な為、応募できる人は限られており、近年では承継者のいない無縁墓も問題になっています。(5)よくある質問開園時間は何時から何時ですか?24時間開園しております。但し管理事務所の開所時間は8:30~17:30までになります。(管理事務所の書類受付は16:30まで)休日はありますか?管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。駐車場の何台まで?利用時間は?駐車場は管理事務所前(5、6台)と通路の一部が臨時駐車になっております。利用時間は原則9:00~16:30までとの事です。(青山霊園管理事務所に確認)立体埋蔵施設はどのようなものですか?納骨堂に類する者と言えます。都立霊園では、地上部に遺骨を骨壺のまま安置し、20年経過後に骨壺から骨袋に写し地下のカロートに他の遺骨と一緒に共同埋葬されます。貸出用の車イスはありますか?青山霊園に用意されている貸出し用の車イスは3台になります。ご利用をご希望の場合は、管理事務所にお申し出ください。青山霊園にお墓を建てるメリットは?青山霊園は、都心の一等地にあり、お洒落なイメージもある高級霊園です。場所柄、多くの芸能人・著名人も埋葬されており、都立霊園内でも一番人気の霊園です。又、都心にある霊園の為、交通機関も千代田線、銀座線、半蔵門線等と選択出来ますので、ご自宅から青山霊園に行くまでの利便性も良いと言えます。青山霊園にお墓を建てるデメリットは?競争率が10倍以上であること、使用料が高額であることが挙げられます。令和7年度の募集では、平均競争率は11.0倍、永代使用料は460万3,500円~となり、別途、お墓(墓石)の建立費も掛かります。高価なお墓を建立すると、併せて一千万円を越えることにもなります。5.関連リンク・青山霊園の公式サイト(東京都公園協会)は、こちらから青山霊園サイト・青山霊園の改葬許可申請は、港区役所で行う必要があります。港区役所サイト6.アクセス情報● 所在地:〒107-0062 東京都港区南青山二丁目32番2号TEL:03-3401-3652(霊園管理事務所)・「千代田線 」乃木坂駅 ~ 霊園(徒歩10分)・「銀座線 」 外苑前駅 ~ 霊園(徒歩7分)・「有楽町線」東池袋駅 ~ 霊園(徒歩10分)・「半蔵門線・大江戸線・銀座線」青山一丁目駅~霊園(徒歩9分)7.周辺の見どころ・青山霊園の周辺の見どころをご紹介させて頂きます。せっかく霊園に行かれるなら、お散歩がてらに寄られてみては如何でしょうか。(1)新国立新美術館(霊園から徒歩14分程度))2007年に国立美術館に属する5番目の施設として開館されコレクションを持たないアートセンターとして運営されています。建物は黒川紀章の設計で南側は曲線ガラスのカーテンウォールになっており内外からその美しさを堪能できます。新国立美術館サイト(2)明治神宮外苑とイチョウ並木(霊園から徒歩13分程度)青山通りから明治神宮外苑に通じる道にイチョウが146本植えられており、紅葉の時期は黄金色に染まった木々の美しさを堪能できます。明治神宮外苑には、神宮球場、ゴルフ練習場、アイススケート、バッティングセンター等の充実したスポーツ施設が設けられ、聖徳記念絵画館には、明治天皇の出生から崩御までにおきた歴史的出来事に関する絵画が80枚展示されています。明治神宮外苑サイト(3)岡本太郎記念館(霊園から徒歩12分程度)太陽の塔で有名な岡本太郎の記念館。岡本太郎の作品が多数展示され、実際に使用されていたアトリエや応接スペースが見学できます。展示室も2室あり企画展も行われています。又、ミュージアムショップもあり書籍や関連グッズも販売されています。岡本太郎 記念館サイト8.青山霊園まとめ青山霊園は、その歴史的背景と美しい景観が特徴の都立霊園です。緑豊かな自然に囲まれ、東京都心という便利な立地にも関わらず、静かな雰囲気が漂う場所です。特に、表参道や青山一丁目駅から徒歩圏内でアクセスが良好で、都会の喧騒から離れた穏やかな空間を提供しています。青山霊園内には歴史的建造物や著名な人物のお墓が多く、訪れるたびにその深い歴史に触れることができます。墓じまいや改葬をお考えの場合青山霊園も都立霊園のため、墓じまいや改葬をお考えの場合、手続きは管理事務所で行う必要があります。都立霊園の手続きは一般的な霊園に比べて書類提出や手続きが複雑で、個別に対応が必要な場合もあります。そのため、手続きがご自身で難しい場合には、専門家のサポートを受けることでスムーズに進めることが可能です。当事務所のサポート当事務所は、都立霊園をはじめ、多くの霊園で改葬や墓じまいの手続き経験を持っています。青山霊園での改葬や墓じまいに関するご相談にも対応しておりますので、もしお困りの際はぜひご相談ください。専門家がしっかりとサポートし、あなたの大切な手続きをスムーズに進めるお手伝いをいたします。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらから都立霊園の記事TOP・都立霊園の改葬・墓じまいは、こちらから
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  • 谷中霊園
    【谷中霊園】墓じまい・改葬手続き代行|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    東京都台東区に位置する谷中霊園は、谷中天王寺の敷地を引き継ぎ、明治7年に開設された歴史ある都立霊園です。霊園内には多くの歴史的な寺院が隣接し、静寂な中に深い歴史が息づく空間が広がっています。当事務所では、この谷中霊園での墓じまいや改葬に関する複雑な手続きを、迅速かつ丁寧なサポートで代行いたします。谷中霊園での手続きでお困りの方は、お墓の専門家である行政書士にぜひご相談ください。1.谷中霊園の「墓じまい・改葬手続」のご相談当事務所は平成21年度に開業したお墓専門の行政書士事務所です。これまでに100件以上の墓じまい・改葬をサポートしてまいりました。都立霊園の手続きにおいても豊富な経験と実績がございますので、安心してご相談いただけます。谷中霊園での手続きは、民間の霊園に比べて提出書類が多く、時間と労力がかかる場合があります。当事務所では、墓地使用者の承継、墓じまい、改葬、現地立会など、お客様の状況に応じた必要な範囲のみをサポートいたします。また、都立霊園の各種手続き全般について経験豊富ですので、複雑な手続きも安心してお任せください。墓じまいや改葬の手続きに不安がある方谷中霊園での手続き方法について知りたい方改葬にかかる費用や必要な書類について確認したい方この様な方々のために、わかりやすく丁寧にご説明させていただきます。当事務所が提供する具体的な業務内容については、都立霊園の墓じまい・改葬手続代行のページをご覧ください。また、都立霊園の各種手続きや申請に必要な書類については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類のページに詳しく掲載しております。・この様な方にお勧めします。当事務所は、以下のようなご希望をお持ちの方に最適なサポートを提供します。遠方に住んでいて、谷中霊園での改葬を希望している方お墓の継ぐ人がいないため、墓じまいを検討している方墓地の引越しや施設変更を考えているが、手続きに不安を感じる方谷中霊園をはじめとするお墓の手続きにおいて、当事務所の深い知識と豊富な経験を活かし、お客様の大切な手続きを迅速かつ丁寧にお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから2.谷中霊園の概要・谷中霊園は東京都台東区に位置し、明治7年に東京府の共同墓地として開設されました。総面積は約10.2ヘクタールです。主に谷中天王寺の敷地を引き継いでおり、明治22年に東京市に移管され昭和10年に現在の名称に改められました。谷中周辺は寺院が多く、谷中霊園は「寛永寺」・「天王寺」の墓所と入り組んだ形状になっています。尚、谷中霊園に囲まれた「寛永寺第二霊園」には徳川慶喜公の墓所がある事で有名です。3.谷中霊園の墓じまいの流れ・谷中霊園から他の都立霊園の合葬埋葬施設(小平・八王子・多摩霊園)施設変更する場合と民営霊園の永代供養墓等に改葬する場合、それぞれについて解説いたします。(1)墓じまい+施設変更(小平-多摩-八柱霊園)施設変更とは、現在谷中霊園にお持ちのお墓を墓じまいし、都立霊園が提供する合葬埋蔵施設へ改葬する制度です。この制度を利用できるのは、小平霊園、多磨霊園、八柱霊園に設置されている合葬埋蔵施設となります。ここでは、谷中霊園におけるこの施設変更の流れについて詳しく解説いたします。①施設変更の仮予約・書類の取得最初に谷中霊園管理事務所(TEL:03-3821-4456 台東区谷中7-5-24)に連絡し施設変更の仮予約を行います。この受付後に谷中霊園から施設変更の申込書類が郵送されます。(必要な書類など良く確認しておきましょう。)②石材店の決定谷中霊園は、東京都が運営する霊園の為、指定石材店はなく、ご自身で石材店を決めることになります。こころ辺りが無い場合は、谷中霊園に出入りの石材店を紹介してもらうか、ネット等で周辺の石材店を探して決めることになります。尚、谷中霊園管理事務所に施設変更の手続きを行う場合、石材店の押印が必要になる書類があるため、事前に契約し書類に押印してもらう必要があります。③施設の変更の申込施設変更の申込期間は、年3回(7月・10月・12月の初旬から中旬)になります。この期間内に霊園管理事務所で施設変更の申込を行います。申込書類、添付書類(住民票、印鑑証明書、谷中霊園の使用許可証等)に不足はないか?よく確認した上で霊園管理事務所に申請しましょう。(念のため、実印、認印も持参しましょう。)④改葬手続合葬埋葬施設の使用許可証がご自宅に届きましたら、改葬手続を行う為、再度、谷中霊園管理事務所に行きます。霊園所定の用紙に記入し改葬許可申請を発行してもらいます。次に、この申請書を台東区役所の戸籍住民サービス課(TEL:03-5246-1162)で申請し改葬許可証を取得します。(郵送も可)⑤遺骨の取出し+改葬改葬許可証が取得出来ましたら、日程を調整しお墓から遺骨を取出します。取り出した遺骨は、施設変更先の霊園に引き渡して完了となります。(お墓の撤去は、後日石材店により行われます。)以上が谷中霊園の墓じまいから他の都立霊園の合葬施設への改葬の流れになります。⑥墓じまい+施設変更のフロー図STEP施設変更の仮予約・書類取得谷中霊園に連絡し施設の仮予約を行います。書類は、仮予約完了後に管理事務所から郵送されます。STEP書類の準備書類が届きましたら申請に必要な添付書類を確認し取得しておきます。又、ご自身の住所・氏名等も記入しておきましよう。STEP申込手続(管理事務所)書類一式をを揃えて、谷中霊園管理事務所で申込手続を行います。(申込期間は年3回になります。この期間内に忘れずに行いましょう。)STEP改葬手続(管理事務所+台東区役所)合葬施設の使用許可証が届きましたら、再度、管理事務所で改葬手続を行います。申請書が発行されたら台東区役所に改葬許可申請を行い改葬許可証を取得します。STEP施設変更谷中霊園のお墓から遺骨の取出し行います。その後、都立霊園の施設変更先に移動し遺骨の引き渡しを行います。(2)墓じまい+民営の永代供養墓等に改葬ここでは、谷中霊園の墓を墓じまいして、民営霊園の永代供養墓等に改葬する流れについて解説いたします。①ご遺骨の埋葬先を決める。ご自宅の近くの霊園に埋葬したい場合等は、ご希望の霊園等を選択することになります。台東区は霊園・寺院が多く、お墓を選び易い地域とも言えます。希望の霊園が決まりましたら、見積書で金額を確認した上で契約を行いましょう。②墓地返還書類の取得谷中霊園管理事務所に(TEL:03-3821-4456)提出する墓地返還等の書類を取得します。(谷中霊園管理事務所で取得、又は、電話で郵送の依頼)③添付書類の取得谷中霊園の墓地使用者の印鑑証明書(3か月以内)、改葬先の霊園から発行される使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。これらの書類は、谷中霊園管理事務所の手続きで必要になります。④墓地返還手続き・改葬手続管理事務所に墓地返還届等の書類を添付書類と併せて提出します。尚、書き方がわからない場合は、住所・氏名を記入し、後は、霊園の管理事務所で確認して記入しましょう。(墓地返還に関する書類に、石材店の記名押印が欄がありますので、事前に押印してもらいましょう。)⑤改葬許可申請墓地返還と改葬の手続きを一緒に行うことが可能ですので、二度手間にならない様に必要書類を確認した上で管理事務所に申請に行きましょう。手続が完了後、改葬許可申請書が発行されましたら、この申請書を台東区役所の戸籍住民サービス課(TEL:03-5246-1162)に提出し改葬許可証を取得します。(郵送も可)⑥遺骨の取出し+改葬石材店、改葬先の霊園等と日程を調整し日にちを決定します(供養を行う場合は、お呼びするご住職の予定も確認しておきましょう。)。当日、お墓から儀骨を取出し、改葬先の霊園にて納骨を行います。尚、お墓の撤去は、通常、後日行われます。⑦墓じまい+改葬のフロー図STEP改葬先の選択・決定ご遺骨を改葬する霊園、埋葬形式を決めて契約を行います。契約後に墓地使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。STEP書類の取得・準備谷中霊園管理事務所に連絡し、墓地返還に関する書類を取得します。書類が届きましたら必要な添付書類を確認し、事前に取得しておきましょう。STEP石材店の決定お墓を撤去する石材店を選び契約を行います。墓地返還に関する書類は、石材店の押印が必要になりますので、契約後に押印を頂いておきましょう。STEP墓地返還・改葬手続(管理事務所+台東区役所)墓地返還に関する書類一式を谷中霊園管理事務所に提出し、改葬手続も併せて行います。改葬許可申書が発行されましたら、台東区役所で申請を行い、改葬許可証を取得します。(郵送でも可)STEP墓じまい+改葬関係先との日程調整の上、墓じまい及び改葬を行います。カロートからご遺骨を取出し、改葬先の霊園で納骨を行います。お墓の撤去は後日、石材店により行われます。(3)谷中霊園で墓じまい・改葬する場合の注意点・谷中霊園は日暮里駅から徒歩6分と都立霊園の中では比較的、駅から近く利便性の良い霊園といえます。しかし、お墓の継ぐ人がいないなどの理由により、お墓を整理したいと考えられる方も多くなっております。このお墓を整理するには、「墓地返還手続き」と埋葬されている遺骨を他の永代供養墓等に埋葬する「改葬手続」の2つを行う必要があります。この手続きは、基本的には谷中霊園の管理事務所で行う必要がありますので、書類に不備があると、何度も管理事務所に行くことになる可能性もあります(添付する書類も多いので事前に確認しておきましょう)。①施設変更を行う場合谷中霊園から他の都立霊園に施設変更を行う場合は、施設変更の申込、改葬手続と2度、谷中霊園管理事務所に行く必要があります。さらに改葬許可書が発行後、台東区役所で改葬許可申請を行うことになります。②お墓を継ぐ人が墓じまいする場合谷中霊園のお墓の所有者が亡くなり、使用者を変更する場合は「使用者変更手続」を行う必要があります。この手続きを行い、墓地の使用者(所有権者)となった上で、墓地返還、改葬手続を進めることになります。(墓じまいを行わず、お墓を承継する場合も、使用者変更手続き・使用許可書を紛失した場合は、再発行手続き等が必要になります。)以上の様に、谷中霊園での墓じまいから改葬の手続きまで、複雑な手続を行う必要がありますので、最初にどの様な手続を行えば良いか確認し、更に必要な書類なども時間に余裕を持って準備しておきましょう。(4)墓じまい+改葬費用の目安・谷中霊園(台東区谷中7-5-24)の墓じまい+改葬に掛かる費用を参考に掲載させて頂きます。墓石撤去費(1㎡辺り10万円程度)一般的な和型のお墓では、20万円~50万円程度が相場と言えます。但しお墓の面積が広い場合、石材の量が多い場合などは100万円近くになる場合もあります。事前に数社の石材店から見積書を取得して比較してみることをお勧めします。改葬費(5万円程度~)谷中霊園から他の都立霊園に施設変更する場合、改葬先の費用は掛からず事務手数料のみ発生することになります。民営霊園を選ばれる場合は、霊園の場所、埋葬形式により金額が異なりますが、永代供養墓を選択される場合、5万円程度から選択可能です。もし、他の遺骨と一緒に埋葬されることに抵抗がある場合、骨壺のまま埋葬できる永代供養墓もありますので、そちらを選択することも可能です。(10万円~100万円程度)その他の費用事務手数料(数百円~)書類取得費(印鑑証明書、住民票、戸籍等)1通 数百円~ご住職のお布施(供養を行う場合)3万円程度~4.谷中霊園 情報谷中霊園には「一般埋蔵施設(墓石区画)」の他に「立体埋蔵施設」などの施設形式がありますが、令和7年度の公募は「一般埋蔵施設」の1形式のみでした。都立霊園で人気が高い合葬埋蔵施設や樹林型合葬埋蔵施設は、谷中霊園には設置されていないため募集も行われていません。公募結果と費用の詳細(令和7年度)都心に近く交通の便が良い谷中霊園は、都立霊園の中でも人気が高く、競争率となりました。募集区画数は70区画で、応募総数は373件に達し、平均競争率は5.3倍となりました。募集された一般埋蔵施設は、遺骨申込(生前申込は不可)のみで、都内に継続して5年以上居住している方のみが申し込めました。費用面では、最も安価な区画の永代使用料が264万1,500円から、最も高額な区画では642万7,650円となり、都立霊園の中でも高額な部類に入ります。この他、年間で1,500円から3,000円の管理料が必要です。谷中霊園の一般埋蔵施設は、競争率が5倍を超える難関であり、人気の高さが示されました。(注)令和7年度の募集は既に終了しています(7月4日締切)。最新の情報は、必ず東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。(1)谷中霊園の特徴・谷中霊園は、非常に歴史の霊園であり、中央の園路は「さくら通り」とも呼ばれ桜の名称としても有名です。又、幸田露伴の小説「五重塔」のもとになった天王寺五重塔の跡も見学できます。学者、政治家等の著名人も数多く埋葬されておりますが、出羽の海(19代横綱)、常の花(31代横綱)、中村仲蔵(歌舞伎役者)といった下町ならではの方も埋葬されています。(詳細は下記の谷中霊園マップでご確認下さい。)谷中霊園 園内マップ(2)お墓の種類一般埋蔵施設(一般的な墓地で区画で貸付)立体埋蔵施設(いわゆる納骨堂の様なもの)谷中霊園では、上記2種類の施設が提供されており、令和7年度の募集は「一般埋蔵施設」のみでした。(3)園内施設・谷中霊園内の施設は、下記の種類になります。①トイレ、②水汲み場、③下げ花置場、④桶・杓置場(4)補 足・谷中霊園の一般埋蔵施設は、令和7年度の競争率が5.3倍と、都立霊園の中でも人気の高い霊園です。都立霊園の中では比較的、駅から近く交通の便も良い為、お参りしやすい霊園と言えます。(霊園の駐車場はありません。ご注意ください。)(5)よくある質問(FAQ)開園時間は何時から何時ですか?24時間開園しております。但し管理事務所の開所時間は8:30~17:30までになります。(管理事務所の書類受付は16:30まで)休日はありますか?管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。駐車場は何台まで駐車出来ますか?谷中霊園には駐車場は用意されていません。車でお参りに行かれる方等は、近くのパーキングをご利用下さい。立体埋蔵施設はどのようなものですか?納骨堂に類する者と言えます。都立霊園では、地上部に遺骨を骨壺のまま安置し、20年経過後に骨壺から骨袋に写し地下のカロートに他の遺骨と一緒に共同埋葬されます。貸出用の車イスはありますか?谷中霊園に用意されている、貸出用の車イスは1台のみとなります。使用を希望される方は、管理事務所にその旨お伝え下さい。又、福祉車両で車イスの乗降りを行いたい方も管理事務所にお問合せ下さい。谷中霊園にお墓を建てるメリットは?都立霊園で一番東側(下町)に位置するのが谷中霊園です。下町にお住いで選ばれる方も多いかと思います。都立霊園は、東京都が運営しており信頼性が高く、費用も民営の霊園に比べ安く設定されています。申込に条件等があり手続きも複雑になりますが、それでも利用価値は高い霊園と言えます。谷中霊園にお墓を建てるデメリットは?一般埋蔵施設の使用料が264万1,500円~642万7,650円程度であり、併せてお墓の建立費が掛かります。お墓の形状・材質にもよりますが、仮に建立費が200万円とすると、募集された一番小さい区画でも500万円近くの費用が掛かることになります。ちなみに令和7年度の競争率は5.3倍と高くなり、応募しても当選しない可能性があります。5.関連リンク・谷中霊園の公式サイト(東京都公園協会)は、こちらから谷中霊園サイト・谷中霊園の改葬許可申請は、台東区役所で行う必要があります。台東区役所サイト6.アクセス情報● 所在地:〒110-0001 東京都台東区七丁目5-24TEL:03-3821-4456(霊園管理事務所)・「JR・京成線 」日暮里駅(南口) ~ 霊園(徒歩5分)・「舎人ライナー 」 日暮里駅(連絡口) ~ 霊園(徒歩5分)7.周辺の見どころ(1)天王寺(天台宗)・谷中霊園に隣接している天台宗の寺院。開設は鎌倉時代の後期(13世紀後半)になります。本尊の阿弥陀如来坐像、毘沙門天立像(台東区指定文化財)、釈迦牟尼如来坐像等が寺宝とされ、特に谷中七福神巡りとして毘沙門天が有名で参拝に多くの人が訪れます。天王寺(天台宗 東京教区 )(2)谷中ぎんざ(霊園から徒歩6分程度)・昭和20年頃に発生した昔懐かしい商店街です。現在では、食料品店、飲食店など様々な業種60店舗が170m程の区間に立ち並び、観光・食べ歩きスポットとしても人気があります。又、谷中ぎんさに通じる道中に階段があり、その階段から美しい夕陽が眺められる為、一般公募により「夕やけだんだん」という名称が定められました。こちらも人気のスポットです。谷中ぎんざ(商店街)ゆうやけだんだん(荒川区)(3)美術館・博物館(霊園から徒歩15分程度)・谷中霊園から上野駅方面に1km程行くと広大な上野恩賜公園に繋がります。公園内には、東京国立博物館、国立科学博物館、東京美術館、国立西洋美術館などの施設があります。お墓参りの帰りに見学されてみるのも如何でしょうか?展示・催し物については、こちらから ご覧ください。東京国立博物館国立科学博物館東京美術館国立西洋美術館谷中霊園 まとめ谷中霊園は東京都台東区に位置し、明治7年に東京府の共同墓地として開設され、その後東京市に移管されました。霊園内には寛永寺や天王寺などの歴史的な寺院があり、静かな環境の中に深い歴史を感じさせます。都心に近い立地にも関わらず、自然に囲まれた穏やかな空間が広がっており、都立霊園として多くの方々に利用されています。墓じまいや改葬をお考えの場合谷中霊園は都立霊園であり、墓じまいや改葬の手続きは管理事務所で行う必要があります。都立霊園での手続きは、民間霊園に比べて書類の提出や手続きが複雑であることが多く、個別に対応が求められる場合もあります。そのため、手続きに不安がある場合は、専門家のサポートを受けることが重要です。当事務所のサポート当事務所では、都立霊園の手続きに精通しており、谷中霊園を含む各霊園での改葬や墓じまいのサポートを行っています。谷中霊園での手続きに関しても、経験豊富な行政書士が親身にサポートいたしますので、もしお困りの際はぜひご相談ください。専門家がしっかりとサポートし、あなたの大切な手続きをスムーズに進めるお手伝いをいたします。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらから都立霊園の記事TOP・都立霊園の改葬・墓じまいは、こちらから
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  • 染井霊園
    【染井霊園】墓じまい・改葬手続き代行|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    東京都豊島区に位置する染井霊園は、明治7年に開設された歴史ある都立霊園です。ソメイヨシノ発祥の地とも言われ、園内には多くの桜の木が植えられ、静かで美しい景観が特徴です。当事務所では、この染井霊園での墓じまいや改葬に関する複雑な手続きを、迅速かつ丁寧なサポートで代行いたします。染井霊園での手続きでお困りの方は、お墓の専門家である行政書士にぜひご相談ください。1.染井霊園の「墓じまい・改葬手続」のご相談・当事務所は平成21年度に開業したお墓専門の行政書士事務所です。これまでに100件以上の墓じまい・改葬をサポートしてまいりました。都立霊園の手続きにおいても豊富な経験と実績がございますので、安心してご相談いただけます。染井霊園での手続きは、民間の霊園に比べて提出書類が多く、時間と労力がかかる場合があります。当事務所では、墓地使用者の承継、墓じまい、改葬、現地立会など、お客様の状況に応じた必要な範囲のみをサポートいたします。また、都立霊園の各種手続き全般について経験豊富ですので、複雑な手続きも安心してお任せください。墓じまいや改葬の手続きに不安がある方染井霊園での手続き方法について知りたい方改葬にかかる費用や必要な書類について確認したい方この様な方々のために、わかりやすく丁寧にご説明させていただきます。当事務所が提供する具体的な業務内容については、都立霊園の墓じまい・改葬手続代行のページをご覧ください。また、都立霊園の各種手続きや申請に必要な書類については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類のページに詳しく掲載しております。・この様な方にお勧めします。当事務所は、以下のようなご希望をお持ちの方に最適なサポートを提供します。遠方に住んでいて、染井霊園での改葬を希望している方お墓の継ぐ人がいないため、墓じまいを検討している方墓地の引越しや施設変更を考えているが、手続きに不安を感じる方染井霊園をはじめとするお墓の手続きにおいて、当事務所の深い知識と豊富な経験を活かし、お客様の大切な手続きを迅速かつ丁寧にお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから2.染井霊園の概要・染井霊園は東京都豊島区に位置し、明治7年に染井墓地として開設されました。総面積は約6.8ヘクタールです。上駒込の建部邸跡地を東京府が引き継いだもので、明治22年に東京市に移管され昭和10年に現在の名称に改められました。都立霊園の中では最も小さい規模の霊園です。江戸時代にこの辺りの地域を染井と呼ばれ、この地域は植木屋が多く幕末に品種改良した桜がソメイヨシノとして広まったと言われています。3.染井霊園の墓じまいの流れ・染井霊園から他の都立霊園の合葬埋葬施設(小平・多摩・八柱霊園)施設変更する場合と民営霊園の永代供養墓等に改葬する場合、それぞれについて解説いたします。(1)墓じまい+施設変更(小平-多摩-八柱霊園)施設変更とは、現在染井霊園にお持ちのお墓を墓じまいし、都立霊園が提供する合葬埋蔵施設へ改葬する制度です。この制度を利用できるのは、小平霊園、多磨霊園、八柱霊園に設置されている合葬埋蔵施設となります。ここでは、染井霊園におけるこの施設変更の流れについて詳しく解説いたします。①施設変更の連絡・書類の取得最初に染井霊園管理事務所(TEL:03-3918-3502 豊島区駒込5-5-1)に連絡を行い、施設変更の仮予約をします。(施設変更に関する申込書類等は、仮予約後に郵送で送られてきます。)②石材店の決定施設変更に関する書類のうち、墓石の撤去を行う石材店の押印が必要な書類があります。このため、石材店との契約を事前に行い提出する書類に押印を頂いておきます。尚、公営霊園の場合、指定石材店はありませんのでご自身で石材店を選ぶことになります。可能であれば数社から見積書を取得して比較して下さい。(撤去代も石材店により差が出る場合があります。)③施設の変更の申込施設変更の申込受付期間は、年3回(7月・10月・12月初旬~中旬)になります。この期間内に染井霊園管理事務所で施設変更の申込を行います。申込書類、添付書類(住民票、印鑑証明書、谷中霊園の使用許可証等)に不足はないか?確認した上で、霊園管理事務所に行き手続きを行いましょう。(念のため、実印、認印も持参しましょう。)④改葬手続合葬埋葬施設の使用許可証がご自宅に届きましたら、改葬手続を行う為、再度、染井霊園管理事務所に行きます。霊園所定の用紙に記入し改葬許可申請を発行してもらいます。次に、この申請書を豊島区役所の総合窓口課(TEL:03-3981-4766)で申請し改葬許可証を取得します。⑤遺骨の取出し+改葬改葬許可証が取得出来ましたら、日程を調整しお墓から遺骨を取出します。取り出した遺骨は、施設変更した霊園に引き渡して完了となります。(お墓の撤去は、後日石材店により行われます。)以上が染井霊園の墓じまいから他の都立霊園の合葬施設への改葬の流れになります。⑥墓じまい+施設変更のフロー図STEP施設変更の仮予約・書類取得染井霊園管理事務所に施設変更したい旨を伝え、仮予約を行います。申請に必要な書類は、仮予約後に郵送で送られてきます。STEP申請書類の準備書類が到着しましたら、必要な書類(住民票、印鑑証明書等)を確認し、事前に取得しておきます。STEP申込手続(染井管理事務所)申請受付け期間内に、染井霊園管理事務所で申込手続を行います。(印鑑も持参しましょう。)STEP改葬手続(管理事務所+豊島区役所)合葬施設の使用許可証が届きましたら、再度、管理事務所で改葬手続を行います。申請書が発行されたら豊島区役所に改葬許可申請を行い、改葬許可証を取得します。STEP施設変更染井霊園のお墓から遺骨の取出し行います(墓じまい)。その後、都立霊園の施設変更先に移動し遺骨の引き渡しを行います。(2)墓じまい+民営の永代供養墓等に改葬ここでは、染井霊園の墓を墓じまいして、民営霊園の永代供養墓等に改葬する流れについて解説いたします。①ご遺骨の埋葬先を決める。ご自宅の近くの霊園に埋葬したい場合等は、霊園選びから開始することになります。主に永代供養墓を選ばれる方が多いかと思いますが、永代供養墓は、一般的なものから樹木葬、納骨堂も選択肢になります。豊島区は寺院等も多く、永代供養墓が設置されている場合もありますので、そちらも選択可能です。②墓地返還書類の取得染井霊園管理事務所(03-3918-3502)で墓地返還等の書類を取得します。書類は、染井霊園管理事務所で直接取得するか、又は、電話で郵送依頼します。書類が届きましたら、提出する書類を確認して下さい。③添付書類の取得染井霊園の墓地使用者の印鑑証明書(3か月以内)、改葬先の霊園から発行される使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。これらの書類は、染井霊園管理事務所での改葬手続きで必要になります。④墓地返還手続き・改葬手続管理事務所に墓地返還届等の書類を添付書類と併せて提出します。尚、書き方がわからない場合は、住所・氏名を記入し、後は、霊園の管理事務所で確認して記入しましょう。(墓地返還に関する書類に、石材店の記名押印が欄がありますので、こちらは事前に押印してもらいましょう。)⑤改葬許可申請墓地返還と併せて改葬手続きを行います。二度手間にならない様に必要書類を確認した上で、染井管理事務所に申請に行きましょう。手続が完了後、改葬許可申請書が交付されましたら、この申請書を豊島区役所の総合窓口課(TEL:03-3981-4766)に提出し改葬許可証を取得します。⑥遺骨の取出し+改葬石材店、改葬先の霊園等と日程を調整し日を決定します(供養を行う場合は、お呼びする住職の予定も確認しておきましょう。)。当日、お墓から儀骨を取出し、改葬先の霊園にて納骨を行います。尚、お墓の撤去は、通常、後日行われます。⑦墓じまい+改葬のフロー図STEP改葬先の霊園の選択・決定埋葬(染井霊園)されている遺骨を改葬するため、改葬先の霊園を決めておく必要があります。霊園が決まりましたら契約を行い、霊園の使用許可証を発行してもらいます。(改葬手続に必要になるため)STEP書類の取得・準備染井霊園管理事務所に連絡し、墓地返還に関する書類を取得します。添付する書類等を確認し、事前に取得しておきましょう。STEP撤去石材店の決定お墓を撤去する石材店を選び契約を行います。墓地返還に関する書類は、石材店の押印が必要になりますので、契約後に押印を頂いておきましょう。STEP墓地返還・改葬手続(管理事務所+豊島区役所)墓地返還に関する書類一式を染井霊園管理事務所に提出し、改葬手続も併せて行います。改葬許可申請書が発行されましたら、豊島区役所で申請を行い、改葬許可証を取得します。STEP墓じまい+改葬関係先との日程調整の上、染井霊園の墓じまい及び改葬を行います。カロートからご遺骨を取出し、改葬先の霊園で納骨を行います。お墓の撤去は後日、石材店により行われます。(3)染井霊園で墓じまい・改葬する場合の注意点・染井霊園は、東京都が運営する都立霊園になります。従って墓地返還、改葬等の手続きにおいても、民営の霊園に比べ複雑で提出する書類も多くなります。例えば、墓地返還する場合も「都立霊園の施設変更」と「民営霊園の改葬」では手続及び提出する書類も異なります。ご自身の状況に応じて、どの様な手続が必要になるか、どの様な書類を提出すれば良いか?一通り把握した上で手続きを行われた方がスムーズに進めることが出来ます。書類に不備があり何度も行かなくて済むように事前にしっかり確認しておきましょう。①施設変更を行う場合染井霊園から他の都立霊園に施設変更を行う場合は、施設変更の申込と改葬手続で、2回、霊園管理事務所に行くことになります。又、改葬許可証は豊島区役所で発行されますので、こちらの手続きも行う必要があります。②お墓を継ぐ人が墓じまいする場合染井霊園の墓地所有者が亡くなり、その方が所有していた墓を墓じまいする場合「使用者変更手続」が必要になります。(承継を証明する書類等が必要になります。)、この手続きを行い墓地使用者となった方が墓地返還、改葬手続等を行うことになります。(同時に手続きを行うことも可能です。)以上の様な手続を、染井霊園管理事務所で行う必要がありますので、時間に余裕を持って行って下さい。(4)墓じまい+改葬費用の目安・染井霊園(豊島区駒込5-5-1)の墓じまい+改葬に掛かる費用を参考に掲載させて頂きます。墓石撤去費(1㎡辺り10万円程度)染井霊園でお墓の撤去を行う場合、石材店により金額が異なる場合がありますが、一般的な和型のお墓では、20万円~50万円程度が相場と言えます。但しお墓の面積が広い場合、石材の量が多い場合などは100万円近くになる場合もあります。数社の石材店から見積書を取得し、金額に差がない場合は、それが、ご自身の所有するお墓の撤去相場とも言えます。改葬費(5万円程度~)染井霊園から他の都立霊園に施設変更する場合、改葬先の費用は掛からず事務手数料のみ発生することになります。一方、民営霊園の永代供養墓等を選ばれなるべく費用を抑えてという方は、5万円程度~可能になります。こちらは、合祀と呼ばれ、骨壺から遺骨を取出し、他の遺骨と一緒に埋葬されます。最初から他人の遺骨と一緒に埋葬されることに抵抗がある場合は、個別埋(合葬)の選択も可能です。但し、費用的には合祀より個別埋葬の方が高くなります。こちらは霊園により異なりますが20万円程度~になります。※霊園の所在地や埋葬形式により金額が異なる場合があります。その他の費用事務手数料(数百円~)書類取得費(印鑑証明書、住民票、戸籍等)1通 数百円~ご住職のお布施(供養を行う場合)3万円程度~4.染井霊園 情報・染井霊園は、令和7年度では「一般埋蔵施設」と都立霊園で唯一募集された「立体埋蔵施設」の2形式で公募が行われました。合葬埋蔵施設や樹林型合葬埋蔵施設は、染井霊園には設置されていないため募集も行われていません。公募結果と費用の詳細(令和7年度)染井霊園は都心にありアクセスが良いことから人気が高く、特に立体埋蔵施設で高い競争率となりました。一般埋蔵施設募集区画数は80区画で、応募総数262件に対し、平均競争率は3.3倍でした。募集区画(1.50㎡~2.00㎡)の永代使用料は243万4,500円~324万6,000円です。申込資格は遺骨申込のみで、都内に継続して5年以上居住している方に限られます。立体埋蔵施設(第2区・第3区)募集区画数は32区画で、応募総数170件に対し、平均競争率は5.3倍でした。永代使用料は155万2,000円で、年間管理料はかかりません。遺骨を3体まで収蔵でき、20年後に共同埋葬される形式です。(注)令和7年度の募集は既に終了しています(7月4日締切)。最新の情報は、必ず東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。(1)染井霊園の特徴・ソメイヨシノ発祥の地とも言われており園内全体に桜の木が植えられており、幹線道路も付近には無い為、静寂な環境でお花見を楽しむことも出来ます。歴史のある霊園であり著名人も数多く埋葬されています。高村光太郎(芸術家・詩人:智恵子抄等)・高村智恵子(洋画家・光太郎妻)、高村光雲(彫刻家:光太郎父)と高村家3名が埋葬されている他、二葉亭四迷(小説家:浮雲)、石川倉治(日本点字の創始者)など数々の著名人が埋葬されています。(詳細は下記の染井霊園マップでご確認下さい。)染井霊園 園内マップ(2)お墓の種類一般埋蔵施設(一般的な墓地で区画で貸付)立体埋蔵施設(いわゆる納骨堂の様なもの)染井霊園では、上記2種類の施設が提供され、令和7年度の募集は「一般埋蔵施設」と「立体埋蔵施設」の2形式でした。(3)園内施設・染井霊園の園内施設は、下記の種類になります。①トイレ、②水汲み場、③下げ花置場、④桶・杓置場(4)補 足・都市計画公園事業の為、昭和37年~平成30年まで空き墓所の募集が行われておらず、平成31年度から募集が再開されています。立体埋蔵施設は、都立霊園の中で令和7年度に唯一募集が行われた形式です。申込数170件に対し競争率は5.3倍と高く、人気の高さが際立っています。(5)よくある質問(FAQ)開園時間は何時から何時ですか?24時間開園しております。但し管理事務所の開所時間は8:30~17:30までになります。(管理事務所の書類受付は16:30まで)休日はありますか?管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。駐車場は何台まで駐車出来ますか?管理事務所前に4~5台の駐車場があります。障害者専用の駐車スペースも1台用意されています。立体埋蔵施設はどのようなものですか?納骨堂に類する者と言えます。都立霊園では、地上部に遺骨を骨壺のまま安置し、20年経過後に骨壺から骨袋に写し地下のカロートに他の遺骨と一緒に共同埋葬されます。車イス・お墓の清掃道具などの貸し出しは、ありますか?染井霊園に用意されている、貸出用の車イスは2台となります。お墓の清掃道具の貸出しも行われておりますので、使用を希望される方は、管理事務所にその旨お伝え下さい。染井霊園にお墓を建てるメリットは?幹線道路に面しておらず、静寂で自然環境豊かな霊園と言えます。所在地も豊島区である為、アクセスも良くお浜参りにも行きやすい環境です。都立霊園は、東京都が運営している為、安心度も高く、使用料も民営の霊園に比べ低く設定されています。又、霊園の継続性についても自治体が運営している為、安心と言えます。染井霊園にお墓を建てるデメリットは?特にデメリットは見当たりませんが、立体埋蔵施設は申込数170件に対し競争率は5.3倍、一般埋蔵施設も申込数262件に対し3.3倍と競争率が高く、応募しても当選しない可能性があります。また、お墓の清掃などは、定期的にご自身で行う必要があります。放置していると雑草が生い茂りお墓埋もれてしまう場合もあります。その他、お墓を建立する際には、石材店をご自身で決める必要もあります。5.関連リンク・染井霊園(東京都公園協会)の公式サイトは、こちらから。染井霊園サイト・染井霊園の改葬手続は、豊島区役所で行います。サイトは、こちらから。豊島区役所サイト6.アクセス情報● 所在地:〒170-0003 東京都豊島区駒込五丁目5-1TEL:03-3918-3610(霊園管理事務所)・「JR山手線・都営三田線 」巣鴨駅 ~ 霊園(徒歩10分)・「JR山手線・南北線 」 駒込(北口) ~ 霊園(徒歩10分)7.周辺の見どころ染井霊園周辺の観光スポットを掲載いたします。染井霊園の帰りに寄られてみては、如何でしょうか。(1)巣鴨地蔵通り商店街(霊園から徒歩3分程度)・巣鴨を代表する商店街であり、お婆ちゃんの原宿とも呼ばれる有名な商店街です。全長800mに渡り和菓子・甘味処、食事処、衣料品・靴店等、多くの店舗が並び大変賑わっています。毎月4のつく日(4.14.24日)には露店の出る縁日が開催されています。巣鴨地蔵商店街サイト(2)とげぬき地蔵尊 高岩寺(霊園から徒歩3分程度)・とげぬき地蔵(地蔵菩薩)として有名です。本尊を写した取った紙札を「御影(おすがた・おみかげ)」と言い、この御影を服用、又は、体の痛い箇所に貼るなどにより御地蔵様のご加護があると言われています。とげぬき地蔵の由来は、針を誤飲した女性がこの御影を飲み込んだところ、針を吐き出すことができ、その針が御影に刺さっていたと言うことが、とげぬき地蔵の由来とされています。とげぬき地蔵尊 高岩寺(3) 六義園(霊園から徒歩17分程度)・伝統的な日本庭園であり四季によりサクラ、アジサイ、ツツジの花やモミジの紅葉などの風景を楽しむことが出来ます。庭園の中心には大泉水(池)があり、その周りを樹木が取り回む、回遊式泉水庭園であり江戸時代に完成した桂離宮の庭園様式を採用しています。六儀園(りくぎえん)の名称は、詩経の六儀から付けられたとのこと。広大な庭園で日本の文化を感じる事も出来る為、外国人観客にも人気のあるスポットです。(入園料 一般300円、65歳以上150円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)六義園 公式サイト8.染井霊園 まとめ染井霊園は、静かな環境と豊かな自然に囲まれた都立霊園です。池袋駅や三ノ輪駅からのアクセスが良好で、都心にありながらも穏やかな雰囲気が漂っています。霊園内には歴史的な文化財や著名な人物のお墓もあり、訪れるたびにその深い歴史に触れることができます。墓じまいや改葬をお考えの場合染井霊園も都立霊園であるため、墓じまいや改葬をお考えの場合、手続きは管理事務所で行う必要があります。都立霊園の手続きは一般的な霊園と比べて書類提出や手続きが複雑なことが多く、個別対応が求められることもあります。そのため、ご自身での手続きが難しい場合には、専門家のサポートを受けることでスムーズに進めることが可能です。当事務所のサポート当事務所では、都立霊園をはじめとする多くの霊園で改葬や墓じまいの手続きをサポートしています。染井霊園での改葬や墓じまいに関するご相談にも対応しており、専門的なアドバイスと手続きのサポートを提供しています。専門家がしっかりとサポートし、あなたの大切な手続きをスムーズに進めるお手伝いをいたします。お困りの際は、ぜひご相談ください。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらから都立霊園の記事TOP・都立霊園の改葬・墓じまいは、こちらから
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  • 樹木
    【小平霊園】墓じまい・改葬手続き代行|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    東京都東村山市に位置する小平霊園は、広大な敷地と豊かな自然が調和した都立霊園です。園内は並木道や樹林が広がり、都心からのアクセスも比較的良好でありながら、静かで落ち着いた環境が保たれています。当事務所では、この小平霊園での墓じまいや改葬に関する複雑な手続きを、迅速かつ丁寧なサポートで代行いたします。小平霊園での手続きでお困りの方は、お墓の専門家である行政書士にぜひご相談ください。1.小平霊園の「墓じまい・改葬手続」のご相談当事務所は平成21年度に開業したお墓専門の行政書士事務所です。これまでに100件以上の墓じまい・改葬をサポートしてまいりました。都立霊園の手続きにおいても豊富な経験と実績がございますので、安心してご相談いただけます。小平霊園での手続きは、民間の霊園に比べて提出書類が多く、時間と労力がかかる場合があります。当事務所では、墓地使用者の承継、墓じまい、改葬、現地立会など、お客様の状況に応じた必要な範囲のみをサポートいたします。また、都立霊園の各種手続き全般について経験豊富ですので、複雑な手続きも安心してお任せください。墓じまいや改葬の手続きに不安がある方小平霊園での手続き方法について知りたい方改葬にかかる費用や必要な書類について確認したい方この様な方々のために、わかりやすく丁寧にご説明させていただきます。当事務所が提供する具体的な業務内容については、都立霊園の墓じまい・改葬手続代行のページをご覧ください。また、都立霊園の各種手続きや申請に必要な書類については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類のページに詳しく掲載しております。・この様な方にお勧めします。当事務所は、以下のようなご希望をお持ちの方に最適なサポートを提供します。遠方に住んでいて、小平霊園での改葬を希望している方お墓の継ぐ人がいないため、墓じまいを検討している方墓地の引越しや施設変更を考えているが、手続きに不安を感じる方小平霊園をはじめとするお墓の手続きにおいて、当事務所の深い知識と豊富な経験を活かし、お客様の大切な手続きを迅速かつ丁寧にお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから2.小平霊園の概要・小平霊園は東京都東村山市に位置し、昭和23年5月に開設された都立霊園です。総面積は65万3千平方メートルに及びます。都立霊園の中では墓地の種類が多く、一般墓地、芝生墓地、合葬式墓地、樹林・樹木墓地等が区画が揃えられています。尚、霊園の半分は墓所に使用されているが、残りの半分は、並木道・樹林・雑木林が占めており自然環境が豊かな明るいイメージのある霊園です。3.小平霊園の墓じまいの流れ・小平霊園の一般的な墓所から、同霊園の合葬施設、又は、八王子霊園・多摩霊園の合葬施設に改葬する場合、②民営霊園の永代供養墓等に改葬する場合、それぞれの流れについて解説いたします。(1)墓じまい+施設変更(小平-多摩-八柱霊園)施設変更とは、現在小平霊園にお持ちのお墓を墓じまいし、都立霊園が提供する合葬埋蔵施設へ改葬する制度です。この制度を利用できるのは、小平霊園、多磨霊園、八柱霊園に設置されている合葬埋蔵施設となります。ここでは、小平霊園におけるこの施設変更の流れについて詳しく解説いたします。①施設変更の仮予約・書類の取得最初に小平霊園管理事務所(TEL:042-341-0050 東村山市萩山町1-16-1)に連絡を行い、施設変更の仮予約をします。尚、施設変更に関する書類は、仮予約後に管理事務所から郵送で届きます。②石材店の決定都立霊園の場合、指定石材店はありませんので、ご自身で自由に石材店を決めることが出来ます。施設変更の申込書類には、石材店の押印が必要になる書類が含まれますので、小平霊園に施設変更の申込を行う前に石材店との契約を行っておく必要があります。③施設の変更の申込施設変更の申込期間(7月.10月.12月初旬から中旬の年3回)内に小平霊園管理事務所で施設変更の申請を行います。書類に不足があると再び、管理事務所にくることになりますので、一度で済むように申請書類(施設変更申請書等)、添付書類(住民票、印鑑証明書等)等の必要な書類を確認した上で、霊園管理事務所で申し込み手続きを行いましょう。(念のため、実印、認印も持参しましょう。)④改葬手続申請が無事完了しましたら、2~3か月程度の期間を経て「合葬埋葬施設の使用許可証」がご自宅に届きます。この使用許可書と持参して、再度、小平霊園管理事務所で改葬の手続を行います。尚、改葬手続は霊園の規定の様式に従い、墓石台帳を確認しながら記入します。完了後、霊園から改葬許可申請書が発行されます。この書類を東村山市の市民課 戸籍窓口(TEL:042-393-5111 代表)に提出し、改葬許可証を取得します。(※申請先は、小平市ではありません。東村山市役所です。)⑤遺骨の取出し+改葬改葬許可証が無事取得出来ましたら、お墓じまい及び改葬の日程を関係先と調整して決めます。当日、お墓を撤去する石材店にカロートから遺骨を取出してもらい、改葬先の霊園に遺骨を引き渡し完了となります。(お墓の撤去は、後日石材店により行われます。)以上が、小平霊園のお墓から合葬埋葬施設に改葬する流れになります。⑥墓じまい+施設変更のフロー図STEP施設変更の仮予約・書類取得小平霊園管理事務所に連絡し、施設変更の仮予約を行います。申込に必要な書類は、この仮予約後に管理事務所から郵送で届きます。STEP申請書類の準備書類が到着しましたら、必要な書類(住民票、印鑑証明書等)を確認し、事前に取得しておきます。STEP申込手続(小平霊園管理事務所)施設変更申請書等の書類及び添付書類一式を持参して、小平霊園で施設変更手続を行います。(申込受付期間内に行う必要があります。)STEP改葬手続(管理事務所+東村山市役所)小平霊園から合葬施設の使用許可証が届きましたら、再度、管理事務所にいき改葬の手続を行います。改葬手続完了後に、霊園から改葬許可申請書が発行されますので、この書類を東村山市に提出して、改葬許可証を取得します。STEP施設変更小平霊園のお墓から遺骨の取出し行います(墓じまい)。取出した遺骨は、改葬先の霊園に移動して、納骨の手続を行った上で管理者に引き渡します。(2)墓じまい+民営の永代供養墓等に改葬小平霊園の所有する墓を墓じまいし、民営霊園の永代供養墓等に改葬する流れについて解説いたします。①ご遺骨の埋葬先を決める。承継者がいない、子供に負担を掛けたくないなどの理由により、民営霊園の永代供養墓を選び改葬する方もおります。改葬許可申請を行う場合、申請書に改葬先の霊園の所在置を記入する欄があります。又、改葬許可申請を行う際には、霊園使用許可書、又は、受入れ証明書が必要になりますので、改葬手続を行う前に決めておく必要があります。②墓地返還書類の取得小平霊園管理事務所(TEL:042-341-0050)から墓地返還に関する書類一式を取得します。直接、管理事務所で入手するか、郵送依頼して取得します。書類が届きましたら、小平霊園の使用許可書を参考に、氏名、住所、墓地区画番号等を記入し押印します。(分からない箇所は、空欄にしておき管理事務所で手続きを行う際に記入しましょう。)③添付書類の取得小平霊園の墓地使用者の印鑑証明書(3か月以内)、改葬先の霊園から発行される使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。これらの書類は、小平霊園管理事務所での改葬手続きに必要になります。④墓地返還手続き・改葬手続小平霊園管理事務所で墓地返還手続きを行います。書類一式を持参して墓地管理者に提出します。尚、記入ミスがあった場合の為、印鑑も念の為、持参しましょう。又、墓石を撤去する石材店の押印箇所もありますので、こちらは事前に石材から貰っておいて下さい。⑤改葬許可申請上記返還手続きと併せて改葬手続を管理事務所で行います。こちらは、改葬先の霊園の使用許可書、又は受入れ証明書(原本)の提示が必要になります。何度も行かなくて済むように、書類の準備をしてから小平霊園に行きましょう。手続完了後に、東村山市(TEL:042-393-5111 代表)に提出する改葬許可申請書が交付されますので、この書類を持参して、市役所で申請後に改葬許可証の取得となります。⑥遺骨の取出し+改葬許可証が取得出来ましたら、お墓を撤去する石材店、改葬先の霊園等の都合を確認し、墓じまい+改葬日を決定します。ご住職をお呼びして閉眼供養・納骨供養を行う場合は、そちらも確認して下さい。当日は、石材店にお墓のカロートの蓋を開けてもらい遺骨の取出します。この遺骨を改葬先に持参して納骨を行います。以上にてお墓じまい+改葬完了となります。尚、お墓の撤去は、通常、後日行われます。⑦墓じまい+改葬のフロー図STEP改葬先の霊園の選択・決定改葬する霊園を決めて契約を行います。契約後、改葬手続に必要な霊園使用許可書(受入れ証明書)を発行して貰います。STEP書類の取得・準備小平霊園管理事務所に連絡し、墓地返還に関する書類を取得します。添付する書類等を確認し、事前に取得しておきましょう。STEP撤去石材店の決定お墓を撤去する石材店を選び契約を行います。墓地返還に関する書類は、石材店の押印が必要になりますので、契約後に押印を頂いておきましょう。STEP墓地返還・改葬手続(管理事務所+東村山市役所)墓地返還に関する書類一式を小平霊園管理事務所に提出し、改葬手続も併せて行います。改葬許可申請書が発行されましたら、東村山市役所で申請を行い、改葬許可証を取得します。STEP墓じまい+改葬関係先との日程調整の上、小平霊園の墓じまい及び改葬を行います。カロートからご遺骨を取出し、改葬先の霊園で納骨を行います。お墓の撤去は後日、石材店により行われます。(3)小平霊園で墓じまい・改葬する場合の注意点・小平霊園のお墓を墓じまいする理由としては・・車や電車での移動に時間が掛かり不便さを感じている方お墓の承継者もいないため整理したいとお考えの方など様々な理由により小平井霊園を墓じまいし永代供養墓に改葬したいと思われる方がおります。しかし、小平井霊園は都立霊園であり、その手続きも各々定めらています。民営の霊園と比べ手続きも複雑で添付する書類も多い為、墓地返還のみではなく、遺骨の改葬先も考えて手続きを進めて行く必要があります。管理事務所で手続きを行う際には、申請書類、添付書類の忘れ物がないか?良く確認した上で行きましょう。書類に不備があり、また手続きに行くのは大変です。①施設変更を行う場合小平霊園の一般墓所から合葬埋葬施設に施設変更を行う場合は、施設変更申込で1回、改葬手続で1回と最低でも2回、小平霊園管理事務所に行く必要があります。又、改葬許可証は、東村山市区役所で発行されますので、こちらの手続きも行う必要があります。②お墓を継ぐ人が墓じまいする場合小平霊園の墓地所有者が亡くなり、その方が所有していた墓を墓じまいする場合は「使用者変更」の手続きが必要になります。尚、手続きを行うには、祭祀承継者の証明書類(例:遺言書による指定、喪主としての葬儀通知等)が必要になります。この手続きを行い、新たに使用者となった方が墓地返還・改葬等の手続きを進めることになります。(同時に手続きを行うことも可能です。)この様に手続きが複雑になる場合がありますので、ご自身で行う事が難しいとお考えの場合は、当事務所にご相談下さい。ご相談のみでも大丈夫です。(4)墓じまい+改葬費用の目安・小平霊園(東村山市萩山町1-16-1)の墓じまい+改葬に掛かる費用を参考に掲載させて頂きます。墓石撤去費(1㎡辺り10万円程度)小平霊園でお墓の撤去を行う場合、一般的な和型のお墓では、20万円~50万円程度が相場と言えます。但し、お墓の面積が広い場合、石材の量が多い場合などは、これより高額になる場合があります。お墓の撤去代は相場がわかりずらいものです。数社から見積書を取得し同じような金額ならそれが相場とも言えます。改葬費(5万円程度~)小平霊園の一般墓から合葬埋葬施設に施設変更する場合、改葬先の費用は掛からず事務手数料のみ発生することになります。一方、民営霊園の永代供養墓等を選ばれる場合は、霊園の場所、埋葬形式により金額が異なります。なるべく費用を抑えたい場合は、永代供養墓に「合祀」(骨壺から取出し他の遺骨と一緒に埋葬する形式)が選択肢になります。最初から他人の遺骨と一緒に埋葬される事に抵抗がある方は、永代供養墓の個別埋葬「合葬」の選択も可能です。その他、樹木葬や散骨なども考えられます。尚、永代供養墓の個別埋葬では20万円程度~、樹木葬も合祀・合葬形式選択できる霊園もあります。こちらは10万円程度~になります。又、散骨を行う場合は、墓地返還に関する手続のみとなり、改葬手続は不要になります。(散骨は、改葬に当らないため、市区町村から許可証が発行されません。)手続を簡単にしたいとお考えの場合は、散骨を選ぶのも一つの方法です。(業者委託で散骨を行う場合、5万円程度)その他の費用事務手数料(数百円~)書類取得費(印鑑証明書、住民票、戸籍等)1通 数百円~ご住職のお布施(供養を行う場合)3万円程度~4.小平霊園 情報小平霊園は、令和7年度に「一般埋蔵施設」「合葬埋蔵施設」「樹林型合葬埋蔵施設」の都立霊園で提供されている3つの主要な形式すべてで公募が行われました。公募結果と費用の詳細(令和7年度)小平霊園は墓地の種類が多く、特に合葬埋蔵施設で非常に高い競争率となりました。一般埋蔵施設募集区画数は110区画に対し、申込数は426件で、平均競争率は3.9倍でした。募集区画(1.75㎡~5.95㎡)の永代使用料は147万7,000円~502万1,800円です。申込資格は遺骨申込のみで、都内に継続して5年以上居住している方に限られます。合葬埋蔵施設(直接共同埋蔵)募集総体数は350体に対し、申込数は9,104件で、平均競争率は26.0倍と非常に高い倍率でした。遺骨1体あたりの使用料は53,000円で、年間管理料はかかりません。生前申込も可能ですが、埋蔵予定者も都内に継続して3年以上居住している必要があります。3. 樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地2号基)募集総体数は2,382体に対し、申込数は6,541件で、平均競争率は2.7倍でした。遺骨1体あたりの使用料は27,000円~81,000円(粉状遺骨は35,000円)で、年間管理料はかかりません。(注)令和7年度の募集は既に終了しています(7月4日締切)。最新の情報は、必ず東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。(1)小平霊園の特徴・都立霊園の中では7番目に設置された霊園です。園内が直線で整然と区切られ、園路沿いにケヤキ・サクラ・マツなどの樹木が植えられています。又、霊園内には、野口雨情(詩人・童謡作家)〔作:赤い靴、十五夜お月さん、七つの子等〕、壷井栄(作家)〔作:二十四の瞳等〕、植木等(俳優・歌手)等の著名人が数多く埋葬されています。(詳細は下記の園内マップをご覧ください。)小平霊園 園内マップ(2)お墓の種類一般墓地(一般・芝生・壁型・小型)合葬式墓地樹林・樹木墓地令和7年度は、「一般埋蔵施設」「合葬埋蔵施設」「樹林型合葬埋蔵施設」の3形式すべてで募集が行われ、いずれも競争率が高くなっています。大きい区画で墓地使用料の高くなるものよりは、小さい区画、芝生墓地、合葬墓地などの費用が抑えられるものの方が人気があり、特に合葬墓地の倍率が高く、今後もこの傾向は続くものと思われます。(3)園内施設・小平霊園内の主要な施設は、下記の通りになります。①トイレ、②水汲み場、③下げ花置場、④桶・杓置場、⑤休憩所(4)補 足小平霊園は、都立霊園の中では新し霊園で園内施設も区画ごとに水汲み場(91箇所)、下げ花置場(56箇所)等の設置されるなど利便性の良い霊園になっております。園内の道路も直線で碁盤の目の様になっていますので、お墓参りで道に迷う心配もありません。(5)よくある質問(FAQ)開園時間は何時から何時ですか?小平霊園の正門開放時間は、4月~9月は、7:30~18:30。10月~3月は、7:30~17:00。となっており車での入園は終了時間の30前までとなっています。樹林・樹木墓地の開閉時間は、4月~9月は、7:30~18:00。10月~3月は、7:30~16:30までになります。尚、第四木曜日は、樹林・樹木墓地の区域は立入不可(管理上の都合により)。休日はありますか?管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。合葬埋蔵施設とは、どの様なものですか?いわゆる納骨堂の一種であり、小平霊園では、骨壺のまま地下カロートに20年間安置され、その後、遺骨を骨袋に写し共同埋蔵施設に合祀されます。尚、生前に申込が可能で承継者も不要です。個人・夫婦・親子・兄弟など併せた申込(2体又は3体まで)も可能ですが、埋蔵予定者に申込者が含まれること、埋蔵予定者が居住要件(都内に3年以上居住)を満たすことなどの条件があります。樹林型合葬埋蔵施設は、どのようなものですか?一般的には、樹木葬と言われる型式のお墓です。小平霊園では一体づつ骨袋に移し変え、地下のカロートに納骨します。尚、カロートの底面は土になっている為、ご遺骨はいずれ土に帰ることにまります。合同埋蔵施設と同様に生前申込も可能で、個人・夫婦・親子(2体又は3体まで)単位で申込可能です。但し、居住要件がありますので、ご注意下さい。車イス・お墓の清掃道具などの貸し出しは、ありますか?小平霊園に用意されている、貸出用の車イスは3台となります。お墓の清掃道具の貸出しも行われておりますので、使用を希望される方は、管理事務所にその旨お伝え下さい。小平霊園にお墓を建てるメリットは?都心部から若干離れておりますが、小平井駅から徒歩5分と他の都立霊園と比べ駅か近く、公共交通機関で行きやすい霊園と言えます。又、水汲み場、下げ花置場なども区画ごとに設置され利便性も良い霊園です。墓地使用料についても都心部の都立霊園に比べ安く設定されています。〔参考〕・小平霊園:1.85~1.95㎡ = 156万1千4百円~164万5千8百円・雑司ヶ谷霊園(豊島区):1.55~1.65㎡=313万8千7百円~334万4千2百円小平霊園にお墓を建てるデメリットは?都心部から少し離れている為、新宿駅から小平駅まで電車で40分程度の時間が掛かります(車の場合も1時間程度)ので、ご自身・ご家族など、お墓参りに行かれる方の住む地域によっては、不便さを感じる方もおります。また、希望の施設に申し込んでも、競争率が高いことが最大のデメリットです。特に合葬埋蔵施設は26.0倍、一般埋蔵施設も3.9倍と、応募しても当選しない可能性があります。お墓(一般埋蔵施設)の管理も、ご自身で行う必要がありますので、雑草の草むしりなど清掃を定期的に行わないと荒れ果てたお墓になってしまう場合があります。5.関連リンク・小平井霊園(東京都公園協会)の公式サイトは、こちらから小平霊園サイト・小平霊園からの改葬は、東村山市役所で改葬許可申請を行う必要があります。東村山市役所サイト6.アクセス情報● 所在地:〒189-0012 東京都東村山市萩山町1-16-1TEL:042-341-0050(霊園管理事務所)・「西新宿線 」小平駅 ~ 霊園(徒歩5分)7.周辺の見どころ・小平霊園の手続きの帰りに、周辺の観光名称巡りをするのは、如何でしょうか?(1)あじさい公園(霊園から徒歩12分程度)・昭和48年にあじさいの名所を目指して作られた市営公園です。約1500株のあじさいが植えられており、6月の中旬には「小平あじさい祭り」が行われ、夜間ライトアップも行われます。あじさい公園(小平市)(2)日本一丸ポスト(霊園から徒歩10分程度)・小平市民文化会館前に設置された、高さ2.8m・重量1.2tもある巨大なポストです。実際に郵便ポストとして使用も可能。本体は水道管、頭の蓋は中華鍋などユニークな材料が使用されています。日本一丸ポスト (小平市)(3)ガスミュージアム(霊園から徒歩24分程度)・都市ガスの歴史と人々の生活にガスがどの様な関わりをもってきたか学べる歴史博物館です。企画展やコンサートなども定期的に開催されています。主な建物は、くらし館とガス灯館となり、明治に建てられて東京ガスの工場・出張所を移設復元した赤レンガ造りの建物になっています。くらし館はガス器具や都市ガスの歴史、ガス灯館では灯具の点灯実演・展示など行われています。(開館時間10:00~17:00 入園無料)ガスミュージアム (東京ガス)8. 小平霊園 まとめ小平霊園は、東京都東村山市にある都立霊園で、自然に恵まれた静かな環境が魅力です。広大な敷地に様々な区画があり、多くの方に愛されている場所です。特に周辺の緑豊かな景観が心を落ち着け、落ち着いた空間でお参りすることができます。また、都心から少し離れた場所に位置し、喧騒から離れた静かな空間でありながら、アクセスもしやすいため、都内からの交通の便が良好です。墓じまいや改葬をお考えの場合小平霊園で墓じまいや改葬をお考えの場合、手続きは管理事務所で行う必要があります。都立霊園での手続きは、一般的な霊園よりも提出書類が多く、手続きが煩雑になることがあります。そのため、自己での手続きが難しい場合もあります。そのような場合、専門家のサポートを受けることで、スムーズに手続きを進めることが可能です。当事務所のサポート当事務所は、都立霊園をはじめ、多くの霊園での改葬や墓じまいの手続きに豊富な経験を持っています。小平霊園での改葬や墓じまいに関するご相談にも対応しておりますので、手続きが不安な場合はぜひご相談ください。専門家がしっかりとサポートし、あなたの大切な手続きをスムーズに進めるお手伝いをいたします。[都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらから都立霊園の記事TOP・都立霊園の改葬・墓じまいは、こちらから
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  • 多磨霊園
    【多磨霊園】墓じまい・改葬手続き代行|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    東京都府中市に位置する広大な多磨霊園は、豊かな自然に囲まれた静寂な空間が魅力です。都内最大級の公園型霊園として知られ、歴史的な建造物や著名人の墓所も点在しています。当事務所では、この多磨霊園での墓じまいや改葬に関する複雑な手続きを、迅速かつ丁寧なサポートで代行いたします。多磨霊園での手続きでお困りの方は、お墓の専門家である行政書士にぜひご相談ください。1.多磨霊園の「墓じまい・改葬手続」のご相談当事務所は平成21年度に開業したお墓専門の行政書士事務所です。これまでに100件以上の墓じまい・改葬をサポートしてまいりました。都立霊園の手続きにおいても豊富な経験と実績がございますので、安心してご相談いただけます。多磨霊園での手続きは、民間の霊園に比べて提出する書類が多く、時間と労力がかかる場合があります。当事務所では、墓地使用者の承継、墓じまい、改葬、現地立会など、お客様の状況に応じた必要な範囲のみをサポートいたします。また、都立霊園の各種手続き全般について経験豊富ですので、複雑な手続きも安心してお任せください。墓じまいや改葬の手続きに不安がある方多磨霊園での手続き方法について知りたい方改葬にかかる費用や必要な書類について確認したい方この様な方々のために、わかりやすく丁寧にご説明させていただきます。当事務所が提供する具体的な業務内容については、都立霊園の墓じまい・改葬手続代行のページをご覧ください。また、都立霊園の各種手続きや申請に必要な書類については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類のページに詳しく掲載しております。・この様な方にお勧めします。当事務所は、以下のようなご希望をお持ちの方に最適なサポートを提供します。遠方に住んでいて、多磨霊園での改葬を希望している方お墓の継ぐ人がいないため、墓じまいを検討している方墓地の引越しや施設変更を考えているが、手続きに不安を感じる方多磨霊園をはじめとするお墓の手続きにおいて、当事務所の深い知識と豊富な経験を活かし、お客様の大切な手続きを迅速かつ丁寧にお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから2.多磨霊園の概要・多磨霊園は東京都府中市多磨町に位置し、大正12年に開園された公園墓地です。日本初の公園墓地であり、総面積は都立霊園最大の128ヘクタールに及びます最大の都立霊園であり、お墓の種類も多く一般埋蔵施設、合葬埋蔵施設、樹林型合葬埋蔵施設、長期収蔵施設など、様々な形式のお墓が揃えられています。3.多磨霊園の墓じまいの流れ・多摩霊園に所有する墓を墓じまいし、①同霊園又は、八王子・多摩霊園の合葬施設に改葬する場合、②民営霊園の永代供養墓等に改葬する場合、それぞれの墓じまいの流れについて解説いたします。(1)墓じまい+施設変更(小平-多摩-八柱霊園)施設変更とは、現在多磨霊園にお持ちのお墓を墓じまいし、都立霊園が提供する合葬埋蔵施設へ改葬する制度です。この制度を利用できるのは、小平霊園、多磨霊園、八柱霊園に設置されている合葬埋蔵施設となります。ここでは、多磨霊園におけるこの施設変更の流れについて詳しく解説いたします。①施設変更の仮予約・書類の取得最初に多磨霊園管理事務所(TEL:042-365-2079 府中市多磨4-628)に連絡し施設変更の仮予約を行います。この仮予約後に施設変更の申込に関する書類が管理事務所から郵送で届きます。②石材店の決定施設変更の申込書が届いたら、申請に必要な書類と添付する書類も確認しておきます。申請の書類には、多磨霊園の墓を撤去する石材店の押印が必要な書類がありますので、事前に石材店を決めておきましょう。尚、多磨霊園は公営墓地のため指定石材店はありませんので、ご自身で自由に決めることが出来ます。又、お墓を建立した石材店に必ず頼む必要もありませんので、見積書の金額を比較して検討して下さい。③施設の変更の申込施設変更の申込期間(7月・10月・12月初旬~中旬)内に多磨霊園の管理事務所で施設変更の申込を行います。書類に不備があると再度、管理事務所に行くことになりますので、一度で済むように申請書類(施設変更申請書等)、添付書類(住民票、印鑑証明書等)等の必要な書類をよく確認した上で、管理事務所で手続きを行いましょう。(念のため、実印、認印も持参しましょう。)④改葬手続手続きが無事完了し「合葬埋葬施設の使用許可証」がご自宅に届きましたら、再度、多磨霊園管理事務所で改葬の手続きを行います。所定の様式に記入を行い、管理事務所から改葬許可申請書を渡されます。この書類を府中市役所 総合窓口課 (TEL:042-335-4333)に提出し改葬許可証を取得します。尚、府中市の文化センターも改葬許可申請が可能です。多磨霊園からは「紅葉丘文化センター(TEL:042-365-1188 府中市紅葉丘2-1)」が一番近く、徒歩7分程度の距離にあります。⑤遺骨の取出し+改葬改葬許可証の取得完了後、多磨霊園の墓じまい及び改葬の日程を決定します。(撤去を行う石材店の都合を確認した上で、日時を決定して下さい。)当日は、お花屋お線香を持参し、お祈りした上で骨壺を取出します。その後、合葬埋葬施設のある都立霊園に移動し、管理事務所で手続きを行い、ご遺骨を引き渡して完了となります。※多磨霊園内の移動では問題有りませんが、他の都立霊園に移動する場合は、骨壺内の水抜きを行っておきましょう。以上が、多磨霊園のお墓から合葬埋葬施設に改葬する流れになります。⑥墓じまい+施設変更のフロー図STEP施設変更の仮予約・書類取得多磨霊園管理事務所に連絡し施設変更の仮予約を行います。施設変更申請書などの書類は、この仮予約後に霊園管理事務所から郵送で届きます。STEP申請書類の準備書類の取得が出来ましたら、申請書に添付する住民票・印鑑証明書等も市区町村の役所で取得しておきましょう。又、申請書の記入出来る箇所(氏名。住所等)は、予め記入しておきましょう。(石材店の押印も忘れずに。)STEP申込手続(多磨霊園管理事務所)書類の準備が整いましたら、多磨霊園の管理事務所で施設変更の申請手続を行います。(申込受付け期間内に行う必要があります。)STEP改葬手続(管理事務所+府中市役所)合葬埋葬施設の「使用許可証」が届きましたら、再び、多磨霊園管理事務所にいき改葬手続を行います。手続が完了後に改葬許可申請書を受取り、府中市役所又は、文化センターで改葬許可申請を行います。許可証が発行されましたら、主な手続は完了となります。STEP施設変更多磨霊園のお墓から遺骨の取出し行います(墓じまい)。取出した遺骨は、改葬先の霊園に移動して、納骨の手続を行った上で管理者に引き渡します。(2)墓じまい+民営の永代供養墓等に改葬多磨霊園のお墓を墓じまいし、民営霊園の永代供養墓等に改葬する流れについて解説いたします。①ご遺骨の埋葬先を決める。承継者がいない、子供に負担を掛けたくないなどの理由により、墓じまいを行い民営霊園の永代供養墓に改葬する方もおります。改葬許可申請書には、改葬先の所在地を記入する箇所がありますので、申請前に霊園を決めておく必要があります。②墓地返還書類の取得多磨霊園管理事務所(TEL:042-365-2079)から墓地返還に関する書類一式を取得します(管理事務所又はで入手するか、郵送依頼で取得)。書類が届きましたら、多磨霊園の使用許可書を参考に、氏名、住所、墓地区画番号等を記入し押印します(分からない箇所は、空欄にしておき管理事務所で記入)。③添付書類の取得多磨霊園墓地使用者の印鑑証明書(3か月以内)、改葬先霊園の使用許可書、又は受入れ証明書が必要になります。印鑑証明書は、ご自身の所在地を管轄する市区町村で取得します。使用許可書等は、改葬先の霊園との契約後に発行されますので、手続き前に取得しておきましょう。墓地返還届の書類に墓石を撤去する石材店の押印箇所がありますので、申請前に石材店も決めて書類に押印してもらう必要があります。④墓地返還手続き・改葬手続多磨霊園での墓地返還手続きは郵送ではできません。多磨霊園管理事務所で墓地返還手続きを行います。持参した書類一式を霊園管理者に提出し手続を行います。修正等有る場合は、印鑑が必要になる場合がありますので、実印・認印も念のため持参しましょう。⑤改葬許可申請上記、返還手続き完了後に改葬手続も行います。こちらは、改葬先の使用許可書等を提示し、多磨霊園の所定様式に墓地台帳を確認しながら、遺骨者の本籍・住所・氏名等を記入していきます。この手続きが無事完了しましたら霊園管理者より改葬許可申請書が渡されます。次に、この申請書を持参して府中市役所の総合窓口課(TEL:042-335-4333)又は、府中市の各文化センターで改葬許可申請を行い許可証を取得します。許可証は通常20分~30分程度で発行されます。(混み具合にもよります。)⑥遺骨の取出し+改葬許可証が発行されましたら、多磨霊園での手続きは完了となります。後は、改葬先の霊園の予約をとり改葬日を決めることになります。尚、多磨霊園の墓じまいも同日に行う場合は、石材店の予定も確認し日程を決めます(お墓から遺骨を取出して貰うため)。遺骨を取出後、改葬先の霊園に移動して納骨を行います。以上にて墓じまい+改葬完了となります。(墓石は後日、石材店により撤去されます。)⑦墓じまい+改葬のフロー図STEP改葬先の霊園の選択・決定多磨霊園に埋葬されている遺骨をどこの霊園に改葬するか?STEP書類の取得・準備多磨霊園管理事務所に連絡し、墓地返還に関する書類を取得します。(管理事務所、又は郵送依頼で取得します。)申請に必要な書類一式も事前に確認して下さい。STEP撤去石材店の決定お墓を撤去する石材店を選び契約を行います。墓地返還に関する書類は、石材店の押印が必要になりますので、契約後に押印を頂いておきましょう。STEP墓地返還・改葬手続(管理事務所+府中市役所)墓地返還に関する書類一式を多磨霊園管理事務所に提出し、改葬手続も併せて行います。改葬許可申請書が発行されましたら、府中市役所、又は、文化センターで改葬許可申請を行い、許可証を取得します。STEP墓じまい+改葬関係先との日程調整の上、多磨霊園の墓じまい及び改葬を行います。カロートからご遺骨を取出し、改葬先の霊園で納骨を行います。お墓の撤去は後日、石材店により行われます。(3)多摩霊園で墓じまい・改葬する場合の注意点・現在、お墓が多磨霊園にあるが、承継者がいないなどの理由により墓じまいを考えている方も多いかと思います。近年では一般的な墓地より承継者不要の永代供養等の人気が高くなっております。もし、永代供養墓に改葬したいと思った場合、多磨霊園での手続きを先に行う必要があります。多磨霊園は都立霊園になりますので、民間の霊園と比べ手続が少し複雑です。又、基本的には霊園管理事務所で手続きを行う必要があり郵送では行えません。申請書及び添付する書類など申請に必要な書類一式を事前に確認した上で、管理事務所で手続きを行う様にして下さい。(石材店の押印が必要な書類がありますので、事前に撤去する石材店を決めて押印も貰って下さい。)書類に不備があり、多磨霊園管理事務所まで何度も行くのは大変です。一回で終わるように時間に余裕を持って進め、わからないことは電話で管理事務所に確認しておきましょう。①施設変更を行う場合多磨霊園の一般墓所から合葬埋葬施設に施設変更を行う場合は、施設変更申込で1回、改葬手続で1回と最低でも2回、多磨霊園管理事務所に行く必要があります。又、改葬許可証は、府中市区役所で発行されますので、こちらの手続きも行う必要があります。②お墓を継ぐ人が墓じまいする場合多磨霊園の墓地所有者が亡くなり、お墓を継ぐ人が墓じまいを行うには、墓地の使用者を変更する「使用者変更手続」が必要になります。この手続きを行い墓地使用者を変更した上で、お墓じまいや改葬の手続きを行うことになります。(同時に手続きを行うことも可能です。)(4)墓じまい+改葬費用の目安・多摩霊園(府中市多磨4-628)の墓じまい+改葬に掛かる費用を参考に掲載させて頂きます。墓石撤去費(1㎡辺り10万円程度)多磨霊園で墓じまいを行う場合、更地に戻して返還する必要があります。お墓の撤去費用の相場はわかりずらい面がありますが、一般的な和型のお墓では20万円~50万円程度が相場と言えます。洋型のお墓は、10万円~20万円程度。(墓面積が広い場合、石材の量が多い場合などは、これより高額になる場合があります。)改葬費(5万円程度~)多磨霊園の合葬埋葬施設に改葬する場合多磨霊園の一般墓から合葬埋葬施設に施設変更する場合、改葬先の費用は掛からず事務手数料のみ発生することになります。民営の永代供養墓等に改葬する場合永代供養墓は、霊園の場所や埋葬形式により金額が異なります。一般的な永代供養墓では、5万円程度~選択することも可能です。但しこの場合は、骨壺から取出し他の遺骨と一緒に埋葬される形式(合祀)となります。最初から一緒に埋葬されることに抵抗がある場合は、骨壺のまま埋葬する形式(合葬)や区画で購入する形式もあります。この形式は上記の合祀形式より高額になり費用な10万円程度~になります。散骨する場合散骨は業者に委託して散骨してもらう形式と船に同乗してご自身で散骨を行う形式があります。業者委託での散骨費用は5万円程度、船に同乗する場合は10万円~20万円程度になります。なお散骨のメリットとしては、多磨霊園での手続きが墓地返還手続きのみとなり、改葬手続等を行う必要がありません。(散骨はお墓に埋葬する訳ではありませんので、府中市より改葬許可証が発行されません。)その他の費用事務手数料(数百円~)書類取得費(印鑑証明書、住民票、戸籍等)1通 数百円~ご住職のお布施(供養を行う場合)3万円程度~4.多磨霊園 情報多磨霊園は、令和7年度に「一般埋蔵施設」「合葬埋蔵施設」「樹林型合葬埋蔵施設」の都立霊園で提供されている3つの主要な形式すべてで公募が行われました。公募結果と費用の詳細(令和7年度)多磨霊園は都立霊園最大の規模を誇り、多岐にわたる施設が募集されました。特に合葬埋蔵施設で高い競争率となりました。一般埋蔵施設募集区画数は345区画に対し、申込数は664件で、平均競争率は1.9倍でした。募集区画(1.70㎡~7.95㎡)の永代使用料は156万7,400円~732万9,900円です。申込資格は遺骨申込のみで、都内に継続して5年以上居住している方に限られます。合葬埋蔵施設(一定期間後共同埋蔵)募集総体数は640体に対し、申込数は5,230件で、平均競争率は8.2倍でした。遺骨1体あたりの使用料は60,000円で、年間管理料はかかりません。20年間は骨壺のまま安置され、その後に共同埋葬される形式です。生前申込も可能です。樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地2号基)募集総体数は2,382体に対し、申込数は6,541件で、平均競争率は2.7倍でした。遺骨1体あたりの使用料は27,000円~81,000円(粉状遺骨は安価)で、年間管理料はかかりません。(注)令和7年度の募集は既に終了しています(7月4日締切)。最新の情報は、必ず東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。(1)多磨霊園の特徴・都立霊園最大の霊園である為、管理事務所から前原町の小金井門まで歩くと約1.5km(20分程度)の道のりになります。電車の場合は、多磨霊園表門からバスに乗り、霊園南七号地、中央二十号地のバス停下車など、園内マップで確認して行かれる事をお勧めします。この様に非常に大きな霊園ですが、園内にはアカマツの雑木林、サクラ並木もあり、お参りの道中に四季折々の花々や紅葉も楽しむことが出来ます。又、東郷平八郎(元帥)、山本五十六(元帥)、与謝野晶子(歌人)、江戸川乱歩(小説家)、向田邦子(脚本家)など、多くの著名人が埋葬されている霊園でもあります。多磨霊園 園内マップ(2)お墓の種類一般埋蔵施設合葬埋蔵施設樹林型合葬埋蔵施設令和7年度の多磨霊園では、「一般埋蔵施設」「合葬埋蔵施設」「樹林型合葬埋蔵施設」の3形式すべてで募集が行われました。一般埋蔵施設が1.9倍と比較的競争率が低い一方、合葬埋蔵施設は8.2倍、樹林型合葬埋蔵施設は2.7倍となり、永代供養・承継不要型の施設に人気が集中する傾向が見られました。(3)園内施設・多摩霊園内の主要な施設は下記になります。多磨霊園は都立霊園の中で最大の霊園です。園内にバス停が2箇所もあります。①トイレ、②水汲み場、③下げ花置場、④桶・杓置場、⑤授乳室、⑥園内バス停2箇所(4)補 足大型霊園である多磨霊園は、一般墓の募集数も345区画と多く、競争率は1.9倍と都立霊園の中では比較的低くなっています。一方で、合葬埋蔵施設は8.2倍と人気が高く、樹林型合葬埋蔵施設も2.7倍の競争率となりました。一般的な墓を建立される方は、場所に問題がなければ、当選確率の高い狙い目の霊園と言えます。都立霊園の場合、募集は年に一度ですので、抽選に外れた場合は、民間の霊園等も検討する必要があります。(5)よくある質問(FAQ)開園時間は何時から何時ですか?多磨霊園の開門時間は、3月~9月は、8:00~18:30。10月~2月は、8:30~17:30。バス通り車止めは8:30~17:30になります。みたま堂の開所時間は、3月~9月は、9:00~17:00。10月~2月は、9:00~16:30。休日はありますか?管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。合葬埋蔵施設とは、どの様なものですか?いわゆる納骨堂の一種であり、多磨霊園では、骨壺のまま地下カロートに20年間安置され、その後、遺骨を骨袋に写し共同埋蔵施設に合祀されます。尚、生前に申込が可能で承継者も不要です。個人・夫婦・親子・兄弟など併せた申込(2体又は3体まで)も可能ですが、埋蔵予定者に申込者が含まれること、埋蔵予定者が居住要件(都内に3年以上居住)を満たすことなどの条件があります。樹林型合葬埋蔵施設は、どのようなものですか?一般的には、樹木葬と言われる型式のお墓です。多磨霊園では一体づつ骨袋に移し変え、地下のカロートに納骨します。尚、カロートの底面は土になっている為、ご遺骨はいずれ土に帰ることにまります。合同埋蔵施設と同様に生前申込も可能で、個人・夫婦・親子(2体又は3体まで)単位で申込可能です。但し、居住要件がありますので、ご注意下さい。車イス・お墓の清掃道具などの貸し出しは、ありますか?多磨霊園に用意されている、貸出用の車イスは2台となります。お墓の清掃道具の貸出しも行われておりますので、使用を希望される方は、管理事務所にその旨お伝え下さい。多磨霊園にお墓を建てるメリットは?都立霊園の中では、一般埋蔵施設の競争率が1.9倍と比較的低く、募集数も多い霊園ですので、当選確率が高いと言えます。また、都立霊園の中では最大の霊園であり、様々な型式のお墓がありますので、最初に一般墓を建立し、将来的には同霊園内の合同墓に埋葬すると言ったことも考えられます。都立霊園は、東京都が運営しておりますので、信頼性・安心性が高い霊園と言えます。多磨霊園にお墓を建てるデメリットは?都心部から少し距離があります。(新宿から電車で40分~1時間程度)園内も非常に広い為、電車で行かれる方は、徒歩又は、園内を通行するバスを利用することになります。又、バスを利用した場合も園内2か所のバス停から、お墓まで距離がある場合は、10分程度歩くことになります。良くお聞きすることですが、ご高齢になると足が悪くなる方も多く、広い園内を歩いて行くのは大変になります。ですので、ご自身が高齢になった場合も、お参りに行きやすいか?など考慮した上で決められた方が良いかと思います。5.関連リンク・多磨霊園(東京都公園協会)の公式サイトは、こちらから多磨霊園サイト・多磨霊園からの改葬は、府中市役所での改葬許可申請及び許可証の取得が必要です。府中市役所サイト6.アクセス情報● 所在地:〒183-0002 東京都府中市多磨町4-628TEL:042-365-2079(霊園管理事務所)・「多摩川線 」多磨駅(西口) ~ 霊園(徒歩10分)・「JR線」武蔵小金井駅(南口)~京王バス(多磨霊園表門 下車)~ 霊園(徒歩2分) ・「京王線」多磨霊園駅(北口)~京王バス(多磨霊園表門 下車)~ 霊園(徒歩2分)7.周辺の見どころ(1)野川公園・武蔵野公園・武蔵野の森公園・多磨霊園の東側には東京都が運営する3つの広大な公園が隣接しています。①〔 野川公園 〕キャンプ場・バーベキュウ場・自然観察園の施設、大芝生広場などもある公園です。園内にはサクラ・イチョウの木々が植えられています。野川公園サイト②〔 武蔵野公園 〕バーベキュウ場、野球場の施設、芝生広場の、苗圃(びょうほ)などがある公園です。(苗圃とは、苗木を育てる畑の様なものです。)園内にはサクラ・モミジの他、ハナミズキ、ツバキ等の植物も植えられています。武蔵野公園サイト③〔 武蔵野の森公園 〕調布飛行場が見え、野球場・サッカー場・ラグビー場等のスポーツ施設が充実が充実している公園です。園内にはアカマツ、エノキケヤキ、サクラ等が植えられています。又、正門に付近に、針葉樹(コニファー)シダレヤナギ・ヒマラスギ等が植栽された「花とコニファー園」があります。武蔵野の森公園サイト(2)府中の森公園・府中市美術館①〔 府中の森公園 〕府中基地跡地に作られた公園です。美しい景観の日本庭園、沢山の樹木が生い茂る武蔵野の森、300m続くサクラ並木、大きな広場など、見どころ満載の公園です。その他、野球場、テニスコート、サッカー、ホッケー場等の施設もあります。(有料)府中の森公園サイト②〔 府中市美術館 〕2000年10月に開園された美術館。「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマとして、一階は創作室、市民ギャラリー、美術図書室等の施設があり、二階は、江戸時代から現代までの絵画が展示されている常設展示室とテーマにちなんだ作品が展示される企画展示室で構成されています。府中市美術館サイト8. 多磨霊園 まとめ多磨霊園は、東京都府中市に位置する広大な都立霊園で、豊かな自然に囲まれた静かな環境が特徴です。敷地内には様々な区画があり、都心から少し離れた場所にありながら、交通アクセスが良好で、都内からもアクセスしやすい場所にあります。特に、静かな空間でのお参りは心を落ち着け、自然との調和が感じられる場所です。多磨霊園の広い敷地には、様々な歴史的背景や文化財も点在しており、訪れる度に新たな発見があります。墓じまいや改葬をお考えの場合多磨霊園で墓じまいや改葬をお考えの場合、手続きは管理事務所で行う必要があります。都立霊園での手続きは書類の提出が多く、一般的な霊園よりも複雑な手続きが求められます。そのため、ご自身での手続きが難しい場合もあります。その際、専門家によるサポートを受けることで、手続きをスムーズに進めることができます。専門家が手続きを代行し、安心して進められるようサポートいたします。当事務所のサポート当事務所は、多磨霊園をはじめ、都立霊園での改葬や墓じまいに豊富な経験を持っています。手続きが煩雑で不安な方にも、専門家によるサポートを提供し、スムーズに進められるようお手伝いをいたします。お困りの際は、是非ご相談ください。専門家がしっかりとサポートし、あなたの大切な手続きをスムーズに進めるお手伝いをいたします。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらから都立霊園の記事TOP・都立霊園の改葬・墓じまいは、こちらから
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  • 八王子霊園
    【八王子霊園】墓じまい・改葬手続き代行|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    東京都八王子市元八王子町に位置する八王子霊園は、昭和46年に開設された都立霊園です。自然の地形を活かした広大な敷地は、山々と木々に囲まれ、四季折々の美しい景観が楽しめます。当事務所では、この八王子霊園での墓じまいや改葬に関する複雑な手続きを、迅速かつ丁寧なサポートで代行いたします。八王子霊園での手続きでお困りの方は、お墓の専門家である行政書士にぜひご相談ください。1.八王子霊園の「墓じまい・改葬手続」のご相談当事務所は平成21年度に開業したお墓専門の行政書士事務所です。これまでに100件以上の墓じまい・改葬をサポートしてまいりました。都立霊園の手続きにおいても豊富な経験と実績がございますので、安心してご相談いただけます。八王子霊園での手続きは、民間の霊園に比べて提出書類が多く、時間と労力がかかる場合があります。当事務所では、墓地使用者の承継、墓じまい、改葬、現地立会など、お客様の状況に応じた必要な範囲のみをサポートいたします。また、都立霊園の各種手続き全般について経験豊富ですので、複雑な手続きも安心してお任せください。墓じまいや改葬の手続きに不安がある方八王子霊園での手続き方法について知りたい方改葬にかかる費用や必要な書類について確認したい方この様な方々のために、わかりやすく丁寧にご説明させていただきます。当事務所が提供する具体的な業務内容については、都立霊園の墓じまい・改葬手続代行のページをご覧ください。また、都立霊園の各種手続きや申請に必要な書類については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類のページに詳しく掲載しております。・この様な方にお勧めします。当事務所は、以下のようなご希望をお持ちの方に最適なサポートを提供します。遠方に住んでいて、八王子霊園での改葬を希望している方墓じまいから永代供養墓の改葬まで一式お任せしたい方墓地の引越しや施設変更を考えているが、手続きに不安を感じる方八王子霊園をはじめとするお墓の手続きにおいて、当事務所の深い知識と豊富な経験を活かし、お客様の大切な手続きを迅速かつ丁寧にお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから2.八王子霊園 概要・八王子霊園は東京都八王子市元八王子町に位置し、昭和46年に開設された都立霊園です。面積は約64.4ヘクタールです。都立霊園の中では一番新しい霊園であり、自然の地形を生かして造成されたため、園内の高低差は100mにもなります周辺には高い建物もなく山と木々に囲まれた自然環境豊かな霊園です。(都心の高層ビル群が見える丘もあります。)3.八王子霊園の墓じまいの流れ・八王子霊園の墓地を墓じまいし、①合葬埋葬施設(小平・多摩・八柱霊園)に施設変更する場合と②民営霊園の永代供養墓等に改葬する場合、それぞれの墓じまいの流れについて解説いたします。(1)墓じまい+施設変更(小平-多摩-八柱霊園)施設変更とは、現在八王子霊園にお持ちのお墓を墓じまいし、都立霊園が提供する合葬埋蔵施設へ改葬する制度です。この制度を利用できるのは、小平霊園、多磨霊園、八柱霊園に設置されている合葬埋蔵施設となります。ここでは、八王子霊園におけるこの施設変更の流れについて詳しく解説いたします。①施設変更の仮予約・書類の取得施設変更を行う場合は、施設変更申請書、使用修了届等の書類を八王子霊園管理事務所に提出して行うことになります。そのため、施設変更に関する書類一式を八王子霊園から入手することになります。書類は管理事務所に連絡し、仮予約(4月から受付)した後に郵送で送られてきます。②石材店の決定施設変更書類のうち、お墓を撤去する石材店の押印が必要な書類があります。このため施設変更の申込をする前に石材店を決めておく必要があります。尚、八王子霊園は都立霊園ですので民営霊園のような指定石材店はありません。どの石材店にお墓の撤去を依頼するのか?ご自身で決めることになります。もし、心当たりがない場合は、管理事務所で出入りの石材店を紹介してもらう、霊園近くの石材店をインターネット等で調べ依頼するなどになります。又、お墓を建立した石材店に必ず依頼する必要もありません。見積書を取得して金額を比較した上で、撤去を依頼する石材店を決めましょう。③施設の変更の申込施設変更の申込受付期間は、7月・10月・12月の初旬~中旬の年3回になります。この期間内に八王子霊園管理事務所で申込手続を行います。申込書類、添付書類(住民票、印鑑証明書等)、印鑑など忘れ物がないか?良く確認した上で、管理事務所に行くようにしましょう。④改葬手続施設変更の申込が無事完了し「合葬埋葬施設使用許可証」が自宅に届きましたら、今度は、改葬手続ため、再度、谷中霊園管理事務所に行きます。霊園所定の用紙に記入し改葬許可申請を発行してもらいます。次に、この申請書を八王子市役所の市民部市民課(TEL:042-620-7233)に提出し改葬許可証を取得します。郵送申請する場合八王子市役所の改葬許可申請は郵送でも可能です。送り先は下記の宛先になります。・〒192-8501 東京都八王子市元本郷町3-24-1 八王子市役所 市民部 市民課戸籍担当 ※改葬許可申請書以外に切手を貼った返信用封筒(住所、宛名を記入)を忘れずに同封してください。⑤遺骨の取出し+改葬改葬許可証が無事完了したら、八王子霊園の手続きは完了となります。後は、八王子霊園のお墓から遺骨を取出し、合葬施設先に遺骨を運び、墓地管理者に引渡し完了となります。遺骨の取出しは、お墓を撤去する石材店に行ってもらいますので、事前に石材店と打合せをし日程を決めておきましょう。又、住職に供養をお願いする場合は、事前に日にちの相談もしておきましょう。(お墓の撤去は、後日、石材店によって行われます。)⑥墓じまい+施設変更のフロー図STEP施設変更の仮予約・書類取得八王子霊園管理事務所に連絡し、施設変更の仮予約を行います。この仮予約の完了後に施設変更に関する書類が管理事務所から郵送で届きます。STEP申請書類の準備申請書には、住民票・印鑑証明書等も必要になります。ご自宅の市区町村で取得しておきましょう。その他、申請書に墓石を撤去する石材店の㊞が必要になりますので、石材店を決めておく必要もあります。STEP申込手続(八王子霊園管理事務所)施設変更の申込手続は、管理事務所で行う必要がありますので、忘れ物がないか?書類を良く確認した上で、管理事務所に行きましょう。(申込受付け期間に忘れずに行って下さい。)STEP改葬手続(管理事務所+八王子市役所)合葬施設の「使用許可証」が届きましたら、次に改葬手続を行います。この手続も八王子霊園の管理事務所で行う必要があります。改葬手続は、事務所で所定の様式に記入します。完了後に改葬許可申請を受取り、その書類を八王子市役所に提出し許可証が発行となります。(郵送可)STEP施設変更全ての手続完了後に関係先と日調整を行い墓じまい+改葬日を決定します。当日は、お墓から遺骨を取出し、改葬先の施設で手続を行い墓地管理者に遺骨を引き渡します。以上にて施設変更完了となります。(2)墓じまい+民営の永代供養墓等に改葬ここでは、八王子霊園の墓を墓じまいして、民営霊園の永代供養墓等に改葬する流れについて解説いたします。①ご遺骨の埋葬先を決める。どこの霊園に改葬するか、どの様な形式のお墓にするか?考えておき、実際に現地見学等を行った上で改葬先の霊園を決め契約を行います。契約した霊園の使用許可書(受入れ証明書)が、改葬手続の際に必要になりますので事前に霊園から取得しておきます。②墓地返還書類の取得について八王子霊園管理事務所に(TEL:042-663-1533)連絡し、郵送で墓地返還書類を取得するか、霊園管理事務所に直接訪問して書類を取得します。ちなみに送られて来る書類は①返還・改葬に必要な書類等、②使用修了届、③返還に係る誓約書、④返還工事終了届(撤去石材店用)になります。※①の書類に添付する書類一覧が記載されています。良く確認して下さい。③添付書類の取得八王子霊園に提出する書類で上記②の書類は実印の押印が必要になります。この実印の印鑑証明書④墓地返還手続き・改葬手続管理事務所に墓地返還届等の書類を添付書類と併せて提出します。尚、書き方がわからない場合は、住所・氏名を記入し、後は、霊園の管理事務所で確認して記入しましょう。(墓地返還に関する書類に、石材店の記名押印が欄がありますので、こちらは事前に押印してもらいましょう。)⑤改葬許可申請墓地返還と改葬の手続きを一緒に行うことが可能ですので、二度手間にならない様に必要書類を確認した上で管理事務所に申請に行きましょう。手続が完了後、改葬許可申請書が発行されましたら、この申請書を台東区役所の戸籍住民サービス課(TEL:03-5246-1162)に提出し改葬許可証を取得します。(郵送も可)⑥遺骨の取出し+改葬石材店、改葬先の霊園等と日程を調整し日にちを決定します(供養を行う場合は、お呼びするご住職の予定も確認しておきましょう。)。当日、お墓から儀骨を取出し、改葬先の霊園にて納骨を行います。尚、お墓の撤去は、通常、後日行われます。⑦墓じまい+改葬のフロー図STEP改葬先の選択・決定ご遺骨を改葬する霊園、埋葬形式を決めて契約を行います。契約後に墓地使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。STEP書類の取得・準備谷中霊園管理事務所に連絡し、墓地返還に関する書類を取得します。書類が届きましたら必要な添付書類を確認し、事前に取得しておきましょう。STEP石材店の決定お墓を撤去する石材店を選び契約を行います。墓地返還に関する書類は、石材店の押印が必要になりますので、契約後に押印を頂いておきましょう。STEP墓地返還・改葬手続(管理事務所+台東区役所)墓地返還に関する書類一式を谷中霊園管理事務所に提出し、改葬手続も併せて行います。改葬許可申書が発行されましたら、台東区役所で申請を行い、改葬許可証を取得します。(郵送でも可)STEP墓じまい+改葬関係先との日程調整の上、墓じまい及び改葬を行います。カロートからご遺骨を取出し、改葬先の霊園で納骨を行います。お墓の撤去は後日、石材店により行われます。(3)八王子霊園で墓じまい・改葬する場合の注意点・八王子霊園は都立霊園になりますので、民営の霊園と比べ提出する書類も多く、手続きも複雑になります。又、基本的には管理事務所で手続きを行う必要があります。(墓地返還、施設変更、埋葬証明願い等)添付する書類も、印鑑証明書、住民票、改葬先の受入れ証明書等、手続により異なります。ですので、墓じまいして施設変更を行うのか、民営の永代供養墓に改葬するのか、或は、散骨するのか?など予め決めておく必要があります。又、石材店の㊞も必要になりますので、こちらも契約しておく必要があります。ご自身で手続きを行う場合は、最初にどの様な手続が必要になるのか?確認し必要な書類一式を用意した上で管理事務所に行くようにして下さい。書類に不備があると出直すことになる場合もあります。八王子霊園は、最寄りの高尾駅から遠いため、何度も行くのは大変です。一回で終わるよう忘れ物には注意して下さい。①施設変更を行う場合八王子霊園の一般的な墓地から合葬埋葬施設へ変更を行う場合は、施設変更の申込、改葬手続と2度、八王子霊園管理事務所に行く必要があります。さらに改葬許可書が発行後、八王子市で改葬許可申請を行うことになります。(郵送可)②お墓を継ぐ人が墓じまいする場合八王子霊園の墓地使用者が亡くなり、そのお墓を墓じまいするには、墓地返還等の他に、使用者変更手続きも行う必要があります。この手続きには、新たに使用者になる方が、故人の祭祀承継者であることの証明する書類等が必要です。この手続きを行うわないと墓地返還等の手続きを行えません。尚、管理事務所で同時に手続きを行うことも可能ですので、予めそれぞれ必要な書類を準備して手続きを行いましょう。(4)墓じまい+改葬費用の目安・八王子霊園(八王子市元八王子町3-2536)の墓じまい+改葬に掛かる費用を参考に掲載させて頂きます。墓石撤去費(1㎡辺り10万円程度)一般的な和型のお墓では、20万円~50万円程度が相場と言えます。但しお墓の面積が広い場合、石材の量が多い場合などは100万円近くになる場合もあります。事前に数社の石材店から見積書を取得して比較してみることをお勧めします。改葬費(5万円程度~)八王子霊園に所有するお墓を墓じまいして、都立霊園の合葬埋葬施設に変更する場合、使用料・年間管理料は掛からず、事務手数料のみ発生することになります。民営霊園を選択する場合、霊園の場所、埋葬形式により金額が異なります。永代供養墓の場合、5万円程度から埋葬出来る霊園もあります。もし、他の遺骨と一緒に埋葬することに抵抗がある場合、骨壺のまま埋葬する形式と区画で購入する形式など、様々な永代供養墓もあります(10万円~100万円程度)。その他の費用事務手数料(数百円~)書類取得費(印鑑証明書、住民票、戸籍等)1通 数百円~ご住職のお布施(供養を行う場合)3万円程度~4.八王子霊園 情報・八王子霊園では、令和7年度は霊園内で統一されている「芝生埋蔵施設」の1形式のみで公募が行われました。一般埋蔵施設(一般的な墓地)、合葬埋蔵施設、樹林型合葬埋蔵施設は、八王子霊園では募集が行われていません。公募結果と費用の詳細(令和7年度)八王子霊園は都立霊園の中では唯一、全区画が芝生埋蔵施設で統一されており、比較的安価な費用で募集されました。募集区画数は105区画に対し、申込数は164件で、競争率は1.6倍でした。募集区画(4.00㎡)の永代使用料は128万8,000円で、年間管理料は3,720円です。申込資格は遺骨申込のみで、都内に継続して5年以上居住している方に限られます。八王子霊園の競争率は都立霊園の中では比較的低い水準であり、都心からの距離があるものの、当選しやすい霊園の一つと言えます。(注)令和7年度の募集は既に終了しています(7月4日締切)。最新の情報は、必ず東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。(1)八王子霊園の特徴・八王子霊園は、他の都立霊園と異なり、墓地種類が全で芝生墓地(1区画4.0㎡)で統一されています。園内には、サクラ(500本)、アジサイ(670株)、ベニバナトチノキ(100本)の他、ウメ、ツツジ、ネジバナ等の花も植えられています。春~夏には花・秋には紅葉と澄んだ空気と共に楽しめる霊園です。周辺には高尾山を始め、八王子城跡・滝山城跡、東京富士美術館、八王子市夢美術館などがあり、お墓参りと併せて寄ってみるのも良いのではないでしょうか。八王子霊園 園内マップ(2)お墓の種類芝生埋蔵施設※八王子霊園は芝生埋蔵施設一種のみになります。尚、カロートは設置されており、墓石を自己負担で建立する事になります。(遺骨のみで生前申込不可)令和7年度は、105区画の募集に対し164件の申込があり、競争率は1.6倍でした。募集区画(4.00㎡)の永代使用料は128万8,000円です。(3)園内施設八王子霊園の主な園内施設は下記になります。①トイレ、②水汲み場、③下げ花置場、④桶・杓置場、⑤休憩所、⑥授乳室(4)補 足競争率は1.6倍と他の都立霊園と比べ低い方になります。芝生タイプの墓地のみである事、都心から距離があること等の理由により、この倍率になったと思われます。芝生埋蔵施設は、カロートが設置されている為、一般的なお墓を建立するよりも安くお墓を建てることも出来ます。又、将来お墓じまいをする場合も、墓石のみを撤去することになりますので、費用も通常の撤去より安くなります。(5)よくある質問(FAQ)開園時間は何時から何時ですか?八王子霊園の車止めの開閉時間は、正門7:00~17:00、東門・南門7:30~16:30なります。駐車場は600台分ありますので、車でお参りに行かれても駐車場で困ることはないかと思います。休日はありますか?管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。芝生型埋蔵施設は、どのようなものですか?芝生の平坦地に、等間隔にカロートが設置されており、そこにお墓を建てる施設と言えます(貸し付けは区画単位)。お墓の形状については高さ・幅・奥行等が決められており、カロートの改造、囲障の設置、植樹等を行う事は出来ません。基本的には、洋型と言われている形状でお墓を建てるイメージになります。車イス・お墓の清掃道具などの貸し出しは、ありますか?八王子霊園に用意されている、貸出用の車イスは2台となります。お墓の清掃道具の貸出しも行われておりますので、使用を希望される方は、管理事務所にその旨お伝え下さい。多磨霊園にお墓を建てるメリットは?都心のゴミゴミした所ではなく、自然豊かな環境な所にお墓を建てたいとお考えの方には、選択肢に入る霊園と言えます。お墓のカロートが設置されている為、お墓代も低く抑える事が可能であり、使用料についても128万8,000円となっておりますので、一般的なお墓の埋葬を希望される方には、お手頃な霊園です。また、競争率も1.6倍と都立霊園の中では低く、当選しやすいのも大きなメリットです。多磨霊園にお墓を建てるデメリットは?都心から公共交通機関を利用すると1時間程度掛かることになります。最寄りの高尾駅からは、2.5kmと離れている為、バス、タクシーを利用することになります。墓地の種類も芝生型のお墓と一種類の為、合葬埋蔵形式(納骨堂タイプ、樹木葬タイプ)を希望する場合は、他の場所の都立霊園を選択することになります。5.関連リンク・八王子霊園(東京都公園協会)の公式サイトは、こちらから八王子霊園サイト・八王子霊園から改葬を行うには、八王子市役所に改葬許可申請を行います。八王子市役所サイト6.アクセス情報● 所在地:〒193-0826 東京都八王子市元八王子町3-2536TEL:042-663-1533(霊園管理事務所)・「JR・京王線」高尾駅(北口)バス停1番乗り場 ~(霊園正門経由行)~ 霊園正門 下車 ~ 霊園(徒歩1分) 7.周辺の見どころ(1)高尾山・高尾駅から一駅で高尾山口駅に到着します。この駅は高尾山の入口として多くの人で賑わっております。駅から高尾山に向かう途中には、商店街があり名物のとろろ蕎麦が食べられるお店等が並んでいます。高尾山(標高599m)は、世界一登山者の多い山と知られており、年間250万人もの人々が訪れています。高尾山さる園・野草園、天狗信仰で知られる薬王院、大見晴台など見どころ満載です。高尾山駅(ケーブルカー)のすぐ近くに期間限定のビアガーデンもあります。高尾登山電鉄 公式サイト高尾山遊歩(観光案内)(2)高尾599ミュージアム・高尾山に生息する動植物、昆虫等が展示されているミュージアムです。(高尾山口駅から徒歩5分程度)カフェやショップなども併設されており、ちょっとした休憩に立ち寄るのも良いかと思います。入館料は無料で年中無休です。開館時間は、4月~11月(8:00~17:00)、12月~3月(8:00~16:00)。高尾599ミュージアム(3)八王子城跡日本100名城に選べれた山城です。天正年間に北条氏(氏照)によって築城が開始され、天正18年、豊臣秀吉の関東制圧により落城しました。石垣や石畳は当時のもの生かして復元されています。又、八王子城城跡ガイダンス施設には、八王子城の歴史・北条氏を解説したパネル、八王子城の立体模型なども見ることができます。八王子城跡(八王子市)八王子城跡ガイダンス施設8. 八王子霊園 まとめ八王子霊園は、東京都八王子市に位置する都立霊園で、自然に囲まれた静かな環境が特徴です。霊園は広大な敷地を持ち、静かで落ち着いた雰囲気の中でお参りができます。八王子霊園は多摩地域にあり、周囲は緑豊かで、リラックスできる空間です。特に、自然との調和が感じられ、落ち着いた気持ちでのお参りができる場所です。八王子霊園の広い敷地内では、静寂な環境で過ごすことができ、心を落ち着けるひとときが提供されています。墓じまいや改葬をお考えの場合八王子霊園で墓じまいや改葬をお考えの場合、手続きは管理事務所で行う必要があります。都立霊園での手続きは書類の提出が多く、一般的な霊園よりも複雑な手続きが求められることがあります。そのため、ご自身での手続きが難しい場合もあります。その際、専門家によるサポートを受けることで、手続きをスムーズに進めることが可能です。当事務所のサポート当事務所は、八王子霊園をはじめ、都立霊園での改葬や墓じまいに豊富な経験を持っています。手続きが煩雑で不安な方にも、専門家によるサポートを提供し、スムーズに進められるようお手伝いをいたします。お困りの際は、是非ご相談ください。専門家がしっかりとサポートし、あなたの大切な手続きをスムーズに進めるお手伝いをいたします。(手続一式、お任せ頂くことも可能です。)都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらから都立霊園の記事TOP・都立霊園の改葬・墓じまいは、こちらから
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    【八柱霊園】墓じまい・改葬手続き代行|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    千葉県松戸市に位置する八柱霊園は、昭和10年に開設された都立霊園で、都立霊園の中では唯一千葉県にあります。広大な公園型墓地として、豊かな自然環境と落ち着いた雰囲気が特徴です。当事務所では、この八柱霊園での墓じまいや改葬に関する複雑な手続きを、迅速かつ丁寧なサポートで代行いたします。八柱霊園での手続きでお困りの方は、お墓の専門家である行政書士にぜひご相談ください。1.八柱霊園の「墓じまい・改葬手続」のご相談・当事務所は平成21年度に開業したお墓専門の行政書士事務所です。これまでに100件以上の墓じまい・改葬をサポートしてまいりました。都立霊園の手続きにおいても豊富な経験と実績がございますので、安心してご相談いただけます。八柱霊園での手続きは、民間の霊園に比べて提出書類が多く、時間と労力がかかる場合があります。当事務所では、墓地使用者の承継、墓じまい、改葬、現地立会など、お客様の状況に応じた必要な範囲のみをサポートいたします。また、都立霊園の各種手続き全般について経験豊富ですので、複雑な手続きも安心してお任せください。墓じまいや改葬の手続きに不安がある方八柱霊園での手続き方法について知りたい方改葬にかかる費用や必要な書類について確認したい方この様な方々のために、わかりやすく丁寧にご説明させていただきます。当事務所が提供する具体的な業務内容については、都立霊園の墓じまい・改葬手続代行のページをご覧ください。また、都立霊園の各種手続きや申請に必要な書類については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類のページに詳しく掲載しております。・この様な方にお勧めします。当事務所は、以下のようなご希望をお持ちの方に最適なサポートを提供します。遠方に住んでいて、八柱霊園での改葬を希望している方お墓の承継者がいないので、永代供養墓に移したいと考えている方墓地の引越しや施設変更を考えているが、手続きに不安を感じる方八柱霊園をはじめとするお墓の手続きにおいて、当事務所の深い知識と豊富な経験を活かし、お客様の大切な手続きを迅速かつ丁寧にお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから2.八柱霊園の概要・八柱霊園は千葉県松戸市に位置し、昭和10年に開設された公園型墓地です。都立霊園の中では唯一千葉県にあり、総面積は多磨霊園に次ぐ約104.6ヘクタールの広大な霊園です。・八柱霊園正門までの道路(県道51号)には、700mに渡りケヤキが植えられており、自然豊かな落ち着いた風情の参道です。又、参道の両側には、老舗の石材店が数多く並んでおりますので、お墓を建立する場合など、霊園から徒歩数分で石材店に行く事が出来ます。3.八柱霊園の墓じまいの流れ・八柱霊園から他の都立霊園の合葬埋葬施設(小平・八王子・多摩霊園)に施設変更する場合、②民営霊園の永代供養墓等に改葬する場合、それぞれの流れについて解説いたします。(1)墓じまい+施設変更(小平-多摩-八柱)施設変更とは、現在八柱霊園にお持ちのお墓を墓じまいし、都立霊園が提供する合葬埋蔵施設へ改葬する制度です。この制度を利用できるのは、小平霊園、多磨霊園、八柱霊園に設置されている合葬埋蔵施設となります。ここでは、八柱霊園におけるこの施設変更の流れについて詳しく解説いたします。①施設変更の仮予約・書類の取得最初に八柱霊園管理事務所(TEL:047-387-2181 千葉県松戸市田中新田48-2)に連絡を行い、施設変更の仮予約をします。尚、施設変更に関する書類は、仮予約後に管理事務所から郵送で届きます。②石材店の決定八柱霊園で施設変更する場合、現在所有している墓地を更地に戻して返還する必要があります。このため、撤去を依頼する石材店を決める必要があります。尚、都立霊園の場合、指定石材店はありませんので、ご自身で石材店を選び契約を行う事になります。又、施設変更の申込書類は、石材店の押印をして提出する書類があります。このため、申込日までに石材店から押印をもらう必要があります。③施設の変更の申込施設変更申込期間(7月.10月.12月初旬から中旬の年3回)内に八柱霊園管理事務所で手続きを行います。書類に不足があると、再度、管理事務所で手続きを行う事にもなりかねません。手続が一度で済むよう申請書類(施設変更申請書等)、添付書類(住民票、印鑑証明書等)等の必要な書類一式を確認した上で霊園管理事務所に行きましょう。(念のため実印・認印も持参しましょう。)④改葬手続施設変更の手続き完了後2~3か月程度の期間を経て「合葬埋葬施設の使用許可証」が、ご自宅に郵送されます。この使用許可書等を持参し、再度、八柱霊園管理事務所で改葬の手続きを行います。手続が終わりましたら改葬許可申請書が発行されますので、この申請書を松戸市 市民部 市民課(TEL:047-366-7340)に提出して改葬許可証を取得します。※松戸市役所 支所で改葬手続を行うことも出来ます。八柱霊園付近の支所は常盤平支所(TEL:047-387-2131 松戸市常盤平3丁目30番地)東松戸支所(TEL:047-703-0610 松戸市東松戸2丁目14番地の1 ひがまつテラス2F)いずれの支所も八柱霊園から車で10分程度の距離になります。⑤遺骨の取出し+改葬改葬許可証が無事取得出来ましたら、お墓じまい及び改葬の日程を関係先と調整して決めます。当日、お墓を撤去する石材店にカロートから遺骨を取出してもらい、改葬先の霊園に遺骨を引き渡し完了となります。(お墓の撤去は、後日石材店により行われます。)以上が、八柱霊園のお墓から合葬埋葬施設に改葬する流れになります。⑥墓じまい+施設変更のフロー図STEP施設変更の仮予約・書類取得八柱霊園管理事務所に連絡し、施設変更の仮予約を行います。申請に必要な書類は、この仮予約後に管理事務所から郵送で届きます。STEP申請書類の準備書類が到着しましたら、内容を確認し記入可能な箇所は記入を行います。又、申請時に添付する住民票、印鑑証明書なども申請前に取得しておきます。(但し、有効期間が3か月になりますので、申請日受付け日を確認した上で取得して下さい。)STEP申込手続(八柱霊園管理事務所)施設変更申請書等の書類及び添付書類一式を持参して、八柱霊園で施設変更手続を行います。(年3回の申込受付期間内に行う必要があります。)STEP改葬手続(管理事務所+松戸市役所)八柱霊園から合葬施設の使用許可証が届きましたら、再度、管理事務所で改葬の手続を行う必要があります。改葬手続完了後に、改葬許可申請書が発行されます。次に、この書類を松戸市役所(又は、支所)に提出に提出し改葬許可証を取得します。STEP施設変更石材店の日程調整を行い、八柱霊園の墓じまい日を決定します。当日、墓所から遺骨を取出し、改葬先の霊園に移動します。管理事務所で納骨の手続を行い、遺骨を引渡し完了となります。(尚、墓石の撤去は、後日石材店により行われます。)(2)墓じまい+民営の永代供養墓等に改葬八柱霊園の墓所を墓じまいし、民営霊園の永代供養墓等に改葬する流れについて解説いたします。①ご遺骨の埋葬先を決める。八柱霊園の墓じまいを行う場合、埋葬されている遺骨の改葬先を考えておく必要があります。沢山の霊園等がありますので、ご自宅近くの霊園等のある程度の範囲、おおよその費用を考えた上で、霊園選びを始めた方が良いかと思います。②墓地返還書類の取得改葬先の霊園が決まりましたら、次に八柱霊園管理事務所(TEL:047-387-2181)から墓地返還に関する書類を取得します(管理事務所又は、郵送依頼)。③添付書類の取得墓地返還に関する書類、添付する書類も確認しておきます。①八柱霊園の墓地使用者の印鑑証明書(3か月以内)、改葬先の霊園から発行される②使用許可証(受入れ証明書)を取得しておきます。これらの書類は、墓地返還及び改葬手続の際に提出する書類になります。④墓地返還手続き・改葬手続八柱霊園管理事務所で墓地返還手続きを行います(郵送不可)。書類一式を持参して墓地管理者に提出します。尚、提出する書類に、墓石を撤去する石材店の押印箇所がありますので返還手続き前に、墓石を撤去する石材店を決めておく必要があります。⑤改葬許可申請上記、墓地返還手続きと併せて改葬手続も管理事務所で行います。こちらは、改葬先の霊園の使用許可書(受入れ証明書)の提示が必要になります。書類不足により、再び管理事務所に行かなくても済むよう、忘れものがないか?事前に確認した上で八柱霊園に行きましょう。この手続完了後、改葬許可申請書が渡されますので、松戸市役所で申請を行い改葬許可証を取得し手続完了となります。⑥遺骨の取出し+改葬上記、改葬許可証の取得後、墓じまい及び改葬の日程を石材店等に相談の上で決定することになります。当日、お墓を開けて遺骨を取出し、改葬先の霊園まで移動し納骨を行います。ご住職にご供養をお願する場合は、ご住職の予定も確認しておきましょう。尚、お墓の撤去は、後日、石材店により行われます。⑦墓じまい+改葬のフロー図STEP改葬先の霊園の選択・決定ご遺骨を改葬する霊園を決めて、契約を行います。契約後に手続の際に必要になる墓地使用許可書(受入証明書)を発行して貰います。STEP墓地返還書類の取得・準備郵送又は管理事務所で墓地返還に関する書類を取得します。返還の手続には、印鑑証明書等も必要になりますので、こちらも準備しておきましょう。STEP撤去石材店の決定お墓を撤去する石材店を決めて契約を行います。墓地返還書類に関する「誓約書」は、お墓の撤去を行う石材店の押印が必要になりますので、契約後に押印を頂いておきましょう。STEP墓地返還・改葬手続(管理事務所+松戸市役所)書類の準備が整いましたら、八柱霊園管理事務所で墓地返還・改葬手続を行います。この手続完了後に階層許可申請書が渡されますので、松戸市役所(支所)で改葬許可申請を行います。改葬許可証は当日発行されますので、この許可証を受取り手続完了となります。STEP墓じまい+改葬最後に、墓じまい(ご遺骨の取出し)及び改葬(納骨)する日を石材店、霊園との日程調整を行った上で、決定します。当日、石材店にお墓から遺骨を取り出して貰い、改葬先の霊園に移動し納骨して完了となります。尚、八柱霊園のお墓の撤去は、後日石材により行われます。(3)八柱霊園で墓じまい・改葬する場合の注意点八柱霊園は、東京都が運営する都立霊園になりますので、墓地返還、改葬に関する手続等について、霊園で定められている規則に従い行う事になります。民営の霊園のと比べ、提出する書類も多く管理事務所で手続きを行う必要もあるため、最初にどの様な手続、書類が必要か良く確認した上で手続きに行かないと、何度も管理事務所に行くことになりかねませんのでご注意下さい。又、印鑑証明書、住民票等の公的な書類は、申請日から3か月以内に発行さたものと定められていますので、施設変更等を行う場合は、時間が掛かる場合がありますので、タイミングをみて書類を取得する必要があります。①施設変更を行う場合八柱霊園の一般墓所から合葬埋葬施設に施設変更を行う場合は、施設変更申込で1回、改葬手続で1回と最低でも2回、八柱霊園管理事務所に行き手続きを行うことになります。又、改葬許可証は、松戸市区役所(支所)で発行されますので、こちらの手続きも行う必要があります。②お墓を継ぐ人が墓じまいする場合八柱霊園の墓地所有者が亡くなり、その方が所有していた墓を墓じまいする場合は「使用者変更」の手続きが必要になります。尚、手続きを行うには、祭祀承継者の証明書類(例:遺言書による指定、喪主としての葬儀通知等)が必要になります。この手続きを行い、新たに使用者となった方が墓地返還・改葬等の手続きを進めることになります。(同時に手続きを行うことも可能です。)(4)墓じまい+改葬費用の目安・八柱霊園(千葉県松戸市田中新田48-2)の墓じまい+改葬に掛かる費用を参考に掲載させて頂きます。墓石撤去費(1㎡辺り10万円程度)八柱霊園で墓じまいを行う場合のお墓の撤去代は、一般的な和型の場合、20万円~50万円程度、洋型の場合、10万円~30万円程度が相場と言えます。但し、お墓の面積が広い場合、石材量が多い場合などは、これより高額になる場合があります。石材店に依頼すると見積書を作成して貰えます。数社の石材店に見積書を依頼し、ご自身のお墓の撤去代相場を把握した上で、材店との契約を行って下さい。(石材店により金額に差が出る場合があります。)改葬費(5万円程度~)八柱霊園の一般墓から合葬埋葬施設に施設変更する場合、改葬先の費用は掛からず事務手数料のみ発生することになります。一方、民営の霊園を選択する場合は、霊園の場所、埋葬形式により金額が異なります。永代供養墓の場合、他の遺骨と一緒に埋葬する形式(合祀)で5万円程度~20万円程度、骨壺で埋葬する形式(合葬)は、10万円~50万円程度となり、区画で購入する形式(樹木葬等)では、20万円~100万円程度が相場と言えます。その他の費用事務手数料(数百円~)書類取得費(印鑑証明書、住民票、戸籍等)1通 数百円~ご住職のお布施(供養を行う場合)3万円程度~2.八柱霊園 情報八柱霊園では、令和7年度は「一般埋蔵施設」「芝生埋蔵施設」「合葬埋蔵施設」の3形式で公募が行われました。公募結果と費用の詳細(令和7年度)八柱霊園は、都立霊園の中でも松戸市民も申込可能な唯一の霊園であり、全体的に競争率が低く、費用も安価です。一般埋蔵施設募集区画数は330区画に対し、申込数は447件で、平均競争率は1.4倍でした。募集区画(1.70㎡~6.00㎡)の永代使用料は34万8,500円~123万円です。申込資格は遺骨申込のみで、都内または松戸市に継続して5年以上居住している方に限られます。芝生埋蔵施設募集区画数は60区画に対し、申込数は153件で、競争率は2.6倍でした。募集区画(4.00㎡)の永代使用料は94万4,000円で、年間管理料は3,720円です。合葬埋蔵施設募集総体数は1,440体に対し、申込数は2,223件で、平均競争率は1.5倍でした。遺骨1体あたりの使用料は47,000円~117,000円で、年間管理料はかかりません。八柱霊園は、都立霊園の中でも一般埋蔵施設、合葬埋蔵施設の当選確率が非常に高い狙い目の霊園と言えます。(注)令和7年度の募集は既に終了しています(7月4日締切)。最新の情報は、必ず東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。(1)八柱霊園の特徴・霊園の所在地が開設当時、東葛飾郡八柱村であった為、その地名にならい八柱霊園と名付けられました。墓地の種類は、一般墓地(芝生・壁型)・納骨堂、合葬式墓地の3種類になり、松戸市在住の方も申込可能です(都立霊園では八柱霊園のみ可能)。園内にはアカマツ、サクラ、モミジなどの木々が植えられた自然環境の豊かな霊園であり、嘉納治五郎(講道館創設者)、西条八十(詩人・作詞家〔東京ブルース(歌:美空ひばり)・王将(歌:村田英雄)等〕)、大村能章(作曲家〔麦と兵隊(歌:東海林太郎)〕)といった著名人も埋葬されています。八柱霊園 園内マップ(2)お墓の種類一般埋蔵施設(芝生埋蔵施設・壁型埋蔵施設含む)納骨堂施設合葬埋蔵施設令和7年度の八柱霊園では、「一般埋蔵施設」「芝生埋蔵施設」「合葬埋蔵施設」の3形式すべてで募集が行われました。競争率は、一般埋蔵施設が1.4倍、合葬埋蔵施設が1.5倍と、都立霊園の中で最も低い水準でした。(3)園内施設八柱霊園の園内施設は主に下記になります。①トイレ、②水汲み場、③下げ花置場、④桶・杓置場、⑤休憩所(4)補 足八柱霊園は、他の都立霊園と比べ募集数も多い為、その影響で競争率が低くなったものと考えられます。ちなみに一般墓地の永代使用料を最小区画で比較すると・・青山霊園(1.55㎡~)約460万3,500円~谷中霊園(1.50㎡~)約264万1,500円~八柱霊園(1.70㎡~)約34万8,500円~以上の事から、都立霊園の中では一番低い使用料になっています。都立霊園は基本的に、周辺の霊園等と同程度、又は、低く使用料が設定されますので、唯一千葉県にある霊園である為、この使用料が設定されたと思われます。(5)よくある質問(FAQ)開園時間は何時から何時ですか?八柱霊園の開門時間は、正門・西門・東門が7:30~17:00。南中央門・松飛台中央門が8:00~17:00。南門・紙敷門・松飛台門が8:30~17:00とそれぞれ時間が異なっておりますので、ご注意下さい。車で通行可能な門は、西門・東門(南門と南中央門は、土日祝日のみ通行可)になります。休日はありますか?管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。合葬埋蔵施設とは、どの様なものですか?いわゆる納骨堂の一種であり、八柱霊園では、骨壺のまま地下カロートに20年間安置され、その後、遺骨を骨袋に写し共同埋蔵施設に合祀されます。尚、生前に申込が可能で承継者も不要です。個人・夫婦・親子・兄弟など併せた申込(2体又は3体まで)も可能ですが、埋蔵予定者に申込者が含まれること、埋蔵予定者が居住要件を満たすことなどの条件があります。車イス・お墓の清掃道具などの貸し出しは、ありますか?八柱霊園に用意されている、貸出用の車イスは1台となります。お墓の清掃道具の貸出しも行われておりますので、使用を希望される方は、管理事務所にその旨お伝え下さい。八柱霊園にお墓を建てるメリットは?競争率・使用料ともに他の都立霊園に比べ非常に低くなっております。令和7年度の競争率は、一般埋蔵施設が1.4倍、合葬埋蔵施設が1.5倍と、都立霊園の中で最も当選確率が高い霊園と言えます。永代使用料も34万8,500円からと安価です。東京都運営の安心感のある霊園に埋葬したいとお考えの方には、最も狙い目の霊園です。一般的な墓を建立される場合も、使用料で節約出来た分で墓石のグレードアップするなども考えられます。八柱霊園にお墓を建てるデメリットは?八柱霊園までに都心から1時間程度の時間が必要になります。電車の場合、最寄り駅からも遠い為、バスかタクシーでお墓参りに行くことになります。このアクセスがあまり良くない状況が気になる方は、民営のお墓も検討された方が良いかと思います。また、募集が1年に1回となっており、抽選に外れた場合、他の霊園等を改めて探すことになります。(競争率が都立霊園で最も低いとはいえ、抽選となるため当選が保証されるわけではありません。)手元にあるご遺骨を早目に埋葬したい場合などは、民間の霊園も考えておく必要があります。5.関連リンク・八柱霊園(東京都公園協会)の公式サイトは、こちらから八柱霊園サイト・八柱霊園の改葬許可申請は、松戸市役所(支所)で行う必要があります。松戸市役所サイト6.アクセス情報● 所在地:〒270-2255 千葉県松戸市田中新田48-2TEL:047-387-2181(霊園管理事務所)・「JR武蔵野線」新八柱駅・「新京成線」八柱駅(南口)バス停1番乗り場 ~(東松戸駅行・紙敷車庫行)~ 八柱霊園駅前 下車 ~ 霊園(徒歩5分) ・「JR武蔵野線」東松戸駅 バス停3番乗り場 ~(八柱駅行)~ 八柱霊園駅前 下車 ~ 霊園(徒歩5分)7.周辺の見どころ(1)東松戸 ゆいの花公園(霊園から徒歩15分程度)・季節の花々やハーブ等が植えられている美しい植物公園です(平成19年に開園)。季節の花が鑑賞できる花の丘、バラのアーチ、ツバキが植えられている丘など見どころ満載です。マグノリアハウスという公園管理施設では、月2,3回、ハーブティ作りなど講座が行われています。又、春・冬の年2回、コンサート等のイベントも行われています。東松戸 ゆいの花公園(2)21世紀の森と広場(霊園から車で7分程度)・広大な公園(50.5ヘクタール)内には、水鳥等の生息を守る為に作られた千駄堀池、草原・湿地・水辺の昆虫や植物が観察できる野草園、竪穴式住居が設置されている縄文の森などの施設があり、自然の中で1日を楽しめる公園です。又、松戸市立博物館、森のホール21も隣接されています。21世紀の森と広場(3)戸定邸・戸定歴史館(霊園から車で20分程度)・戸定が丘歴史公園内に、水戸藩最後の藩主・徳川昭武が住んでいた戸定邸が、公開されています。こちらは、明治時代の徳川家の住居がほぼ完全に残る唯一の建物にあり、国の重要文化財に指定されています。戸定歴史館には、徳川昭武の遺品を中心に松戸徳川家、徳川慶喜家に関連した書物、調度品等も公開されています。戸定邸・戸定歴史館8.八柱霊園 まとめ八柱霊園は、千葉県松戸市に位置する都立霊園で、広大な敷地と豊かな自然環境が特徴です。東京都心から電車でのアクセスも便利で、松戸駅からの交通も良好です。霊園内には四季折々の風景が楽しめる自然豊かな空間が広がり、静かで落ち着いた雰囲気を提供しています。また、八柱霊園は平坦な地形で、歩きやすくお参りもしやすい環境が整っています。敷地内は手入れが行き届いており、整備された通路や施設が多く、霊園を訪れる人々にとって快適で安心な空間となっています。周囲の緑との調和が取れた美しい霊園です。墓じまいや改葬をお考えの場合八柱霊園も他の都立霊園と同様に、墓じまいや改葬を行う場合、所定の手続きを経る必要があります。具体的には、墓地の管理事務所にて、改葬許可申請書などの必要書類を提出することが求められます。手続きにおいては、必要書類の準備や提出方法が複雑であり、ご自身で進めることが難しい場合もあります。そのため、専門家のサポートを受けることで、スムーズに手続きを進めることも可能です。当事務所のサポート当事務所では、八柱霊園をはじめとした都立霊園での墓じまいや改葬の手続きについて、専門的なサポートを提供しています。改葬や墓じまいの手続きは複雑で、必要な書類の準備や提出方法に不安を感じる方も多いです。特に初めて手続きを行う場合、どこから始めて良いか、どの様な書類を準備すれば良いかなど、わからない方もおります。また、ご自身では八柱霊園の管理事務所に行くことが難しい方もおります。当事務所は、数多くの霊園での手続きサポート実績を有しており、お客様が必要とする書類の作成や提出の代行、各種手続きの進行管理を行います。これにより、手続きに伴う負担を軽減し、安心して進めることができます。もし、八柱霊園での改葬や墓じまいをお考えの際は、ぜひ当事務所にご相談ください。迅速かつ確実にサポートいたします。都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら 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    【葛飾区】墓じまい・改葬完全ガイド|下町情緒あふれる街で後悔しない全知識
    1. 葛飾区での墓じまいを始める前に(1)葛飾区での墓じまいとは?下町情緒あふれる葛飾区にお住まいの方からは、次のようなお悩みが多く寄せられます。遠方の先祖代々のお墓の管理が大変お墓を継ぐ人がいないため管理が困難都内の便利な納骨堂や霊園に移したい墓じまいは、単に墓石を撤去する作業ではなく、ご先祖様の遺骨を安全かつ法律に沿って移す重要な手続きです。書類不備や慣習の誤解が原因でトラブルになることもあります。特に葛飾区は、水辺に囲まれた自然豊かな地域であり、都心へのアクセスも良いため、霊園への人気も高い傾向にあります。そのため、希望日に墓じまいを行うには計画的な準備が不可欠です。大塚法務行政書士事務所は、葛飾区を拠点とする改葬・墓じまい専門の行政書士として、区役所手続きから地域特有の注意点まできめ細かくサポートしています。・墓じまいの失敗を防ぐための注意点は【墓じまい】失敗・後悔を防ぐ注意点 をご参照ください。(3)葛飾区の概要と背景葛飾区は東京23区の東部に位置し、荒川や中川などの河川に囲まれています。東側は江戸川を挟んで千葉県と接しており、都内最大の水郷公園である水元公園をはじめ、河川や運河が多い水辺の景観が特徴です。映画『男はつらいよ』の舞台として知られる下町文化や、昭和の風情が色濃く残る街並みが広がっています。人口・世帯数(令和7年時点)人口:約45万人世帯数:約22万世帯お墓事情葛飾区内には約100を超える寺院が存在しており、多様な霊園や寺院が点在しています。全国的な傾向と同様に、高齢化や都市化の影響で、都内からの墓じまいや永代供養への需要が増加している状況です。歴史・文化柴又帝釈天(題経寺): 江戸時代初期の寛永6年(1629年)に創建された日蓮宗の寺院です。映画『男はつらいよ』の舞台としても知られ、観光名所となっています。寅さんの街・柴又:映画『男はつらいよ』の主人公、寅さんの故郷として有名です。昭和の懐かしい風景や商店街が今も残り、地域の大切な観光資源となっています。2. 葛飾区での墓じまい・改葬の具体的な手順(1)墓じまい・改葬の基本的な流れ墓じまいは主に以下の3ステップで進みます。・詳しい流れは「お墓じまいマニュアル」や「改葬(お墓の引越し)マニュアル」をご参照ください。① ご親族・関係者との話し合い墓じまいの第一歩は、親族(祭祀権者)の合意形成です。遺骨の扱い方、改葬先の選定、費用負担を確認し、書面や記録に残すことでトラブルを防げます。・お墓の承継については【お墓の承継トラブル】Q&A・事例と対策 もご参照ください。② 行政手続き(改葬許可証の取得)改葬許可証は、改葬の際に改葬先の墓地管理者に提出する重要な書類です。葛飾区役所で必要書類を揃えて申請し、通常、当日に交付されます。手続きの流れや書類不備による遅延が全体スケジュールに影響することもあるため、早めの準備が大切です。③改葬・墓の撤去お墓から遺骨を取出し改葬先で納骨をします。事前に改葬先の墓地管理者と調整を行った上で日程を決定します。改葬後、石材店によりお墓の撤去が行われます。(2)葛飾区での改葬手続きガイド改葬許可証取得の手順を詳しく解説します。・改葬の基礎知識については【改葬の基礎知識】お墓の引越しで知るべき5つのこと もご覧ください。必要書類改葬許可申請書(葛飾区役所から入手) 葛飾区の改葬許可申請書埋葬証明書(改葬許可申請書に埋葬証明欄があるが別紙で提出することも可能)受入証明書または改葬先の使用許可書(原本)墓じまいするお墓の使用者と改葬の申請者が異なる場合は、使用者の承諾書(同意書)提出先葛飾区役所 戸籍住民課戸籍届出係  葛飾区役所のHP住所:東京都葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所2階 217番窓口電話:03-5654-8190受付時間:平日 8:30〜17:00手続きの流れ書類の準備:申請書記入例に沿って記入、申請に必要な添付書類の収集窓口(郵送)で提出:書類確認と不備修正許可証の交付: 改葬先の墓地管理者に提出し遺骨を埋葬・詳しい記入のポイントは 改葬許可申請書の取得・記入方法 をご参照ください。(3)墓じまい・改葬にかかる費用お墓じまいにかかる費用は以下の4項目が中心です。・費用相場については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 もご参照ください。①墓石解体・撤去費用:1㎡あたり10〜20万円が目安です。墓石の大きさや立地、作業性などにより増減します。②お布施(離檀料): 閉眼・開眼供養のお布施3万円~5万円程度、離檀料0円~数百万円(寺院により)・離檀時のご住職への話し方は【墓じまい】ご住職への話し方 をご参照ください。③改葬先の費用:永代供養墓:5万円前後〜納骨堂:20万円前後〜新規墓地:数十万円〜・改葬先については【お墓選び】後悔しないための確認ポイント、【永代供養墓】基礎知識・選び方、【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説 をご参照ください。④行政書士費用(依頼する場合):当事務所では、現地立会い(出骨・納骨)、改葬許可申請及び許可証の取得、日程調整、改葬先選、見積書の取得など墓じまいから改葬まで一式サポートさせて頂きます。3. 改葬先の検討と葛飾区ならではの情報(1)葛飾区内の主要霊園・納骨堂情報改葬先の選択肢として、葛飾区内にある代表的な霊園・納骨堂を紹介します。墓地の形態は主に以下の3つに分けられます。・墓地の種類については【墓地の種類】公営・民営・寺院墓地の違いを解説 もご参照ください。①公営霊園: 都立霊園や区立霊園など(葛飾区には区立霊園はありません)。都立霊園は申し込みに条件や抽選があります。②民営霊園: 宗旨・宗派を問わず、比較的自由に選べます。③寺院墓地:檀家制度あり。歴史ある寺院が多く、地域とのつながりを重視する方に向いています。・都立霊園の詳細は【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を解説 をご参照ください。代表的霊園水元霊園:〒125-0032 東京都葛飾区水元5-13-5特徴:2019年に新規開園した民営霊園です。荒川や江戸川の近く、水元公園に隣接した自然豊かな環境にあります。宗教・宗派不問で利用でき、礼拝室・会食室・駐車場などの設備も充実しています。墓所は一般墓のほか、樹木葬も用意されています。樹木葬には「一定期間の個別安置の後に合祀されるプラン」と「個別のまま供養されるプラン」があり、利用者の希望に合わせて選ぶことができます。ハートフルガーデン葛飾鎌倉:〒125-0053 東京都葛飾区鎌倉4-391-1特徴:全区画に永代供養が付いている霊園です。ペットと一緒に入れる区画もあり、跡継ぎがいない方にも安心です。一般墓や納骨堂が揃っており、宗旨・宗派を問わず申し込みが可能です。宝持院墓苑:〒125-0062 東京都葛飾区青戸8-18-18特徴:青戸にある寺院墓苑で、永代供養墓や樹木葬を提供しています。交通アクセスが良く、将来にわたる供養を希望される方に選ばれています。永代供養墓は10万円前後からのプランが用意されており、樹木葬も比較的利用しやすい価格帯ですが、詳細な費用は区画やプラン内容、時期によって変動するため、最新の情報確認が必要です。グリーンパーク新宿(にいじゅく):〒125-0051 東京都葛飾区新宿2-18-16特徴:葛飾区新宿(にいじゅく)にある民営霊園です。宗旨・宗派を問わず利用可能で、ペットと一緒に入れる区画も備えています。一般墓・永代供養墓・樹木葬・合祀墓があり、法要施設や駐車場も完備されています。(2)葛飾区ならではの注意点霊園の人気と予約:葛飾区の霊園はアクセスが便利な場所が多く、人気が高い傾向にあります。そのため、希望日に改葬を行うには計画的な準備が大切です。お寺の慣習・檀家制度の理解: お寺の慣習や檀家制度を理解し、離檀時のトラブルを未然に防ぎましょう。書類不備の注意:改葬許可申請書の不備は手続き遅延の原因です。窓口・郵送どちらでも手続き可能です。(3)よくある質問(FAQ)Q1:葛飾区外から依頼可能ですか?当事務所の所在地は葛飾区になりますが、墓じまい・改葬に関することは全国対応させて頂いております。・当事務所に良くいただくご質問は【お墓の手続き】よくある質問Q&Aをご覧ください。また、ご依頼をお考えの場合は【ご依頼の流れ】お墓の相談・代行のステップ をご覧ください。Q2:改葬許可申請は代理人に依頼できますか?行政書士に依頼すると、書類作成や役所申請を一括代行可能です。その他、墓地返還手続きや石材店からの見積書の取得、改葬先のアドバイスも可能です。・当事務所の実績は【改葬・墓じまい】ご依頼実績と事例解説 をご覧ください。Q3:墓じまい後の遺骨はどうすれば?新しいお墓への埋葬の他、永代供養、樹木葬、散骨、手元供養など多様な選択肢があります。・改葬先の供養方法については【永代供養墓】基礎知識・選び方、【樹木葬】基礎知識・選び方、【散骨の基礎知識】費用・注意点を解説、【手元供養】注意点と知っておくべきこと をご参照ください。Q4:改葬にかかる期間は?通常、申請から許可証の発行は当日に行われます。申請には、改葬先の受入れ証明または使用許可証、墓地管理者の埋葬証明なども必要になります。実際に改葬する際には、現在の墓地の管理者、石材店との日程調整から改葬先の納骨予約なども必要になります。全て含めると2週間程度~数ケ月かかる場合もあります。4. 墓じまい相談事例と専門家へのご相談(1)墓じまい相談事例と解決策大塚法務行政書士事務所は、これまで葛飾区内外を問わず数々の墓じまい・改葬の手続きをサポートしてきました。事例1:遠方墓地から都内納骨堂遠方の地方にある墓地を墓じまいし都内の永代供養墓に改葬。現地確認から改葬許可申請手続き、石材店からの見積書取得、納骨立会いまで一式サポートをさせて頂きました。事例2:承継者不在の為、墓じまいお墓の承継者が不在の為、将来、無縁墓になっていしまう。今のうちに墓じまいしたいとのご相談。墓地返還手続き、改葬許可申請などの手続きを一括代行。お客様と一緒にご納骨させて頂きました。事例3:ご兄弟が所有する墓地へ改葬お客様が所有する墓地が遠方にあり、お墓参りが困難に。墓じまいして自宅近郊の兄弟の所有する墓地へ改葬したいとのこと。ご兄弟の承諾書など改葬許可申請に必要な書類を作成。墓地返還、改葬先に提出する書類もサポートさせて頂きました。 当事務所の実績は 事務所実績 をご覧ください。(2)お墓の手続きの専門行政書士にご相談くださいお墓に関する問題は、どこに聞いてよいかわからないことが多いかと思います。メディア掲載情報にもある通り、当事務所は東京都葛飾区に事務所を構え、地域の皆さまのお悩みに寄り添ってきました。葛飾区でのお墓じまいや改葬はもちろん、お墓選び、石材店選びのアドバイスなど、どのようなご相談も可能です。(行政書士の業務の範囲をこえる場合は、ご希望により他の士業をご紹介させて頂きます。)・お客様の声: お客様の声・評判|お墓の手続き相談の感想・お問い合わせ:お問合せ|お墓の手続き相談窓口都立霊園の手続きは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!都立霊園の墓じまい・お墓の引越し(改葬)なら ご相談下さい。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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    【足立区】墓じまい・改葬完全ガイド|専門家が手続き・費用・供養先を徹底解説
    1. 活気あふれる足立区で考える墓じまいとは東京都北東部に位置する足立区は、荒川や中川などの豊かな自然と、再開発が進む街並みが共存する活気ある地域です。そんな足立区にお住まいの皆さまからは、以下のようなご相談が増えています。遠方にある先祖代々のお墓の管理が負担になっているお墓を継ぐ人がおらず、将来が不安だ都心に近い足立区内で、管理しやすい永代供養墓に移したい墓じまいは、単にお墓を片付けることではありません。ご先祖様の大切な遺骨を、法律に則って新しい供養先に移すための大切な手続きです。特に、足立区のように寺院が多く、地域独自の慣習が残るエリアでは、事前の準備と正確な手続きが不可欠です。当事務所は、足立区の皆さまが抱えるお墓の悩みに寄り添い、行政手続きから現地でのサポートまで一貫して承ります・墓じまいを始める前に知っておくべき注意点は【墓じまい】失敗・後悔を防ぐ注意点で詳しく解説しています。2. 墓じまいの手続きと費用墓じまいの全体像を把握するために、まず手続きの流れとそれに伴う費用についてご説明します。(1)手続き:3つのステップで進める改葬足立区で墓じまいを進める際、多くの方が戸惑うのが役所での手続きです。ここでは、改葬許可証を取得するための具体的な流れを、専門家の視点から解説します。ステップ1:ご親族との話し合いと改葬先の決定墓じまいはご先祖様に関わる重要な決断です。原則、墓地使用者(祭祀主宰者)の方が、ご親族(祭祀権者)の同意を得て行うことが大切です。また、改葬先を事前に決めておくことで、スムーズに次の手続きに進めます。・・お墓の承継問題については【お墓の承継トラブル】Q&A・事例と対策 もご参照ください。ステップ2:足立区役所での改葬許可申請足立区役所 戸籍住民課に「改葬許可申請書」を提出します。申請には以下の書類が必要です。改葬許可申請書:区役所窓口または足立区のホームページから入手できます。埋葬証明書:現在お墓がある墓地の管理者に発行してもらいます。受入証明書(使用許可書):新しい供養先(霊園や寺院)から発行してもらいます。足立区 改葬許申請書足立区役所:〒120-8510 足立区中央本町一丁目17番1号 TEL:03-3880-5111(代表)戸籍住民課戸籍届出係TEL:03-3880-5065(直) ファクス:03-5681-7662 Eメール:koseki@city.adachi.tokyo.jp【手続きの注意点】足立区役所では、不備がなければ通常、即日許可証が交付されます。しかし、書類に不備があると再提出が必要になり、全体のスケジュールに遅れが生じるため、事前に専門家へご相談いただくことをお勧めします。・詳しい記入方法は【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類で確認できます。ステップ3:閉眼供養と墓石の撤去改葬許可証が交付されたら、現在のお墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、石材店に墓石の撤去を依頼します。遺骨を新しい供養先へ納骨し、開眼供養を行います。墓石の撤去は、遺骨の取出し後(閉眼供養後)に行われます。・撤去を依頼する石材店の選び方は【墓じまい】石材店の選び方と費用 をご覧ください。(2) 費用と内訳墓じまいには、主に以下の3つの費用がかかります。全体の費用はケースによって大きく異なりますが、内訳を理解することで、費用を抑えるための計画が立てやすくなります。①墓石の解体・撤去費用現在のお墓を撤去し、更地に戻すための費用です。お墓の大きさや立地(重機が使えるかなど)によって異なりますが、1平方メートルあたり10万円〜20万円が目安です。・費用相場については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 もご覧ください。②お布施(閉眼供養・離檀料)お墓から魂を抜くための「閉眼供養」や、お寺の檀家をやめる際の「離檀料」です。閉眼供養のお布施は3万円~5万円程度が相場、離檀料は寺院により請求指される場合とされない場合もあります。金額も寺院により様々です。・墓じまいのお布施・離檀料は【墓じまいのお布施】相場・渡し方・注意点や【高額離檀料請求】墓じまい対処法 もご覧ください。③改葬先の費用新しいお墓や永代供養墓、納骨堂など、新しい供養先にかかる費用です。・改葬先の選び方は【改葬先】選び方と失敗しない注意点 をご覧ください。3. 足立区で選べる永代供養・樹木葬・納骨堂墓じまい後の遺骨の行先には、様々な選択肢があります。足立区内での主な供養方法と施設をご紹介します。(1) 民営霊園・寺院墓地舎人浄苑(民営霊園):舎人駅から徒歩6分の好立地にある民営霊園です。一般墓や樹木葬に対応しており、交通アクセスを重視する方におすすめです。正楽寺墓苑(寺院墓地):竹ノ塚駅から徒歩15分に位置する寺院墓地です。檀家になる義務がなく、宗旨・宗派を問わず利用できます。段差を抑えたバリアフリー設計で、高齢の方も安心して利用できます。満願寺 永代供養墓・樹木葬(寺院):西新井駅近くにある人気の寺院です。永代供養墓や樹木葬を提供しており、宗教を問わず受け入れています。(2) 納骨堂専念寺 納骨堂(竹ノ塚):浄土真宗本願寺派の寺院が運営する、ロッカー式の納骨堂です。宗派を問わず利用でき、竹ノ塚駅から徒歩圏内とアクセスも良好です。長榮寺御廟(北千住):北千住駅から徒歩約5分と利便性の高い場所にある、成田山新勝寺の末寺が運営する納骨堂です。宗派不問で檀家になる義務もなく、生前申し込みも可能です。・お墓選びについては【お墓選び】後悔しないための確認ポイント を供養方法については【永代供養墓】基礎知識・選び方、【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説、【樹木葬】基礎知識・選び方をご覧ください。4. 行政書士による足立区でのサポート事例当事務所は、これまで足立区にお住まいの多くのお客様から墓じまい・改葬に関する ご相談、ご依頼を頂いております。ここでは、その一例をご紹介します。事例1:遠方の墓地から足立区内への改葬「故郷の墓地を墓じまいし、足立区内の実家近くにある永代供養墓に移したい」というご相談。遠方にある墓地の手続きや現地での立ち会いもすべて当事務所が代行し、お客様は足立区での納骨手続きに専念できました。事例2:足立区内の墓地を墓じまい、区外の納骨堂へ改葬「足立区内に所有する寺院墓地を墓じまいし、ペットと一緒に納骨可能な区外の納骨堂へ改葬したい」というご相談。改葬許可申請手続きをはじめ、現地立会いから納骨堂への改葬まで当事務所で一式サポートさせて頂きました。納骨は、お客様、当方立会いのもと無事完了とまりました。5.足立区の墓じまいに関するQ&Q1: 足立区で墓じまいを考える人が増えているのはなぜですか?A1: 足立区は自然と再開発が共存する地域で、遠方にある先祖代々のお墓の管理が負担になっている方や、お墓を継ぐ人がいないことに不安を感じている方、または都心に近い足立区内で管理しやすい永代供養墓に移したいと考える方が増えているためです。Q2: 墓じまいの手続きは、具体的にどのようなステップで進めますか?A2: 墓じまいは3つのステップで進めます。ご親族と話し合い新しい供養先を決定します。足立区役所の戸籍住民課で改葬許可申請を行い、許可証を取得します。閉眼供養を行い、墓石を撤去して新しい供養先に納骨します。Q3: 墓じまいの費用にはどのようなものが含まれますか?A3: 主に3つです。墓石の解体・撤去費用(1㎡あたり10〜20万円が目安)お布施(閉眼供養3〜5万円程度、離檀料は寺院により異なる)改葬先にかかる費用(新しいお墓、永代供養墓、納骨堂など)Q4: 足立区内で墓じまい後の供養先として選べる施設には、どのようなものがありますか?A4: 足立区には、民営霊園や寺院墓地(舎人浄苑、正楽寺墓苑、満願寺など)、納骨堂(専念寺 納骨堂、長榮寺御廟)があります。Q5: 改葬許可申請の手続きで、足立区役所に提出する書類は何ですか?A5: 必要書類は次の3つです。改葬許可申請書埋葬証明書(墓地管理者が発行)受入証明書または使用許可書(新しい供養先が発行)Q6: 墓じまいの手続きを専門家に依頼するメリットは何ですか?A6: 地域特有のルールや慣習を理解した専門家に任せることで、安心して進められます。行政手続きから現地対応まで一貫してサポートしてもらえる点がメリットです。Q7: 足立区で改葬許可申請は郵送でもできますか?A7: 足立区では、窓口だけでなく郵送での改葬許可申請も可能です。ただし、申請書類の記入に不備があると差し戻しになるため、事前に確認することをおすすめします。Q8: 足立区の墓じまいに補助金や助成制度はありますか?A8: 現在、足立区独自の墓じまい補助金制度はありません。ただし、葬祭費の支給など、国民健康保険や社会保険から受けられる給付制度はありますので、併せて確認するとよいでしょう。Q9: 足立区外への改葬も依頼できますか?A9: 足立区内の墓じまいだけでなく、区外・他県への改葬も可能です。遠方の墓地での立ち会いや書類のやり取りも含めて、行政書士が一括でサポートします。Q10: 足立区で墓じまいをする際、宗派による違いはありますか?A10: 基本的な行政手続きは宗派に関係ありません。ただし、閉眼供養や離檀料など、寺院とのやり取りには宗派や寺院ごとの慣習が関わる場合があるため、事前に確認することが大切です。Q11: 足立区内の民営霊園や納骨堂を選ぶ際の注意点はありますか?A11: 永代供養の期間や費用、交通アクセスの良さに加え、管理体制がしっかりしているかどうかを確認することが重要です。見学をした上で契約することをおすすめします。6. 足立区の墓じまいは専門家へご相談くださいお墓に関するお悩みは、誰に相談すればよいか分からないものです。足立区での墓じまいや改葬は、地域特有のルールや慣習を理解した専門家に任せることで、安心して進めることができます。当事務所は葛飾区を拠点に、足立区を含む東京都内のご相談を多数お受けしております。費用や手続きの流れ、改葬先の選び方など、どんな些細なことでもご相談ください。・お客様の声: お客様の声・評判|お墓の手続き相談の感想・お問い合わせ:お問合せ|お墓の手続き相談窓口お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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    【江戸川区】墓じまい・改葬完全ガイド|専門家が手続き・費用・供養先をわかりやすく解説
    東京都の東端に位置し、広大な江戸川の河川敷や葛西臨海公園などの水辺の景観が特徴の江戸川区。都心へのアクセスと豊かな自然が共存するこの街では、近年、お墓に関する新しいお悩みが顕在化しています。遠方にあるご先祖様のお墓をどうするか、お墓を継ぐ人がいないといった不安を抱える方が増えているのです。この記事は、江戸川区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所を持つ方が、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進められるよう、専門家である大塚法務行政書士事務所が作成したものです。江戸川区での手続きから、地域特有の霊園情報、費用相場、そして新しい供養方法の選び方まで、知っておくべきポイントを網羅的に解説します。1. 江戸川区で墓じまいを検討する理由江戸川区は、都心にありながら荒川や江戸川などの河川に囲まれた自然豊かな地域です。再開発も進み活気ある街並みが共存しています。葛飾区を拠点とする当事務所には、江戸川区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所を持つ方から「遠方にあるお墓の管理が負担になっている」「お墓を継ぐ人がおらず将来が不安」といったご相談が増えています。墓じまいは、単にお墓を撤去して完了ではありません。埋葬されている遺骨は、法律(墓地埋葬等に関する法律 第5条・第8条)により定められている改葬許可証を取得し、あらたな墓地(永代供養墓等)に改葬(埋葬)を行う必要があります。そのため、江戸川区での墓じまい・改葬をお考えの場合は、速やかに許可証が取得できるように事前の準備と計画が必要です。2. 江戸川区の墓じまい手続きと費用墓じまいの全体像を把握するために、まず手続きの流れとそれに伴う費用についてご説明します。(1)手続きの流れ:3つのステップで進める改葬江戸川区で墓じまいを進める際、多くの方が戸惑うのが役所での手続きです。ここでは、改葬許可証を取得するための具体的な流れを、専門家の視点から解説します。・お墓の承継に関する問題については【お墓の承継トラブル】Q&A・事例と対策 もご参照ください。ステップ1:墓地管理者の承諾とご親族の同意、改葬先の決定最初に現在所有する墓地の管理者に墓じまいする旨を伝えます。次に墓地使用者(祭祀主宰者・承継者)から親族等(祭祀権者)に墓じまいをする旨を伝え同意も得ておきます。同意を得られましたら遺骨の改葬先を決めることになります。ステップ2:江戸川区役所での改葬許可申請改葬許可申請書を江戸川区役所から取得し、必要事項を記載した上で墓地管理者に埋葬証明をお願いします。全て完了しましたら、江戸川区役所の戸籍住民課に「改葬許可申請書」を添付書類と併せて提出します。・詳しい記入方法は【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類で確認できます。申請には以下の書類が必要です。改葬許可申請書 兼 許可証:区役所窓口または江戸川区のホームページから入手できます。※江戸川区の場合、改葬先の墓地の受入れ証明書(使用許可証の原本提示)が不要です。改葬許可申請書 兼 許可証に申請者、墓地使用者、墓地管理者の署名押印の欄がありますので、申請書の欄を全て記入出来れば申請書1枚で申請可能です。(申請者が墓地使用者の場合は、申請者の箇所の署名押印)江戸川区役所:〒132-8501 東京都江戸川区中央1丁目4番1号生活振興部区民課戸籍住民係:03-5662-0591下記、各事務所でも申請書取得、申請が可能です。小松川事務所(〒132-0035 江戸川区平井4丁目1番1号) 戸籍住民係 :03-3683-5184葛西事務所( 〒134-0083 江戸川区中葛西3丁目10番1号)戸籍住民係 :03-3688-0437小岩事務所(〒133-0052 江戸川区東小岩6丁目9番14号) 戸籍住民係:03-3657-7837東部事務所( 〒132-0014 江戸川区東瑞江1丁目17番1号)戸籍住民係 :03-3679-1125鹿骨事務所 (〒133-0073 江戸川区鹿骨1丁目54番2号)戸籍住民係 :03-3678-6115ステップ3:閉眼供養と墓石の撤去改葬許可証が交付されたら、現在のお墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、石材店に墓石の撤去を依頼します。遺骨を新しい供養先へ納骨し、開眼供養を行います。・撤去を依頼する石材店の選び方は【墓じまい】石材店の選び方と費用 をご覧ください。(2)費用と内訳墓じまいには、主に以下の3つの費用がかかります。全体の費用はケースによって大きく異なりますが、最初に費用の総額をある程度決め、墓じまいに掛かる費用を控除した上で改葬先の費用にあてた方が予算オーバにならすに安心です。・費用相場については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 もご覧ください。墓石の解体・撤去費用現在のお墓を撤去し、更地に戻すための費用です。1平方メートルあたり10万円〜20万円が目安です。お布施(閉眼供養・離檀料)お墓から魂を抜くための「閉眼供養」や、お寺の檀家をやめる際の「離檀料」です。閉眼供養のお布施は3万円〜5万円程度が相場です。離檀料は寺院により請求される場合とされない場合があり、金額も様々です。・離檀時のご住職への話し方は【墓じまい】ご住職への話し方 をご覧ください。改葬先の費用新しいお墓や永代供養墓、納骨堂など、新しい供養先にかかる費用です。・改葬先の選び方は【改葬先】選び方と失敗しない注意点をご参照ください。3. 江戸川区で選べる新しい供養先墓じまい後の遺骨の行先には、江戸川区内で選べる多様な選択肢があります。以下に代表的な供養方法とその特徴、費用目安をご紹介します。・公営墓地、民営墓地、寺院墓地については【墓地の選び方】公営・民営・寺院墓地のメリット・デメリット もご覧ください。公営霊園江戸川区には、区が直接運営する公営霊園はありません。しかし、近隣の都立霊園を利用することが可能です。例えば、都立谷中霊園(台東区)や都立青山霊園(港区)などがあり、江戸川区民も利用できます。民営霊園・寺院墓地江戸川区内にある一部の霊園等をご紹介させて頂きます。・江戸川霊園:都営新宿線「一之江駅」から徒歩約10分の距離にある宗教不問の寺院霊園で、会食施設や法要施設、駐車場などが完備されており、住職が常駐して管理されています。・江戸川聖地霊園:浄土宗長谷院が運営する民営霊園で、宗旨・宗派を問わず利用でき、駐車場も完備しており、アクセスも良好です。納骨堂・深妙寺 江戸川観音浄苑: JR総武線「平井駅」から徒歩約5分の距離にある納骨堂で、宗教法人深妙寺が運営しており、宗旨・宗派を問わず利用できます。・妙泉寺 久遠廟:都営新宿線「篠崎駅」から徒歩約15分の距離にある納骨堂で、宗旨・宗派を問わず利用でき、静かな環境で供養が行えます。・納骨堂については【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説で詳しく解説しております。樹木葬・雷不動真蔵院:葛西にある寺院で、自然と調和した埋葬方法を希望される方に適した樹木葬を提供しています。・江戸川庭苑「月の光」: 圓勝院の敷地内にある樹木葬で、後継者がいなくても安心な個別埋葬が可能です。・樹木葬については【樹木葬】基礎知識・選び方 で詳しく解説しております。散骨(海洋・山林)散骨は、海や山などに粉骨した遺骨をまく方法で、宗教色が薄く自由に供養したい方に適しています。費用目安: 5万円〜30万円特徴: 自由な供養方法、宗教色が薄い・散骨については【散骨の基礎知識】費用・注意点を解説 や【墓じまいから散骨へ】手続きの流れと注意点 を参考にご覧ください。自宅供養(手元供養)遺骨を自宅で供養する方法で、宗教に関係なく、いつも側で安心して供養が行えます。手元供養に改葬許可証も不要ですが、いずれ埋葬する場合は、墓地管理者から埋葬証明書は頂いておきましょう。4. 江戸川区の墓じまいに関するQ&AQ1:江戸川区で改葬許可申請は郵送でもできますか?A1: はい、江戸川区では、窓口での申請のほか、郵送でも改葬許可申請が可能です。ただし、書類に不備があると差し戻しになるため、事前に記入内容をしっかり確認することをおすすめします。(郵送先は、江戸川区役所 区民課戸籍住民係 :〒132-8501 東京都江戸川区中央一丁目4番1号)Q2:墓じまいに補助金や助成制度はありますか?A2: 現在、江戸川区独自の墓じまい補助金制度はありません。Q3:墓じまいから改葬まで、どのくらいの期間がかかりますか?A3: 通常、申請から許可証の発行は即日に行われますが、全体の準備には数週間から数ヶ月かかる場合があります。Q4:遠方にあるお墓を江戸川区に改葬することは可能ですか?A4: はい、可能です。遠方の墓地での手続きも含めて、行政書士が一括でサポートします。Q5:都立霊園に霊園に申し込みできる条件は?A5: 都立霊園の申し込みには、区内への居住年数や、すでに遺骨を持っていることなどの条件が設けられていることが一般的です。詳細は募集時期に確認が必要です。・都立霊園の申込方法・要件は【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を解説 をご覧ください。Q6:寺院との離檀交渉が不安です。どうすればいいですか?A6: 離檀の意思を伝える際は、誠意をもって丁寧に話し合うことが大切です。決定事項を伝えるのではなく、まずは相談から始めてみましょう。・墓じまいする際のご住職への話し方についは【墓じまい】ご住職への話し方をご参照ください。Q7:江戸川区で改葬許可の発行にかかる日数は?A7: 江戸川区役所では、書類に不備がなければ通常、即日許可証が交付されます。Q8:江戸川区から他県に遺骨を移す場合の注意点は?A8:改葬許可申請は江戸川区役所で行えますので、遺骨の移動手段を考えておく必要があります。車で移動する場合は、骨壺が倒れないようにダンボール箱などを用意し、さらに割れない様に梱包します。郵送する場合、郵パックのみ可能になります。Q9:江戸川区内の民営霊園や納骨堂を選ぶ際の注意点はありますか?A9: 永代供養の期間や費用、交通アクセスの良さに加え、管理体制がしっかりしているかどうかを確認することが重要です。必ず見学をした上で契約することをおすすめします。・どのようなお墓を選べばよいかわからない場合は【お墓選び】後悔しないための確認ポイント をご覧ください。5. 専門家によるサポートのご案内お墓に関するお悩みは、誰に相談すればよいか分からないものです。当事務所は葛飾区を拠点に、江戸川区を含む東京都内および全国のご相談を多数お受けしております。複雑な行政手続きから現地でのサポートまで、一貫してご支援します。当事務所は、お墓の手続きに特化した行政書士が、法律に基づき正確に対応します。・お客様の声: お客様の声・評判|お墓の手続き相談の感想・お問い合わせ:お問合せ|お墓の手続き相談窓口お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 墨田区の地図
    【墨田区】墓じまい・改葬完全ガイド|専門家が手続き・費用・供養先を徹底解説
    東京スカイツリーがそびえ立ち、隅田川が流れる下町情緒豊かな墨田区。都心へのアクセスが良く、観光地としても知られるこの地域では、近年、お墓に関する新しいお悩みを抱える方が増えています。都内に住み続けながらも、遠方にある先祖代々のお墓の管理が負担になったり、承継者がいなかったりといった問題です。この記事では、墨田区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所を持つ方へ、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進めるための具体的な手続きや費用、墨田区ならではの改葬先の選び方について、お墓の専門行政書士である大塚法務行政書士事務所が詳しく解説します。1. 墨田区のお墓事情:都心近くで考えるお墓の未来墨田区は、隅田川や旧中川など水辺の自然が多く、都心に近いという特徴を持っています。浅草や両国国技館に隣接し、歴史ある寺院が多いのもこの地域の特色です。葛飾区を拠点とする当事務所には、都心への人口集中と少子高齢化が進む中、「お墓の管理が負担」「跡継ぎがいない」「費用を抑えたい」といった具体的な悩みが墨田区の皆様から多く寄せられています。墓じまいは、ご先祖様の大切な遺骨を、法律に則って新しい供養先に移すための大切な手続きです。墨田区のような都心近くのエリアでは、事前の準備と正確な手続きが不可欠です。2. 墨田区での墓じまい・改葬手続きの全体像(1)手続きの流れ:3つのステップで進める改葬墓じまいには、主に以下の3つのステップがあります。お墓の承継に関する問題については、【お墓の承継トラブル】Q&A・事例と対策 もご参照ください。ご親族との話し合いと改葬先の決定: 墓じまいはご先祖様に関わる重要な決断です。原則として、墓地使用者(祭祀主宰者)が、ご親族(祭祀権者)の同意を得て行うことが大切です。墨田区役所での改葬許可申請:墨田区役所の戸籍住民課で「改葬許可申請書」を提出し、許可証を取得します。閉眼供養と墓石の撤去: 改葬許可証が交付された後、現在のお墓で閉眼供養を行い、石材店に墓石の撤去を依頼します。遺骨を新しい供養先へ納骨し、開眼供養を行います。お墓じまいと改葬の具体的な進め方については【お墓じまい】マニュアル、【改葬】マニュアル をご参照ください。(2)墨田区役所での手続きガイド【墨田区役所】〒130-8640 東京都墨田区吾妻橋一丁目23番20号 電話:03-5608-1111(代表)【改葬】に関する問い合わせ先窓口課 戸籍係 電話:03-5608-6107(直通)① 改葬許可申請書の入手墨田区役所から申請書を入手し、必要事項を全て記入します。改葬許可申請書は、墨田区役所HP 改葬許可申請ページからダウンロード または窓口課戸籍係で直接入手します。②墓地管理者の証明改葬許可申請書にある埋葬元の墓地管理者欄に記名押印を頂きます。③改葬先の使用許可証(受入れ証明書)若しくは契約書の入手墨田区の改葬許可申請に必要な書類です。改葬先との契約後に入手しましょう。④改葬許可申請改葬許可申請書、使用許可証(受入れ証明書)または契約書の準備ができましたら、墨田区役所にて改葬許可申請を行います。⑤許可証の発行通常の場合、当日に発行されます。この許可証は改葬先の墓地管理者に埋葬する遺骨とともに提出します。(3)墓じまいにかかる費用と内訳墓じまいには、主に以下の3つの費用がかかります。全体の費用はケースによって大きく異なりますが、内訳を理解することで、費用を抑えるための計画が立てやすくなります。墓石撤去費用現在のお墓を撤去し、更地に戻すための費用です。費用相場は1平方メートルあたり10万円〜20万円が目安ですが、都心部特有の作業の難しさ(狭い通路、重機利用の制限など)が費用に影響する可能性があります。お布施・離檀料お墓から魂を抜くための「閉眼供養」や、お寺の檀家をやめる際の「離檀料」です。閉眼供養のお布施は3万円〜5万円程度が相場ですが、離檀料は寺院との関係性や慣習によって大きく変動する場合があります。また必ず請求されるわけではありません。墓じまいのお布施については【墓じまいのお布施】相場・渡し方・注意点 を 離檀料については【離檀料の相場】墓じまい・改葬時の注意点や【高額離檀料請求】墓じまい対処法をご覧ください。改葬先の費用新しいお墓や永代供養墓、納骨堂など、改葬先の供養方法にかかる費用です。供養方法ごとの費用目安は以下の通りです。・永代供養墓:5万円〜200万円他の遺骨と一緒に埋葬する形式(合祀)がもっとも安く、通常の墓石を建てる永代供養墓は100万円を超えるものあります。・納骨堂: 20万円〜200万円都心部の機械式納骨堂は100万円を超えるものがあります。また納骨堂により毎年の維持管理費が必要になるものと契約時に一括払いし、その後の費用が発生しないものがあります。・樹木葬: 10万円〜80万円樹木葬も合祀形式なものから区画で購入するタイプまで様々な形式があります。契約時に内容をよく確認し、どの様な費用が発生するのかも併せて確認しましょう。・散骨: 5万円〜20万円墓じまいして改葬を行ずに海洋散骨する方も多くなっております。業者により散骨する海を選択する事も可能ですが、遠方になるほど費用が高くなる傾向にあります。費用相場や注意点について詳しくは【墓じまい費用】安く抑える方法と相場や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 もご覧ください。3. 墨田区民が選ぶ新しい供養先と具体的な施設情報(1)公営霊園墨田区には、区が直接運営する公営霊園はありません。しかし、東京都の運営する都立霊園を利用することが可能です。なお、墨田区近郊の都立霊園としては谷中霊園があげられます。都立霊園の申し込み条件や抽選倍率などについて、詳しくは【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を解説 をご覧ください。(2)永代供養墓・納骨堂・樹木葬墨田区内には、後継者不要の永代供養墓や利便性の高い納骨堂、自然志向の樹木葬など、多様な供養方法を提供する施設があります。ここでは参考に一例を挙げさせて頂きます。永代供養墓両国回向院:JR両国駅から徒歩5分。歴史ある寺院が運営する納骨堂タイプの永代供養墓。費用目安:約50万〜80万円。霊性院 のうこつぼ:JR総武線「錦糸町駅」徒歩7分。後継者がいなくても安心な「のうこつぼ」永代供養墓。生前申し込みも可能。費用目安:約30万〜60万円。納骨堂本所廟堂: 東京メトロ半蔵門線「押上駅」徒歩6分。自動搬送式でバリアフリー設備が整っており、宗教不問。費用目安:約40万〜100万円。向島たから陵苑: 東武スカイツリーライン「東向島駅」徒歩3分。屋内納骨堂でペット共葬プランあり。永代供養付きの樹木葬も選択可能。費用目安:約50万〜120万円。樹木葬向島たから陵苑: 上記の通り、永代供養付き樹木葬プランを提供。自然志向の方におすすめです。一乗院: JR総武線「両国駅」徒歩10分。永代供養に対応した樹木葬プランがあり、緑に囲まれた静かな環境です。費用目安:約40万〜80万円。お墓の種類ごとの選び方については【永代供養墓】基礎知識・選び方、【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説、【樹木葬】基礎知識・選び方をご覧ください。(3)その他の供養方法:散骨・自宅供養散骨宗教色に縛られず、故人の遺志を尊重した自由な供養が可能です。業者委託により散骨する場合は費用も比較的安価。しかし、散骨した遺骨は元に戻せないため、家族、親族等の同意を得た上で行う方が、後々のトラブルを防ぐことになります。散骨について詳しくは 散骨の基礎知識 費用・注意点を解説 をご覧ください。自宅供養(手元供養)骨を身近に置いて供養できるため、心のよりどころになります。近年では自宅供養の様のケースなども様々な種類が販売されています。しかし、 親族の理解を得る必要があり、将来的に遺骨の行き場も考えておく必要があります。手元供養の注意点は【手元供養】注意点と知っておくべきことをご覧ください。4. 墨田区の墓じまいに関するQ&AQ1:墨田区で改葬許可申請は郵送でもできますか?A1: はい、墨田区では、窓口での申請のほか、郵送でも改葬許可申請が可能です。ただし、書類に不備があると差し戻しになるため、事前に記入内容をしっかり確認することをおすすめします。Q2:墓じまいに補助金や助成制度はありますか?A2: 現在、墨田区独自の墓じまい補助金制度はありません。Q3:墓じまいから改葬まで、どのくらいの期間がかかりますか?A3: 通常、申請から許可証の発行は即日に行われますが、全体の準備には数週間から数ヶ月かかる場合があります。Q4:遠方にあるお墓を墨田区に改葬することは可能ですか?A4: はい、可能です。遠方の墓地での手続きも含めて、行政書士が一括でサポートします。Q5:墨田区の公営霊園に申し込みできる条件は?A5: 墨田区には区営霊園がないため、都立霊園への申し込みとなります。都立霊園の申し込みには、区内への居住年数や、すでに遺骨を持っていることなどの条件が設けられていることが一般的です。詳細は募集時期に確認が必要です。Q6:寺院との離檀交渉が不安です。どうすればいいですか?A6: 離檀の意思を伝える際は、誠意をもって丁寧に話し合うことが大切です。墓じまいの際にどのようにお話すれば良いかは【墓じまい】ご住職への話し方 を参考にご覧ください。Q7:墨田区役所での手続きの所要時間は?A7: 墨田区役所では、書類に不備がなければ通常、即日許可証が交付されます。混雑状況にもよりますが、待ち時間は1時間~3時間程度かかる場合があります。Q8:費用を抑えるための方法はありますか?A8: 永代供養墓や樹木葬など、管理費が不要な供養方法を選ぶことで、長期的な費用を抑えることができます。Q9:親族の合意は必要ですか?A9: 墓じまいは家族・親族の同意が原則です。トラブルを避けるためにも、事前に十分に話し合い、合意形成を行うことが重要です。5. 専門家によるサポートのご案内墨田区役所の改葬許可手続きから墓地返還手続き、改葬先選びのサポート、墓石撤去の見積書取得など、墓じまいから改葬(納骨)まで一式サポートさせて頂きます。当事務所の実績と強み葛飾区を拠点に、墨田区を含む近隣エリアでの豊富なサポート実績をアピール。行政書士としての専門性や、依頼者の不安に寄り添う姿勢を強調します。当事務所では、これまで100件以上の墓じまい・改葬のご依頼を頂いております。具体的な実績は 事務所実績 をご覧ください。これまで行った墓じまい・改葬の一部を掲載しております。・お客様の声: お客様の声・評判|お墓の手続き相談の感想・お問い合わせ:お問合せ|お墓の手続き相談窓口お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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    【荒川区】墓じまい・改葬完全ガイド|都電沿線の供養・手続き・費用を専門家が解説
    都心に近く、古き良き下町情緒が残る荒川区。都電荒川線が街を走り、親しみやすい商店街が活気にあふれるこの地域でも、近年、お墓に関するお悩みを抱える方が増えています。遠方にある先祖代々のお墓の管理が負担になったり、承継者がいなかったりといった問題で、当事務所がある葛飾区に隣接する荒川区からも多数ご相談が寄せられています。この記事では、荒川区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所を持つ方が、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進められるよう、手続きや費用、都電荒川線沿線に特化した改葬先の選び方について、お墓の専門行政書士が詳しく解説します。1. 荒川区の墓じまい事情と供養の選択肢荒川区は、都心にありながら下町文化が色濃く残り、比較的高い高齢化率を背景に、墓じまいや改葬のニーズが高まっています。墓じまいは、単にお墓を撤去して終わりではありません。法律に基づき、ご遺骨を新しい供養先に移すための「改葬」という重要な手続きが伴います。この際、ご遺骨を勝手に移動させることは法律違反となりますので、正確な手続きが必要です。・詳しい流れは、 お墓じまいマニュアル や 改葬(お墓の引越し)マニュアル をご参照ください。2. 荒川区での改葬手続き:役所と寺院との円滑な進め方墓じまいから改葬までの流れを、手続きのステップごとに詳細に解説します。(1)手続きの全体像:3つのステップで進める改葬① ご親族の同意と改葬先の決定墓じまいはご先祖様に関わる重要な決断です。親族間でのトラブルを避けるためにも、まずはご親族の合意を得ておくことが大切です。②荒川区役所での改葬許可申請新しい供養先が決まったら、荒川区役所の戸籍住民課戸籍係に必要書類を提出し、許可証を取得します。③閉眼供養と墓石の撤去法律に則った手続きが完了したら、現在のお墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、石材店に墓石の撤去を依頼します。その後、ご遺骨を新しい供養先へ納骨し、開眼供養を行います。(2)荒川区役所での手続き詳細荒川区役所での手続きは、以下の窓口で対応しています。スムーズに進めるためにも、事前に必要書類を確認しておきましょう。申請窓口:荒川区役所 区民生活部戸籍住民課戸籍係住所: 〒116-8501 東京都荒川区荒川二丁目2番3号電話番号: 03-3802-3111荒川区役所へのアクセス情報都電荒川線:荒川区役所前停留場から徒歩約2分JR・東京メトロ:JR常磐線・東京メトロ千代田線・京成線「町屋駅」から徒歩約15分JR日暮里駅から徒歩約15分東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」から徒歩約15分必要書類改葬許可申請書(荒川区役所HPからダウンロードまたは本庁舎1階4番窓口で入手)・荒川区の改葬許可申請ダウンロード(荒川区の改葬に関する手続き)のページ現在遺骨を埋葬・収蔵している墓地等の管理者の証明書改葬先の遺骨を埋葬・収蔵する墓地管理者の受入れを認める証明書(使用許可書・受入れ証明書等)荒川区の改葬許可申請書には、上記の証明欄があります。別々に取得するか、一枚の申請書を使用するか、状況に応じてご判断ください。なお、申請は郵送でも可能です。但し書類に不備があると申請が受理されずに時間がかかる場合があります。もし不安な場合は、窓口で申請された方が確実です。(荒川区役所の場合、申請受付後から許可証発行までの所要時間は、数十分から1時間程度になります。)3. 費用と対策:荒川区の墓じまい費用を徹底解説墓じまいには、主に以下の3つの費用がかかります。全体の費用はケースによって大きく異なりますが、内訳を理解することで、費用を抑えるための計画が立てやすくなります。・費用相場については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場もご覧ください。①墓石撤去費用現在のお墓を撤去し更地に戻すための費用です。1平方メートルあたり10万円〜20万円が目安ですが、都心部特有の作業の難しさ(狭い通路、重機利用の制限など)が費用に影響する可能性があります。②お布施・離檀料お墓から魂を抜く「閉眼供養」や、檀家をやめる際の「離檀料」です。閉眼供養のお布施は3万円〜5万円程度が相場ですが、離檀料は寺院との関係性や慣習によって大きく変動する場合があります。また、必ず求められるものでもありません。・離檀時のご住職への話し方は【墓じまい】ご住職への話し方を、高額離檀料請求への対処法は【高額離檀料請求】墓じまい対処法 をご参照ください。③改葬先の費用新しいお墓や永代供養墓、納骨堂など、供養方法ごとの費用目安を比較表形式で提示します。・改葬先の選び方は【改葬先】選び方と失敗しない注意点 をご参照ください。4. 荒川区民が選ぶ新しい供養先と都電荒川線沿いの施設情報荒川区ならではの供養先として、都電荒川線沿いに位置する霊園や寺院を中心に、具体的な施設情報を紹介します。都電荒川線は、JR、東京メトロなど各路線との接続も良く、アクセスに優れている点が大きな魅力です。(1)都電荒川線沿いの霊園・寺院(参考)都電荒川線沿線には、利便性が高く、後継者不要の永代供養墓や納骨堂、自然志向の樹木葬など多様な選択肢があります。真宗大谷派 圓通寺(東日暮里): 都電荒川線「三ノ輪橋」からほど近い東日暮里にあります。永代供養に対応した墓地や納骨堂があり、後継者がいなくても安心して利用できます。真言宗豊山派 正圓寺(町屋):町屋駅からアクセスが良く、永代供養墓や屋内納骨堂があり、交通の便を重視する方におすすめです。浄土真宗本願寺派 妙泉寺(荒川): 荒川に位置する寺院で、永代供養墓や納骨堂を提供しています。天台宗 延命院(西日暮里): 日暮里駅から徒歩圏内にあり、永代供養に対応した寺院です。歴史ある場所で静かに供養したい方に向いています。都立 染井霊園(駒込): 都電荒川線「庚申塚」からも比較的アクセスしやすい都立霊園です。都立霊園は競争率が高いですが、管理費が安価な点が魅力です。・都立霊園については【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類 を解説 をご参照ください。染井霊園の詳しい情報は、【染井霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。(2)永代供養墓・納骨堂・樹木葬都心での新しい供養方法として永代供養墓や納骨堂を改葬先に選ぶ方も多くなっています。費用の目安永代供養墓: 5万円〜200万円程度。納骨堂: 20万円〜200万円程度。樹木葬: 10万円〜80万円程度。・ご自身に合った供養方法を選ぶには、それぞれの特徴を理解することが重要です。お墓の種類ごとの選び方については【永代供養墓】基礎知識・選び方、【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説、【樹木葬】基礎知識・選び方 をご覧ください。5. 荒川区の墓じまいに関するQ&AQ1: 荒川区役所での手続きは、本人が行かなければいけませんか?A1: 改葬許可申請書の申請者欄に申請者本人が署名押印されていれば、提出自体は申請者の委任状がなくても可能です。お仕事などで時間がとれない方は行政書士に依頼することも可能です。Q2: 荒川区外のお墓でも手続きは可能ですか?A2: はい、可能です。荒川区内の墓じまい及び改葬から、地方の墓地を墓じまいして荒川区への改葬または荒川区の墓地を墓じまいし他の地域への改葬など、墓じまいから改葬まで一式のサポートをさせて頂きます。Q3: 墓じまいから改葬まで、どのくらいの期間がかかりますか?A3: 通常、申請から許可証の発行は即日に行われますが、全体の準備には数週間から数ヶ月かかる場合があります。書類に不備がない場合、荒川区役所では即日許可証が交付されます。主に時間が係るものとしては、墓地管理者の埋葬証明、改葬先の使用許可証の発行になります。埋葬証明書は墓地管理者(寺院の場合は住職)から頂くため、ご住職の忙しい時期(お盆、お彼岸、年末年始)はすぐに頂けない場合があります。また使用許可証は通常、契約後に発行されますので申請日までに契約を済ませておく必要があります。Q4: 荒川区で改葬許可申請にかかる手数料はありますか?A4: 荒川区役所では、改葬許可申請に手数料はかかりません。Q5: 墓じまい後に永代供養と納骨堂のどちらを選ぶべきですか?A5: 永代供養は、寺院や霊園が永続的に管理・供養する形式で、費用を抑えられることが多いです。一方、納骨堂は遺骨を個別に安置できる施設で、お参りしやすい点がメリットです。ご自身の希望や予算、家族構成に合わせて選ぶことが大切です。・詳しくは【永代供養墓】基礎知識・選び方 と【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説 をご参照ください。Q6: 寺院との離檀交渉が不安です。どうすればいいですか?A6: 離檀の意思を伝える際は、誠意をもって丁寧に話し合うことが大切です。・墓じまいの際にどのようにお話すれば良いかは【墓じまい】ご住職への話し方 を参考にしてください。6. 専門行政書士によるサポート:荒川区の墓じまいならご相談くださいお墓に関するお悩みは、どこに相談すればよいか分からないものです。当事務所は葛飾区を拠点に、荒川区を含む東京都内および全国のご相談を多数お受けしております。複雑な行政手続きから現地でのサポートまで、一貫してご支援します。ご相談頂いた際には、行政書士 大塚が対応させて頂きます。相談無料です。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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    【台東区】墓じまい・改葬完全ガイド|歴史ある街で心安らぐ供養を考える
    はじめに:台東区のお墓事情と墓じまいの背景台東区は浅草寺、上野公園、寛永寺など、日本を代表する歴史・文化の拠点が集まるエリアです。江戸時代から現代まで寺社仏閣が数多く残っており、お墓や供養の習慣も地域性が色濃く表れています。一方で、少子高齢化や核家族化が進むなか、「お墓を継ぐ人がいない」「お寺との付き合いを続けるのが難しい」といった理由から、墓じまいを検討する方が急増しています。特に台東区のように古い寺院が多い地域では、代々続いてきたお墓をどうするかが大きな課題となっています。この記事では、台東区で墓じまい・改葬を進めるにあたり必要な知識や注意点を、専門行政書士がわかりやすく解説します。1. 台東区における墓じまいの特徴と課題台東区で墓じまいを考える際には、地域特有の事情を理解しておくことが重要です。他の区と比べても、歴史的背景や檀家制度の影響が大きいため、慎重に準備を進める必要があります。主な特徴は以下のとおりです。下町文化と寺院の多さ台東区には、地域に根差した中小寺院が多数存在します。檀家制度が今なお残っている寺院も多く、檀家としてのお付き合いが強い場合、お墓を閉じることは単なる「手続き」ではなく、人間関係に配慮した進め方が求められます。高齢化と承継者不足近年は台東区でも高齢化が進み、「子どもや孫が区外に住んでいて墓守ができない」「自分の代で墓じまいを決断したい」という相談が増えています。都立霊園の存在台東区には有名な都立谷中霊園があります。著名な文化人や歴史上の人物が眠ることで知られ、都心にありながら自然豊かな環境を持つ人気の霊園です。ただし、谷中霊園は都立霊園であり、申込みや改葬には東京都が定める独自の制度があります。詳細は【谷中霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご参照ください。これらの要素が絡み合い、台東区の墓じまいをより複雑にしています。2. 台東区での墓じまい・改葬手続き墓じまいを円滑に進めるためには、まず全体の流れを把握しておくことが大切です。流れを知っておくことで、事前に準備すべきことや注意点が明確になり、トラブルを防ぎやすくなります。(1)墓じまいの全体の流れ台東区での墓じまいは、以下のステップで進めます。親族間の話し合い: 墓じまいの方針について親族の合意を得ます。改葬先の決定:新しい霊園・納骨堂・永代供養墓などを選びます。・改葬先の選び方については【改葬先】選び方と失敗しない注意点」をご参照ください。台東区役所での改葬許可申請: 必要書類を提出し、改葬許可証を取得します。閉眼供養と墓石撤去: 僧侶による供養を行い、石材店に撤去を依頼します。新しい供養先で納骨: 改葬許可証を提出し、納骨式を行います。この流れを順番に踏むことで、台東区での墓じまいをスムーズに進めることができます。・お墓じまいの詳細は【お墓じまい】マニュアル、改葬については【改葬】お墓の引越し)マニュアルもご覧ください。(2)台東区役所での改葬許可手続き墓じまいの中心的な行政手続きは、台東区役所での「改葬許可申請」です。申請窓口や必要書類を把握しておくことで、申請をスムーズに行えます。申請窓口:台東区役所 戸籍住民サービス課 届出担当住所: 〒110-8615 東京都台東区東上野4-5-6(本庁舎1階)電話番号: 03-5246-1162(戸籍住民サービス課)受付時間: 平日8:30〜17:15必要書類改葬許可申請には、以下の書類が必要です。改葬許可申請書:区役所1階の窓口で入手または台東区役所HP(改葬許可申請ページ)からダウンロードできます。埋葬証明書(原本):現在(埋葬元)の墓地管理者に証明してもらいます。受入れ証明書(原本)・使用許可証(写し):改葬先の墓地管理者から発行してもらいます。印鑑:申請人の印鑑(三文判でも可。但しスタンプ印は不可)※改葬許可申請書欄に埋葬証明・受入れ証明の欄があります。こちらに埋葬元・改葬先の墓地管理者から記名押印を頂いた場合は、埋葬証明書・受入れ証明書等の書類は不要になります。郵送で申請を行う場合提出先窓口:戸籍住民サービス課申請書および添付書類をあわせて戸籍住民サービス課宛に郵送します。その際には切手を貼った返信用封筒も忘れずに同封してください。また連絡先の電話番号も記載しておきましょう。3. 台東区で増える「寺じまい」と離檀の問題台東区では、墓じまいと同時に「寺じまい(離檀)」の問題も増えています。檀家制度が色濃く残る地域であるため、寺院との関係を整理することが墓じまいと表裏一体になっているケースがあります。離檀とは檀家をやめて寺院との関係を解消することを「離檀」と呼びます。埋葬されている遺骨を全て他の場所に改葬する場合は、通常、離檀したうえで墓地を撤去し更地に戻して返還することになります。離檀の際には、離檀届を提出することが一般的です。離檀料の注意点離檀の際には「離檀料」が求められることがあります。(必ず求められるものではありません。)離檀料には法的な基準や相場がありません。慣習的に「お布施」として支払うケースが多いですが、トラブルも発生しています。数万円から数百万円と幅があり、高額請求を受ける場合もあります。こうした事情から、離檀を検討する場合は、事前に寺院と丁寧に話し合いを行いましょう。・墓じまい・離檀の注意点は【墓じまい・離檀】最初の相談で揉めないポイント や【墓じまいトラブル事例集】原因と予防策 をご覧ください。4. 台東区の新しい供養先墓じまいの後は、新しい供養先を選ぶ必要があります。台東区は都心に位置しているため、アクセスが良い納骨堂や永代供養墓が豊富にあり、選択肢が広がります。台東区内の主要な霊園・寺院都心に位置する台東区では、駅からのアクセスに優れた寺院や納骨堂が多く、お墓参りの利便性も高いのが特徴です。都立谷中霊園: 都心にありながら広大な敷地を持つ都立霊園です。・谷中霊園での墓じまい・改葬については【谷中霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。浅草浄苑(東本願寺):浅草寺の近くに位置し、浄土真宗東本願寺派の本山が運営する屋内型納骨堂で、後継者が不要な永代供養に対応しています。田原町駅から徒歩5分というアクセスに加え、快適な参拝環境が特徴です。上野さくら浄苑: JR上野駅から徒歩数分という抜群の立地にある屋内型納骨堂です。都心にありながら、豊かな緑に囲まれた落ち着いた雰囲気が魅力で、永代供養にも対応しています。・改葬先の選び方については【改葬先】選び方と失敗しない注意点 をご参照ください。5. 台東区の墓じまいに関するQ&A台東区での墓じまいを検討する方からよくいただく質問をまとめました。あらかじめ知っておくことで、安心して手続きを進められます。Q1:台東区内のお墓から都外へ改葬できますか?A1: 可能です。改葬先が都外でも、台東区役所で改葬許可証を取得すれば問題ありません。よく間違いやすいのですが、改葬許可申請は、あくまでも現在所有するお墓(改葬元)の地域を管轄する自治体に申請します。改葬先ではありませんのでご注意ください。Q2:改葬許可申請にはどれくらい時間がかかりますか?A2:申請が受理されましたら、混雑状況にもよりますが数十分~1時間程度で許可証が発行されます。申請書には添付する書類もありますので事前に準備しておきましょう。Q3:お寺が埋葬証明を拒否したら?A3: まずは誠意を持って話し合いましょう。本人同士で話し合いが難しい場合は弁護士等に相談してみましょう。Q4:墓石の撤去費用はどれくらいですか?A4: 一般的に1基20万〜50万円程度が相場です。お墓の石材の量や面積、お墓の設置場所の作業性などに金額がことなります。Q5:台東区役所への手続きは専門行政書士に依頼できますか?A5: 可能です。区役所の手続きはもちろん。墓地返還手続きや石材店からの撤去見積書の取得、改葬先のアドバイスやご紹介も可能です。また遺骨の取出しや納骨までお客様に代わり立ち合うことも可能です。6. 専門行政書士に依頼するメリット台東区での墓じまい・改葬の手続きは、一見シンプルに見えても、実際には寺院・霊園への墓地返還手続きや区役所での改葬許可申請、その他、使用許可証や受入れ証明書の準備など、スムーズに改葬を進めるために行う手順があります。当事務所は100件以上の墓じまい・改葬を行った経験をもとにお客様のサポートをさせて頂きます。サポート内容は以下になります。区役所への改葬許可申請の代行台東区役所での改葬許可申請手続きを正確に代行し、書類不備によるやり直しを防ぎます。手続きに関する専門的なアドバイスどのような流れですすめるべきか、費用はどれくらいかかるのか、改葬先はいつまでに決めればよいか、など経験に基づいたアドバイスをさせて頂きます。全国の改葬先との調整サポート台東区内に限らず、都外・地方の霊園や納骨堂への改葬について、必要な手続きや書類の整備をスムーズに行います。またお客様に代わって現地立会いも可能です。安心して手続きを進められるサポート改葬に関わる書類作成や提出を専門家に任せることで、依頼者は手続きに不安を感じることなく、新しい供養先の準備に集中できます。こうした専門的なサポートは、初めて墓じまい・改葬を行う方にとって大きな助けとなります。・当事務所の具体的なサポートは【お墓じまい】相談・手続代行 や【改葬(お墓の引越し)】相談・手続代行をご覧ください。まとめ:台東区での墓じまいは専門家にご相談を台東区は歴史ある寺院が多く、地域特有の事情から墓じまいが複雑になりやすい地域です。離檀や区役所の手続き、都立霊園の制度など、多岐にわたる調整が必要となります。大塚法務行政書士事務所では、台東区を含む東京都全域での墓じまい・改葬サポートに豊富な実績がありますのでお気軽にご相談ください。相談無料です。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 北区の地図
    【北区】墓じまい・改葬完全ガイド|活気あふれる街で考える供養のカタチ
    はじめに:活気あふれる北区で考える墓じまいの背景荒川と隅田川に挟まれ、赤羽や王子といった活気あふれる街が広がる北区。都心へのアクセスの良さと、穏やかな住宅地が共存するこの地域でも、近年、お墓に関する悩みを持つ方が増えています。遠方にある先祖代々のお墓の管理が負担になったり、お墓を継ぐ人がおらず将来が不安だったりといったお悩みは、決して珍しいことではありません。この記事では、北区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所を持つ方が、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進められるよう、お墓の専門行政書士である大塚法務行政書士事務所が、地域特有の事情に合わせた進め方を丁寧に解説します。1. 北区における墓じまいの特徴と課題北区で墓じまいを考える際には、地域特有の事情を理解しておくことが重要です。・高い高齢化率と承継者不足: 北区は都内でも特に高齢化率が高い地域のひとつであり、それに伴い「お墓を継ぐ人がいない」「子どもに負担をかけたくない」といった相談が増加傾向にあります。・都立霊園の近接性:北区内には都立霊園はありませんが、近隣の谷中霊園や染井霊園へのアクセスが良好です。都立霊園での手続きを検討する際は、独自の制度や申込条件があるため、事前の情報収集が不可欠です。・交通の利便性:JR京浜東北線や東京メトロ南北線、都電荒川線など、複数の路線が乗り入れているため、都心はもちろん、近隣の霊園へのアクセスも容易です。このような地域特有の事情が絡み合うため、北区での墓じまいは、一つひとつのプロセスを丁寧に進めていくことが大切です。2. 北区での墓じまい・改葬手続きガイド墓じまいを円滑に進めるためには、まず全体の流れを把握しておくことが大切です。流れを知っておくことで、事前に準備すべきことや注意点が明確になり、トラブルを防ぎやすくなります。(1)墓じまいの全体の流れ墓じまいは、以下のステップで進めていきましょう。詳しい流れは お墓じまいマニュアル や 改葬(お墓の引越し)マニュアル をご参照ください。ご親族との話し合い:墓じまいの方針について親族の同意を得ます。改葬先の決定: 新しい霊園・納骨堂・永代供養墓などを選びます。北区役所での改葬許可申請:必要書類を提出し、改葬許可証を取得します。閉眼供養と墓石撤去: 僧侶による供養を行い、石材店に撤去を依頼します。新しい供養先で納骨: 改葬許可証を提出し、納骨式を行います。この流れを順番に踏むことで、北区での墓じまいをスムーズに進めることができます。(2)北区役所での改葬許可手続き墓じまいの中心的な行政手続きは、北区役所での「改葬許可申請」です。申請窓口や必要書類を把握しておくことで、申請をスムーズに行えます。申請窓口:北区役所 戸籍住民課 戸籍係(北区役所第二庁舎2階)住所: 〒114-8508 東京都北区王子本町1-2-11電話番号:03-3908-8710受付時間:平日(月曜~金曜)の午前8時30分~午後5時(休日や受付時間以外は申請を受付けてません。)必要書類:改葬許可申請書(墓地使用者と申請者が異なる場合は承諾書)北区の申請書および承諾書は、こちらの北区HPからダウンロード できます。ちなみに北区の場合、使用許可証の原本提示や受入れ証明書は不要ですので、墓地使用者が申請する場合は、改葬許可申請書1枚で申請できます。3. 費用と対策:北区の墓じまい費用を徹底解説墓じまいにかかる費用は、主に以下の3つです。全体の費用はケースによって大きく異なりますが、内訳を理解することで、費用を抑えるための計画が立てやすくなります。墓石撤去費用1平方メートルあたり10万円〜20万円が目安です。墓石の量が多い場合、面積が広い場合、墓所の前の通路が狭く重機が入らないため手作業になる場合など通常の費用より高くなる場合があります。まずは見積書を取得して確認してください。お布施・離檀料墓じまいの際には、ご遺骨を取り出す前に閉眼供養(魂抜き)を行うことが一般的です。この際のお布施は3万円~5万円程度が相場になります。そのほか、離檀を伴う場合は、寺院側から離檀料を求められる場合があります。離檀料は法的な基準や相場がないため、トラブルにならないよう丁寧な話し合いが重要です。改葬先の費用永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、供養方法ごとの費用目安を比較表形式で提示します。永代供養墓5万円〜200万円寺院や霊園が永続的に管理・供養。費用が比較的安価で、合祀形式が最も安く抑えられます。納骨堂20万円〜200万円屋内で遺骨を安置。都心からのアクセスが良く、天候に左右されずにお参りできます。樹木葬10万円〜80万円墓石の代わりに樹木を植え、自然に還ることを望む方に適した供養方法です。費用相場については 【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や 【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 もご覧ください。4. 北区の新しい供養先:利便性を重視した選択肢墓じまいの後は、新しい供養先を選ぶ必要があります。北区は都心からのアクセスが良いため、近隣の霊園や納骨堂、または遠方の霊園への改葬など、多様な選択肢があります。北区民が利用しやすい主要な供養先(参考)・都立染井霊園(豊島区):駒込駅・巣鴨駅から徒歩圏内に位置し、都心からのアクセスが非常に良い都立霊園です。北区民も利用可能です。染井霊園の詳細は【染井霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。・正光寺(赤羽浄苑): 東京メトロ南北線「赤羽岩淵駅」から徒歩3分に位置する寺院です。永代供養・樹木葬・個別墓など多様な供養形式に対応しています。・王子善光寺: 寺院内に永代供養塔「やすらぎの塔」および納骨堂「倶会一処の塔」を設置しています。改葬先の選び方は【改葬先】選び方と失敗しない注意点 をご覧ください。5. 北区の墓じまいに関するQ&A北区での墓じまいを検討する方からよくいただく質問をまとめました。Q1:北区役所への手続きは郵送でも可能ですか?A1: はい、可能です。北区役所は郵送での改葬許可申請に対応しています。(切手を貼った返信用封筒を忘れずに同封してください。)ただし、書類に不備があると受理されない可能性があります。ご自身で申請が難しい場合は、当事務所にご相談ください。Q2:墓じまいに補助金や助成金はありますか?A2: 現在、北区独自の墓じまい補助金制度はありません。Q3:墓じまい後に永代供養と納骨堂のどちらを選ぶべきですか?A3: 永代供養は費用が比較的安く、納骨堂はアクセスの良さやプライバシーが保たれる点がメリットです。ご自身の希望や予算に合わせて選ぶことが大切です。永代供養墓と納骨堂の選び方は、【永代供養墓】基礎知識・選び方、【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説 をご覧ください。Q4:墓じまいから改葬まで、どのくらいの期間がかかりますか?A4: 通常、申請から許可証の発行は即日に行われますが、全体の準備には数週間から数ヶ月かかる場合があります。Q5:墓石の撤去費用はどれくらいですか?A5: 一般的に1基20万〜50万円程度が相場です。石材店により異なります。同じお墓でも石材店により10万円以上の差が出る場合もありますので、可能であれば数社の石材店から見積書を取得しましょう。お墓じまいや改葬に掛かる費用の詳細は【墓じまい費用】安く抑える方法と相場、【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場をご覧ください。Q6:お墓を建てる人(祭祀承継者)をどうやって決めればよいですか?A6: 祭祀承継者は、原則として慣習や被相続人の意思に基づいて決まります。話し合いで決まらない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることもできます。お墓の承継については【お墓の承継】基本と法律 をご覧ください。Q7:北区にある今の墓を墓じまいして散骨をするには、どのようにすればよいですか?散骨は改葬にはあたらない為、北区役所での改葬許可申請は不要になります。ただし散骨業者により墓地管理者の埋葬証明書を求められる場合があります。必要な書類は各業者により異なりますので、詳細は散骨業者にご確認ください。散骨の費用や注意点は【散骨の基礎知識】費用・注意点をご覧ください。6. 専門行政書士によるサポート:北区の墓じまいならご相談ください。北区での墓じまい・改葬は、役所での手続きや、近隣の都立霊園への改葬など、複雑な事情が絡むことがあります。当事務所は、葛飾区を拠点に北区を含む近隣エリアのサポート実績が豊富です。当事務所は墓じまい専門行政書士として15年以上の経験があり、これまでに100件以上の墓じまい・改葬に関わらせて頂きました。その経験をもとに、お客様に適切なアドバイスやサポートを行わせて頂きます。相談無料ですので、お墓のことで不明点がありましたら お気軽にご相談ください。行政書士 大塚が対応させて頂きます。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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    【江東区】墓じまい・改葬完全ガイド|新旧の街で考える供養の新しい形
    はじめに:新旧の顔を持つ江東区で考えるお墓の未来都心に隣接し、再開発が進むベイエリアの「新しい街」(豊洲、有明)と、深川や門前仲町といった歴史ある「古い下町」が共存する江東区。この街では、次のように「新旧それぞれの住民層」で異なるお墓の悩みが生まれています。新しい住民層: タワーマンションに住む若い世代が、遠方にある実家のお墓の管理に頭を悩ませています。古い住民層: 代々続くお墓の承継者がおらず、墓じまいを検討する家庭が増加しています。この記事では、江東区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所を持つ方が、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進められるよう、お墓の専門行政書士である大塚法務行政書士事務所が、江東区ならではの事情に合わせた進め方を丁寧に解説します。1. 墓じまいとは?江東区で増えている理由「墓じまい」とは、現在あるお墓を閉じ、遺骨を取り出して新しい供養先へ移すことを指します。江東区で墓じまいが増えている主な理由は以下の通りです。・承継者不足:下町の寺院墓地では代々続いてきたお墓を維持できない世帯が増加しています。→ お墓の承継問題は お墓の承継トラブルQ&A・事例と対策 をご覧ください。・生活スタイルの変化:豊洲・有明エリアに住む若い世代は、遠方の実家墓の維持を続けにくいという悩みがあります。→ 遠方のお墓の墓じまいは 遠方のお墓の墓じまい手続きの流れと注意点をご参照ください。・利便性を重視する傾向:「アクセスが良い永代供養墓」や「屋内型納骨堂」へ移す選択肢が増えています。2. 江東区で墓じまいを進める流れ墓じまいは、次のステップで進めるのが基本です。① 兄弟・親族間との話し合いまずはご家族・親族と墓じまいについて話し合います。墓じまいは手続き以上に「心の整理」でもあるため、後々のトラブルを避けるために親族等の同意を得ておきましょう。② 改葬先の決定永代供養墓・納骨堂・樹木葬など、どこに遺骨を移すのかを決定します。→改葬先を選ぶ際は【改葬先】選び方と失敗しない注意点 の記事を参考にしてください。③ 江東区役所での改葬許可申請改葬には「改葬許可証」が必要です。これがないと改葬先で納骨することはできません。→ 改葬許可申請書の書き方は【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 をご参照ください。④ 閉眼供養・墓石撤去寺院の僧侶に読経を依頼し、魂を抜いた後に石材業者が墓石を撤去します。→石材店の選び方は墓じまい時の石材店の選び方と費用 も参考にしてください。⑤ 新しい供養先での納骨改葬先に「改葬許可証」を提出し、納骨して完了です。3. 江東区役所での改葬許可手続き江東区の改葬許可手続きは、区民課 戸籍係が窓口となります。窓口:江東区役所 区民部区民課 戸籍係(本庁舎2階1番窓口)住所: 〒135-8383 東京都江東区東陽4丁目11番28号電話番号: 03-3647-3163必要書類改葬許可申請書:(江東区役所で入手または、江東区のHPからダウンロードできます。)埋葬証明書:現在の墓地(改葬元)の墓地管理者から証明してもらいます。使用許可証・受入れ証明書等:改葬先の墓地・納骨堂等の使用権原があることの証明書江東区の場合、墓地管理者の埋葬証明は申請書の記載欄にありますので、こちらに署名押印を頂く場合は、別途、埋葬証明書を取得する必要はありません。なお、豊洲特別出張所では改葬許可申請書を受付しておりませんのでご注意ください。江東区役所へのアクセス最寄りの駅:東京メトロ東西線 東陽町駅:徒歩5分江東区役所へバスでお越しの際は、最寄りのバス停「江東区役所前」をご利用いただくのが便利です。このバス停には、以下の主要なバス路線が乗り入れています。錦22系統: JR総武線 錦糸町駅から出発し、東大島駅などを経由して江東区役所前に停車します。東22系統:東京駅丸の内北口から錦糸町駅前へ向かう路線です。門21系統:門前仲町から江東区役所前を経由し、東大島駅方面へ運行しています。これらの路線を利用することで、JR総武線や東京メトロ東西線沿いの各駅からもスムーズにアクセスできます。バス停からは徒歩1分ほどで区役所に到着します。4. 江東区の墓じまい費用と相場墓じまいにかかる費用は以下のように分かれます。墓石撤去費用1㎡あたり10万〜20万円が目安です。江東区の寺院墓地は敷地が狭く、作業車が入りにくい場所もあるため、追加費用が発生するケースがあります。閉眼供養閉眼供養は3万〜5万円程度のお布施が相場といえます。また寺院によっては離檀料を求められる場合があります。新しい供養先の費用・永代供養墓:5万〜200万円シンボル的な記念碑等もとに埋葬する形式の方が安価といえます。5万円~50万円程度。墓石を建立するタイプの永代供養墓は100万円~200万円程度。・納骨堂:20万〜200万円都心部の機械式納骨堂は、80万円~200万円程度。・樹木葬:10万〜80万円合葬形式の方が費用が安く、区画で購入するタイプは、合葬形式よりも費用が高くなります。→費用相場について詳しくは【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場もご覧ください。5. 江東区で選ばれる新しい供養先江東区では、住民のライフスタイルや地域性に応じて、選ばれる供養先にも特徴があります。豊洲・有明といった新しい街では利便性や管理のしやすさが重視され、深川や門前仲町などの歴史ある街では寺院とのつながりや安心感が求められる傾向があります。さらに区外の都立霊園も、多くの区民に利用されています。→ 新しい供養先の選び方については【改葬先】選び方と失敗しない注意点も参考にしてください。(1)豊洲・有明エリア(新しい街)再開発が進む豊洲・有明エリアでは、利便性と現代的な設備を備えた供養先が人気です。代表的なのは屋内型納骨堂で、ICカードを使った自動搬送式の施設が増えています。参拝時にはカードをかざすと厨子が自動で搬送され、冷暖房完備の空間で快適にお参りができます。管理はすべて施設側に任せられるため、承継者がいない家庭や共働き世帯にも選ばれています。また、都市型の樹木葬も注目されています。都市の中で緑に囲まれた環境に遺骨を納めるもので、自然志向の若い世代に支持されています。永代供養が付いているケースが多く、維持費の心配が不要な点もメリットです。(2)深川・門前仲町エリア(古い街)歴史ある下町エリアの深川や門前仲町では、地域に根付いた寺院墓地の需要が根強く残っています。特に、寺院が運営する永代供養墓は信頼性が高く、定期的な法要が行われるため「安心して供養を任せられる」との声が多くあります。代々続く檀家としてのつながりを重視する家庭にも選ばれやすい供養方法です。さらに、境内で行う樹木葬も増えています。寺院境内の樹木の下に遺骨を納めるスタイルで、自然に還りたいという希望を持ちながらも、宗教的な儀式や供養をしっかりと行いたい人に向いています。(3)江東区からアクセスしやすい都立霊園江東区内には都立霊園はありませんが、近隣区にある霊園へのアクセスが良いため、多くの区民に利用されています。→都立霊園の申込は【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を解説 をご覧ください。・谷中霊園: 日暮里駅から徒歩圏内で、桜並木が美しいことでも知られています。都心にありながら落ち着いた雰囲気で、多くの人に選ばれています。→ 谷中霊園の詳細は【谷中霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご参照ください。・青山霊園: 港区にあり、都内屈指の歴史ある霊園です。著名人のお墓も多く、格式の高さと管理体制の良さで人気があります。→ 青山霊園の詳細は【青山霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご参照ください。・八柱霊園: 八柱霊園は千葉県松戸市にあり、広大な敷地を持つ都立霊園です。JR武蔵野線「新八柱駅」が最寄りとなり、そこからバスを利用することでスムーズに霊園へ行くことができます。広大な敷地のため車でのアクセスも便利ですが、お盆やお彼岸の時期は混雑に注意が必要です。→八柱霊園の詳細は【八柱霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご参照ください。(4)選ばれる供養先の傾向江東区全体で見ると、利便性を重視する新しい街では納骨堂や都市型樹木葬が、地域とのつながりを大切にする古い街では寺院型永代供養墓や境内型樹木葬が選ばれる傾向があります。いずれも共通して「管理のしやすさ」「将来的な安心感」が重視されており、従来の家族墓から永代供養型の供養先へと移行するケースが年々増えています。6. 江東区の墓じまいに関するQ&AQ1:江東区役所の改葬手続きは郵送できますか?A1: はい、郵送可能です。ただし記入漏れ・印鑑不備に注意してください。Q2:江東区で墓じまい補助金はありますか?A2: 現時点で江東区独自の補助制度はありません。Q3:永代供養と納骨堂、どちらがよい?A3: 永代供養は費用を抑えやすい、納骨堂はアクセスや利便性が高いという違いがあります。Q4:墓じまい後の遺骨はどうすれば?A4: 新しいお墓への埋葬の他、永代供養、樹木葬、散骨、手元供養など多様な選択肢があります。→ 墓じまい後の遺骨については、墓じまい後の遺骨の処理・処分方法 をご参照ください。Q5:墓じまいをする際、親族の了承は必要ですか?A5: 形式的には祭祀承継者(主催者)の判断で進められますが、親族間のトラブル防止のため合意形成は必須です。特に地方のお墓を江東区内へ改葬する場合、「勝手に遺骨を動かされた」との感情的な対立が起きることもあります。事前に説明と相談を行うことが重要です。Q6:墓じまいにはどれくらいの期間がかかりますか?A6: 平均的には1〜2か月程度です。墓地管理者の埋葬証明書、改葬先の使用許可証・受入れ証明書の取得などに時間がかかる場合あります。寺院墓地の場合、お盆・お彼岸・年末年始などの繁忙期や寺院側の都合でさらに時間を要するケースもあります。7. 専門行政書士に相談するメリット区役所への申請手続き代行: 申請に必要な書類の確認・作成から江東区役所への申請まで専門行政書士が一括して行わせて頂きます。費用相場や業者の選び方を具体的にアドバイス: お布施・墓地撤去費用・改葬先の費用の相場や選び方もアドバイスさせて頂きます。お客様のご希望により当事務所とのネットワークがある業者のご紹介も可能です。墓じまいをから改葬まで一式サポート: お墓じまいから改葬(納骨)までの流れや準備しておくことなどもアドバイスさせて頂きます。またお客様に代わって現地たちも可能です。まとめ江東区は「新しい街」と「古い街」が共存する地域であり、墓じまいの悩みも多様です。役所での改葬許可申請、費用の相場、豊洲や深川での供養先選びなど、一つひとつ丁寧に準備することが大切です。大塚法務行政書士事務所では、江東区を含む都内全域で数多くの墓じまいサポート実績があります。「何から始めればいいのか分からない」という段階からご相談可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 品川区の地図
    【品川区】墓じまい・改葬完全ガイド|専門家が手続き・費用・供養先を徹底解説
    はじめに:タワーマンションと旧東海道、二つの顔を持つ品川区で考えるお墓の未来交通の要衝である品川駅周辺の再開発で進化を続ける品川区は、都心でありながら、旧東海道の宿場町として栄えた歴史的な街並みも残っています。新旧が融合したこの街では、住民のお墓に対する考え方も多様化しています。品川区の住民が直面する代表的なお悩みは大きく二つに分けられます。タイプA:「代々のお寺との付き合いが…」: 品川宿に代表される歴史ある街に住み、昔ながらの檀家制度や寺院との関係に悩む方。タイプB:「地方のお墓の管理が負担で…」: 再開発エリアのタワーマンションに住み、都心での忙しい生活と遠方にあるお墓の維持にギャップを感じている方。この記事では、品川区にお住まいの方や区内の霊園・寺院にお墓をお持ちの方に向けて、この二つの悩みに寄り添いながら、品川区での墓じまい・改葬をスムーズに進めるための具体的な手続き・費用、そして品川区ならではの供養の選択肢を、お墓の専門行政書士が解説します。1. 墓じまいへの第一歩:お悩み別に知っておくべきこと墓じまいは、単なる墓石の撤去ではなく、ご先祖様の大切な遺骨をどう供養するかという重要な決断です。ここでは、品川区の住民が抱える代表的なお悩みに沿って、最初に行うべき準備を解説します。タイプA:お寺との関係を円満に解消したい歴史ある寺院が多い品川区では、墓じまいが「寺じまい」と結びつくケースも少なくありません。代々続いてきたお付き合いを解消する際は、感情的な対立を避け、丁寧な対話が不可欠です。まずはご住職に相談する際、いきなり結論を伝えるのではなく「検討している」という形で切り出すことが大切です。離檀の際には「離檀料」を求められることがあります。離檀料に法的基準がないため、寺院の慣習で金額が変動することがあります。高額な離檀料を請求された場合は、ご自身の状況と伝え交渉してみましょう。もし話し合いがつかない場合、国民生活センターや弁護士に相談。「歴史ある寺院が多い品川区では、墓じまいが「寺じまい」と結びつくケースも少なくありません。代々続いてきたお付き合いを解消する際は、感情的な対立を避け、丁寧な対話が不可欠です。もし、ご住職との話し合いに不安がある場合は、ご自身のお気持ちや改葬の理由をお手紙に整理してから相談に臨む方法があります。当事務所は、ご依頼者様のお気持ちを整理し、ご住職へ失礼のないよう伝えるための文書作成のサポートやどの様にご住職にお話しすればよいのかなど一般的なマナーについてのアドバイスもさせて頂きます。→ご住職への具体的な伝え方については【墓じまい】ご住職への話し方 をご参照ください。タイプB:遠方のお墓を近くに移したい地方に実家のお墓があり、仕事や家庭の事情でお墓参りが難しい方も多いでしょう。この場合、まず品川区内のアクセスの良い納骨堂や、管理負担がない永代供養墓、自然志向の樹木葬など、新しい供養先を決める必要があります。また、地方のお墓を墓じまいして品川区に改葬するには、現地の墓地管理者や役所との煩雑な連絡調整が必要になり、どうしても時間と労力がかかります。特に、遠方にある墓地の管理者から、改葬許可申請に必要な埋葬証明書をもらい、管轄の自治体に申請するには、時間が掛かる場合があります。当事務所は、ご依頼者様が現地へ足を運ぶことなく、地方自治体との手続きを一括で代行しスムーズな改葬手続きを行わせて頂きます。→ 遠方のお墓の手続きについては【遠方のお墓】墓じまい手続きの流れと注意点 をご参照ください。2. 品川区役所での墓じまい・改葬手続きガイド墓じまいの中心となる行政手続きは、法律で定められた「改葬許可証」の取得です。品川区の墓地を墓じまいする場合、品川区役所に申請します。改葬許可証の取得窓口: 品川区役所 戸籍住民課戸籍届出係(区役所議会棟3階)住所: 〒140-8715 品川区広町2-1-36電話番号: 03-5742-6657品川区役所へのアクセス品川区役所へのアクセスは、JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線「大井町駅」から徒歩5分と非常に便利です。また、京浜急行線「青物横丁駅」からも徒歩12分でアクセスできます。主要駅からのアクセス情報も把握しておくと、手続きがよりスムーズになります。必要な書類改葬許可申請書(区役所HPからダウンロード可)。埋葬証明書(現墓地の管理者が発行)。申請書に埋葬証明の記載欄があります。その場合、別途埋葬証明書を提出する必要はありません。※品川区では、改葬先墓地の使用許可証の原本提示や受入れ証明書の提出は不要になります。従って改葬先の霊園等が決まっていれば契約を後で行うことも可能です。※【郵送申請の注意点】 品川区では郵送での申請も可能です。ただし、書類不備があると手続きが遅れるため、返信用封筒(切手貼付)と日中連絡が取れる電話番号を記載しておくことが重要です。3. 品川区の墓じまい費用と地域特有の相場墓じまいの費用は、主に墓石撤去費用、お布施・離檀料、改葬先の費用で構成されます。都心部である品川区ならではの費用の特徴も理解しておくことが重要です。① 墓石撤去費用1㎡あたり10万〜20万円が目安です。都心部の墓地は通路が狭く、重機が使えないため手作業になる場合があります。これにより費用が割高になる可能性もあるため、事前に複数の石材店から見積もりを取りましょう。→ 石材店の選び方については【墓じまい】石材店の選び方と費用 で詳しく解説しています。② お布施・離檀料お墓から魂を抜くための「閉眼供養」や、お寺の檀家をやめる際の「離檀料」です。閉眼供養のお布施は3万円〜5万円程度が相場になります。離檀料は寺院によって請求される場合とされない場合があり、寺院により金額も異なります。ちなみに霊園等の墓地を墓じまいする場合、閉眼供養を行わない方もおります。また、改葬(納骨)先の霊園においても開眼供養を行わない方もおります。但し、寺院墓地の場合は、原則、供養を行います。霊園の場合、供養を行うかどうかはご自身のお気持ち次第ともいえます。③ 改葬先の費用(目安)新しい供養方法によって費用は大きく異なります。永代供養墓5万円〜200万円納骨堂20万円〜200万円樹木葬10万円〜80万円→ 品川区の墓じまい費用を安く抑える方法については、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 をご覧ください。4. 品川区民が選ぶ新しい供養のカタチ墓じまいの後、遺骨をどこに供養するかは最も重要な決断です。品川区の地理的特徴や住民のライフスタイルに合わせて、供養先の選択肢を3つのタイプに分けてご紹介します。(1) 利便性重視の屋内型納骨堂品川区や近隣区には、都心からのアクセスが良く、バリアフリー設備が整った屋内型納骨堂が増えています。大井町浄苑:大井町駅から徒歩圏内にある屋内型納骨堂です。ICカードで参拝できる自動搬送式で、快適にお参りができます。品川区内の納骨堂の例: 應慶寺 目黒御廟(上大崎)、安養院 ひかり陵苑(西五反田)、天妙国寺 永代供養納骨堂 鳳凰堂(南品川)などがあります。費用と注意点納骨堂の費用は、収蔵する遺骨の数や使用期限、個別安置か合祀かなどによって大きく異なります。費用相場: 品川区の納骨堂の費用相場は70万〜80万円程度とされていますが、25万円程度から利用できる施設もあれば、数百万円に及ぶ施設もあります。年間管理費:年間管理費がかかる場合と、永代使用料に管理費が含まれている場合があります。安置期間:個別安置の期間が「13回忌まで」「33回忌まで」などと定められていることが多く、期間後は合祀となるのが一般的です。宗旨・宗派:宗教・宗派を問わないところがほとんどですが、事前に確認が必要です。→ 品川区で納骨堂を選ぶときの費用と注意点について詳しくは【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説 をご覧ください。(2) 自然に還る都市型樹木葬自然志向の方や、お墓の管理負担をなくしたい方には樹木葬が選ばれています。品川区内の寺院や近隣の霊園でも、樹木葬プランが増加傾向にあります。妙國寺(品川区北品川): 歴史ある寺院の境内で提供される樹木葬は、安心して供養を任せられると人気です。品川区内の樹木葬の例:品川永代供養樹木葬「欅の杜」(北品川)、品川樹木葬「ふれあいガーデン」(東大井)、泊舩寺ガーデン墓地(大井)、本立寺 島津山庭苑(東五反田)などがあります。費用と注意点樹木葬は、庭園型や里山型など、様々なタイプがあります。費用相場:品川区の樹木葬の費用相場は65万円程度とされていますが、15万円から利用できる施設もあれば、100万円以上かかる場合もあります。個別埋葬か合祀か: 遺骨を個別に埋葬するタイプと、最初から他の人と一緒に埋葬する「合祀」タイプがあります。管理費の有無: 多くの樹木葬は年間管理費が不要ですが、一部の施設では管理費がかかる場合があります。プレートや石碑:個別のプレートや石碑を設置できるかどうか、費用が別途かかるかどうかも確認が必要です。→ 樹木葬について詳しくは【樹木葬】基礎知識・選び方 をご参照ください。(3) 広大な都立霊園への改葬品川区には区営霊園がないため、近隣の都立霊園へのアクセスが良好です。特に、青山霊園や多磨霊園は品川区民の改葬先として多く選ばれています。・都立 青山霊園(港区): 品川駅から地下鉄やバスを利用してアクセス可能であり、都心にありながら広大な敷地を持つ格式高い霊園です。但し非常に人気が高いため、抽選になかなか当選しない場合もあります。→青山霊園の詳細は【青山霊園】墓じまい・改葬手続き代行をご覧ください。・都立 多磨霊園(府中市): 都内最大の公営霊園です。広々とした敷地と豊かな緑が特徴で、永代供養墓や樹林墓地など多様な供養方法があります。品川区からのアクセスは、JR山手線・京王線・西武多摩川線などを乗り継いで行く方法や、車を利用する方法があります。→多磨霊園の詳細は【多磨霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。・都立霊園の募集:都立霊園は常時募集しているわけではなく、公募時期や応募資格が定められています。品川区民は東京都内に5年以上在住しているなどの条件を満たせば申し込むことができます。→ 都立霊園の申込方法や要件は【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を解説 をご覧ください。5. 品川区の墓じまい・改葬の相談例当事務所では品川区在住の方を含め都内の方から多くのご相談・ご依頼を頂いております。特に地方の墓地を墓じまいして、ご自宅の品川区、あるいは近辺の永代供養墓に改葬したいとのご相談が一番多くなっております。次に品川区内にある墓地を墓じまいして、近隣の永代供養墓へ改葬したいとのご相談が続いています。品川区周辺には格式と伝統のある寺院がありますが、当事務所へご相談頂く方は民営の霊園選ばれる割合が多くなっております。実際に、ご相談頂いた際には、打ち合わせの際にご希望をお聞きします。改葬先が既に決まっている場合は、その改葬先にて改葬許可申請を行います。未定の場合は、改葬先選びのアドバイスやサポートも行わせて頂きます。もし、ご自宅の品川区内または周辺の妙國寺(樹木葬)や大井町浄苑(屋内型納骨堂)などへの改葬をお考えの場合は、お墓手続き専門である当事務所へ是非ご相談ください。・経験に基づく施設連携:これらの施設への改葬は、契約内容や永代供養の期間に関する確認が重要です。当事務所は、施設の管理者との連絡調整にも精通しており、契約前の不安点解消までサポートいたします。・費用相場の実態: 品川区の納骨堂費用は相場(100万〜200万円程度)が都心水準ですが、当事務所は費用対効果の高い供養先選びを中立的な立場からアドバイスいたします。→ 当事務所のその他の事例は「事務所実績」をご覧ください。6. 専門家が解説!品川区の墓じまいのよくある質問(FAQ)Q1:品川区の墓じまい費用は、いくらかかりますか?A1:一般的なお墓の場合、10万円~30万円程度になる場合が多いですが、墓石が多い場合や面積が広い場合、狭い墓地での手作業が必要になる場合は割高になる傾向にあります。当事務所の経験上、面積が一般的なお墓より大きい場合50万円~100万円程度の撤去費用になる場合があります。Q2:品川区から都立霊園へ改葬する際、特に注意すべきことは?A2:都立霊園は申し込みに居住年数などの条件があり、抽選制です。改葬許可証の取得や、書類の準備を計画的に進める必要があります。なお、品川区から一番近い都立霊園は青山霊園になりますが、非常に人気がある霊園のため競争率が高い状況にあります。(応募は通常一年に一度。)Q3:仕事が忙しく、品川区役所へ行く時間がありません。どうすれば良いですか?A3:品川区役所への手続きは郵送でも可能です。また、お墓の手続きを専門とする行政書士に依頼すれば、書類の作成から申請まで一括で代行できます。ご自身で郵送手続きを行う場合、書類に不備があると更に時間が掛かることになります。申請にご不安がある場合は専門行政書士にご相談ください。Q4:墓じまい後、遺骨を自宅で供養できますか?A4:はい、可能です。手元供養と呼ばれ、宗教や形式にとらわれずに供養できます。ただし、将来的なことも考慮して、親族間で十分に話し合っておくことが大切です。→ 手元供養については【手元供養】注意点と知っておくべきことをご覧ください。Q5:品川区内の民営霊園や納骨堂を選ぶ際の注意点はありますか?A5:永代供養の期間や費用、交通アクセスの良さに加え、管理体制がしっかりしているかを確認することが重要です。必ず見学をした上で契約することをおすすめします。見学された際には、設備(トイレ・休憩施設・売店など)の充実さや清潔さも確認しておきましょう。Q6:品川区内に所有するお墓を墓じまいして散骨するにはどうすればよいですか?墓じまいするには墓地返還手続きが必要になります。散骨をお考えの場合は、墓地管理者に相談し墓地返還の手続きについて確認しておきましょう。次に散骨業者を選定し見積書の取得、提出する書類など確認します。必要書類の確認後、準備を行い遺骨の取出し日、散骨の日を関係先と日程調整します。なお、散骨の場合、改葬には当たらない為、役所への申請は不要になります。(通常、申請不可)→ 墓じまいから散骨を行う場合は【墓じまいから散骨へ】手続きの流れと注意点 をご参照ください。7. まとめ:品川区での墓じまい・改葬は、実績豊富な専門家へ品川区での墓じまい・改葬は、多様な選択肢がある一方で、複雑な手続きや人間関係の悩みも伴います。特に、お墓の歴史が深い地域では、丁寧な対応が不可欠です。大塚法務行政書士事務所では、品川区の墓じまい・改葬を含む都内全域で数多くのサポート実績があります。お客様のお悩みに寄り添い、行政手続きの代行から新しい供養先の選定、費用のアドバイスまで、一貫してサポートします。品川区で墓じまいや改葬を検討されている方は、まずはお気軽に専門家にご相談ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 大田区の地図
    【大田区】墓じまい・改葬完全ガイド|専門家が手続き・費用・供養先を徹底解説
    はじめに:23区最大の街、大田区で考えるお墓の未来23区内で最も広い面積を持つ大田区は、日本の空の玄関口である羽田空港、広大な多摩川の自然、そして活気ある商店街が共存する、多面的な魅力を持つ街です。この大田区にお住まいの方からは、お墓に関する多種多様なお悩みが寄せられています。「実家のお墓が地方にあり、遠くてお墓参りができない」「お墓を継ぐ人がいないので、無縁墓になる前に何とかしたい」「都心のアクセスが良い永代供養墓を探している」この記事では、大田区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所をお持ちの方へ向けて、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進めるための具体的な手続き、費用、そして大田区ならではの供養の選択肢を、お墓の専門行政書士が詳しく解説します。1. 大田区のお墓事情:多様な顔を持つ街の供養ニーズ大田区は、東京都心に隣接しながらも、昔ながらの寺院や新しいスタイルの霊園が点在しています。地域に根ざした供養の文化がある一方で、時代の変化とともに新しい供養のニーズが生まれています。(1)歴史ある寺院と改葬の悩み池上本門寺に代表されるように、大田区には歴史ある大規模な寺院が多く存在します。これらの寺院では、古くから檀家制度が根付いており、お墓じまいは「お寺との関係をどうするか」という人間関係の悩みを伴うケースが少なくありません。(2)国際化が進む羽田空港エリアの供養ニーズ羽田空港を擁する大田区は、海外との往来が多い国際的な地域です。このため、海外に在住している日本人の方や、日本在住の外国人の方々から、「海外で亡くなった親族の遺骨を日本に持ち帰り、埋葬したい」といった、国際的な改葬に関するご相談が寄せられるケースも増えています。(3)都心へのアクセスと永代供養の増加京急線、JR京浜東北線、東急線など複数の路線が乗り入れる大田区は、交通の便が非常に良いのが特徴です。このアクセスの良さから、都心で働く人々が住まいとして大田区を選ぶケースが多く、それに伴い住民のライフスタイルも多様化しています。このため、都心で働きながら遠方にあるお墓を管理することが難しくなった人々の間で、管理の負担が少ない永代供養墓や納骨堂への需要が高まっています。2. 大田区での改葬手続き|墓じまいの流れをステップ解説墓じまいをスムーズに進めるには、法律で定められた行政手続きを正確に行うことが不可欠です。ここでは、大田区の墓地を墓じまいする場合の具体的なプロセスを解説します。ステップ1:事前の準備と関係者との話し合いまず、ご兄弟・親族間で墓じまいの合意形成を図ることが重要です。その後、遺骨をどこに移すか、改葬先を決定します。この段階で、ご自身で手続きを進めるか、専門家に依頼するかを検討してください。ステップ2:大田区役所での改葬許可申請改葬には、現在お墓がある自治体で発行される「改葬許可証」が必要です。大田区内の墓地を墓じまいする場合、大田区役所に申請します。窓口:大田区役所 大田区区民部戸籍住民課戸籍担当住所:〒144-8621 東京都大田区蒲田5-13-14電話番号:03-5744-1183必要な書類(下記参照)大田区役所に改葬許可申請する場合は、下記の書類が必要になります。・改葬許可申請書: 大田区役所のウェブサイトからダウンロード、または本庁舎 1階 戸籍住民窓口 及び各特別出張所から入手できます。大田区の改葬許可申請書ダウンロード(改葬許可申請ページ)・埋葬証明書: 現在の墓地管理者に、遺骨が埋葬されていることを証明してもらいます。(申請書に記載欄があります。こちらに記載した場合は別途取得する必要はありません。・使用許可書・受入証明書等: 新しい供養先が、遺骨を受け入れることを証明できる書類が必要です。契約書や使用承諾書でも可。・承諾書:申請者と墓地使用者が異なる場合は、墓地使用者の承諾書が必要になります。大田区の場合は承諾書が用意されていますので窓口または上記、大田区HPからダウンロードして入手してください。→ 書類の具体的な記入方法や注意点については【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 をご覧ください。ステップ3:閉眼供養と墓石の撤去、そして納骨改葬許可証を取得したら、現在のお墓で閉眼供養を行い、石材店に墓石の撤去を依頼します。その後、新しい供養先に遺骨を納骨し、開眼供養を行います。→ 墓じまいの具体的な流れについては、お墓じまいマニュアル をご参照ください。3. 大田区の墓じまい費用|地域特有の相場と抑える方法大田区で墓じまいを行う際の費用は、主に墓石撤去費用、お布施・離檀料、改葬先の費用で構成されます。(1)費用相場と注意点墓石撤去費用:1㎡あたり10万〜20万円が目安です。大田区は都心に近いため、作業の難易度によって費用が変動する可能性があります。お布施・離檀料:閉眼供養のお布施は3万〜5万円程度が相場になります。離檀料は寺院との関係性によって大きく変動します。改葬先の費用: 供養方法によって大きく異なります。【費用の相場(参考)】永代供養墓: 5万円〜200万円納骨堂:20万円〜200万円樹木葬: 10万円〜80万円→ 墓じまい・改葬の費用の詳細は【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 をご覧ください。4. 大田区民が選ぶ新しい供養先:羽田空港・多摩川の街ならではの選択肢墓じまいの後、遺骨をどこに供養するかは最も重要な決断です。大田区の地理的特徴や住民のライフスタイルに合わせて、供養先の選択肢を3つのタイプに分けてご紹介します。(1) 寺院が提供する納骨堂と永代供養墓大田区には多くの歴史ある寺院があり、永代にわたって供養を任せられる納骨堂や永代供養墓を提供しているところが多くあります。池上本門寺: 日蓮宗の大本山として知られる池上本門寺は、広大な敷地を持つ格式高い寺院です。永代供養墓や納骨堂の選択肢もあり、多くの信徒から選ばれています。光明寺: 多摩川線矢口渡駅から徒歩圏内に位置し、アクセスが良好です。東光院:JR蒲田駅からバスでアクセス可能な寺院です。費用と注意点年間管理費: 納骨堂や永代供養墓では、年間管理費がかかるか、または永代使用料に一括で含まれているかを確認しましょう。安置期間:個別安置の期間が定められている場合が多く、期間後は合祀となるのが一般的です。→ 大田区で納骨堂を選ぶときの費用と注意点については【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説 をご覧ください。(2) 多摩川の自然と調和する樹木葬多摩川沿いの自然豊かな環境を持つ大田区では、自然に還ることを望む方に向けて樹木葬が選ばれています。樹木葬の特徴:お墓の承継・管理負担をなくしたい方に人気です。個別埋葬タイプと合祀タイプがあります。費用相場:大田区の樹木葬の費用相場は、15万円から100万円以上まで幅広くあります。→ 樹木葬について詳しくは【樹木葬】基礎知識・選び方 をご参照ください。(3) 都立霊園への改葬大田区には区営霊園はありませんが、近隣の都立霊園へのアクセスが良好です。都立 多磨霊園(府中市): 都内最大の公営霊園であり、広大な敷地と豊かな緑が特徴です。都立 青山霊園(港区): 都心にあり、格式高い霊園です。→ 都立霊園の申込・要件は【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類をご覧ください。→ 各都立霊園の詳細は【青山霊園】墓じまい・改葬手続き代行や【多磨霊園】墓じまい・改葬手続き代行をご参照ください。5. 事例紹介で分かる大田区の墓じまい当事務所では、大田区内外を問わず、様々なケースの墓じまい・改葬をサポートしてきました。ここでは、特に大田区の特性を反映した事例を具体的にご紹介します。事例:池上本門寺の檀家墓から永代供養墓などへの改葬日蓮宗の大本山として知られる池上本門寺に所有するお墓を千葉県の永代供養墓へ改葬したいというご相談をいただきました。当事務所は、墓地返還に関する手続きから撤去石材店の選定・見積書の取得、ご遺骨の取り出し、そして改葬先でのご納骨まで一式サポートさせていただきました。池上本門寺の墓じまいについては、他にもご依頼を頂いており、墓じまいからご自宅近くの霊園へ改葬された方のサポートも行わせていただきました。その他、地方から大田区への改葬や大田区内での墓じまい・改葬など、多岐にわたるご相談に対応しています。当事務所では、まず墓じまいから改葬までの流れや、それに伴う費用の相場などをご説明します。また、改葬先選びのアドバイスや、ご希望に応じて石材店や散骨業者のご紹介も可能です。※当事務所では、池上本門寺関連について、本門寺境内の墓じまい~改葬のご依頼2回、関連墓地の墓じまい一回(墓地調査によりご遺骨なし)を行わせて頂きました。閉眼供養・納骨供養ははお客様と当方立会いのもと行いました。6. 専門家が解説!大田区の墓じまいのよくある質問(FAQ)お墓じまいについて大田区民の方からよく頂く質問をまとめてみました。参考にご覧ください。Q1:大田区で墓じまいに補助金はありますか?A1:現在、大田区独自の墓じまい補助金制度はありません。ただし、お墓に関する補助金ではありませんが国民健康保険の葬祭費の支給制度などがありますので、詳細は大田区役所にご確認ください。Q2:大田区で墓じまいをするには、どのくらいの期間がかかりますか?A2:墓じまいには、ご親族との話し合いや行政手続き、新しい供養先の選定など、平均して数週間から数ヶ月かかる場合があります。大田区役所に改葬許可申請する前に、墓地管理者の埋葬証明書と改葬先の使用許可証(受入れ証明書)をスムーズに取得できるかが鍵になります。Q3:大田区から都立霊園へ改葬する際の注意点は?A3:都立霊園は申し込みに居住年数などの条件があり抽選制です。改葬許可証の取得や、書類の準備を計画的に進める必要があります。なお、大田区から近い都立霊園として青山霊園や多磨霊園などがあげられますが、青山霊園は非常に人気があり競争率が高いため、何年も当選しない可能性があります。一方、多磨霊園は、都内最大の規模を持ち公営霊園として広大な敷地や多様な供養形態(芝生墓地、樹林墓地など)があり、郊外でも広い区画や自然環境を求める方に人気があります。「近い改葬先」を探すなら青山霊園ですが、「当選しやすい改葬先」を探すなら、多磨霊園を含めた選択肢を検討する必要があります。Q4:大田区で墓じまいに多いトラブルは何ですか?A4:大田区では歴史ある寺院が多いため離檀に関するトラブルや、ご親族間での合意形成が難しいといったケースが見られます。円滑に進めるためには、誠意をもって丁寧に説明しながら進めることが大切です。一方的に決めてしまい結果を報告するだけではトラブルのもとになります。Q5:仕事が忙しく、手続きができません。どうすれば良いですか?A5:大田区役所への改葬許可申請は郵送でも可能です。また、お墓の手続きを専門とする行政書士に依頼すれば、書類の作成から申請まで一括で代行できます。また骨だしから改葬(納骨)の現地立会い、石材店の選定、見積書の取得、改葬先選びのアドバイスなど専門家ならではサポートが可能です。Q6:大田区の寺院墓地を墓じまいする際、離檀料は必須ですか?A6:離檀料は法的に定められたものではなく、寺院との関係性によって異なります。また、必ず請求されるものでもありません。しかし、池上本門寺に代表される歴史ある寺院が多い大田区では、ご住職へ失礼のないよう事前の丁寧な準備が不可欠です。ご自身でご住職とお話しするのが不安な場合は、お気持ちを整理するための文書作成や、寺院に意向を伝える際の論点整理を当事務所がサポートいたします。これにより、ご自身で相談される際の心理的な準備を万全に整え円満な解決へと進むことが可能です。→ 墓じまいの際のご住職への話し方は【墓じまい】ご住職への話し方 を 高額な離檀料を請求された場合は【高額離檀料請求】墓じまい対処法 をご覧ください。7. まとめ:大田区での墓じまい・改葬は、実績豊富な専門家へ大田区での墓じまい・改葬は、多様な選択肢がある一方で、複雑な手続きや人間関係の悩みも伴います。特に、お墓の歴史が深い地域では、丁寧な対応が不可欠です。大塚法務行政書士事務所では、大田区の墓じまい・改葬を含む都内全域で数多くのサポート実績があります。お客様のお悩みに寄り添い、行政手続きの代行から新しい供養先の選定、費用のアドバイスまで、一貫してサポートします。大田区で墓じまいや改葬を検討されている方は、まずはお気軽に専門家にご相談ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 練馬区の地図
    【練馬区】墓じまい・改葬完全ガイド|専門家が手続き・費用・供養先を徹底解説
    はじめに:緑豊かな練馬区で考えるお墓の未来東京23区の北西部に位置する練馬区は、石神井公園や光が丘公園に代表される緑豊かな環境が特徴です。武蔵野の面影が残るこの穏やかな街では、都心へのアクセスが良い一方で、高齢化も進んでおり、近年、お墓に関する悩みを抱える方が増えています。「地方にあるお墓の管理が大変」「お墓を継ぐ人がいないので将来が不安」といったお悩みは、決して珍しいことではありません。この記事は、練馬区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所を持つ方が、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進められるよう、専門家である行政書士が作成したものです。練馬区の地域性を踏まえた手続きの流れ、費用、供養方法について、詳しく解説していきます。1.練馬区での墓じまい・改葬の進め方墓じまいは、単にお墓を撤去して終わりではありません。法律(墓地埋葬等に関する法律 第5条・第8条)に基づき、埋葬されている遺骨を別の場所へ移す「改葬」という手続きが伴います。この手続きには、必ず「改葬許可証」が必要です。(1)墓じまい・改葬の全体像墓じまいは、まずご親族との間で話し合いを行い、合意を得ることから始まります。次に、お墓を撤去した後の新しい供養先を決定します。その後、練馬区役所に改葬許可を申請し、許可証を取得します。許可が下りたら、お墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、墓石の撤去を行います。最後に、新しい供養先へ遺骨を納骨します。より詳しい流れは、お墓じまいマニュアルや 改葬(お墓の引越し)マニュアル をご参照ください。2. 練馬区役所での改葬許可手続き墓じまいの中心となる行政手続きは、練馬区役所での「改葬許可申請」です。申請窓口や必要書類を事前に把握しておくことで、手続きが円滑に進みます。申請窓口とアクセス窓口: 練馬区役所 区民部 戸籍住民課戸籍第一係(本庁舎2階)電話:03-5984-4530(直通)戸籍第二係(石神井庁舎2階)電話:03-3995-1105(直通)住所:本庁舎: 〒176-8501 練馬区豊玉北6丁目12番1号石神井庁舎:〒177-8509 練馬区石神井町3丁目30番26号必要書類改葬許可申請には、以下の3つの書類が必要です。① 改葬許可申請書: 練馬区役所の戸籍住民課の窓口で入手するか、練馬区のウェブサイトからダウンロードできます。・練馬区の改葬許可申請はダウンロードページ(練馬区HP)② 埋葬証明書: 現在お墓がある墓地の管理者に、遺骨が埋葬されていることを証明してもらいます。改葬許可申請書の下部に埋葬証明の記入欄があるため、そちらに記入・押印してもらう場合は別途取得する必要はありません。③受入証明書:新しい供養先(永代供養墓や納骨堂など)が、遺骨を受け入れることを証明する書類です。使用許可証または墓地使用契約書でも可。これらの書類は原本とコピーを併せて提出します。(受付時に原本が返還されます。)④ 承諾書(申請者と墓地使用者が異なる場合):改葬許可申請者と改葬先の墓地使用者(所有者)が異なる場合に必要になります。郵送する場合の注意点練馬区区役所へ郵送して手続きを行う場合は、上記書類と併せて切手を貼った返信用封筒も併せて郵送してください(返信用封筒には申請者の住所を記載)。なお、書類に不備があった場合のために連絡がつく電話番号も書いておきましょう。3. 費用と対策:練馬区で後悔しないためのコスト管理墓じまいの費用は、主に以下の3つの要素で構成されます。練馬区で墓じまいを行う場合、これらの費用の内訳を理解することで、予算オーバーを防ぐことができます。(1)墓じまいの費用内訳①墓石撤去費用現在のお墓を解体し、更地に戻す費用です。一般的な相場は1平方メートルあたり10万円〜20万円が目安ですが、お墓の大きさや石材の量、重機が入れない狭い墓地での手作業が必要な場合などは費用が高くなる可能性があります。②お布施・離檀料墓じまいの際には、お墓から魂を抜く「閉眼供養」を行います。この際のお布施は3万円〜5万円程度が相場です。また、寺院の檀家をやめる場合は、寺院の慣習により「離檀料」を求められることがありますが、法的な基準や相場はありません。離檀料を巡るトラブルを避けるためにも、誠意を持って丁寧な話し合いをすることが重要です。墓じまいのお布施については【墓じまいのお布施】相場・渡し方・注意点 をご覧ください。③新しい供養先の費用新しい供養先によって費用は大きく異なります。永代供養墓永代供養墓の合祀(他の遺骨と一緒に埋葬)が費用が一番安価となり次に個別埋葬(骨壺のまま埋葬)、区画購入(墓地の一区画を購入)といった順で費用が高くなります(費用相場5万円~200万円程度)。・永代供養墓の選び方は【改葬後】永代供養墓の選び方 をご覧ください。納骨堂納骨堂は20万円程度からになりますが、都心部での機械式納骨堂などは80万円以上の費用が発生します。また毎年維持管理費が掛かる場合もありますので事前に確認しておきましょう。(費用相場20万円~200万円程度)・納骨堂の選び方や注意点は【納骨堂とは】選び方・費用・注意点 をご覧ください。樹木葬樹木葬は近年人気があり、そのニーズに答えるため様々な形式の樹木葬が用意されいています。上記の永代供養墓と同様に合祀タイプから区画で購入するタイプなど様々です。13回忌、33回忌などの節目に合祀される形式と永年に渡り遺骨を埋葬し、そのまま自然に還す形式があります。(費用相場10万円~80万円程度)・樹木の選び方については【樹木葬】基礎知識・選び方をご覧ください。散骨墓じまいをしたご遺骨の供養先として散骨を選ぶ方も多くなっております。お墓に埋葬し将来的に他の遺骨と一緒にされるなら自然に還してあげたいと考え散骨を選ぶ方がおります。また費用も業者委託の場合3~5万円/1柱とお墓に埋葬するより安く済む場合があります。・散骨の詳細な費用や注意点は【散骨の基礎知識】費用・注意点を解説 をご覧ください。(2)費用を抑えるためのポイント複数の業者から見積もりを取る墓石撤去費用は石材店によって異なります。複数の業者から相見積もりを取ることで、適正な価格を把握できます。石材店の選び方については、【墓じまい】石材店の選び方と費用 を参考にしてください。管理費が不要な供養先を検討する永代供養墓や合祀墓など、年間管理費が不要な供養先を選ぶことで、長期的な費用負担を大幅に減らすことができます。費用相場については、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 もご覧ください。4.練馬区民が選ぶ供養の選択肢:近隣都立霊園と新しい供養のカタチ墓じまい後の遺骨の行先は、練馬区の地域性を考慮した多様な選択肢があります。広大な都立霊園へのアクセスが良い練馬区ならではの供養方法をご紹介します。(1)練馬区外にある都立霊園への改葬練馬区内に区営霊園はありませんが、都立霊園は改葬先として人気があります。ただし、都立霊園は費用が安価な一方で抽選制であり、申し込みには居住年数などの条件が定められています。都立霊園の申込方法や要件は、【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を解説で詳しく解説しています。・都立 多磨霊園(府中市): 練馬区の南西に位置する府中市にある、都内最大の公営霊園です。広大な敷地と豊かな緑が特徴で、永代供養墓や樹林墓地など、多様な供養方法を提供しています。・都立 小平霊園(小平市):練馬区の西側に位置し、小平市にある都立霊園です。都心から離れているため、多磨霊園と同様に広々とした空間で静かに供養したい方に人気です。(2)練馬区内の新しい供養のカタチ練馬区内には、後継者不要の永代供養墓や、自然志向の樹木葬など、多様な供養方法を提供する施設があります。・石神井公園・練馬高野台駅周辺:このエリアには、歴史ある寺院が点在しています。近年、これらの寺院では、後継者がいなくても安心な永代供養墓や、自然志向の樹木葬を提供する施設が増えています。・光が丘駅周辺: 団地や新しい住宅地が広がる光が丘エリアでは、アクセスが良く、モダンなデザインの納骨堂が増加傾向にあります。ご自身に合った供養方法を選ぶには、それぞれの特徴を理解することが大切です。5. 専門家によるサポート事例とよくある質問(FAQ)当事務所では、練馬区にお住まいの方から、多岐にわたるご相談をいただいてきました。(1)練馬区のサポート事例ケース1:多磨霊園の墓じまい~ご自宅近くの永代供養墓へ改葬練馬区在住のお客様からが多磨霊園に所有するお墓の墓じまいに関するご相談を頂きました。お墓の承継者がいないため、今のうちに永代供養墓へ改葬したいとのお話でした。多磨霊園は都立霊園のため、墓地返還手続きや改葬手続きなど基本的な手続きは管理事務所で行う必要があります。当事務所では委任状を頂き返還から改葬までの手続き一式を代行させて頂きました。当日は当事務所立会いのもとご遺骨の取出しからご納骨まで行わせて頂きました。お客様は後日お墓詣りにいかれたとのことでした。ケース2:練馬区内の寺院墓地を墓じまい~永代供養墓へ改葬練馬区に所有するお墓を墓じまいして永代供養墓へ改葬したいとのご相談。改葬許可申請をはじめ、石材店からの見積書の取得、改葬先のご紹介まで行わせて頂きました。当事務所でご紹介させて頂いた永代供養はご遺骨1柱3万円~納骨できるため、なるべく費用を安くとお考えの方にご紹介させて頂いております。(2)よくある質問(FAQ)Q1:練馬区で墓じまいに補助金はありますか?A1:現在、練馬区独自の墓じまい補助金制度はありません。ただし、葬儀費用を補助する制度など、別の公的支援制度はあります。Q2:改葬許可申請は代理人に依頼できますか?A2:はい、可能です。お仕事などで時間が取れない方は、行政書士に依頼することで、書類作成から申請まで一括で代行できます。Q3:寺院との離檀交渉が不安です。どうすればいいですか?A3:まずは、お寺への感謝の気持ちを伝え、誠意をもって相談することが大切です。一方的に決定事項を伝えるのではなく、まずは相談というかたちからお話をしてみてください。Q4:練馬区から都立霊園へ改葬する際の注意点は?A4:都立霊園は抽選制のため、必ずしも希望通りに改葬できるとは限りません。申し込み条件(練馬区に5年以上在住しているなど)や募集時期を事前に確認し、計画的に進める必要があります。Q5:墓じまいから改葬(納骨)まで、いくらくらい必要ですか?A5:一般的な墓地の場合、撤去費用が20万円~30万円程度、お布施(閉眼供養を行う場合)3万円として、改葬先が永代供養墓(合祀)を選択しご遺骨が2体で10万円とすれば、合計で最低でも20万円+3万円+10万円=33万円の費用が必要になります。但し、お墓の形状により撤去費用が異なります。また改葬先もどのよう墓地を選ぶかにより数万円~100万円以上になりますので、まずは予算の総額を決めて、見積書を取得しながら進めてください。まとめ:練馬区の墓じまいは専門家へご相談ください緑豊かな練馬区での墓じまい・改葬は、都立霊園という広大な選択肢がある一方で、手続きや費用、親族との関係など、検討すべきことが多岐にわたります。お墓じまいの専門家である大塚法務行政書士事務所は、練馬区を含む都内全域で数多くのサポート実績があります。お客様一人ひとりの状況に寄り添い、行政手続きの代行から新しい供養先の選定、費用のアドバイスまで、一貫してサポートします。「何から始めればいいか分からない」という段階から、まずはお気軽にご相談ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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    【世田谷区】墓じまい・改葬完全ガイド|人口最大の街で考える供養の新しい形
    東京23区で最も人口が多い世田谷区は、閑静な住宅街から賑やかな繁華街まで多様な顔を持っています。都心へのアクセスが良い反面、高齢化も進んでおり、近年、お墓に関する悩みを抱える方が増えています。「地方にある先祖代々のお墓の管理が大変」「お墓を継ぐ人がおらず、将来が不安」「多様なライフスタイルに合わせた新しい供養方法を検討したい」といった悩みは、決して珍しいことではありません。この記事は、世田谷区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所を持つ方が、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進められるよう、専門家である行政書士が作成したものです。世田谷区の地域性を踏まえた手続きの流れ、費用、供養方法について、詳しく解説していきます。1. 世田谷区の墓じまい・改葬事情:人口最大の街の多様なニーズ世田谷区は都内最大の人口を抱える街として、住民のライフスタイルやお墓に対する価値観が多様化しています。このため、墓じまいの背景にある悩みも多岐にわたります。・地方の先祖墓の管理問題: 世田谷区に住む多くの家庭が、地方にある実家のお墓の管理に頭を悩ませています。高齢になり遠方までのお墓参りが難しくなったり、子どもに負担をかけたくなかったりといった理由から、墓じまいを検討するケースが増加しています。・後継者不足:少子化や核家族化が進む現代では、代々受け継がれてきたお墓を維持することが困難な家庭が増えています。・新しい供養方法への関心: 従来の墓石のお墓にこだわらず、永代供養墓、樹木葬、納骨堂など、管理が不要な新しい供養方法を求める声が高まっています。これらの課題に対し、この記事では世田谷区ならではの具体的な解決策を提示していきます。2. 墓じまい・改葬の前に知っておくべきこと墓じまいを検討する際には、全体の流れと費用を事前に把握することが重要です。(1)費用と全体の流れ墓じまいは、単にお墓を撤去して終わりではありません。法律(墓地埋葬等に関する法律 第5条・第8条)に基づき、埋葬されている遺骨を別の場所へ移す*「改葬」という手続きが伴い、これには必ず「改葬許可証」が必要です。墓じまいは、以下の時系列で進めるのが一般的です。親族との話し合いと合意形成: 墓じまいは、ご先祖様に関わる重要な決断です。後々のトラブルを避けるためにも、まずはご家族や親族の同意を得ることが大切です。新しい供養先の決定と契約: 永代供養墓や納骨堂、都立霊園など、新しい供養先を決定します。世田谷区役所での改葬許可申請:新しい供養先が決まったら、世田谷区役所で改葬許可申請を行います。閉眼供養と墓石撤去: 改葬許可証が交付されたら、現在のお墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、石材店に墓石の撤去を依頼します。新しい供養先への納骨:遺骨を新しい供養先へ納骨し、開眼供養を行います。より詳しい流れは、お墓じまいマニュアル や改葬(お墓の引越し)マニュアルをご参照ください。3. 世田谷区役所での改葬許可手続きガイド墓じまいの中心となる行政手続きは、世田谷区役所での「改葬許可申請」です。申請窓口や必要書類を事前に把握しておくことで、手続きが円滑に進みます。(1)申請窓口とアクセス・世田谷総合支所くみん窓口戸籍担当(区民課戸籍係)03-5432-2825〒154-8504東京都世田谷区世田谷四丁目22番33号最寄り駅:世田谷線松陰神社前駅または世田谷駅下車徒歩各5分・北沢総合支所くみん窓口戸籍担当(区民課戸籍係)03-5478-8041〒155-8666東京都世田谷区北沢2-8-18北沢タウンホール内最寄り駅:小田急線下北沢駅東口・井の頭線下北沢駅中央口下車5分・玉川総合支所くみん窓口戸籍担当(区民課戸籍係)03-3702-1136〒158-8503 東京都世田谷区等々力3丁目4番1号最寄り駅:大井町線等々力駅下車すぐ・砧総合支所くみん窓口戸籍担当(区民課戸籍係)03-3482-1326〒157-8501 東京都世田谷区成城6丁目2番1号最寄り駅:小田急線成城学園前駅 下車北口から徒歩3分・烏山総合支所くみん窓口戸籍担当(区民課戸籍係)03-3326-8293〒157-8555 東京都世田谷区南烏山6丁目22番14号最寄り駅:京王線千歳烏山駅徒歩5分(2)必要書類改葬許可申請には、以下の書類が必要です。・改葬許可申請書:世田谷区役所のウェブサイトからダウンロードするか、上記、申請窓口で入手できます。→ 改葬許可申請書のダウンロード(世田谷区HP)・埋葬証明書: 現在お墓がある墓地の管理者に、遺骨が埋葬されていることを証明してもらいます。(改葬許可申請書の下部に管理者証明欄があります。こちらに証明を頂いた場合は不要です。)・受入証明書・使用許可書: 新しい供養先(永代供養墓や納骨堂など)が、遺骨を受け入れることを証明する書類です。・申請者の印鑑※世田谷区の場合、ご遺骨1柱につき、1枚の改葬許可申請書が必要になります。4. 費用と対策:世田谷区で後悔しないためのコスト管理墓じまいの費用は、主に以下の3つの要素で構成されます。世田谷区で墓じまいを行う場合、これらの費用の内訳を理解することで、予算オーバーを防ぐことができます。(1)墓じまい費用相場・墓石撤去費用:現在のお墓を解体し、更地に戻す費用です。一般的な相場は1平方メートルあたり10万円〜20万円が目安ですが、世田谷区の住宅密集地では作業の難易度が高く、費用が高くなる可能性があります。・お布施・離檀料:墓じまいの際には、お墓から魂を抜く「閉眼供養」を行います。この際のお布施は3万円〜5万円程度が相場です。また、寺院の檀家をやめる際の「離檀料」は、法的な基準や相場がなく、寺院との関係性によって変動する場合があります。・新しい供養先の費用: 供養方法によって費用は大きく異なります。永代供養墓: 5万円〜200万円程度納骨堂: 20万円〜200万円程度樹木葬: 10万円〜80万円程度(2)費用を抑えるためのポイント・複数の業者から見積もりを取る:墓石撤去費用は石材店によって異なります。複数の業者から相見積もりを取ることで、適正な価格を把握できます。石材店の選び方については、【墓じまい】石材店の選び方と費用を参考にしてください。・管理費が不要な供養先を検討する:永代供養墓や合祀墓など、年間管理費が不要な供養先を選ぶことで、長期的な費用負担を大幅に減らすことができます。費用相場については、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場もご覧ください。5. 世田谷区ならではの供養の選択肢:多様なライフスタイルに応える世田谷区は都内でも有数の寺院数を誇り、豪徳寺に代表される歴史ある寺院から、新しいライフスタイルに合わせた供養まで多様な選択肢があります。(1)世田谷区内の寺院墓地・納骨堂・豪徳寺:招き猫発祥の地として知られる豪徳寺は、世田谷区にある歴史ある寺院です。世田谷区の寺院墓地の代表例として、多くの人々に親しまれています。・世田谷区内の永代供養墓・納骨堂の例: 世田谷区内や隣接区には、永代供養に対応した納骨堂や、ペットと一緒に入れる墓地など、様々な供養方法を提供する施設が増えています。(2)近隣都立霊園への改葬世田谷区には区営霊園はありませんが、近隣の都立霊園を改葬先として検討する方が多くいます。・都立 多磨霊園(府中市): 都内最大の公営霊園であり、永代供養墓や樹林墓地など、多様な供養方法を提供しています。多磨霊園の詳細は【多磨霊園】墓じまい・改葬手続き代行をご覧ください。・都立 青山霊園(港区): 港区にあり、都内屈指の歴史ある霊園です。青山霊園の詳細は【青山霊園】墓じまい・改葬手続き代行をご覧ください。・都立霊園のメリット・デメリット: 都立霊園は費用が安価である一方、抽選制であり、申し込みには居住年数などの条件があることを事前に確認しておく必要があります。都立霊園の申込方法などは【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を ご覧ください。6. 専門家による世田谷区でのサポート事例とよくある質問(FAQ)当事務所ではこれまで世田谷区在住の方から多くのご相談・ご依頼を頂いてきました。(1)世田谷区在住の方からご依頼頂いた内容事例1:遠方のお墓を墓じまい・ご自宅近郊の永代供墓へ改葬こちらのケースが世田谷区のお客様で一番多いケースになります。当事務所では地方の墓地へ現地訪問し、ご遺骨の確認や墓じまい(閉眼供養)の立会い、遺骨の移動サポートから改葬先霊園の納骨立会いまでお客様に代わって一式サポートしました。事例2:寺院墓地を墓じまい・都立霊園へ改葬都立霊園に当選されたお客様が現在所有している墓地を墓じまいして改葬したいとのご相談。石材店からの見積書取得、改葬許可申請手続き、改葬先の都立霊園の手続きまでサポートさせて頂きました。当日はお客様と一緒にご納骨。(葬先での開眼供養のため、ご住職もご紹介させて頂きました。)※当事務所では、他の地域と比較して世田谷区のお客様からのご相談やご依頼が多くなっております。(2)よくある質問(FAQ)Q1:世田谷区で墓じまいに補助金はありますか?A1:現在、世田谷区独自の墓じまい補助金制度はありません。ただし、葬儀費用を補助する制度など、別の公的支援制度はあります。Q2:世田谷区役所の改葬手続きはどれくらい時間がかかりますか?A2:書類に不備がなければ、通常、申請当日に許可証が交付されます。Q3:寺院との離檀交渉はどのように進めればよいですか?A3:まずは、お寺への感謝の気持ちを伝え、誠意をもって相談することが大切です。お墓じまいの際のご住職の話し方は【墓じまい】ご住職への話し方をご覧ください。Q4:お墓を複数持っている場合、一つにまとめることはできますか?A4:はい、可能です。これを「お墓の合葬」と呼びます。複数の改葬許可申請書を作成し、各墓地の管理者から埋葬証明書をもらうことで、一つの新しい供養先に複数の遺骨をまとめることができます。Q5:世田谷区に住んでいなくても、区内の霊園に改葬できますか?A5:はい、可能です。多くの民営霊園や寺院墓地は、世田谷区外の住民でも受け入れています。ただし、都立霊園は東京都内に5年以上在住しているなどの条件があるため、確認が必要です。まとめ:世田谷区での墓じまいは専門家にご相談ください緑豊かな世田谷区での墓じまい・改葬は、都立霊園という広大な選択肢がある一方、手続きや費用、親族との関係など、検討すべきことが多岐にわたります。お墓じまいの専門家である大塚法務行政書士事務所は、世田谷区を含む都内全域で数多くのサポート実績があります。お客様一人ひとりの状況に寄り添い、行政手続きの代行から新しい供養先の選定、費用のアドバイスまで、一貫してサポートします。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 杉並区の地図
    【杉並区】墓じまい・改葬完全ガイド|閑静な街で考える供養のカタチ
    杉並区は、JR中央線(阿佐ヶ谷駅・荻窪駅)、京王井の頭線(永福町駅・西永福駅)、東京メトロ丸ノ内線(南阿佐ヶ谷駅・新高円寺駅)など複数路線が通り、都心へのアクセスが非常に良好な住宅街です。善福寺川緑地や和田堀公園、桃井原っぱなどの緑地もあり、閑静で暮らしやすい街として人気です。しかし、近年、杉並区在住の多くの家庭が、お墓の管理負担や後継者不在といった悩みを抱えています。・遠方のお墓の管理負担:地方の実家や親族墓地への移動が大変で、定期的な参拝が困難になっています。高齢化や多忙な生活で墓守の時間が取れません。・後継者不在とライフスタイルの変化: 少子化や核家族化で、墓石を代々継承できない家庭が増加しています。永代供養墓や樹木葬など、管理負担の少ない供養方法を選ぶ方が増えています。この記事は、このような杉並区の皆さんの具体的な悩みに寄り添い、解決の道筋を示すための専門的なガイドです。1. 最初に知っておくべきこと|墓じまいは「人生の選択」です墓じまいは単なる物理的な作業ではありません。ご先祖様への感謝と家族の未来の供養を考える人生の選択です。手続きの全体像を把握し、冷静に準備を進めることが成功の鍵となります。(1)墓じまいから改葬までのロードマップ墓じまいから改葬(お墓の引っ越し)までの手続きは、主に5つのステップで進みます。①家族・親族との話し合い: 後々のトラブルを避けるため、まずはご家族や親族の同意を得ることが最も大切です。②新しい供養先の検討と決定: お墓を撤去した後の遺骨の供養先を決めます。永代供養墓、樹木葬、納骨堂など、杉並区で人気の選択肢をこの段階で検討します。③杉並区役所での行政手続き: 改葬には必ず「改葬許可証」が必要です。現在の墓地所在地の自治体で、この許可証を取得します。④閉眼供養と墓石撤去:寺院の僧侶にお願いして閉眼供養(魂抜き)を行った後、石材店に依頼して墓石を撤去し、墓所を更地に戻します。⑤新しい供養先での納骨:取得した改葬許可証を提出し、新しい供養先で遺骨を納骨します。必要に応じて開眼供養を行います。墓じまいの具体的な手順については、お墓じまいマニュアルを、改葬の手続きについては、改葬マニュアルをご参照ください。(2)墓じまいの費用構成墓じまいの費用は、大きく以下の3つに分かれます。①墓石撤去費用1平方メートルあたり10万円〜20万円が目安です。②お布施・離檀料閉眼供養のお布施は3万円〜5万円程度が相場になります。離檀料は寺院との関係性や慣習によって大きく変動します。③新しい供養先永代供養墓: 5万円〜200万円程度。樹木葬: 10万円〜80万円程度。納骨堂: 20万円〜200万円程度。墓じまいにかかる費用を安く抑える方法については、墓じまい費用を安く抑える方法と相場 を、改葬にかかる費用については、 お墓の引越しにかかる費用と相場も参考にしてください。2. 杉並区役所ガイド|改葬許可証の取得方法改葬許可証の取得は、墓じまいの手続きの中心です。杉並区での手続きを円滑に進めるための具体的な情報を提供します。(1)申請窓口とアクセス窓口:杉並区役所 区民課戸籍係(区役所1階3番)住所: 〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1-15-1電話: 03-5307-0624受付日時:月曜日~金曜日:午前8時30分から午後5時アクセス:JR中央線・丸ノ内線「荻窪駅」徒歩20分東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ヶ谷駅」徒歩5分(2)必要書類改葬許可申請には、以下の書類が必要です。① 改葬許可申請書杉並区の場合、申請書は区役所HPからダウンロードできません。上記の窓口で入手するか、区民課戸籍係に郵送で請求します。(杉並区役所の改葬許可申請ページ)【郵送請求する場合の注意点】改葬許可申請書は、1柱につき一枚必要になりますので、遺骨数に合わせて請求してください。なお、・請求する際には、返信用封筒に切手を貼り、ご自身の氏名・住所を記載したものを同封して郵送して下さい。② 埋葬証明書(現墓地管理者発行)改葬許可申請には、現在所有する墓地の管理者から埋葬されている遺骨の証明をしてもらう必要があります。杉並区の改葬許可申請書には、証明欄がありますので、そちらに記載してもらうか、別途、埋葬証明書を発行してもらうか、いずれかの方になります。③使用許可書または受入れ証明書改葬先の使用許可書(原本)または受入れ証明書(原本)が必要になります。(3)手続きのポイント改葬許可申請を全て記入し、墓地管理者の埋葬証明も頂いたら上記添付書類も併せて、杉並区役所 区民課戸籍係(区役所1階3番)に提出します。郵送で申請する場合には、返信用の封筒、使用許可書を添付する場合は、使用許可書の原本とコピーを併せて郵送してください(原本は、改葬許可証と併せて返送されます。)。大切な書類ですので、配達記録のつくレターパック等にてお送りすることをお勧めします(書類に不備があった場合のため、連絡先を記載しておきましょう。)。改葬許可申請書の記入は、【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 も参考にご覧ください。3. 杉並区の供養のカタチ|後悔しないための選択肢杉並区には区営霊園はありませんが、多様な供養方法のニーズに応える選択肢が豊富にあります。(1)都立霊園という選択肢・都立多磨霊園: 日本初の公園墓地であり、都内最大の面積を持つ広大な霊園です。杉並区からのアクセスも良く、永代供養墓や樹林墓地など、多様な供養方法を提供しています。多磨霊園の詳細は【多磨霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。・都立小平霊園: 自然環境が豊かで、多磨霊園と同様に杉並区からも応募可能です。小平霊園の詳細は【小平霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。都立霊園は費用が安価である一方、公募制であり、応募には居住年数などの条件があります。また、抽選になるため、必ず利用できるわけではないことに注意が必要です。都立霊園の申込方法については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類で詳しく解説しています。(2)杉並区内の寺院墓地・納骨堂・樹木葬杉並区内には、後継者不要の永代供養墓や、自然志向の樹木葬、アクセスが良い納骨堂など、新しい供養方法を提供する施設が多数あります。永代供養墓: 杉並区内の寺院や民営霊園が提供する、後継者不要の永代供養墓が増えています。特に、歴史ある寺院が管理する永代供養墓は、定期的な法要や供養が約束されているため、安心感を得たい方に選ばれる傾向があります。納骨堂:阿佐ヶ谷・荻窪駅周辺には、駅から徒歩圏内にあるアクセス便利な納骨堂があります。屋内施設のため天候に左右されずにお参りができ、管理の手間もかからない点が大きなメリットです。都心部では、ICカードを使って参拝する機械式の納骨堂も人気を集めています。樹木葬:自然に還る供養を希望する方に人気です。杉並区内でも、寺院の境内を利用した樹木葬が増えており、緑に囲まれた静かな環境で安らかに眠りたいというニーズに応えています。個別埋葬と合祀(共同埋葬)のタイプがあり、費用や供養の形式に合わせて選ぶことができます。(3)供養先選びのチェックポイント後悔のない供養先を選ぶために、以下の点をチェックしましょう。費用(初期費用・年間管理費)アクセス(自宅や駅からの距離)施設管理(永続性・清掃状況)安置方法(個別か合祀か)宗教・宗派(制限の有無)供養先選びのチェックポイントは、お墓選びで後悔しないための確認ポイント も参考にご覧ください。4. 杉並区在住者の声|リアルな墓じまい相談事例当事務所には、杉並区の皆さまから日々、様々なお墓の相談が寄せられています。ケース1:故郷のお墓を杉並区の永代供養墓へ故郷のお墓をご自宅の近くへ改葬したいとのご相談。墓じまい立会いから改葬許可申請書の取得、納骨先の手続きなど一式のサポートを行わせて頂きました。ケース2:杉並区の寺院墓地から永代供養墓へ改葬現在所有する寺院墓地を墓じまいして、費用があまり掛からない永代供養墓へ改葬したいとのご相談。石材店からの見積書の取得、改葬先の永代供養墓のご紹介、その他、手続き一式をサポートさせて頂きました。ご相談事例杉並区の方から当事務所に頂くご相談例としては、遠方にあるお墓を墓じまいしてご自宅近くに改葬したい。承継者がいないため、今のうちに墓じまいして永代供養墓へ改葬したい。この2つのご相談が最も多くなっております。ご相談頂いた際には、どのように進めればよいか、費用はどれくらいかかるのか、改葬先の選び方など、わかりやすく丁寧に説明させて頂いております。何から始めてよいかわからない方も是非、当事務所にご相談ください。5. 杉並区の墓じまい・改葬Q&A杉並区にお住まいの方からよくいただく質問にお答えします。Q1:杉並区から地方のお墓を改葬する費用はどのくらいですか?A1:一般的なお墓の場合、墓石の撤去費用で約20~50万円程度になることが多いです。お布施や新しい供養先にかかる費用は別途必要になります。Q2:改葬許可証は杉並区役所で取得できますか?A2:はい、取得できます。現在お墓がある場所が杉並区内であれば、杉並区役所に申請します。Q3:杉並区内で後継者不要の供養方法はありますか?A3:はい、あります。永代供養墓、樹木葬、納骨堂などがそれに当たります。Q4:改葬時に閉眼供養は必須ですか?A4:法律上の義務ではありませんが、寺院墓地の場合は原則として行うのが一般的です。お墓の手続き相談・代行(大塚法務行政書士事務所)によく頂く質問は【お墓の手続き】よくある質問Q&Aをご覧ください。6. まとめ|杉並区での墓じまい・改葬は専門家に相談杉並区(阿佐ヶ谷・荻窪・高円寺・西荻窪など)での墓じまい・改葬は、手続き・費用・親族関係など多岐に渡ります。都立霊園という費用を抑えられる選択肢がある一方で、その公募や抽選にはハードルが存在します。また、離檀や墓石の撤去には、地域特有の慣習や専門的な知識が求められるため、多くの人が不安を感じるものです。当事務所は、杉並区での豊富なサポート実績があります。お客様一人ひとりの状況に寄り添い、行政手続きの代行から、ご要望に合わせた新しい供養先の選定、費用の適正化に関するアドバイスまで、一貫してサポートします。お墓の問題で悩んだ際は、まずは専門家にご相談ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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    【中野区】墓じまい・改葬完全ガイド|変わりゆく街で心安らぐ供養の新しい形
    都心に近く、カルチャーと伝統が交差する街、中野。中野駅周辺では大規模な再開発が進み、新しいビルが次々と立ち並ぶ一方で、中野ブロードウェイのような独自の文化が息づき、昔ながらの住宅街も多くの人々の暮らしを支えています。この記事は、単なる手続きの案内ではありません。中野区の皆さんが抱える「遠方のお墓をこのまま放置していいのか?」や、「お墓を継ぐ人がいない…」といった悩みに寄り添い、前向きな一歩を踏み出すための道しるべとなることをお約束します。1. 中野区で墓じまい・改葬を進める全手順と必要書類墓じまいは、単なる物理的な作業ではなく、ご先祖様をどう供養するかという「人生の選択」です。ここでは、墓じまいから新しい供養先への改葬までの全体的なプロセスを、時系列に沿ったロードマップでご紹介します。【手続きのロードマップ】① 家族・親族との話し合い墓じまいは、ご先祖様に関わる重要な決断です。後々のトラブルを避けるためにも、まずはご家族や親族の同意を得ることが最も大切です。② 新しい供養先の検討と決定お墓を撤去した後の遺骨の供養先を決めます。永代供養墓、樹木葬、納骨堂など、中野区で人気の選択肢をこの段階で検討します。③ 中野区役所での行政手続き改葬には必ず「改葬許可証」が必要です。現在の墓地所在地の自治体で、この許可証を取得します。④ 閉眼供養と墓石撤去寺院の僧侶にお願いして閉眼供養(魂抜き)を行った後、石材店に依頼して墓石を撤去し、墓所を更地に戻します。⑤ 新しい供養先での納骨取得した改葬許可証を提出し、新しい供養先で遺骨を納骨します。必要に応じて開眼供養を行います。墓じまいの具体的な手順や、失敗しないための注意点については【お墓じまい】マニュアル で詳しく解説しています。改葬の手順、注意点については、【改葬】(お墓の引越し)マニュアル をご覧ください。2. 中野区で墓じまいを進める際の3つの課題と解決策墓じまいに踏み切れない主な理由(ハードル)を3つに集約し、それぞれの具体的な解決策を専門家が提示します。課題1:家族・親族の反対をどう説得するか?墓じまいは「ご先祖様をないがしろにすることだ」と考える親族がいるかもしれません。しかし、これは「お墓を守り続けることが困難である」という現実的な問題に向き合うための、前向きな選択です。・解決策: 墓じまいが、将来的に無縁墓になることを防ぎ、新しい形で永代にわたって供養するための選択肢であることを、誠意をもって伝えましょう。感情的な対立を避け、冷静な話し合いを進めることが大切です。課題2:お寺(ご住職)に何と伝えればよいか?中野区の寺院墓地を墓じまいする場合、ご住職への伝え方に悩む方が多くいらっしゃいます。・解決策:まずは墓じまいの意思を一方的に伝えるのではなく、「将来のお墓について相談したい」という形でアポイントメントを取りましょう。どのような手順で進めればよいか、提出する書類は何があるか、費用などについて確認しておきましょう。墓じまいする際のご住職への話し方は【墓じまい】ご住職への話し方を参考にご覧ください。課題3:費用はいくらかかるのか?墓じまいにかかる費用は、個別の状況によって大きく異なります。費用の内訳と相場・墓石撤去費用: 1㎡あたり10万〜20万円が目安ですが、中野区内の住宅地での作業の難易度によって変動する可能性があります。・お布施・離檀料: 閉眼供養のお布施は3万円〜5万円程度が相場です。離檀料に法的な基準はなく、寺院の慣習によって大きく異なります。・改葬先の費用: 選択する供養方法によって変動します。永代供養墓(5万円〜200万円程度)、樹木葬(10万円〜80万円程度)、納骨堂(20万円〜200万円程度)などが挙げられます。費用をコントロールするための現実的な方法については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 で詳しく解説しています。3. 中野区役所での改葬手続きと必要書類改葬許可証の取得は、墓じまいの手続きの中心です。中野区での手続きを円滑に進めるための具体的な情報を提供します。申請窓口とアクセス・窓口: 中野区役所 戸籍住民課 戸籍係(区役所2階5番窓口)・住所:〒164-8501 東京都 中野区 中野 四丁目11番19号・電話番号:03-3228-5503(戸籍住民課戸籍係)・アクセス: JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」北口から徒歩5分。・外部リンク: 中野区の公式ウェブサイトで改葬手続きの詳細をご確認いただけます。・中野区公式ホームページ)必要書類改葬許可申請には、以下の書類が必要です。・改葬許可申請書: 中野区の公式ページから入手。(改葬許可申請書ダウンロードページ)・埋葬証明書(現墓地管理者発行):申請書の記載欄に記名押印した場合は不要・受入証明書/使用許可書(新しい供養先発行):契約書や権利書等の書類も可※改葬許可申請書は、ご遺骨1柱につき一枚必要になります。※墓地使用者以外の方が申請する場合は使用者の承諾書が必要になります。中野区のホームページには承諾書が用意されていないため、任意の形式で作成することになります。中野区役所に郵送で申請する場合遠方にお住まいの方や、お仕事で忙しい方は、郵送での申請が可能です。【郵送で申請する場合の注意点】改葬許可申請:記入欄を全て記入し、墓地管理者の埋葬証明も頂いておきます。返信用封筒:申請者の名前、住所、連絡先を記入しておきます。(レターパックがおすすめです。)使用許可証等(原本とコピー):使用許可書等を添付する場合は、原本とコピーを郵送します。後日、改葬許可証と併せて返還されます。受入れ証明書は、原本を提出し原則、返還はされません。4. 中野区民に最適な供養先の選び方中野区には区営霊園はありませんが、多様な供養方法のニーズに応える選択肢が豊富にあります。(1)都立霊園という選択肢中野区にお住まいの方が改葬先として都立霊園を検討するケースは少なくありません。・都立多磨霊園:日本初の公園墓地であり、都内最大の面積を持つ広大な霊園です。中野区からもアクセスが良く、永代供養墓や樹林墓地など、多様な供養方法を提供しています。・都立小平霊園:自然環境が豊かで、多磨霊園と同様に中野区からも応募可能です。都立霊園は費用が安価である一方、公募制であり、応募には居住年数などの条件があります。また、抽選になるため、必ず利用できるわけではないことに注意が必要です。各都立霊園の詳細にはついては、【都立霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。都立霊園の申込方法や条件は【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類をご覧ください。・外部リンク:都立霊園は毎年公募が行われ、抽選となります。募集時期については、東京都公園協会のウェブサイトでご確認ください。【東京都公園協会の都立霊園公式サイト】(2)中野区内の寺院墓地・納骨堂・樹木葬・納骨堂:中野駅周辺には、駅から徒歩圏内にあるアクセス便利な納骨堂が増えています。屋内施設のため天候に左右されずお参りができ、管理の手間もかからない点が大きなメリットです。納骨堂の選び方は【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説をご覧ください。・永代供養墓:江古田や沼袋など、歴史ある地域に点在する寺院が提供する、後継者不要の永代供養墓も増えています。永代供養墓の選び方は【永代供養墓】基礎知識・選び方 をご覧ください。・樹木葬: 自然に還る供養を希望する方に人気です。樹木葬の選び方は【樹木葬】基礎知識・選び方 をご覧ください。供養先選びのチェックポイントについては【お墓選び】後悔しないための確認ポイント をご覧ください。5. 中野区在住者の声|リアルな墓じまい相談事例当事務所には、中野区にお住まいの皆さまから日々、様々なお墓の相談が寄せられています。特にご相談が多いのは、「遠方にあるお墓を墓じまいして自宅近くに改葬したい」、そして「承継者がいないため、今のうちに墓じまいして永代供養墓へ改葬したい」という2つのケースです。ここでは、専門家によるサポートによる具体的な事例をご紹介します。ケース1:中野区の寺院墓地を墓じまい → 永代供養墓へ改葬両親が所有していた墓を墓じまいし、ご自宅近くの永代供養墓へ改葬したいとのご相談でした。中野区の改葬許可申請書は当時、複写式のためHPから入手できないという課題がありましたが、当事務所が郵送で請求を行い、お客様に署名捺印を頂いた上で中野区役所に申請手続きを行いました。無事に許可証が発行された後、改葬先の霊園と日程調整を行い、墓じまいから納骨まで一貫してサポート。お客様には、納骨完了後にご連絡し、墓じまいから改葬までの写真も後日お送りさせて頂きました。大変助かりましたと感謝のお言葉頂きました。ケース2:遠方(関西)の墓地を墓じまい → 中野区の霊園墓地へ改葬地方にお墓を所有しているが、高齢になり墓参りが大変になった、お墓を継ぐ子供にも迷惑をかけるので、ご自宅近くの霊園墓地に改葬したいとのご相談でした。まず、遠方の墓地を管轄する自治体での改葬許可申請手続きを代行し、許可証を取得しました。その後、現地での骨出しに立ち会い、中野区の新しい霊園墓地への納骨まで一式サポート。お客様は、遠方まで足を運ぶことなく無事改葬が完了したことに、これで安心できますと喜んでおられました。当事務所にご依頼頂いた お客様アンケートは、【お客様の声】をご覧ください。6. 専門家が回答する「お墓の疑問」Q&A墓じまいに関する一般的な疑問に加え、中野区ならではの疑問にも回答します。Q1:中野区で墓じまいの補助金はありますか?A1:現在、中野区独自の墓じまい補助金制度はありません。ただし、葬祭費の支給など、別の公的支援制度はありますので、区の担当部署にご確認ください。Q2:改葬許可証は中野区役所で取得できますか?A2:はい、現在お墓がある場所が中野区内であれば、中野区役所で改葬許可証を取得できます。お墓が他の地域にある場合は、その地域の役所で手続きを行います。Q3:中野区内で後継者不要の供養方法はありますか?A3:はい、あります。永代供養墓、樹木葬、納骨堂などがそれに当たります。それぞれの費用や特徴は、記事内の「後悔しない供養先の選び方」のセクションを参考にしてください。Q4:遠方に住む親族の同意をどのように得ればよいですか?A4:まずは電話や手紙で丁寧に状況を説明し、お墓を大切に思う気持ちを伝えましょう。ご親族が納得できるよう、新しい供養先についての情報(費用、管理方法など)も併せて提供することが大切です。7. まとめ:中野区の墓じまい・改葬は専門家に相談中野区での墓じまい・改葬は、手続き・費用・親族関係など多岐に渡ります。都立霊園という費用を抑えられる選択肢がある一方で、公募や抽選にはハードルが存在します。また、離檀や墓石の撤去には、地域特有の慣習や専門的な知識が求められるため、多くの人が不安を感じるものです。当事務所は、中野区を含む東京都内での豊富なサポート実績があります。お客様一人ひとりの状況に寄り添い、行政手続きの代行から、ご要望に合わせた新しい供養先の選定、費用の適正化に関するアドバイスまで、一貫してサポートします。お墓の問題で悩んだ際は、まずは専門家にご相談ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 文京区の地図
    【文京区】墓じまい・改葬完全ガイド|歴史ある街で考える供養のカタチ
    文京区は、湯島天神や護国寺など数多くの寺社仏閣が点在する「文の京(ふみのみやこ)」として知られる、歴史と文化の街です。都心に位置しながら閑静な住宅街が広がるこの地域でも、近年、お墓に関する悩みを抱える方が増えています。「地方にある先祖代々のお墓をどうにかしたい」「お墓を継ぐ人がいないので、将来が不安だ」「お寺との付き合いを円満に終えたいが、どうすればいいか分からない」この記事は、文京区にお住まいの方や、区内の寺院に墓所をお持ちの方が、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進められるよう、お墓の専門家である行政書士が作成した完全ガイドです。文京区ならではの事情や注意点を踏まえて、具体的な解決策を詳しく解説します。1. 文京区の墓じまい事情と供養の選択肢文京区には約135もの寺院があり、「寺町」としても知られています。そのため、墓じまいの問題も、お寺との関係性や、伝統的な供養方法からの転換を巡るものが多くなっています。寺院との関係性: 代々お寺の檀家として続いてきた家庭が多い文京区では、墓じまいが「離檀(寺じまい)」と一体になるケースがほとんどです。離檀の際には、ご住職へ失礼のないよう、慎重な対応が求められます。供養ニーズの多様化:従来の墓石のお墓に加え、永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、管理負担の少ない新しい供養方法を検討する方が増えています。特に文京区は都心に位置するため、アクセスが良く、後継者不要な屋内型納骨堂への関心が高まっています。2. 文京区での墓じまい・改葬手続きの全体像墓じまいは、単にお墓を撤去して終わりではありません。法律(墓地埋葬等に関する法律 第5条・第8条)で定められた正式な手続きを経て、ご遺骨を別の場所に移す「改葬」を行う必要があります。墓じまいから改葬(お墓の引っ越し)までの手続きは、主に以下の5つのステップで進めます。① ご家族・ご親族との話し合い後々のトラブルを避けるため、まずは墓じまいの方針について、ご家族・ご親族全員で話し合い、合意を得ることが最も大切です。② 新しい供養先の検討と決定遺骨をどこに移すかを決めます。永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、文京区の地域性やご自身の希望に合った供養先を検討します。③ 文京区役所での改葬許可申請改葬には、現在のお墓がある自治体で発行される「改葬許可証」が必要です。文京区にお墓がある場合は、文京区役所にて必要書類を提出して取得します。④ 閉眼供養と墓石撤去改葬許可証が交付されたら、現在のお墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、石材店に依頼して墓石を撤去し、墓所を更地に戻し返還します。⑤ 新しい供養先での納骨新しい供養先に改葬許可証を提出し、納骨して完了です。必要に応じて開眼供養を行います。墓じまい、改葬の詳しい流れは、お墓じまいマニュアル や 改葬(お墓の引越し)マニュアル をご覧ください。3. 文京区役所での改葬許可手続きガイド墓じまいの中心となる行政手続きは、文京区役所での「改葬許可申請」です。申請窓口や必要書類を事前に把握しておくことで、手続きが円滑に進みます。申請窓口:文京区役所 区民部 戸籍住民課 戸籍係(文京シビックセンター2階北側)住所:〒112-8555 東京都文京区春日1-16-21電話番号: 03-5803-1183(戸籍係)受付時間: 平日 午前8時30分から午後5時まで文京区の改葬手続き詳細:文京区公式サイト(改葬許可申請ページ)文京区役所へのアクセス(交通機関)・東京メトロ後楽園駅:丸ノ内線(4a・5番出口)・南北線(5番出口)徒歩1分・都営地下鉄春日駅: 三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分・JR総武線水道橋駅:(東口)徒歩9分申請に必要な書類文京区での改葬許可申請には、以下の書類が必要です。・改葬許可申請書:文京区役所の窓口で入手、または 文京区の公式ウェブサイトからダウンロードできます。遺骨1体につき1枚の申請書が必要です。・埋葬証明書: 現在の墓地の管理者から遺骨が埋葬されていることを証明してもらいます。改葬許可申請書の下部に埋葬証明欄があるため、そちらに記入・押印を頂いた場合、別途取得する必要はありません。注意:墓地管理者から埋葬証明をもらう際には、事前に墓じまい・改葬する旨を伝え、了解を得たうえで持参または郵送でお願いしましょう。何も伝えずにいきなり要求するのは失礼にあたりトラブルに発展する可能性があります。特に文京区の歴史ある寺院の墓じまいをする場合、ご住職よく相談したうえでお願いしましょう。・使用承諾書・受入証明書等:新しい供養先が、遺骨を受け入れることを証明する書類が必要です。こちらの書類は改葬先の墓地管理者から発行してもらいます。状況に応じて下記の書類も必要になります。現在所有する墓地の使用者と申請者が異なる場合改葬先の墓地の使用者と申請者が異なる場合必要な場合は、こちらの承諾書ダウンロード から取得してください。ちなみに文京区では一枚の用紙に上記2種類の承諾書が記載されています。申請者と現在墓地使用者・改葬先墓地使用者と両者が異なる場合以外は、どちらか該当する方のみ記名押印して提出するかたちになります。郵送で申請する場合の注意点文京区役所では郵送での申請も可能です。書類不備があると手続きが遅れるため、以下の点に注意してください。必要書類をすべて揃える。日中連絡が取れる電話番号を明記する。返信用封筒に切手を貼り、ご自身の住所・氏名を記載しておく。改葬許可申請書の詳しい記入方法は、【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 をご確認ください。4. 費用と対策:文京区の墓じまい費用を徹底解説文京区で墓じまいを行う際の費用は、主に以下の3つの要素で構成されます。都心部の文京区では、地方と比較して費用が割高になる場合もあります。内訳を理解し、計画的に進めることが大切です。費用内訳と相場墓石撤去費用1平方メートルあたり10万〜20万円が目安です。文京区は住宅地が多く、道幅が狭い場所では手作業になるため、費用が高くなる可能性があります。複数の石材店から見積もりを取りましょう。石材店の選び方は【墓じまい】石材店の選び方と費用 を参考にしてください。お布施・離檀料お墓から魂を抜く「閉眼供養」のお布施は3万〜5万円程度が相場です。離檀料は必ず請求されるものではありませんが、寺院との関係性や慣習によって高額な額を請求される場合もあります。お布施については【墓じまいのお布施】相場・渡し方・注意点 を 高額な離檀料を請求された場合は【高額離檀料請求】墓じまい対処法をご覧ください。改葬先の費用供養方法によって大きく異なります。永代供養墓: 5万〜200万円程度納骨堂: 20万〜200万円程度樹木葬: 10万〜80万円程度改葬先の選び方や改葬で知っておきたいことは【改葬先】選び方と失敗しない注意点や【改葬の基礎知識】お墓の引越しで知るべき5つのこと も参考にしてください。5. 文京区民が選ぶ新しい供養のカタチ文京区は、護国寺や傳通院など歴史ある寺院が多い「寺町」であると同時に、利便性の高い都心型供養施設が充実している地域です。墓じまい後の新しい供養先を選ぶ際は、「歴史との継続」か「利便性との両立」かという、地域ならではの視点が重要になります。都心からのアクセスが非常に良く、特にバリアフリー対応の屋内型納骨堂が増えているのが文京区の特徴です。」(1)歴史的寺院が提供する供養(伝統と安心感)文京区内の多くの寺院が永代供養に対応した墓地や納骨堂を提供しています。特徴:永代にわたって供養を任せられる安心感から選ばれています。専門家の視点: 寺院墓地は、たとえ永代供養であっても、寺院の宗旨・宗派に基づく供養スタイルが求められる場合があります。事前にご自身の希望と合致しているかを確認することが重要です。(2)民営納骨堂・樹木葬(自由と利便性)都心からのアクセスが非常に良く、特にバリアフリー対応の屋内型納骨堂が増えているのが文京区の特徴です。また、民営の屋内型納骨堂や都市型の樹木葬も増加しています。これらの民営施設は、宗旨・宗派を問わないところがほとんどで、寺院との継続的な関わりを避けたい方にとって、非常に重要な選択肢となっています。当事務所では、過去にご相談頂いたお客様の埋葬先として、源覚寺 小石川墓陵のご紹介と現地見学・契約からご納骨までサポートさせて頂きました。(お客様に同行)(3)改葬先としての都立霊園(公的・安定した選択肢)文京区には区営霊園がないため、近隣の都立霊園(谷中霊園、染井霊園、青山霊園など)が改葬先として検討されます。注意点:都立霊園は抽選制であり、申し込みに居住年数などの条件があるため、事前の確認が必要です。それぞれの都立霊園の詳細な情報は【都立霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。行政書士が示す、納骨堂を選ぶ際の専門的な視点文京区の納骨堂を選ぶ際には、以下の地域特性を考慮したチェックポイントが重要です。個別安置期間と費用総額: 都心に位置するため費用相場が高めになる傾向があり、特に個別安置期間を終えた後に合祀されるまでの費用総額を、契約前に必ず確認してください。アクセスと管理の利便性: 地下鉄駅からのアクセスが良い施設が多いですが、その分年間管理費がかかるか、または永代使用料に一括で含まれているかを明確に把握することが、将来的な負担を避ける鍵です。寺院墓地と民営施設の選択: 寺院との継続的な関わりを避けたい方は、契約の自由度が高い民営施設も視野に入れて比較検討が必要です。文京区の墓じまい・改葬FAQQ1:文京区の寺院墓地を墓じまいする場合、離檀は必須ですか?A1: お墓を完全に撤去して更地に戻し、寺院に返還する場合は、通常、離檀が伴います。文京区は「寺町」と呼ばれるほど寺院が多く、護国寺や傳通院など歴史ある寺院墓地も少なくありません。代々のご縁が深いご家庭も多いため、離檀の際にはご住職に事前に相談し、感謝の気持ちを伝えながら丁寧に進めることが大切です。もし、直接お会いして話すのが苦手、またはご住職とお会いすると緊張してうまく話せないなどの場合、ご自身のお気持ちを整理し、なぜ離檀するのかなどお手紙にでお送る方法もあります。先にお手紙をお渡しすることで内容が整理でき話が進めやすくなることがあります。当事務所ではお手紙の書き方などの一般的なアドバイスもさせて頂きます。Q2:文京区役所での改葬許可申請は代理人に依頼できますか?A2: はい、可能です。仕事などで時間が取れない方は、行政書士に依頼することで、書類作成から申請まで一括で代行できます。当事務所では、手続きの代行から、墓じまいに関するご相談まで、幅広くサポートしています。文京区での改葬手続きに自信がない方、全てお任せしたいとお考えの方など是非ご相談ください。Q3:文京区から遠方のお墓を改葬する場合、手続きはどこで行いますか?A3: 改葬許可申請は、現在お墓がある地方の自治体で行います。文京区役所ではありませんのでご注意ください。当事務所は全国のお墓じまい・改葬に対応しており、遠方の手続きも代行可能です。Q4:墓じまい後、遺骨を自宅で供養できますか?A4: はい、可能です。手元供養と呼ばれ、宗教や形式にとらわれずに供養できます。ただし、将来的なことも考慮して、ご親族間で十分に話し合っておくことが大切です。手元供養の注意点は【手元供養】注意点と知っておくべきこと をご覧ください。Q5:墓じまいから改葬まで、どのくらいの期間がかかりますか?A5: 申請自体は書類に不備がなければ即日で完了することが多いですが、ご親族との話し合いや、お寺・石材店との調整を含めると、数週間から数ヶ月かかる場合があります。Q6:費用を抑えたい場合、どのような方法がありますか?A6: 費用を抑えるには、以下のポイントが挙げられます。複数の石材店から見積もりを取る:墓石撤去費用は業者によって差があるため、相見積もりを取りましょう。永代供養墓を検討する:永代供養墓や樹木葬は、年間管理費が不要なことが多く、長期的な費用負担を抑えられます。墓じまいや改葬の費用と相場は【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 をご覧ください。Q7:文京区に区営霊園はありますか?A7: 文京区には区営霊園はありません。そのため、改葬先としては都立霊園(谷中霊園・染井霊園・青山霊園など)が検討されることが多いです。特に谷中霊園は台東区に所在しますが、文京区民の利用が多く見られます。都立霊園は抽選制であり、申込条件に居住年数や世帯の状況が関わるため、事前の確認が必要です。(都立霊園の募集情報などは、東京都公園協会のHPをご覧ください。)近年は文京区内の寺院でも永代供養墓や樹木葬を新設する例が増えており、選択肢の幅が広がっています。まとめ:文京区での墓じまい・改葬は、実績豊富な専門家へ文京区で墓じまい・改葬を行う場合、地域の歴史や文化、都心ならではの事情が重なり、手続きが複雑になることがあります。特に、護国寺や傳通院など歴史ある寺院が多い「寺町」という地域性から、離檀や寺院との調整には細やかな配慮が求められます。また、都心部の墓地は敷地が狭いことが多く、墓石の撤去費用が高額になったり、作業に時間を要するケースも見られます。さらに、地方にあるお墓を文京区周辺の永代供養墓や納骨堂へ改葬したいというご相談も増えており、状況に応じた柔軟な対応が必要です。大塚法務行政書士事務所は、文京区をはじめ東京都全域で多数の墓じまい・改葬をサポートしてきた実績があります。お墓の専門家として、以下のような総合的なサポートをご提供しています。煩雑な手続きの代行:改葬許可申請、寺院・霊園・石材店の連絡調整・現地立会いなど。費用面のアドバイス:墓石撤去費用の相場、費用を抑えるためのポイントなど。供養先の選定支援:永代供養墓・納骨堂などのご紹介・都立霊園(谷中霊園・染井霊園など)の手続き。「何から始めればよいのか分からない」「手続きや費用が不安」という方は、まずは当事務所にご相談ください。文京区ならではの事情に精通した専門家が、お客様の心の負担を軽減し、安心できる墓じまい・改葬をサポートします。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 目黒区の地図
    【目黒区】の墓じまい・改葬完全ガイド|閑静な街で考える供養の新しい形
    目黒区は、閑静な住宅地や洗練された商業エリアが広がり、都心へのアクセスも良い人気の街です。再開発が進む目黒駅周辺や、昔ながらの商店街が残るエリアなど、多様な顔を持つ目黒区でも、近年、お墓に関する悩みを抱える方が増えています。「地方にある先祖代々のお墓の管理が大変」「お墓を継ぐ人がいないので、将来が不安だ」「多様なライフスタイルに合わせた新しい供養方法を検討したい」この記事は、目黒区にお住まいの方や、区内の霊園に墓所をお持ちの方が、墓じまいや改葬(お墓の引越し)をスムーズに進められるよう、お墓の専門家である行政書士が作成した完全ガイドです。目黒区ならではの事情や注意点を踏まえて、具体的な解決策を詳しく解説します。1. 目黒区で墓じまいを検討する際の注意点目黒区は、都心にありながら豊かな自然が残り、洗練された雰囲気を持つ街です。しかし、その裏で、多くの家庭が墓じまいや改葬(お墓の引越し)という課題に直面しています。なぜ目黒区で墓じまいが増えているのか?・地方にあるお墓の管理負担:目黒区に住む多くの家庭が、地方にある実家のお墓の管理に頭を悩ませています。高齢になり遠方までのお墓参りが難しくなったり、多忙な生活で墓参りの時間が取れなくなったりしているためです。・後継者不足: 少子化や核家族化が進む現代では、代々受け継がれてきたお墓を維持することが困難な家庭が増えています。・新しい供養方法への関心: 従来の墓石のお墓にこだわらず、永代供養墓、樹木葬、納骨堂など、管理が不要な新しい供養方法を求める声が高まっています。これらの課題に対し、この記事では目黒区ならではの具体的な解決策を提示していきます。2. 目黒区で後悔しない墓じまい・改葬を行う流れ墓じまいは、単にお墓を撤去して終わりではありません。法律(墓地埋葬等に関する法律 第5条・第8条)で定められた正式な手続きを経て、ご遺骨を別の場所に移す「改葬」を行う必要があります。墓じまいから改葬までの手続きは、主に以下の5つのステップで進めます。① ご家族・ご親族との話し合い後々のトラブルを避けるため、まずは墓じまいの方針について、ご家族・ご親族全員で話し合い、合意を得ることが最も大切です。② 新しい供養先の検討と決定遺骨をどこに移すかを決めます。永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、目黒区の地域性やご自身の希望に合った供養先を検討します。③ 目黒区役所での改葬許可申請改葬には、現在お墓がある自治体で発行される「改葬許可証」が必要です。目黒区内のお墓を改葬する場合は、目黒区役所に必要書類を提出して取得します。④ 閉眼供養と墓石撤去改葬許可証が交付されたら、現在のお墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、石材店に依頼して墓石を撤去し、墓所を更地に戻します。⑤ 新しい供養先での納骨新しい供養先に改葬許可証を提出し、納骨して完了です。必要に応じて開眼供養を行います。お墓じまい・改葬の具体的な流れは、お墓じまいマニュアルや 改葬(お墓の引越し)マニュアル をご覧ください。3. 目黒区役所での改葬許可申請方法墓じまいの中心となる行政手続きは、目黒区役所での「改葬許可申請」です。申請窓口や必要書類を事前に把握しておくことで、手続きが円滑に進みます。申請窓口:目黒区役所 戸籍住民課 戸籍届出係(本庁舎)住所:〒153-8573 東京都目黒区上目黒二丁目19番15号電話番号: 03-5722-9786(戸籍住民課 戸籍届出係)受付時間:平日 午前8時30分から午後5時まで(1)目黒区役所へのアクセス目黒区役所への主な公共交通機関は下記になります。🚋 電車 🚋東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅:徒歩5分JR山手線・東京メトロ南北線 目黒駅:徒歩15分🚌 バス(東急)🚌渋71系統 渋谷駅発 洗足駅行「目黒区総合庁舎前」下車1分恵32系統 恵比寿駅発 用賀駅行「目黒区総合庁舎前」下車1分渋41系統 渋谷駅発 大井町駅行「中目黒駅」下車5分中目01系統・黒09系統 目黒駅発 野沢龍雲寺行「中目黒駅」下車5分(2)申請に必要な書類改葬許可申請には、以下の書類が必要になります。申請時に書類の不備がないようにご確認ください。① 改葬許可申請書目黒区役所の窓口(本庁舎:戸籍住民課戸籍届出係)で入手、または、目黒区公式ウェブサイトからダウンロードできます。② 埋葬証明書現在の墓地の管理者が、遺骨が埋葬されていることを証明する書類です。改葬許可申請書の下部に管理者の証明欄があります。そちらに記入・押印済の場合は、別途取得する必要はありません。③ 使用許可証・受入証明書目黒区のHPには使用許可証の原本と記載されていますが、受入れ証明書の原本でも可能です(戸籍住民課に確認済)。いずれも原本を提示し返還を希望する場合は、その旨を申出る必要があります。使用許可証はその後も必要になりますので、必ず返還してもらいましょう。受入れ証明書は通常、改葬許可申請時に提出する書類ですので、そのまま提出しても問題ありません。④ 改葬承諾書(状況により)墓地使用者と改葬申請者が異なる場合に必要になります。目黒区の場合、所定の改葬承諾書が用意されています。必要な方は、戸籍住民課の窓口か上記、目黒区ウエブサイトから入手してください。(3)戸籍住民課の混雑状況目黒区の公式ウエブサイトによると戸籍住民課の窓口が下記の日時に混雑すると予想されています。月曜日・金曜日祝日・休日の翌開庁日連休前後の開庁日その他の日も午前11時から午後2時までが比較的混雑しています。特に窓口が混雑する日縁起の良いとされる日(大安、天赦日など)大型連休明け七夕(7月7日)いい夫婦の日(11月22日)クリスマスイヴ(12月24日)・クリスマス(12月25日)こちらの日は大変混み合い、待ち時間が長くなることが予想されます。可能であればこの日は避けた方が良いかと思います。混雑状況の確認目黒区では戸籍住民課の混雑状況が【目黒区なう】戸籍住民課窓口混雑情報サイト から確認することができます。こちらで確認してから申請に行くのも一つの方法です。4. 目黒区の墓じまい費用と相場目黒区で墓じまいを行う際の費用は、主に以下の3つの要素で構成されます。都心部の目黒区では、地方と比較して費用が割高になる場合もあるため、内訳を理解し、計画的に進めることが大切です。費用内訳と相場・【墓石撤去費用】:1平方メートルあたり10万〜20万円が目安です。目黒区は住宅地が多く、墓地が狭い場所では手作業になるため、費用が高くなる可能性があります。複数の石材店から見積もりを取りましょう。お墓を撤去する石材店の選び方は【墓じまい】石材店の選び方と費用 も参考にしてください。・【お布施・離檀料】:お墓から魂を抜く「閉眼供養」のお布施は3万〜5万円程度が相場です。離檀料は必ず請求されるものでなく、寺院との関係性や慣習によって請求される場合があります。墓じまいのお布施・離檀料については【墓じまいのお布施】相場・渡し方・注意点や【離檀料の相場】墓じまい・改葬時の注意点 をご覧ください。・【改葬先の費用】:供養方法によって大きく異なります。永代供養墓: 5万〜200万円程度納骨堂: 20万〜200万円程度樹木葬: 10万〜80万円程度改葬先の選び方や知っておきたい基礎知識は【改葬先】選び方と失敗しない注意点 や【改葬の基礎知識】お墓の引越しで知るべき5つのことをご覧ください。5. 目黒区民が選ぶ新しい供養のカタチ墓じまいの後、遺骨をどこに供養するかは最も重要な決断です。目黒区の住民は、都心ならではの利便性を重視しつつ、伝統的な供養も大切にする傾向があります。・都心に調和する納骨堂目黒駅周辺には、アクセスと利便性に優れた屋内型納骨堂が増えています。目黒駅はJR山手線や地下鉄が乗り入れる主要駅であり、都心からのアクセスが抜群です。・自然に還る樹木葬目黒区に点在する寺院や近隣の霊園で選べる、自然志向の樹木葬も人気です。庭園のような美しい環境で故人を供養したいというニーズに応えています。・都立霊園という選択肢目黒区には区営霊園はありませんが、都立霊園は改葬先として人気です。目黒区からアクセスしやすい都立霊園としては、青山霊園(港区)や多磨霊園(府中市)などが挙げられます。青山霊園と多磨霊園の詳細は【青山霊園】墓じまい・改葬手続き代行、【多磨霊園】墓じまい・改葬手続き代行 ご覧ください。都立霊園は抽選制であり、申し込みには居住年数などの条件があるため、事前の確認が必要です。都立霊園の申込方法については【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を解説をご覧ください。目黒区の墓じまい・改葬FAQQ1:目黒区で墓じまいを依頼できる石材店はどう探せばいいですか?A1: 寺院・霊園では指定石材店が定められている場合がありますので、通常、その指定石材店に依頼することになりますが、1社でなく数社の石材店が指定になっている場合は、数社から見積書を取り、その金額や内容で決められた方が良いかと思います。特に指定石材店がない場合は、その地域の石材店に依頼するのが一般的です。こちらも複数の業者から相見積もりを取ることで、適正な価格を把握できます。当事務所にご相談いただければ、お客様のご要望に合った信頼できる石材店をご紹介することも可能です。Q2:目黒区内で改葬先として人気の納骨堂はどこですか?A2: 目黒区内や近隣には、アクセスに優れた納骨堂が複数あります。特に目黒駅周辺は、再開発により新しい屋内型納骨堂が増えており、利便性を重視する方に人気です。目黒駅周辺の新しい屋内型納骨堂の例としては、以下のようなものがあります。(参考)・應慶寺 目黒御廟:JR山手線目黒駅から徒歩約4分という非常にアクセスしやすい場所にあり、自動搬送式の納骨堂です。緑豊かな閑静な環境にあり、ゆったりとくつろげるラウンジなども備えています。宗旨・宗派を問わず利用でき、ペットと一緒に入れるプランもあります。・目黒駅前大師堂:各線目黒駅から徒歩2分と、さらに利便性の高い場所にある納骨堂です。宗教・宗派不問で、後継者がいない方も利用できます。・安養院 ひかり陵苑・ひかりの園: 目黒駅から1駅の不動前駅から徒歩5分にある納骨堂です。自動搬送式や納骨壇タイプなど、多様な形式が用意されており、お寺が運営・管理しているため、永代にわたる供養が安心です。納骨の選び方については【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説 を参考にご覧ください。Q3:目黒区での墓じまいに補助金はありますか?A3: 現在、目黒区独自の墓じまい補助金制度はありません。ただし、自治体によっては、改葬に関する一部の費用を助成する制度がある場合もありますので、今後、新しい情報が出てくる可能性もあります。Q4:目黒区から遠方のお墓を改葬する場合、手続きはどこで行いますか?A4: 改葬許可申請は、現在お墓がある地方の自治体で行います。目黒区役所ではありませんのでご注意ください。当事務所は全国のお墓じまい・改葬に対応しており、遠方の手続きも代行可能です。Q5:離檀料が高額で困っています。どうすればよいですか?A5: 離檀料は法的に定められたものではありません。高額請求された場合は、まず誠意を持って交渉することが大切です。それでも解決しない場合は、国民生活センターや弁護士に相談することを検討しましょう。【高額離檀料請求】墓じまい対処法 も参考にしてください。Q6:行政書士に依頼するメリットは何ですか?A6: 墓じまい・改葬は、どの様に進めればよいかわからない方も多いかと思います。わからないながら進めた結果、後で後悔される方もおりますので、まずは専門家に相談しアドバイスを聞いて見てください。それから、ご家族と良く話し合い墓じまいするか決めてください。もし、ご自身で進めることが難しい場合は、当事務所にご依頼頂ければ、改葬許可の申請代行、石材店や供養先の選び方アドバイス、現地での立会い代行など、お客様の状況に合わせたサポートをさせて頂きます。まとめ:目黒区での墓じまい・改葬は、実績豊富な専門家へ目黒区での墓じまい・改葬は、都心ならではの利便性を活かした新しい供養の形が広がる一方で、手続きや費用、ご親族との関係など、多岐にわたる課題が伴います。特に、都心部の墓地は敷地が狭いことも多く、墓石撤去費用が割高になったり、作業に時間がかかったりするケースも少なくありません。大塚法務行政書士事務所は、目黒区を含む東京都全域で数多くの墓じまい・改葬をサポートしてきた実績があります。お墓の専門家として、お客様一人ひとりの状況に寄り添った最適なサポートを強みとしています。煩雑な手続きの代行: 改葬許可申請、寺院・霊園・石材店の連絡調整、現地立会いなど。費用に関する具体的なアドバイス: 墓石撤去費用や離檀料の相場、費用を抑えるためのポイントなど。最適な供養先の選定支援: 永代供養墓や納骨堂、都立霊園など、お客様のご希望に沿った新しい供養先選びを丁寧にサポート。ぜひ一度、お墓の専門家である当事務所にご相談ください。相談無料です。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 新宿区の地図
    【新宿区】墓じまい・改葬完全ガイド|専門行政書士が教える供養の選択肢
    はじめに:日本一のターミナル駅、新宿から考える「墓じまい」の現実高層ビルが立ち並び、日本一の乗降客数を誇る新宿駅を中心に、常に変化を続ける新宿区。活気あふれる繁華街やオフィス街がある一方で、歴史ある神楽坂のような風情ある街並み、そして閑静な住宅街も広がっています。こうした多様な顔を持つ新宿区では、お墓に対する考え方も時代とともに変わりつつあります。「実家のお墓が遠方にあり、管理が大変」「お墓を継ぐ人がおらず、将来が不安」「多様なライフスタイルに合わせた新しい供養方法を検討したい」といったお悩みは、新宿区にお住まいの方々から多く寄せられています。この記事は、新宿区にお住まいの方や、区内にお墓を持つ方が直面する墓じまい・改葬の悩みに寄り添い、具体的な手続きや費用、供養先について詳しく解説する専門家によるガイドです。1. 新宿区で墓じまいを考える3つの理由他の地域と同様、新宿区でも墓じまいが増加傾向にあります。その背景には、新宿区ならではの生活環境や社会構造の変化が深く関係しています。管理負担の増加新宿区は都内でも有数のビジネス街であり、多くの住民が多忙な日々を送っています。地方にある先祖代々のお墓を定期的に管理することは、時間的・金銭的な負担が大きく、現実的ではありません。また、高齢化が進み、遠方までのお墓参りに行くことが体力的に難しくなるケースも増えています。これらの理由から、管理が不要な供養方法への関心が高まっています。後継者不在の悩み少子化や核家族化が進む現代では、お墓を代々受け継ぐことが困難な家庭が増えています。新宿区では、「子どもに負担をかけたくない」と考える方が多く、自分の代でお墓を整理する「終活」の一環として、新宿区の墓じまいを決断するケースが目立ちます。都立雑司ヶ谷霊園の存在新宿区は隣接する豊島区に、都立雑司ヶ谷霊園という著名な霊園があります。都心からのアクセスが良く、民営に比べて費用が安価なため、墓じまいを後押しする要因となっています。2. 新宿区に特化した改葬手続きの流れ墓じまいの中心となるのは、法律に基づいた「改葬許可証」の取得です。手続きをスムーズに進めるためには、新宿区の墓じまいに精通した行政書士への相談も有効です。(1)新宿区役所での改葬手続き① 申請窓口とアクセス新宿区の改葬許可申請は、新宿区役所(本庁舎)と特別出張所で行うことができます。新宿区役所(本庁舎)・窓口:新宿区 戸籍住民課 戸籍係(本庁舎1階9番窓口)・住所: 〒160-8484 東京都新宿区歌舞伎町1丁目4番1号・電話番号: 03-5273-3506(戸籍住民課 戸籍係)・受付日時:月曜日~金曜日 8:30~17:00(※火曜日は19:00まで延長されます。)・アクセス:・JR新宿駅東口より徒歩10分、都営大江戸線・東京メトロ副都心線「東新宿駅」から徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」から徒歩5分。特別出張所四 谷特別出張所|〒160-8581 内藤町87番地|電話:03-3354-6171箪笥町特別出張所|〒162-0833 箪笥町15番地|電話:03-3260-1911榎 町特別出張所|〒162-0042 早稲田町85番地|電話:03-3202-2461若松町特別出張所|〒162-0056 若松町12番6号|電話:03-3202-1361大久保特別出張所|〒169-0072 大久保二丁目12番7号|電話:03-3209-8651戸 塚特別出張所|〒169-0075 高田馬場二丁目18番1号|電話:03-3209-8551落合第一特別出張所|〒161-0033 下落合四丁目6番7号|電話:03-3951-9196落合第二特別出張所|〒161-0032 中落合四丁目17番13号|電話:03-3951-9177柏 木特別出張所|〒169-0074 北新宿二丁目3番7号|電話:03-3363-3641角 筈特別出張所|〒160-0023 西新宿四丁目33番7号|電話:03-3377-4381各特別出張所のアクセス・地図等の詳細は新宿区の施設案内ページからご覧ください。② 改葬許可申請に必要な書類・改葬許可申請書:新宿区役所の窓口またはウェブサイトで入手できます。遺骨1体につき1枚の申請書が必要になります。新宿の改葬許可申請書は【改葬許可申請ページ(新宿区)】からダウンロードできます。・使用許可証または受入証明書:新しい供養先が遺骨を受け入れることを証明する書類です。申請には原本が必要になります。・埋葬証明書:現在の墓地の管理者が遺骨が埋葬されていることを証明する書類です。改葬許可申請書に証明欄があります。こちらに署名押印済の場合は、別途書類を用意する必要はありません。改葬許可申請については【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 も参考にしてください。③ 手続きのポイント申請者と改葬先の墓地使用者が異なる場合申請者と改葬先の墓地使用者が異なる場合は、その使用者から承諾書または同意書もらう必要があります。新宿区のウェブサイトには承諾書等のひな型が用意されていませんので、任意の形式で作成する必要があります。郵送で申請する場合新宿のウエブサイトには郵送の申請に関することが記載されておりませんが、郵送申請も可能です。改葬許可申請書及び添付書類の原本、返信用封筒も併せて郵送します。使用許可書など返還が必要な書類は原本とコピーを併せて郵送し、原本還付を希望する旨を記載しておきましょう。また書類に不備があった場合のため、連絡先も忘れずに記載しておきましょう。④ 都立雑司ヶ谷霊園の墓じまい・改葬手続き新宿区に隣接する都立 雑司ヶ谷霊園の墓じまい・改葬については【雑司ヶ谷霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。⑤墓じまい・改葬手続きの流れ墓じまい・改葬の進め方については【お墓じまい】マニュアル・【改葬】(お墓の引越し)マニュアル をご覧ください。3. 予算と供養のバランス:後悔しないためのコスト管理新宿区での墓じまいの費用は、主に墓石撤去費用、お布施・離檀料、新しい供養先の費用の3つに分けられます。(1)新宿区の費用相場(目安)・墓石撤去費用: 1㎡あたり10万〜20万円が目安ですが、都心部での作業性により変動します。・お布施・離檀料: 閉眼供養のお布施は3万〜5万円程度が相場です。離檀料は必ず請求されるものではなく寺院や状況によって異なります(請求された場合、比較的、十数万円~数十万円程度が多く、中には数百万円を請求されるケースもあります)。・新しい供養先の費用:永代供養墓: 5万〜200万円程度納骨堂: 20万〜200万円程度樹木葬: 10万〜80万円程度(2)費用を安く抑えるためのポイント可能であれば複数の石材店業者から相見積もりを取り、価格を比較検討しましょう。年間管理費が不要な供養先を選ぶことで、長期的な費用負担を大幅に減らせます。永代供養墓では合祀(他の遺骨と一緒に埋葬する)形式が最も安く一体3万円で納骨できる寺院・霊園等があります。もし、お墓が不要とお考えの場合は、散骨も視野に入ります。業者委託の場合、一体5万円程度で散骨も可能です。4. 新宿区での墓じまい・改葬に関するQ&AQ1:離檀料は新宿区でも必要ですか?離檀料は法律で定められた費用ではありませんが、寺院との関係性や慣習によって求められることがあります。まずは感謝の気持ちを伝え、丁寧に話し合うことが大切です。もし金額の交渉に応じてもらえない場合は、国民(消費)生活センターや弁護士等に早めに相談することをお勧めします。国民(消費)生活センターへの連絡先は、国民生活センターサイトの全国の消費生活センターページよりご確認頂けます。また消費者ホットライン(TEL:188番)で相談窓口の案内をしております。離檀料に関するトラブルは【高額離檀料請求】墓じまい対処法でも詳しく解説しています。Q2:新宿区内で人気の納骨堂はいくらぐらいか?新宿駅や四ツ谷駅などアクセスが良い納骨堂は、20万〜200万円程度の費用が一般的です。年間管理費の有無や個別の安置期間によっても費用が変動します。納骨堂選びのポイントは【納骨堂とは】選び方・費用・注意点 を解説 をご覧ください。Q3:遠方のお墓を新宿区に移す場合、手続きはどうなりますか?改葬許可申請は、現在お墓がある地方の自治体で行います。その後、新しい供養先である新宿区内の霊園で納骨となります。当事務所では、遠方の役所とのやり取りも含め、墓じまいに伴う全ての手続きを一貫してサポートいたします。Q4:墓じまい後の遺骨は、自宅で供養できますか?できます。手元供養と呼ばれ、宗教や形式にとらわれずに供養できます。ただし、将来的なことも考慮して、ご親族間で十分に話し合っておくことが大切です。手元供養の注意点は【手元供養】注意点と知っておくべきこと をご覧ください。Q5:新宿区で墓じまいをする際、親族全員の同意は必要ですか?通常の場合、墓地使用者(祭祀主宰者)により手続きが可能ですが、兄弟、親族等に話をしないで勝手に進めた場合、後々、祭祀主宰者に対する争いに発展する可能性がありますので、事前に了解を得たうえで墓じまいを行う方が安心です。(状況によっては承諾書なども書面で残しておきましょう。)お墓の承継問題については【お墓の承継トラブル】Q&A・事例と対策 をご覧ください。Q6:新宿区で樹木葬を選ぶ場合、区内に候補はありますか?新宿区内にも樹木葬を提供している寺院は複数あります。区外に目を向ければ、近隣の都立霊園にも樹林墓地などの選択肢があります。ご希望の条件に合わせて、複数の施設を比較検討することをおすすめします。新宿区で樹木葬を検討する際は、以下の点を考慮すると良いでしょう。費用: 初期費用に加え、年間管理費の有無を確認します。場所: 自宅からのアクセスや、お参りのしやすさを考慮します。供養形式: 個別に埋葬されるか、他の遺骨と一緒に埋葬されるかを確認します。樹木葬の詳しい選び方は【樹木葬】基礎知識・選び方 をご覧ください。Q7:新宿区で墓じまいをする際、行政書士に依頼するメリットは何ですか?墓じまいは煩雑な手続きが多く、慣れない方が一人で進めるのは大変です。お墓の専門家である行政書士に依頼することで、書類作成から申請代行、関係者との連絡調整、費用のアドバイスまで、一貫したサポートを受けられます。改葬の相談(代行)先の選び方は【改葬相談先】お墓の引越しはどこに頼む?選び方・費用をご覧ください。まとめ:新宿区での墓じまい・改葬は実績豊富な専門家へ新宿区での墓じまい・改葬は、都心ならではの利便性を活かした新しい供養の形が広がる一方で、手続きや費用、ご親族との関係など、検討すべきことが多岐にわたります。墓じまいを成功させるためにチェックすべき3つのポイント手続き:新宿区役所での手続きはもちろん、隣接する都立 雑司ヶ谷霊園への改葬には、霊園特有のルールや抽選制度があることを理解しておくことが不可欠です。費用:墓石撤去費用やお布施に加え、新しい供養先の費用を含めた総額を事前に把握し、予算計画を立てましょう。供養先:永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、ご自身のライフスタイルや価値観に合った最適な供養方法を選びましょう。大塚法務行政書士事務所は、新宿区を含む都内全域で数多くの墓じまい・改葬をサポートしてきた実績があります。お客様一人ひとりの状況に寄り添い、行政手続きの代行から新しい供養先の選定、費用のアドバイスまで、一貫してサポートします。「何から始めればよいのか分からない」という段階から、まずはお気軽に当事務所にご相談ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 豊島区の地図
    【豊島区】墓じまい・改葬完全ガイド|消滅可能性都市から考える供養の新しいカタチ
    豊島区は、かつて「消滅可能性都市」と指摘されながらも、再開発によって「住みたい街」へと生まれ変わりました。池袋の巨大ターミナルを中心とする都市の活気と、隣接する2つの都立霊園(雑司ヶ谷霊園・染井霊園)が持つ静寂が共存するこの街では、お墓に対する考え方も多様化しています。この記事は、都心にありながら広大な敷地を持つ都立霊園という特殊な環境と、再開発が進む豊島区ならではの課題に焦点を当て、お墓の承継や管理の悩みを解決するための多様な選択肢を網羅的に解説します。公営霊園だけに限定せず、都内・都外の幅広い供養方法をご提案します。1. 豊島区の墓じまい・改葬事情:都市の変遷と供養のニーズ豊島区で墓じまいを考える上で、その背景にある都市構造の変化は無視できません。再開発と住民の変化:新しいライフスタイルとお墓の距離池袋駅周辺では、高層タワーマンションが次々と建設され、若い世代やファミリー層、単身者が流入しています。これにより、故郷の地方にあるお墓の管理が、時間的・金銭的に困難になるケースが急増しています。週末ごとに遠方へ足を運ぶのは現実的ではなく、お盆やお彼岸のお墓参りも大きな負担となりがちです。都心での新しいライフスタイルを確立した人々にとって、お墓の承継は深刻な課題となっています。昔からの居住者層の悩み:高齢化と承継問題一方で、昔から豊島区に住む方々も、高齢化が進み、お墓の維持・管理に体力の限界を感じています。また、少子化や非婚化が進む現代では、お墓を継ぐ人がいなかったり、「子どもに負担をかけたくない」という思いから、自らの意思で墓じまいを決断する方が増えています。このような社会構造の変化が、お墓の新しいあり方、そして墓じまいという選択を後押ししています。2. 豊島区の改葬許可手続きガイド|申請書・必要書類・窓口墓じまいには、法律に基づいた改葬許可証の取得が不可欠です。豊島区で手続きを円滑に進めるためのポイントを解説します。(1)手続きの流れ家族・親族間の話し合い:まず、墓じまいに関する合意を親族全員で形成することが最も重要です。新しい供養先の決定:遺骨をどこに移すか、永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、様々な選択肢の中から決定します。墓地管理者との交渉:現在お墓のある寺院や霊園に墓じまいをしたい旨を伝え、必要な手続きを確認します。必要書類の準備:豊島区役所へ提出する書類を揃えます。墓じまい工事と遺骨の搬出: 墓石の撤去工事を行い、遺骨を取り出します。新しい供養先への納骨: 遺骨を新しい供養先に納めます。(2)申請窓口とアクセス豊島区での改葬許可申請は、豊島区役所総合窓口課で対応しています。窓口:豊島区役所 本庁舎3階 総合窓口課(南エリア8番)住所: 〒170-8422 東京都豊島区南池袋2-45-1電話番号:03-3981-4766(総合窓口課証明グループ)アクセス: 公共交通機関のでのアクセスは下記をご覧ください。🚋電車 🚋池袋駅(JR線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ副都心線・丸ノ内線・有楽町線)徒歩9分東池袋駅(東京メトロ有楽町線)地下通路で直結(改札から徒歩3分・1番口方面)都電雑司ヶ谷駅(都電荒川線)徒歩3分東池袋四丁目駅(都電荒川線)徒歩4分東池袋駅から直結とアクセスが良いのが特徴です。🚌バス 🚌「豊島区役所」バス停 徒歩2分 (国際興業バス「池 07 系統」)「東池袋1丁目」バス停 徒歩4分 (都バス「都 02 乙系統」・「草 63-2 系統」)🚍イケバス「豊島区役所」バス停・・・徒歩0分イケバスは、池袋の街を循環する電気バスです。真っ赤なバスでかわいらしいデザインです。豊島区役所に行く際に、こちらのバスを利用してみるのも...。→イケバスの時刻表・運行情報は、こちらのイケバス専用 ページ からご覧ください。(3)必要書類の入手方法と記入ポイント豊島区の改葬許可申請には以下の書類が必要です。・①改葬許可申請書:豊島区役所の 総合窓口課の窓口で入手または 豊島区の公式ウェブサイトからダウンロードできます。二体目以降の遺骨を改葬する場合は、改葬許可申請別紙が用意されていますので、そちらを使用します。別紙1枚でご遺骨9体まで記入することができます。→豊島区役所ウエブサイト: 改葬許可申請書、改葬許可申請書別紙ダウンロード・②埋葬証明書:現在の墓地の管理者が発行します。・③受入証明書または使用許可書:改葬先の管理者が遺骨を受け入れを証明する書類です。・④承諾書:申請者と墓地使用者が異なる場合に必要になります。(こちらも上記ウエブサイトからダウンロードできます。)※上記②③は、豊島区の改葬許可申請書に証明欄があります。そちらに現在・改葬先の墓地管理者から証明を頂いた場合は、別途用意する必要はありません。※都立雑司ヶ谷霊園、都立染井霊園の場合は、別途手続を行う必要があります。詳しくは下記をご覧ください。(4)豊島区の都立霊園から改葬する場合・雑司ヶ谷霊園・染井霊園から改葬の場合は、各都立霊園に専用の申請書がありますので、そちらの用紙で手続きを行うことになります。改葬許可証の取得までの流れは下記を参考にしてください。豊島区の都立霊園から改葬する流れ① 雑司ヶ谷霊園・ 染井霊園の管理事務所手続き豊島区の都立霊園から改葬する場合、最初に墓地を所有する管理事務所で改葬手続きを行う必要があります。手続きには、都立霊園の使用許可証、改葬先墓地の使用許可証(受入れ証明書)などの書類が必要になります。また、墓じまいする場合は、墓地返還に関する手続きも併せて行う必要があります。②管理事務所から改葬許可申請書の発行管理事務所にて、改葬する遺骨者の情報を墓地台帳を確認しながら申請書に記入します。記入内容に不備がなければ、墓地管理者証明済の改葬許可申請書が、その場で発行されます。(都立霊園の改葬手続きは、郵送では出来ません。)③豊島区役所で改葬許可申請・許可証の発行発行された申請書を必要書類と併せて豊島区役所 総合窓口課に提出し、書類に不備等がない場合は、改葬許可証が即日発行されます。都立霊園の連絡先・都立 雑司ヶ谷霊園:豊島区南池袋4-25-1|電話03-3971-6868|雑司ヶ谷霊園公式サイト・都立 染 井 霊 園:豊島区駒込5-5-1|電話03-3918-3502|染井霊園公式サイト→ 上記各霊園の詳細は【雑司ヶ谷霊園】墓じまい・改葬手続き代行・【染井霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。→ 都立霊園の手続きの詳細については【都立霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。3. 豊島区の墓じまい費用相場と対策墓じまいにかかる費用は、主に「墓石撤去費用」「お布施・離檀料」「新しい供養先の費用」の3つで構成されます。都心である豊島区の費用相場を把握し、計画的に進めましょう。墓石撤去費用の詳細と節約術1平方メートルあたり10万〜20万円が目安ですが、区内の墓地は通路が狭い、重機が入れないなどの立地条件によって費用が変動する可能性があります。石材店によって料金が大きく異なるため、必ず複数の石材店から相見積もりを取り、作業内容と費用を比較検討することが重要です。お布施・離檀料の内訳とトラブル対策・お布施:閉眼供養(魂抜き)のお布施は3万〜5万円程度が相場です。これは宗教儀式に対する感謝の気持ちであり、金額は個人の裁量に委ねられます。・離檀料:離檀料は、離檀料は必ず請求されるものではなく寺院により異なります。請求される場合は十数万円~百万円以上の場合もあります。まずは、ご自身の状況等を丁寧に説明し交渉をしてみましょう。もし、話し合いがつかない場合は、国民(消費)生活センターや弁護士等に早めに相談して下さい。→ 離檀料については【離檀料の相場】墓じまい・改葬時の注意点 を参考にご覧ください。新しい供養先の費用相場永代供養墓: 5万〜200万円程度。年間管理費が不要なことが多く、費用を抑えたい方や承継者がいない方に人気です。他の遺骨と一緒に埋葬する形式(合祀)が一番安く、次に一つの区画に骨壺のまま埋葬する形式(合葬)、そして区画で購入する形式と金額が高くなります。→ 永代供養墓の選び方については【永代供養墓】基礎知識・選び方で詳細をご確認ください。納骨堂:20万〜200万円程度。都心に多く、アクセスが便利なため、頻繁にお参りしたい方に適しています。都心の駅から近い納骨堂は費用が高くなる傾向にあります。→納骨堂については【納骨堂とは】選び方・費用・注意点 で詳しく解説しています。樹木葬: 10万〜80万円程度。自然に還ることを望む方に選ばれています。樹木葬も合祀から区画を購入する形式など様々なものありますので、予算に応じてご検討ください。→ 樹木葬の詳細は【樹木葬】基礎知識・選び方で詳しく解説しています。費用を抑えるためには、複数の選択肢を比較検討し、年間管理費が不要な供養先を選ぶことが有効です。→墓じまい・改葬の費用については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 を参考にご覧ください。4. 豊島区の墓じまいを考える上で知っておくべき2つの都立霊園豊島区は、都心にありながら雑司ヶ谷霊園と染井霊園という2つの都立霊園が存在する、全国でも極めて珍しい地域です。これらの霊園は、豊島区民の墓じまい・改葬を考える上で、特別な意味を持ちます。(1) 都立雑司ヶ谷霊園:都心の一等地にある広大な霊園池袋からほど近い雑司ヶ谷霊園は、都心の喧騒から一歩離れた場所に広がる広大な緑地であり、都市の活気と歴史的な静寂が共存する象徴的な存在です。都立霊園の中でも特に人気が高く、毎年新規募集が行われますが、人気の墓地(区画)は抽選倍率は高くなります。(2) 都立染井霊園:桜の名所としても知られる歴史ある霊園染井霊園は、ソメイヨシノ発祥の地としても知られる歴史ある霊園です。静謐な雰囲気の中で、著名な文化人の墓所も多く、墓じまい後の新しい供養先として検討する方もいます。こちらも都心という立地から、募集があった際には高い競争率となる傾向があります。これらの都立霊園は、費用面や管理面でのメリットがある一方で、いつでも希望者が利用できるわけではないという現実があります。また、都立霊園に所有する墓地を墓じまいして永代供養墓へ改葬される方も多くなっております。5. 豊島区民のための供養の選択肢:都心に増える新しいカタチ豊島区の墓じまいを検討する際、改葬先として都立霊園という選択とすぐに契約可能な民営霊園があります。費用や交通の便、お墓参りの行きやすさなど総合的に判断することが大切です。豊島区内の屋内型納骨堂池袋駅周辺には、天候に左右されずいつでもお参りできる屋内型納骨堂が増えています。モダンなデザインで、家族が気軽に立ち寄れる点が魅力です。民営霊園と寺院の新しい供養都立霊園の抽選に外れた場合でも、豊島区内や近隣には永代供養墓や樹木葬を提供する民営霊園や寺院が多数存在します。宗旨・宗派不問の施設も多く、多様なニーズに応えています。区外への改葬都心へのアクセスの良さを活かして、近隣の都立多磨霊園や小平霊園といった広大な霊園に改葬する方も多いです。6. 専門家による豊島区でのサポート事例とQ&A当事務所は、豊島区にお住まいの方々の多様なご相談に対応してきました。サポート事例豊島区在住の方で寺院墓地の墓じまいをして永代供養墓へ改葬したいとのご相談。豊島区役所での改葬許可申請・許可証の取得から改葬先の永代供養墓のご紹介まで行わせて頂きました。墓じまい当日、寺院から改葬先までの距離が近いため、お客様と一緒にタクシーで移動し、そのまま納骨となりました。その他、都立霊園を含む豊島区に所有するお墓を墓じまいして、ご自宅近郊の永代供養墓に改葬したい、散骨を行いたいなどのご相談、ご依頼を豊島区在住の方から頂いております。よくある質問(Q&A)豊島区の皆様から良く頂く質問をまとめてみました。ここに記載されていないご不明点は、当事務所に直接ご相談ください。Q1: 豊島区で墓じまいに補助金はありますか?A1: 現在、豊島区独自の墓じまい補助金制度はありません。ただし、他の自治体では墓じまい助成制度を設けているところもあります。Q2: 豊島区の2つの都立霊園の抽選倍率はどれくらいですか?A2: 豊島区内の都立霊園はどちらも人気が高く、応募倍率は毎年変動しますが、人気のある墓地形式では高倍率になる傾向があります。Q3: 遺骨の一部だけを改葬できますか?A3: 可能です。遺骨の一部を手元供養にしたり、新しい供養先に納めたりすることができます。これを分骨といい、手続き方法については「分骨マニュアル」で詳しく解説しています。ただし、親族間で十分に話し合うことが大切です。Q4: 寺院墓地の離檀料でトラブルにならないための注意点は?A4: 離檀料に法的な基準はありません。まずは感謝の気持ちを伝え、穏便に相談することが重要です。トラブル事例については【墓じまいトラブル事例集】原因と予防策 もご参照ください。Q5: 墓じまい後、遺骨は自宅で供養できますか?A5: はい、可能です。手元供養と呼ばれ、遺骨を自宅で保管・供養できます。自宅での供養の注意点や方法については【手元供養】注意点と知っておくべきこと で詳しく解説しています。ただし、親族との話し合いが大切です。Q6: 墓じまいから改葬まで、どのくらい期間がかかりますか?A6: 書類に不備がなければ、豊島区役所での申請は即日完了しますが、全体のプロセス(親族との話し合い、供養先決定、工事など)を含めると、数週間から数ヶ月かかる場合があります。7. まとめ:豊島区での墓じまい・改葬は、実績豊富な専門家へ豊島区での墓じまい・改葬は、再開発という都市のダイナミズムと、個人の静かな供養の決断が交錯する課題です。特に、豊島区内に2つの都立霊園という選択肢があるからこそ、他の選択肢を含めた最適な判断が求められます。当事務所は、豊島区を含む都内全域で多くの墓じまい・改葬をサポートしてきた実績があります。行政手続きの代行から、費用、供養先選びまで、一貫したサポートを提供することで、お客様の不安を軽減します。「何から始めればよいか分からない」という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 千代田区の地図
    【千代田区】墓じまい・改葬完全ガイド|都心の中枢で考える供養の新しいカタチ
    皇居や国会議事堂、最高裁判所が位置し、日本の政治・経済の中心としての役割を担う千代田区。日本の歴史と伝統が色濃く残るこの地では、お墓に対する考え方もまた、その重厚な歴史と文化に深く根ざしています。都心の一等地である千代田区にお住まいの方々が、お墓の承継や管理で直面するであろう課題に焦点を当て、専門行政書士の視点から具体的な解決策を提案する、あなたのための完全ガイドです。伝統を重んじつつも、現代の多様なライフスタイルに合わせた供養のあり方を、千代田区ならではの視点で解説します。1. 千代田区の墓じまい・改葬事情:歴史と現代の価値観の交錯千代田区で墓じまいを考える上で、その背景にある都市構造と住民層の特性は無視できません。(1) 限られた墓地と高いニーズ千代田区は、都心の中でも特に墓地が少なく、広大な区立霊園は存在しません. そのため、遠方の故郷にお墓を持ち、都心での忙しい生活を送る方が、将来的なお墓の管理に不安を感じるケースが増えています。.限られた土地を背景に、千代田区の墓地は非常に貴重であり、ご希望に合う墓地を新たに見つけることは難しい面もあります。(2) 格式と伝統を重んじる文化千代田区内には、靖国神社や神田明神、湯島天満宮といった由緒ある神社仏閣が多く、また江戸城(現在の皇居)の門前町として栄えた歴史があります。こうした背景から、お墓の維持や承継をめぐる問題は、単なる手続き上の問題だけでなく、ご先祖様や家族との関係性からも深く考えられる傾向があります。そのため、墓じまいを進める際には、お寺やご親族へのお気持ちを大切にした丁寧な対応が特に重要となります。2. 千代田区の改葬許可手続きガイド|申請書・必要書類・窓口墓じまいには、法律に基づいた「改葬許可証」の取得が不可欠です。千代田区で手続きを円滑に進めるためのポイントを解説します。(1)改葬許可申請の全体像と流れ墓じまいから新しい供養先への改葬までの手続きは、以下のステップで進みます。ご親族との合意形成から始め、一つひとつのプロセスを丁寧に進めることが、トラブルなく完了させるための鍵となります。家族・親族間の話し合い:まず、墓じまいに関する合意をご親族全員で形成することが最も重要です。新しい供養先の決定:遺骨をどこに移すか、永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、様々な選択肢の中から決定します。墓地管理者との交渉:現在お墓のあるお寺や霊園に墓じまいをしたい旨を伝え、必要な手続きを確認します。必要書類の準備:千代田区役所へ提出する書類を揃えます。墓じまい工事と遺骨の搬出: 墓石の撤去工事を行い、遺骨を取り出します。新しい供養先への納骨:遺骨を新しい供養先に納めます。(2) 申請窓口とアクセス千代田区での改葬許可申請は、千代田区役所の総合窓口課で対応しています。窓口:千代田区役所 総合窓口課 戸籍係(区役所2階)住所:〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1受付時間:月曜日~金曜日(午前8時30分~午後5時)電話番号:03-3264-2111(代表)・03-5211-4198(戸籍係)Mail:sougoumadoguchi@city.chiyoda.lg.jp(戸籍係)アクセス: 九段下駅から徒歩5分とアクセスが非常に良いです。(3)必要書類と手続きのポイント千代田区の改葬許可申請には以下の書類が必要です。改葬許可申請書:総合窓口課 戸籍係で直接入手または郵送で請求します。埋葬証明書:現在の墓地管理者が発行します。千代田区の場合、改葬許可申請書に埋葬証明欄がありませんので、別紙にて墓地管理者から埋葬証明書を発行してもらいます。受入証明書または使用許可書:新しい供養先が遺骨を受け入れることを証明する書類です。※千代田区役所ホームページには、改葬許可申請に関する事項は記載されておりませんのでご注意ください。・千代田区の場合【改葬許可申請手続きについて】という申請手続きに関する案内書類も用意されています。この書類には、申請に必要な書類や書き方について記載されています。最初に千代田区役所の窓口または郵送でこの書類を入手し、良く確認したうえで申請を行いましょう。書き方の注意点:本籍や死亡年月日等について誤りがないよう戸籍謄本等記載を確認し記載すること。続き柄は死亡者・申請者からみた続き柄を記載すること。郵送で申請する場合は、返信用封筒(切手を貼ったもの)を忘れずに同封すること。改葬許可申請書の書き方については【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 をご覧ください。申請時に書類に不備があると、手続きが大幅に遅れる原因となります。特に、遠方のお墓から千代田区内に改葬する場合、現地に出向くのが難しいケースも少なくありません。こうした際には、行政書士に依頼することで書類作成から提出までをスムーズに進めることができます。3. 千代田区で選べる供養の選択肢:歴史と未来を繋ぐ方法千代田区内には大規模な公営霊園は存在しないため、改葬を検討する際には、都心に特化した供養方法や、近隣の霊園を視野に入れることが重要です。(1)都心型の永代供養墓・納骨堂千代田区内には、都心の限られた土地を有効活用した永代供養墓や納骨堂が存在します。駅からのアクセスが良く、天候に左右されずいつでもお参りができる屋内型の納骨堂は、千代田区の多忙なビジネスパーソンや高齢者にとって現実的な選択肢です。千代田区内で永代供養墓や納骨堂を提供している主な施設には、以下のような例が挙げられます。臨川寺:千代田区神田にある臨川寺は、納骨堂や永代供養塔を提供しています。神田明神墓苑: 由緒ある神田明神ですが、敷地内に納骨施設「神田明神墓苑」を設けており、都心の寺社仏閣が時代のニーズに合わせて多様な供養方法を提供している例といえます。九段道場:千代田区九段北に位置し、永代供養墓、納骨堂を提供しています。心法寺: 千代田区麹町にある心法寺でも、永代供養墓、納骨堂が選択肢として挙げられています。(2)樹木葬とその他の供養方法樹木葬も千代田区内や近隣で選択可能です。都心の寺院が庭園のような美しい環境で提供する樹木葬や、骨壺のまま埋葬するタイプなどがあります。千代田区内で樹木葬を提供している主な施設には、以下の例が挙げられます。九段道場:永代供養墓と共に樹木葬も提供しています。心法寺:永代供養墓と共に樹木葬も提供しています。また、千代田区からアクセスしやすい近隣の都立霊園への改葬も選択肢となります。都心にある都立雑司ヶ谷霊園(豊島区)や都立青山霊園(港区)は、費用や管理面でメリットが大きく、候補となります。都立雑司ヶ谷霊園と青山霊園の詳細は【雑司ヶ谷霊園】墓じまい・改葬手続き代行、【青山霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。これらの霊園は都内でも人気が高く、募集期間や応募条件が限られているため、事前に情報を確認しておくことが重要です。都立霊園の墓地の種類や申し込み方法は【都立霊園】申込方法・要件・墓地の種類を解説をご覧ください。4. 墓じまい・改葬の費用と注意点千代田区の墓じまい費用は、主に墓石撤去費用、お布施・離檀料、新しい供養先の費用の3つで構成されます。都心の中でも特に地価の高い千代田区では、計画的な準備が不可欠です。(1)墓石撤去費用1平方メートルあたり10万〜20万円が目安です。墓地の広さや、重機が搬入できるかなどで費用は変動します。墓じまい費用については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 をご覧ください。(2)お布施・離檀料閉眼供養のお布施は3万〜5万円程度が相場です。離檀料は請求される場合とされない場合がありますが、まずは丁寧に話し合うことが重要です。離檀料については【離檀料の相場】墓じまい・改葬時の注意点 をご覧ください。(3)新しい供養先の費用供養方法によって大きく異なります。・永代供養墓: 5万円〜200万円程度(永代区供養墓の詳細は【永代供養墓】基礎知識・選び方 をご覧ください。)・納骨堂: 20万円〜200万円程度(納骨堂の選び方などは【樹木葬】基礎知識・選び方をご覧ください。)・樹木葬:10万円〜80万円程度(樹木葬の選び方は【樹木葬】基礎知識・選び方をご覧ください。)これらの費用は、施設やプラン、遺骨の数によって大きく変動します。必ず現地を見学し見積書を取得したうえで契約してください。5. 専門家による千代田区でのサポート事例とQ&A当事務所は、千代田区にお住まいの方々の多様なご相談に対応してきました.(1) サポート事例千代田区内は寺院・霊園の数が非常に少なく、千田区内の墓じまいや改葬はあまり多くありません。当事務所にご相談頂くのは、千代田区在住の方で遠方にある墓地を墓じまいして永代供養墓へ改葬を行いたい、または都立霊園などに所有する墓地を墓じまいして永代供養墓へ改葬したいなどのご相談が多くなっております。ご相談頂い際には、お話をお聞きした上で、どの様に進めればよいかのアドバイスや当事務所が行うサポート内容になどについて、ご説明させて頂きます。基本的には出骨から納骨まで一式お任せいただく場合が多く、お客様のご希望で閉眼供養や開眼供養に立ち合われる方もおります。(2)よくある質問(Q&A)Q1: 千代田区で墓じまいに補助金はありますか?A1: 現在、千代田区独自の墓じまい補助金制度はありません.Q2: 遺骨の一部だけを改葬できますか?A2: はい、可能です. これを分骨といい、手続き方法については「分骨マニュアル」で詳しく解説しています.Q3: 墓じまいから改葬まで、どのくらい期間がかかりますか?A3: 書類に不備がなければ、千代田区役所での申請は即日完了しますが、全体のプロセスを含めると、数週間から数ヶ月かかる場合があります.Q4: 墓じまいの際、離檀料は必ず支払う必要がありますか?A4: 離檀料は法律で定められた費用ではありません。 お寺との関係性や慣習によって求められることがありますが、必ず支払う義務があるわけではありません。高額な請求があった場合は【高額離檀料請求】墓じまい対処法 をご覧ください。Q5: 遠方のお墓を千代田区に移す場合、手続きはどこで行いますか?A5: 改葬許可申請は、現在お墓がある地方の自治体で行います. 千代田区役所ではありませんのでご注意ください。当事務所では、遠方の役所とのやり取りも含め、墓じまいに伴う全ての手続きを一貫してサポートいたします。6. まとめ:千代田区での墓じまい・改葬は実績豊富な専門家へ千代田区での墓じまい・改葬は、限られた選択肢の中で、最良の供養方法を見つけることが重要です。また、歴史あるお寺が多い地域柄、ご親族や寺院との丁寧なコミュニケーションが不可欠です.当事務所は、千代田区を含む都内全域で多くの墓じまい・改葬をサポートしてきた実績があります。行政手続きの代行から、費用、供養先選びまで、一貫したサポートを提供することで、お客様の不安を軽減します。「何から始めればよいか分からない」「誰に相談すればいいのか」という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください. あなたの想いを大切に、最適な供養のカタチを見つけるお手伝いをいたします。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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    【渋谷区】墓じまい・改葬完全ガイド|行政書士が改葬手続き・費用まで徹底解説
    「流行の最先端」「若者の街」として知られる渋谷区ですが、その賑やかな街並みの奥には、長い歴史を刻んできた由緒ある寺院が静かに存在しています。また、都心の重要な供養の場である港区の都立青山霊園も、渋谷区民の改葬先として身近な存在です。都心での忙しい毎日を送る中で、「遠方のお墓をどうすればいいか」「お墓を継ぐ人がいない」といった、現代的な悩みを抱える方が増えています。この記事では、お墓の手続き専門である大塚法務行政書士事務所が、渋谷区にお住まいの方、または渋谷区内にお墓をお持ちの方のために、墓じまいと改葬に関する手続き、費用、そして円満な解決方法を分かりやすく解説します。1. 渋谷区での墓じまい・改葬の進め方と手続き墓じまいは、単にお墓を撤去するだけでなく、法律(墓地、埋葬等に関する法律 第5条)に基づき、遺骨を別の場所へ移す「改葬」という手続きが不可欠です。この一連の手続きをスムーズに進めるためのロードマップと、渋谷区役所での具体的な申請方法をご紹介します。お墓じまい・改葬についての詳細は【お墓じまい】相談・手続代行や【改葬(お墓の引越し)】相談・手続代行 もご覧ください。(1)改葬手続きのステップ① 新族間の話し合いと合意形成:墓じまいはご先祖様に関わる重要な決断であるため、後々のトラブルを避けるために、まずはご家族や親族の同意を得ることが最も大切です。② 新しい供養先の検討と決定: お墓を撤去した後の遺骨の供養先を決めます。後悔しないための供養先選びのポイントは【改葬先】選び方と失敗しない注意点をご覧ください。③ 渋谷区役所での行政手続き: 改葬には必ず「改葬許可証」が必要です。現在の墓地が渋谷区にある場合、渋谷区役所に申請して許可証を取得します。この許可証がないと、新しい供養先に納骨することはできません。④ 閉眼供養と墓石撤去:改葬許可証が交付されたら、現在のお墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、石材店に依頼して墓石を撤去し、墓所を更地に戻します。墓石撤去を依頼する石材店の選び方については【墓じまい】石材店の選び方と費用を参考にしてください。⑤ 新しい供養先への納骨:取得した改葬許可証を提出し、新しい供養先で遺骨を納骨します。2. 渋谷区役所での改葬許可申請ガイド墓じまいの行政手続きは、渋谷区役所の住民戸籍課が窓口となります。ここでは、申請に必要な書類と手続きの詳細を解説します。申請窓口とアクセス窓口: 渋谷区役所 区民部 住民戸籍課 戸籍係住所: 〒150-8010 東京都渋谷区宇田川町1-1電話番号:03-3463-1211(代表)受付日時:平日 午前8時30分~午後5時アクセス:・電車「渋谷駅」から徒歩11分JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線・公営バス「渋谷区役所前」「渋谷区役所」バス停から徒歩1分、「神南一丁目」バス停 から徒歩5分申請に必要な書類渋谷区での改葬許可申請手続きに必要な書類は下記になります。なお、渋谷区役所のホームページには改葬許可申請に関する内容を記載されたページはありませんのでご注意ください。(不明点は上記、戸籍係に直接確認してください。)改葬許可申請書渋谷区所定の様式になります。窓口で取得するか、郵送で請求します。(※ホームページからダウンロードは出来ません。該当ページなし。)なお、渋谷区の場合、複写式の申請書(2枚つづり)になっており、2枚目が許可証になっていますのでバラバラにしないようご注意ください。【渋谷区の改葬許可申請書】使用許可証または受入れ証明書等新たな埋葬先から発行される書類になります。通常の場合、埋葬先との契約後に発行されますので申請のタイミングに合わせって霊園、納骨堂等と契約を行いましょう。なお、使用許可証や受入れ証明書は原本が必要になります。使用許可書など今後も必要になる書類は、コピーも併せて提出し原本の返還を希望する旨を伝えます。【受入れ証明書サンプル】埋葬証明書現在お墓がある墓地の管理者から発行してもらう書類です。書類の形式は任意になります。【埋葬証明書サンプル】上記3つの書類を準備して渋谷区に改葬許可申請を行います。申請は窓口または郵送も可能です。3. 渋谷区の墓じまい費用と供養先墓じまいにかかる費用は、主に「墓石撤去費用」「お布施・離檀料」「新しい供養先の費用」の3つで構成されます。(1)費用相場・墓石撤去費用: 1平方メートルあたり10万〜20万円が目安です。都心部の墓地は通路が狭く手作業になる場合があるため、費用が割高になる可能性があります。・お布施・離檀料: お墓から魂を抜く「閉眼供養」のお布施は3万〜5万円程度が相場です。離檀料は法的な基準がなく、寺院との関係性や慣習によって請求される場合とされない場合があります。・新しい供養先の費用: 供養方法によって費用は大きく異なります。永代供養墓: 5万円から200万円程度が目安。納骨堂: 20万円から200万円程度が目安。樹木葬: 10万円から80万円程度が目安。費用を抑えるためのポイントや詳細な相場については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 をご覧ください。(2)渋谷区民に人気の供養の選択肢渋谷区内やその近隣には、多様な供養先があります。ご自身のライフスタイルや考え方に合わせて、最適な場所を選ぶことが重要です。・都心型の永代供養墓・納骨堂:渋谷区内には、アクセスが良く、バリアフリー設備が整った屋内型納骨堂が増えています。東福寺は渋谷区最古の寺院として知られ、歴史ある環境での供養が可能です。納骨堂について詳しくは【納骨堂とは】選び方・費用・注意点 を解説をご覧ください。・自然に還る樹木葬:妙円寺(表参道 樹木葬 けやきガーデン)は、都心にいながら自然を感じられる樹木葬を提供しています。樹木葬の基礎知識については【樹木葬】基礎知識・選び方 をご覧ください。・都立霊園:港区にありますが、渋谷区民も利用できる都立霊園です。都心にありアクセスが良好なため、改葬先の候補として人気が高いです。都立霊園での手続きや条件については【都立霊園】墓じまい・改葬手続き代行 を参考にしてください。4. 専門家が回答する「お墓の疑問」Q&A渋谷区の在住の方等から、よくご質問頂くことをQAにまとめました。参考にご覧ください。Q1: 離檀料の平均額はいくらですか?A: 離檀料に法的な基準や平均額はありません。寺院によって異なりますが、数十万円から、場合によっては数百万円を請求されるケースもあります。高額な離檀料請求への対処法は【高額離檀料請求】墓じまい対処法 をご覧ください。Q2: 納骨堂の空き状況はどのように確認すればいいですか?A: 納骨堂の空き状況は、各施設の公式サイトやパンフレットで確認するか、直接問い合わせるのが確実です。当事務所にご相談いただければ、お客様のご希望に合った納骨堂をご紹介し、空き状況の確認からお手伝いすることも可能です。Q3: 墓じまい後の遺骨は、必ず新しい供養先に納めなければいけませんか?A: 法律上、遺骨は「墓地以外の場所に埋蔵・収蔵してはいけない」とされていますが、自宅で供養する「手元供養」はこれに該当しません。墓じまい後の遺骨を自宅で供養することも可能です。ただし、将来的なことも考慮し、ご親族間で十分に話し合っておくことが大切です。Q4: 墓じまいにかかる期間はどのくらい?A: 状況によって異なりますが、一般的には1か月~2,3か月年程度かかります。親族間の話し合い、墓地返還手続き、行政手続き、石材店への工事依頼など、各ステップに時間がかかるため、余裕をもって計画を立てることが重要です。(お墓を新規に建立する場合は、2~3か月程度必要になります。)また東北地方の場合、冬になるとお墓が雪で埋もれてしまう地域もあり、春の雪解けをまって改葬を行ったケースもあります。Q5: 改葬許可が下りないケースはある?A: 必要書類が不足していたり、記載内容に不備があったりする場合、申請が受理されない場合があります。また、墓地管理者が埋蔵証明書の発行を拒否するなどのトラブルが発生すると、手続きが滞る原因になります。Q6: 墓じまい後の遺骨を渋谷区以外に移す場合の注意点は?A: 渋谷区にある墓地を墓じまいして他の区域に改葬する場合、渋谷区で改葬許可申請を行います。申請の準備と併せて改葬先で納骨できるように手続きを進めないと遺骨の保管場所に困る場合があります。また、改葬先までの遺骨の移動方法についても考えておく必要があります。5. 大塚法務行政書士事務所に依頼するメリットと相談事例お墓に関する手続きは煩雑で、多くの時間と労力がかかります。当事務所に依頼いただくことで、お客様は安心してスムーズに手続きを進めることができます。(1)当事務所に依頼するメリット煩雑な書類作成・申請の代行: 渋谷区役所(住民戸籍課戸籍係)への改葬許可申請を代行します。その他、墓地返還届け、受入れ証明書、埋葬証明書等、寺院に所定の様式がない場合は、当事務所で作成します。円満な進め方のアドバイス: どの様に墓じまいから改葬まで進めればよいか、相場はいくらになるか、後悔しない供養先の選び方など、専門家ならではのアドバイスを提供します。最初から最後まで一貫したサポート:お客様に代わり、ご遺骨の現地確認やご供養、骨出しの立会い、改葬(納骨)の立会いなど一式お任せいただくことも可能です。当事務所へのご相談からご依頼までの流れは【ご依頼の流れ】お墓の相談・代行のステップ をご覧ください。(2)相談事例① 承継者不在のためお墓じまいし、永代供養へ改葬渋谷区にお住まいのお客様から、お墓じまいや改葬に関するご相談を数多くいただいております。特に、地方に所有する墓地を承継者不在のため墓じまいし、ご自宅近くの民営霊園の永代供養墓へ改葬する手続きのご依頼が最も多くなっております。また、渋谷区内の墓所から他の地区へ改葬するご相談・ご依頼も頂いております。②海外にある遺骨を渋谷区内の墓所へ納骨海外にある遺骨を日本の場所へ埋葬したいというご相談や手続き一式代行のご依頼も多くなっております。ご自身が海外在住でお亡くなりになった家族を日本に埋葬したい、日本在住の方で家族が海外で亡くなり、日本のお墓に埋葬したいとなど。当事務所にご依頼頂いた場合、事前に管轄の自治体と打ち合わせを行い添付する資料を確認したうえで、改葬許可申請を行わせて頂いております。これまでご依頼頂いた件は全て改葬許可証を取得しております。海外から日本へ遺骨を埋葬する流れは【海外の遺骨】日本で埋葬する手続きの流れ をご覧ください。良く頂く質問については【お墓の手続き】よくある質問Q&A にまとめて掲載しております。まとめ:渋谷区での墓じまい・改葬は実績豊富な専門家へ渋谷区内での墓じまいや改葬手続き、渋谷区在住の方が行う墓じまいや改葬手続き、いずれにしましても始めて行う方が多く、何から始めてよいかわからない方も多いのではないでしょうか。当事務所はお墓の手続き専門行政書士として10年以上の経験があります。その経験を踏まえ第三者的立場からアドバイスをさせて頂きます。もし、お墓じまいや改葬で不明点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。お墓の専門行政書士 大塚が対応させて頂きます。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 港区の地図
    【港区】墓じまい・改葬完全ガイド|お墓の手続き専門家が手続き・費用・供養先を徹底解説
    港区での墓じまいをご検討の方へ六本木、麻布、赤坂など、国際色豊かで洗練されたエリアが広がる港区。都心の主要駅へのアクセスが良く、住環境の良さから人気を集める一方で、墓じまいに関するお悩みも複雑化しています。「青山霊園の承継や管理はどうすればいいのか」「地方にあるお墓を、都心の自宅近くに移したい」「高額な費用を抑えて新しい供養をしたい」といった、都心に住む方が抱える切実な問題に対し、お墓の手続き専門である大塚法務行政書士事務所が、港区に特化した情報を提供し、円満な解決をサポートします。1. 港区での墓じまい・改葬の進め方と手続き墓じまいは、単にお墓を撤去するだけでなく、法律(墓地、埋葬等に関する法律 第5条)に基づき、遺骨を別の場所へ移す「改葬」という手続きが不可欠です。詳しい流れは【お墓じまい】相談・手続代行や【改葬(お墓の引越し)】相談・手続代行をご覧ください。① 親族間の話し合いと合意形成:墓じまいはご先祖様に関わる重要な決断であるため、後々のトラブルを避けるために、まずはご家族や親族の同意を得ることが最も大切です。② 新しい供養先の検討と決定:お墓を撤去した後の遺骨の供養先を決めます。後悔しないための供養先選びのポイントは【改葬先】選び方と失敗しない注意点をご覧ください。③ 港区役所での行政手続き: 改葬には必ず「改葬許可証」が必要です。現在の墓地が港区にある場合、港区役所に申請して許可証を取得します。この許可証がないと、新しい供養先に納骨することはできません。④閉眼供養と墓石撤去: 改葬許可証の交付後、現在のお墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、石材店に依頼して墓石を撤去し、墓所を更地に戻します。墓石撤去を依頼する石材店の選び方については【墓じまい】石材店の選び方と費用を参考にしてください。⑤ 新しい供養先への納骨: 取得した改葬許可証を提出し、新しい供養先で遺骨を納骨します。2. 港区役所での改葬許可申請ガイド墓じまいの行政手続きは、港区役所の区民課が窓口となります。ここでは、申請に必要な書類と手続きの詳細を解説します。(1)港区役所での改葬許可申請改葬許可証の取得は、現在お墓がある自治体で行います。港区内の墓地を改葬する場合の窓口と必要書類は以下の通りです。窓口(こちらの窓口で問い合わせと申請が可能)芝地区総合支所 区民課 戸籍係:東京都港区芝公園1丁目5番25号(TEL:03-3578-3153)麻布地区総合支所 区民課 窓口サービス係:港区六本木5丁目16番45号(TEL:03-5114-8821)赤坂地区総合支所 区民課 窓口サービス係:港区赤坂4丁目18番13号(TEL:03-5413-7012)高輪地区総合支所 区民課 窓口サービス係:港区高輪1丁目16番25号(TEL:03-5421-7612)芝浦港南地区総合支所 区民課 窓口サービス係:東京都港区芝浦1丁目16番1号(TEL:03-6400-0021)郵送で申請する場合の窓口(送り先)〒105-8511 東京都港区芝公園1丁目5番25号港区芝地区総合支所 区民課戸籍係 宛※郵送で申請する場合は、申請書類及び添付書類とあわせて返信用封筒に切手をはり申請者の氏名・住所を記載したものを同封してください。(2)申請に必要な書類改葬許可交付申請書港区役所の窓口またはウェブサイトから入手します(港区の改葬許可交付申請書ダウンロードページ)。二体以上の遺骨を改葬する場合は、交付申請書及び別紙を使用して、各ご遺骨者の氏名等を記入して申請します。なお、港区の改葬許可交付申請書には、墓地管理者証明欄がありますので、現在ご遺骨が埋葬されている墓地の管理者から署名押印を必ず貰いましょう。(この証明欄が空白の場合、原則、申請書は受理されません。使用許可証・受入れ証明書・墓地契約書改葬先の墓地管理者から発行される書類になります。いずれの書類も改葬先の墓地との契約が完了し改葬(埋葬)できる状態であることを証明する書類になります。原本とコピーを併せて提出します。(原本は返還されます。コピーだけの提出では申請が受理されませんのご注意ください。)承諾書申請者と墓地使用者(祭祀主宰者)が異なる場合、墓地使用者の承諾が必要になります。港区の改葬許可交付申請書に承諾欄がありますのでこちらに記入して貰いましょう。(3)都立青山霊園の改葬手続きの注意点青山霊園から改葬(霊園内のお墓を墓じまいする場合)は、最初に東京都公園協会 青山霊園管理所で手続きを行う必要があります。管理事務所で改葬手続きを行うと都立霊園所定の改葬許可申請書が発行されます。次に、その申請書を港区役所の窓口に提出し改葬許可証が発行される流れになります。都立霊園の手続きの詳細は【都立霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。青山霊園の詳細は【青山霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご参照ください。3. 港区の墓じまい費用と供養先墓じまいにかかる費用は、主に「墓石撤去費用」「お布施・離檀料」「新しい供養先の費用」の3つで構成されます。(1)費用相場墓石撤去費用1平方メートルあたり10万〜20万円が目安です。都心部の墓地は通路が狭く手作業になる場合があるため、費用が割高になる可能性があります。お布施・離檀料お墓から魂を抜く「閉眼供養」のお布施は3万〜5万円程度が相場です。離檀料は法的な基準がなく、寺院との関係性や慣習によって請求される場合とされない場合があります。新しい供養先の費用港区で選ばれる供養方法の相場は以下の通りです。永代供養墓: 5万円から200万円程度(永代供養墓の選び方は【永代供養墓】基礎知識・選び方 をご覧ください。)納骨堂:20万円から200万円程度(納骨堂の選び方は【納骨堂とは】選び方・費用・注意点 を解説 をご覧ください。)樹木葬:10万円から80万円程度(樹木葬の選び方は【樹木葬】基礎知識・選び方 をご覧ください。)永代供養墓や樹木葬は、合祀(他の遺骨と一緒に埋葬)形式か区画形式(一区画で購入)で金額が大きく異なります。また納骨堂は都心部の機械式納骨堂などは100万円以上の費用が掛かります。費用を抑えるためのポイントや詳細な相場については【墓じまい費用】安く抑える方法と相場や【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 をご覧ください。(2)港区民に人気の供養先港区内やその近隣には、多様な供養先があります。ご自身のライフスタイルや考え方に合わせて、最適な場所を選ぶことが重要です。都心型納骨堂(永代供養)駅直結や徒歩数分圏内の納骨堂が非常に人気です。管理費や承継者が不要な永代供養付きのプランが多く、多忙なビジネスパーソンや高齢者に選ばれています。例:伝燈院 赤坂浄苑(赤坂見附駅から徒歩約2分、屋内型)、赤坂一ツ木陵苑(威徳寺)(赤坂見附駅から徒歩約5分)、清法山 東京徳純院 納骨堂(芝浦1丁目)、伝燈院 麻布浄苑(麻布十番駅周辺)など、主要なビジネス・生活圏に直結した寺院運営の納骨堂が利用されています。有名寺院の施設増上寺(芝公園)や泉岳寺(高輪)など、歴史ある有名な寺院も、永代供養墓を提供しており、改葬先や納骨先の候補として検討されています。都立青山霊園応募条件はありますが、都心(港区)にありアクセスが良く、格式を保った供養を望む方にとって、最も有力な改葬先の候補の一つです。樹木葬都心にありながら、高輪庭苑など、緑を活かした庭園型の樹木葬も選択肢として増えています。従来の墓地と比べて費用を抑えやすく、永代供養が付いているため、終活として選ばれています。4. 専門行政書士に依頼するメリットと解決事例お墓に関する手続きは煩雑で、特に都心部での交渉や行政手続きには専門的な知識が不可欠です。当事務所に依頼するメリット・煩雑な書類作成・申請の代行: 港区役所への改葬許可申請、申請に必要な受入れ証明書、埋葬証明書等の作成、墓地返還届の作成など、状況に応じた書類作成から届出まで行わせて頂きます。・寺院の墓じまいの流れなど実務的アドバイス: 寺院との関係終了や墓地返還を円滑に進めるための手順、伝えるべき内容、タイミングなど、専門知識に基づいたアドバイスを提供します。・最初から最後まで一貫したサポート:お客様に代わり、ご遺骨の現地確認や骨出しの立会い、改葬(納骨)の立会いなど、一式お任せいただくことも可能です。当事務所へのご相談からご依頼までの流れは【ご依頼の流れ】お墓の相談・代行のステップ をご覧ください。(2)解決事例のご紹介当事務所は、港区にお住まいのお客様を中心に、青山霊園をはじめとする都内の墓地や地方の寺院墓地の改葬(墓じまい、お墓の移転)について、数多くの実績があります。複雑で手間のかかる手続きとご負担を、専門家によるワンストップサポートで解決いたします。事例1:【地方の墓じまいを伴う】青山霊園への改葬サポート青山霊園に当選された方から、地方の墓地を墓じまいし青山霊園に改葬したいとのご相談を頂きました。当事務所で、墓地の返還手続き・港区での改葬許可申請、青山霊園の納骨手続きなど、現地での墓じまいから改葬(納骨)まで一式のサポートを実施。納骨の際には当方とお客様ご家族が立会いのもと、開眼供養・ご納骨となりました。事例2:【都内寺院からの改葬】青山霊園への改葬都内の寺院墓地を墓じまいし、当選された青山霊園へ改葬を行いたいとのご相談。改葬許可手続き等の関連手続きを始め、石材店のご紹介から開眼供養のご住職のご紹介など、スムーズな改葬を実現するための全てをサポートいたしました。事例3:【承継者問題の解決】地方の墓地を墓じまい→港区内の納骨堂へ改葬承継者の問題などから、地方の墓地を墓じまいし、港区の納骨堂へ改葬したいとのご相談。当事務所では、これまで福島県や秋田県の墓地の墓じまい手続きから、港区の納骨堂への改葬まで一式のサポートをさせて頂きました。当事務所の強みご遺骨数の現地確認:ご遺骨数が不明な場合は、一度現地に伺い、お墓を開けてご遺骨数の確認を行っております。石材店の費用比較:お墓を撤去する石材店について、当事務所で見積書を取得し、お客様にご確認頂いたうえで依頼しております。安心の進捗報告:進展があり次第、都度お客様にご報告し確認を頂いたうえで業務を進めさせて頂いております。5. 専門家が回答する「お墓の疑問」Q&AQ1: 離檀料の平均額はいくらですか?A: 離檀料に法的な基準や平均額はありません。寺院によって異なりますが、数十万円から、場合によっては数百万円を請求されるケースもあります。高額な離檀料請求への対処法は【高額離檀料請求】墓じまい対処法 をご覧ください。Q2: 納骨堂の空き状況はどのように確認すればいいですか?A: 納骨堂の空き状況は、各施設の公式サイトやパンフレットで確認するか、直接問い合わせるのが確実です。当事務所にご相談いただければ、お客様のご希望に合った納骨堂をご紹介し、空き状況の確認からお手伝いすることも可能です。Q3: 墓じまい後の遺骨は、必ず新しい供養先に納めなければいけませんか?A: 法律上、遺骨は「墓地以外の場所に埋蔵・収蔵してはいけない」とされていますが、自宅で供養する「手元供養」はこれに該当しません。墓じまい後の遺骨を自宅で供養することも可能です。ただし、将来的なことも考慮し、ご親族間で十分に話し合っておくことが大切。Q4: 墓じまいにかかる期間はどのくらい?A: 状況によって異なりますが、書類の準備から始め一月から数か月かかる場合があります。墓地管理者から頂く埋葬証明書や改葬先の使用許可書など申請時期を考えながら進めていく必要があります。Q5: 改葬許可が下りないケースはある?A: 必要書類が不足していたり、記載内容に不備があったりする場合、申請が不受理になることがあります。また、墓地管理者が埋蔵証明書の発行を拒否するなどのトラブルが発生すると、手続きが滞る原因になります。Q6: 遠方の墓地を墓じまいして港区の霊園・納骨堂に改葬する注意点は?A: 墓じまいのため遠方に行く必要があるのか、郵送で手続き可能なのか、改葬許可申請に必要な書類は何か?など確認しておく必要があります。地方に何度も行くことは時間と労力の負担にもなります。また郵送にも時間がかかる場合がありますので計画的に進めることが大切です。まとめ:港区での墓じまい・改葬は実績豊富な専門家へ港区での墓じまいや改葬は、高額な費用や複雑な手続き、青山霊園特有のルールなど、検討すべき点が多くあります。お墓の手続き専門である大塚法務行政書士事務所が、お客様の状況に合わせて最適なサポートをご提供いたします。お墓の問題は、ご自身だけで抱え込まず、まずは専門家にご相談ください。無料相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に 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    【中央区】墓じまい・改葬完全ガイド|費用・手続き・人気納骨先まで徹底解説
    地方の墓地を中央区へ改葬する特殊な課題と成功へのロードマップ日本の経済と文化の中心である中央区にお住まいの方々の間で、地方にある先祖代々の墓地を整理し、後継者問題を理由とした中央区の都心型施設へ改葬(お墓の引っ越し)を行うニーズが顕著に高まっています。都心に住む方々にとって、遠方の墓地管理負担を解消し、生活圏内で供養を続けることは、現代における合理的な選択です。しかし、地方から中央区へ遺骨を移す都心での改葬には、一般的な手続きとは異なる特殊な課題があります。主な課題は、地方の墓石撤去費用が絡む中、都心一等地ゆえに改葬先の費用が高額になりやすいこと、広大な屋外霊園が少なく改葬先が屋内型納骨施設になること、そして寺院との手続きや連絡を円滑に進めるための準備が求められるという点です。お墓の手続きを専門とする大塚法務行政書士事務所は、これらの課題を熟知し、中央区にお住まいの方の円満な改葬をサポートいたします。本記事では、地方の墓地を整理し、中央区への改葬を目指すための具体的な戦略、行政手続き、費用相場、そして人気の改葬先について、詳細かつ網羅的に解説します。お墓の問題は、ご自身だけで抱え込まず、まずは専門家にご相談ください。1. 地方からの改葬を成功に導く供養先戦略と費用感の徹底解説中央区への改葬を成功させる鍵は、地方の墓地整理と並行して、アクセスの良さと永代供養を両立できる都心型施設を選び、都心特有の費用構造を理解し、適切に管理することにあります。(1)地方の墓じまい・中央区の改葬費用の深掘りと相場中央区への改葬にかかる費用は、主に「地方での墓地撤去・離檀費用」と「中央区での新しい供養先費用」で構成されます。まず、地方での墓石撤去費用は、立地や広さにより大きく変動します。新しい供養先にかかる費用は、中央区内の施設や周辺の都心型施設では高額になる傾向があります。中央区民に人気の納骨堂の場合、永代供養付きのプランが多く、20万円から200万円程度が相場です。費用の詳細は【改葬費用】お墓の引越しにかかる費用と相場 もご覧ください。宗教者への費用としては、お墓から魂を抜く閉眼供養(魂抜き)のお布施が3万円から5万円程度が相場です。これに加え、寺院から離れる際の離檀料が発生する場合があります。(離檀料に法的な基準や平均額はありません。)高額な離檀料を請求された場合は【高額離檀料請求】墓じまい対処法 をご覧ください。また、墓じまいで揉めないポイントは【墓じまい・離檀】最初の相談で揉めないポイントをご覧ください。(2)中央区民に人気の都心型供養先リストと供養戦略中央区には広大な屋外霊園がほとんど存在しないため、地方からの改葬先はアクセス重視の屋内型施設や、近隣区の公営霊園が主な選択肢です。中央区内の主要な納骨施設・寺院(※2025年9月時点の情報)中央区内では、浄土真宗本願寺派の築地本願寺が、駅直結でアクセス抜群の納骨堂を提供しており、多忙な方に特に人気が高いです。他にも、築地の法重寺(屋外納骨堂、永代供養墓あり)、善林寺(寺院墓地あり)などが挙げられます。中央区民が利用する近隣の主要な霊園・納骨施設区外では、公営霊園として港区の都立 青山霊園や、台東区の谷中霊園が候補となりますが、応募には居住年数などの条件が設けられています。→都立霊園の手続きは【都立霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。また、港区や千代田区にある都心型納骨堂は、主要なビジネス・生活圏に直結し、承継者が不要な永代供養付きプランが選ばれています。→ 後悔しない供養先選びの注意点は【改葬先】選び方と失敗しない注意点 で詳しく解説しています。2. 改葬パターン別に行政手続きを解説改葬の手続きは、現在のお墓が地方にあるか、中央区にあるかによって、窓口となる自治体が異なります。(1)地方の墓地から中央区への改葬手続き(地方自治体が窓口)地方にあるお墓を整理し、中央区に改葬する場合、行政手続きは「現在お墓がある地方の自治体での改葬許可証取得」が中心となります。改葬許可証は、現在お墓がある地方の自治体で申請・取得し、新しい納骨先(中央区)に提出します。中央区にお住まいの方が遠方のお墓を整理する場合、地方の役所とのやり取り(郵送申請が一般的)が主となります。申請に必要な書類は、改葬許可申請書、現在の墓地管理者からの埋蔵証明書、そして中央区内の新しい納骨先からの受入証明書または使用許可書の主に三点です。申請書の記入方法や詳細については【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 でご確認いただけます。(2)中央区の墓じまいから改葬の詳細と課題現在、お墓が中央区内にあり、地方や郊外へ改葬する場合、手続きの窓口は中央区役所となります。中央区役所での手続き窓口:中央区役所 区民部 区民生活課 戸籍係住所:〒104-8404 東京都中央区築地一丁目1番1号 本庁舎1階電話番号:03-3546-5317(戸籍係)受付時間:月曜~金曜 午前8時30分から午後5時(毎週水曜日は午後7時)※中央区では本庁のみ改葬許可申請の受付します。出張所では申請できません。※中央区役所の改葬許可申請手続きに関するページはありません。改葬許可申請書は窓口または郵送で請求することになります。改葬許可申請書の書き方などは【改葬許可申請書】取得・記入方法と必要書類 をご覧ください。必要な書類中央区内の墓地管理者からの「埋蔵証明書」、新しい納骨先からの「受入証明書」などを持参し、区役所で「改葬許可申請書」を提出し、許可証を取得します。中央区からの改葬が抱える課題中央区内にあるお墓を墓じまいする場合、墓石の撤去費用が割高になる場合があります。これは、都心一等地ゆえに墓所までの通路が狭く、重機が入れずに手作業での撤去を強いられるケースがあるからです。結果として、撤去費用は1平方メートルあたり10万円から20万円程度が目安となります。(3)寺院との連絡・手続きの円滑化に向けた準備地方の寺院墓地を整理する場合、また中央区内の寺院墓地から改葬する場合、寺院との連絡・手続きを円滑に進めるための準備(提出する書類の確認等)が欠かせません。当事務所では、寺院墓地を墓じまいする流れやご住職への話かた、石材店の選び方などのアドバイスをさせて頂きます。この準備により、墓じまいから改葬までスムーズに進めることも可能になります。寺院墓地からの改葬を円滑に進めるには【改葬手続き】寺院と円滑に進めるポイントをご参照ください。3. 専門行政書士に依頼するメリットと相談事例中央区にお住まいの方が地方の墓地を整理し都心へ改葬する場合、煩雑な行政手続き、石材店からの見積書の取得、改葬先の選択と費用、そして遠方との連携など、多くの課題が伴います。専門家である大塚法務行政書士事務所に依頼することで、お客様の負担を大幅に軽減し手続きを完了させることができます。(1)専門家による一貫したサポート体制当事務所は、地方からの改葬を検討されるお客様の改葬・墓じまいについて数多くの実績と知見があります。私たちは、地方の自治体への改葬許可申請代行や、寺院への墓地返還届など、必要な書類作成と行政手続きの代行を行います。また、ご遺骨の現地確認や、遠方にある墓地の墓じまい立会い、新しい納骨先での改葬(納骨)の立会いなど、一式お任せいただくことも可能です。多忙な中央区にお住まいの方にとって、時間と労力を大幅に節約し、精神的な負担を軽減できることが最大のメリットです。大塚法務行政書士事務所へのご依頼の流れは【ご依頼の流れ】お墓の相談・代行のステップ をご覧ください。(2)地方にある墓地を改葬した解決事例当事務所では、中央区にお住まいのお客様から、地方にある先祖代々の墓地の改葬について数多くのご相談をいただいております。当事務所では、遠方の墓じまい立会い、墓地返還手続き、改葬許可申請など、お客様にかわり手続きを行わせて頂きます。また遺骨の移動や改葬先の納骨立会いなど、墓じまい・改葬が完了するまでサポートさせて頂いております。これまで、東北、関西、九州方面の墓じまい立会いから都内への改葬(納骨)まで一式サポートした経験が数多くありますので安心してご相談ください。大塚法務行政書士事務所の墓じまい・改葬の実績は、事務所実績をご覧ください。4. 中央区での改葬に関する専門家からの詳細Q&AQ1.永代供養と永代使用権の違いとは?メリットと注意点を解説A1:都心で供養先を検討する際、特に重要なのがこの二つの違いです。永代使用権は、墓地の土地を永久に使用する権利のことで、承継が必要です。一方、永代供養は、寺院や霊園が遺族に代わって永続的に供養と管理を行う埋葬方法で、承継者が不要なケースがほとんどです。中央区への改葬では、承継者問題の解決のため、永代供養付きの納骨堂を選ぶ方が大半を占めています。【永代使用権と永代供養】違い・費用・承継を徹底解説 も参考にご覧ください。Q2.遠方のお墓を墓じまいする場合、手続きはすべて任せられる?A2:はい、すべてお任せいただくことが可能です。遠方のお墓の墓じまい・改葬は、現地の行政手続き、石材店の手配、閉眼供養の調整、ご遺骨の運搬など、多岐にわたります。当事務所では、これらの手続きを一括で代行し、お客様は中央区にいながらにして、遠方のお墓の問題を解決することができます。遠方のお墓の手続きについては【遠方のお墓】墓じまい手続きの流れと注意点や【遠方のお墓】改葬手続きの流れと手順 をご覧ください。Q3.お墓の承継者がいない場合の最適な解決策は?A3:お墓の承継者がいない場合、墓じまいをして改葬することが最も一般的な解決策です。改葬先としては、承継者が不要な永代供養付きの納骨堂や合葬墓、または樹木葬などが選択肢となります。お墓の承継問題に関するより詳細な情報は【お墓の承継トラブル】Q&A・事例と対策や【先祖代々のお墓】継ぐ人がいない場合の解決策をご覧ください。Q4.墓じまい後の遺骨は自宅で供養できる?(手元供養の法的扱い)墓じまい後の遺骨は、法律上、墓地以外の場所に埋葬・収蔵することはできませんが、自宅で供養する「手元供養」はこれに該当しません。遺骨を自宅に置いて供養することは法的に問題ありませんが、将来的な引き継ぎについてご親族間で十分に話し合い、合意形成をしておくことが非常に大切です。【手元供養】注意点と知っておくべきこと もご参照ください。まとめ中央区への改葬、あるいは中央区内での墓じまいは、都心特有の費用構造や手続きの煩雑さが伴います。特に、地方にあるお墓を整理し、都心型の永代供養施設へ改葬する際は、地方自治体と新しい納骨先、そして寺院との連絡を円滑に進める緻密な計画が不可欠です。お墓の手続き専門である大塚法務行政書士事務所は、複雑な書類作成と行政手続きの代行を通じて、お客様の負担を大幅に軽減し、円満な改葬をサポートします。お墓の問題でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • 板橋区の地図
    【板橋区】墓じまい・改葬完全ガイド|費用・手続き・地域供養先を徹底解説
    はじめに:板橋区で「お墓の引越し・墓じまい」が増えている背景と特徴東京都の北西部に位置する板橋区は、都心へのアクセスが良い都市型の利便性と、荒川河川敷や見次公園などに代表される豊かな自然が共存するエリアです。この地理的な特徴から、お墓に関するお悩みも二極化の傾向があります。板橋区の墓じまいを考える主な理由・都市生活と管理負担のギャップ: 都心での忙しい生活の中で、お墓参りの時間確保が難しく、管理負担の軽減を求めています。・地方からの改葬ニーズ: 区外・地方にある先祖代々の墓地の管理が難しくなり、都内(特に自宅近くの板橋区内や隣接区)への改葬を検討しています。・後継者不足:全国的な少子高齢化、核家族化が進む中で、後継者不足による無縁墓化を避けたいという意識が強いです。本記事では板橋区内での手続きと地域の供養先に焦点を当てて解説します。2. 板橋区での改葬・墓じまい手続きの流れと注意点(1)板橋区役所(戸籍住民課)での改葬許可申請のポイント改葬(お墓の引越し)を行うには、墓地埋葬等に関する法律に基づき、必ず改葬許可証が必要です。現在のお墓が板橋区内にある場合、板橋区役所が申請窓口となります。板橋区役所の申請窓口は2か所になります。板橋区の行政手続きのポイント申請窓口 ①:板橋区役所 区民文化部 戸籍住民課 戸籍係(本庁舎1階)住所:〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号電話番号:03-3579-2202(戸籍係)アクセス:電車|都営地下鉄三田線 板橋区役所前駅下車 A3出口徒歩1分、東武東上線 大山駅下車 徒歩10分、JR埼京線 板橋駅下車 西口 徒歩15分バス|国際興業バス 池袋駅-高島平駅(池21)間・池袋駅-高島平操車場(池20)間 板橋区役所停留所下車 徒歩1分申請窓口②:産業経済部 赤塚支所住民サービス係住所:〒175-0092 東京都板橋区赤塚六丁目38番1号電話番号:03-3938-5113(赤坂支所)アクセス:電車|東武東上線 下赤塚駅下車 徒歩15分バス|東武東上線成増駅 北口「赤羽駅西口」または「志村三丁目駅」行き 赤塚庁舎 下車 徒歩1分改葬許可申請書の入手申請書は、本庁舎1階 戸籍住民課 戸籍係、または赤塚支所住民サービス係にあります。・板橋区のウェサイトからのダウンロードは、お墓を移す手続きについてのページ から入手できます。(ページ下部)必要書類以下の書類を準備して提出します。① 改葬許可申請書② 遺骨の受入証明書(原本):遺骨を移す先の墓地または納骨堂の管理者が発行します。「使用許可書」でも可能ですが、契約書等では受付できませんので注意が必要です。③ 遺骨の埋蔵・収蔵証明書:現在遺骨が埋葬・収蔵されている墓地または納骨堂の管理者が発行します。板橋区の申請書には下段に証明欄があり、欄に直接証明してもらっても構いません。④ 墓地使用名義人の承諾書(必要な方のみ):改葬許可を申請する方と、現在使用している墓地(改葬元墓地)の使用名義人が異なる場合のみ必要です。上記、板橋区のウェブサイトからダウンロードできます。郵送での申請も可能ですが、書類に不備があると差し戻しになり、手続きが遅れるため、事前に記入内容をしっかり確認しましょう。(2)板橋区の墓じまいで起こりがちなトラブルと予防策板橋区の寺院墓地を整理する際に、以下のようなトラブルが発生する場合があります。高額な離檀料トラブル歴史ある寺院が多く、離檀(檀家をやめること)の際に、高額な離檀料を求められるケースがあります。離檀料に法的な支払義務や明確な相場はありません。予防策:ご住職への相談は、感謝の気持ちを丁寧に伝え、「相談」という形で切り出すことが大切です。もし高額請求された場合は、国民(消費)生活センターや弁護士に相談し対処法を検討する必要があります。高額離檀料を請求された場合は【高額離檀料請求】墓じまい対処法 も参考にご覧ください。親族間の合意形成の難しさ親族が遠方に住んでいる場合、墓じまいの合意を得るために何度も話し合いが必要になることがあります。解決策:墓じまいの理由(管理困難、無縁墓化の回避)と新しい供養先(永代供養など)の情報を書面や電子データで共有し、合意書を作成するなど、書面で証拠を残しましょう。お墓の承継問題は 【お墓の承継トラブル】Q&A・事例と対策 を参考にご覧ください。3. 【費用徹底解説】板橋区での墓じまい費用相場と節約ポイント(1)板橋区における墓じまいの「総費用」相場と内訳墓じまいの総費用は、主に「墓石撤去費用」「お布施・離檀料」「改葬先費用」の合計で構成されます。① 墓石撤去費用: 1㎡あたり10万円〜20万円が目安です。費用のポイント: 住宅密集地にある墓地は、重機が入れないため手作業となり、費用が割高になる可能性があります。墓じまいする際の石材店の選び方は【墓じまい】石材店の選び方と費用 をご覧ください。② お布施・離檀料:閉眼供養:3万〜5万円程度が相場です。離檀料: 寺院の慣習による(必ず請求されるものではありません)。③ 改葬先の費用: 供養方法によって大きく異なります。永代供養墓:5万〜200万円程度。納骨堂:20万〜200万円程度。費用のポイント: 合祀型(他の遺骨と一緒に埋葬)が最も安く、費用を抑えるポイントです(5万円程度から)。(2)板橋区の墓じまい費用を安く抑える具体的なテクニック板橋区は隣接地域が広いため、費用を抑えるチャンスが豊富にあります。区内および近隣の複数石材店から相見積もり練馬区や埼玉県との境に近い地域では、近隣の石材店からも見積もりを取ることで、撤去費用を比較し、適正な価格で依頼できる可能性が高まります。改葬先での費用対効果の追求永代供養墓の中でも、他の遺骨と一緒に埋葬される合祀型は、最も費用が安価です(5万円程度から)。都立霊園も選択肢の一つ都立霊園(小平霊園、多磨霊園など)は、抽選のハードルはありますが、管理費が安価なため、費用を抑えたい方にとって有効な選択肢です。墓じまい費用を安くするには【墓じまい費用】安く抑える方法と相場もご覧ください。(3)費用負担をめぐる家族間の話し合いの進め方墓じまい費用の負担者を巡るトラブルは、金銭的な問題だけでなく、感情的な対立を引き起こしがちです。「墓じまい費用負担合意書」の作成誰が、いつ、いくら負担するかを明確にし、書面に残すことで、将来の親族間トラブルを未然に防ぐことができます。墓じまいの費用負担については【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い をご覧ください。4. 板橋区民が選ぶ改葬先ベストチョイス:地域供養先の選び方(1)板橋区内・近隣のおすすめ改葬先タイプ別ガイド板橋区内および近隣には、多忙な都心生活者に適した、管理負担の少ない供養先が豊富です。納骨堂(屋内型): 都営三田線沿線(板橋区役所前駅、志村坂上駅など)に多く、雨の日でも快適にお参りでき、アクセス利便性が高いです。後継者不要の永代供養付きプランが充実しています。費用相場は20万〜200万円程度です。納骨堂の選び方は【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説 をご覧ください。樹木葬(都市型): 赤塚・徳丸など、区内の自然が残るエリアや、隣接する練馬区・埼玉の施設で、自然と共存する供養が可能です。費用相場は10万〜80万円程度です。樹木葬の選び方は【樹木葬】基礎知識・選び方 をご覧ください。寺院永代供養墓: 歴史ある寺院が提供。手厚い供養が約束される安心感があり、代々のお寺との関係性を大切にしたい方に向いています。費用相場は5万〜200万円程度です。永代供養墓の詳細は【永代供養墓】基礎知識・選び方 をご覧ください。(2)費用を抑える選択肢としての都立霊園活用法都立霊園は費用を抑えるための有効な手段です。板橋区民はアクセスしやすい、都立多磨霊園や小平霊園を候補とすることもできます。注意点:応募資格(東京都に5年以上在住など)や、抽選倍率の高さ(一般墓地は特に高倍率)を理解し、落選した場合の第二の改葬先も準備しておく必要があります。各都立霊園の詳細は【小平霊園】墓じまい・改葬手続き代行、【多磨霊園】墓じまい・改葬手続き代行 をご覧ください。(3)【独自性】板橋区民のための「手元供養」と「散骨」の現実従来の墓地以外の供養方法も、板橋区では現実的な選択肢となっています。・手元供養:遺骨を自宅で供養する方法で、法的に問題ありません。手元供養の注意点は【手元供養】注意点と知っておくべきことをご覧ください。・散骨:墓じまい後の遺骨を海や山に還す供養です。板橋区は海に面していませんが、東京湾や相模湾での海洋散骨サービスを利用する方が多くいます。散骨の詳細は【散骨の基礎知識】費用・注意点を解説 をご覧ください。5. 行政書士によるワンストップサポート:板橋区の改葬を円滑に(1)行政書士に依頼するメリット板橋区での墓じまい・改葬、区外から板橋区の改葬など、墓じまい及び改葬について、お墓専門行政書士がサポートさせて頂きます。・煩雑な行政手続きの代行:板橋区役所 戸籍住民課への改葬許可申請を、書類作成から提出まで一括で代行します。その他、改葬に必要な受入れ証明書や墓地返還届の原案作成も可能です。・都立霊園の手続きサポート:小平霊園や多磨霊園への改葬を希望する場合、公園協会との手続きも含め、申請をサポートし、抽選後の対応までアドバイスします。また、都立霊園の墓じまいから改葬を行う場合の手続きも対応可能です。・費用相場やお墓選びのアドバイス:石材店からの見積書を数社から取得します。これによりお墓の撤去相場が把握できます。また改葬先の選び方などについても、お墓専門行政書士がアドバイスさせて頂きます。(2)依頼から完了までのステップ無料相談・ヒアリング: お墓の場所、新しい供養先の希望を伺います。現地調査・見積もり:墓地の状況を確認し、撤去費用(石材店)の見積もりを取得します。行政手続き代行: 改葬許可申請書を作成し、板橋区役所へ提出します。閉眼供養・立会い: 閉眼供養の調整、遺骨の取り出しに立ち会い、遺骨を新しい納骨先へ搬送します。改葬完了:新しい供養先で納骨を完了させ、お客様にご報告します。当事務所へのご依頼は【ご依頼の流れ】お墓の相談・代行のステップ をご覧ください。6. まとめと次のステップ:無料相談の案内板橋区での墓じまい・改葬は、都心へのアクセスと自然の豊かさという地域性を活かした供養の未来を考えるチャンスです。一方で、板橋区役所での正確な手続きや、都立・民営霊園等への改葬を視野に入れた計画的な準備が求められます。お墓の問題は、専門的な知識と冷静な判断が必要です。お一人で悩まず、まずはお墓の手続きの専門家である当事務所にご相談ください。大塚法務行政書士事務所は、板橋区を含む東京都内での豊富な実績に基づき、お客様の心の負担を軽減し、円満な墓じまい・改葬をサポートいたします。お墓じまい・改葬なら お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらから
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  • お参りする高齢夫婦
    【墓じまい】主な理由と改葬先選びのポイント|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・近年、お墓じまいをご検討される方が増えています。その背景には、少子高齢化や核家族化、価値観の変化など、様々な理由があります。そして、お墓じまいを決断した後に考えるのが、ご遺骨をどこに改葬(新しい場所に移すこと)するかという問題です。この記事では、お墓じまいを決断する主な理由と、改葬先の選び方について、お墓専門の行政書士が詳しく解説いたします。1. お墓じまいを決断する主な理由お墓じまいを決断する理由は多岐にわたりますが、主なものとしては以下の点が挙げられます。それぞれの理由に関する詳細は、リンク先の記事をご参照ください。(1)お布施・寄付等、経済的な負担が大きいお墓の管理には、年間管理料や修繕費、法要時のお布施など、継続的な費用がかかります。これらの金銭的負担が重く、お墓じまいを検討する方が少なくありません。→ 詳細はこちら: 墓じまいの費用相場や内訳は、【墓じまい費用】誰が負担?相場・内訳と話し合い や、費用を安く抑える方法は、【墓じまい費用】安く抑える方法と相場 をご参照ください。→ 高額な離檀料に関する具体的な対処法は、【高額離檀料請求】墓じまい対処法 も参考にしてください。(2)承継者がいない・子供に負担をかけたくない少子高齢化や核家族化が進み、お墓を継ぐ人がいない、あるいは将来的に子供に管理の負担をかけたくないという理由から、生前にお墓じまいを決断される方が多くおります。→ 詳細はこちら: お墓の承継に関することは、【お墓の承継】基本と法律 や、【独身者のお墓問題】独り身の供養方法と選択肢 も参考にしてください。(3)お墓が遠方にある・お墓参りが難しい故郷にお墓があり、遠方に住んでいるため、物理的・経済的・体力的な負担から頻繁にお墓参りに行くことが難しいという悩みも一般的です。→詳細はこちら: 【遠方のお墓】墓じまい手続きの流れと注意点 をご参照ください。改葬を伴う場合は、【遠方のお墓】改葬手続きの流れと手順も参考にしてください。(4)管理者(お寺など)との関係性や考え方の不一致特にお寺の檀家としてお墓を持っている場合、ご住職との関係性、お布施、行事への参加など、様々な面で考え方の違いが生じ、墓じまいを検討する理由となることがあります。→ 詳細はこちら: 【墓じまい】ご住職への話し方 をご参照ください。(5)その他(お墓の老朽化、近年の墓じまいの傾向など)お墓が老朽化して管理が困難になったり、自然災害リスクを懸念したりするケース、また現代の多様な供養の形を選びたいという理由で墓じまいを決断する方もいます。→詳細はこちら: 【墓じまい増加の理由】背景とメリット・デメリット をご参照ください。2. 実際に選ばれる改葬先と選び方のポイントお墓じまいを行った後、ご遺骨をどこに改葬するかは、非常に重要な決断です。ここでは、主な改葬先の種類と、その選び方のポイントを解説します。それぞれの詳細や選び方は、リンク先の専門記事でご確認ください。(1)永代供養墓・納骨堂近年最も選ばれている改葬先の一つで、寺院や霊園が永代にわたって供養・管理するため、承継者がいなくても安心です。集合墓、個別墓の永代供養墓、ロッカー式、自動搬送式の納骨堂など様々なタイプがあります。→ 詳細はこちら:【永代供養墓】基礎知識・選び方、【納骨堂とは】選び方・費用・注意点を解説 をご参照ください。(2)樹木葬樹木を墓標とする自然葬の一種です。里山型、公園型などがあり、自然の中で眠りたいと考える方に選ばれています。永代供養付きのものが多く、承継者が不要な場合がほとんどです。→ 詳細はこちら:【樹木葬】基礎知識・選び方 をご参照ください。(3)散骨ご遺骨を粉末状にし、海や山などに撒いて自然に還す供養方法です。お墓を持たないため、維持管理費がかからず、承継の心配もありません。→ 詳細はこちら: 【散骨の基礎知識】費用・注意点を解説 をご参照ください。(4)手元供養ご遺骨の一部を自宅で保管したり、アクセサリーに加工したりして供養する方法です。常に故人を身近に感じたい方に選ばれています。→ 詳細はこちら:【手元供養】注意点と知っておくべきこと をご参照ください。(5)一般墓地(寺院墓地・公営霊園・民間霊園)への改葬新しい場所で一般のお墓を建てる選択肢です。自宅近くや交通の便の良い場所に移したい場合などに選ばれます。寺院墓地、公営霊園、民間霊園それぞれに特徴があります。→詳細はこちら:公営・民営・寺院墓地とは?どの様な墓地か、公営・民営・寺院墓地のメリット・デメリット をご参照ください。都立霊園については、【都立霊園】墓じまい・改葬手続き代行 もご参照ください。3. 改葬先選びのポイント改葬先を選ぶ際には、以下の点を総合的に考慮することが重要です。費用: 各供養形態や霊園によって費用が大きく異なります。ご自身の予算に合った選択肢を検討しましょう。アクセス:お墓参りのしやすさ、交通の便も重要な要素です。宗教・宗派: 宗教・宗派を問わない霊園も増えていますが、寺院墓地の場合は確認が必要です。将来性: 永代供養の有無、管理体制などを確認し、将来にわたって安心できるかを見極めましょう。家族の意向:ご自身の希望だけでなく、ご家族の意見も尊重し、十分に話し合うことが大切です。→改葬先の選び方やどこに頼めば良いかは、【改葬相談先】お墓の引越しはどこに頼む?選び方・費用 の記事で詳しく解説しています。4. まとめ:お墓じまいと改葬は専門家へご相談くださいお墓じまいと改葬は、単なる手続きではなく、ご先祖様への感謝と、残されたご家族への配慮が込められた大切な決断です。多岐にわたる理由と、様々な改葬先の選択肢があるため、ご自身だけで全てを判断し、手続きを進めるのは容易ではありません。大塚法務行政書士事務所では、お墓じまい・改葬の専門家として、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適なご提案と、複雑な手続きの代行を承っております。ご不明な点やご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。お墓のことは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓の記事一覧TOP・お墓の記事一覧のトップページは、こちらから
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  • 納骨堂
    【改葬・墓じまい】ご依頼実績と事例解説|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    近年、「お墓の承継者がいない」「遠方に住んでいて管理が難しい」「子供に負担をかけたくない」といった様々な理由から、お墓じまいや改葬(お墓の引っ越し)をご検討される方が増えています。しかし、これらの手続きは、墓地管理者や寺院との調整、行政手続き、遺骨の取り扱いなど、多岐にわたる専門知識と経験を要するため、ご自身で進めるには大きな負担が伴います。当事務所では、これまで数多くの改葬・墓じまいのご依頼を承り、お客様のお悩みを解決へと導いてまいりました。本記事では、当事務所が実際にサポートした具体的な事例や実績をご紹介し、どのような状況でお客様のお役に立てるのかを解説いたします。1. ご依頼が多い改葬・墓じまいのご相談ケース当事務所にご相談いただくお客様の状況は多岐にわたりますが、特に以下のようなケースで多くご依頼をいただいております。(1)承継者がいない・将来的に管理が困難になる場合「子供がいないため、将来お墓がどうなるか不安」「子供はいるが、遠方に住んでおり、管理を任せるのは忍びない」「孫の世代にまで負担をかけたくない」このようなお悩みをお持ちの場合、永代供養墓への改葬や、生前にお墓じまいを済ませておくケースが多く見られます。当事務所では、承継者不在の状況でも安心して手続きを進められるよう、最適な供養方法の検討から手続きまで一貫してサポートいたします。(2)お墓が遠方にあり、管理・お参りが難しい場合「実家のお墓が地方にあり、高齢になってお墓参りが難しくなった」「遠方のお墓の管理費の支払いや、定期的な清掃が負担になっている」当事務所では、日本全国からのご相談・ご依頼を承っており、全国各地の墓地・霊園での手続き実績があります。お客様が遠方にいらっしゃる場合でも、現地での調査や手続き代行を円滑に行い、ご負担を軽減します。(3)寺院との関係で悩みを抱えている場合「檀家関係を解消したいが、ご住職にどう話せば良いか分からない」「高額な離檀料を請求されるのではないかと不安」寺院との関係はデリケートな問題です。当事務所では、お客様が寺院と円満に話し合いを進められるよう、必要な情報提供や行政手続きに関するアドバイスを通じてサポートし、スムーズな離檀・墓じまいを実現できるよう尽力いたします。(4)手続きの複雑さや専門知識の不足に不安がある場合「行政手続きや必要書類の準備が複雑で、何から手をつけて良いか分からない」「改葬許可証の取得方法が分からない」改葬・墓じまいの手続きには、役所への申請、墓地管理者との交渉、石材店との連携など、様々な専門知識が求められます。当事務所では、これらの複雑な手続きを一括して代行し、お客様の精神的・時間的負担を大幅に軽減します。2. 海外から日本への埋葬問題も当事務所へ近年、海外在住の方からのご相談も増えています。日本のお墓に関する国際的な問題解決の具体的な実績は、こちらのページでご紹介しています。→ 関連:【解決事例】外国人・在外日本人のお墓サポート実績3. 当事務所の改葬・墓じまいサポート実績と具体的な事例当事務所がこれまで ご依頼頂いた多様な事例の中から、サポート実績例をご紹介します。→ 詳細な実績は 事務所実績 をご覧ください。(1)全国対応の実績と現地での対応事例当事務所は、都内だけでなく、東北、関西、四国、九州方面など、全国各地の寺院・霊園の改葬手続きをサポートさせて頂いております。特に遠方の場合、当事務所の行政書士が現地でお墓(遺骨)の確認から対応させて頂くことも多くあります。ご住職や石材店との日程調整の上、お墓のカロートを開けて遺骨の状況を確認し、その情報に基づいて改葬許可申請手続きを進めます。許可証取得後も、関係先との日程調整を行い、墓じまいや改葬日を決定します。閉眼供養の際には、お客様とご一緒にお伺いする場合もあれば、遠方のお客様のご負担を考慮し、当事務所のみで立ち会わせて頂くことも多くなっております。ご出骨からご納骨まで一貫して対応することで、お客様は安心して手続きを進めることができます。(2)古いお墓特有の課題解決事例古いお墓の改葬では、予期せぬ問題が発生することがあります。当事務所は、そうした複雑なケースにも対応してきました。事例:予想以上の遺骨が埋葬されていたケースお墓の直下に埋葬されていると思われた遺骨の数で改葬許可申請を行ったところ、後日、墓石撤去時に更に下から多数の遺骨が発見されたため、再度改葬許可申請が必要になったケースがありました。事例:遺骨が土に還っていたケース古いお墓の場合、土の性質によっては遺骨がほぼ土に還り、粒状でバラバラの状態で見つかることがあります。しかし、土質によっては年数経過後も完全な状態で遺骨が出てくることもあります。対応こうした事態に備え、当事務所ではお客様とご相談の上で、事前に遺骨の確認を行うことを推奨しています。これにより、改葬先の霊園での遺骨数制限の問題や、納骨する遺骨がないといった無駄な契約を避けることができます。(3)季節や天候を考慮した計画調整事例改葬・墓じまいでは、地域の気候や天候も考慮に入れる必要があります。事例:雪国での改葬計画東北などの豪雪地域では、雪解けまで墓じまいを行えない場合があります。過去には、現地訪問時に石材店から「雪解けまで遺骨を取り出せない」との話があり、数ヶ月後の春の雪解けを待って改葬を行ったケースもあります。また、雪が降り始めたら墓じまいができないと地元の石材店に言われ、急遽日程調整を行った経験もあります。事例:台風・雨天時の改葬計画台風や長雨の時期は、天気予報を確認し、供養や作業が可能な日程を計画する必要があります。地域によっては雨天での供養や作業を断られる場合もあります。対応状況の変化が生じた場合には、その都度お客様にご連絡し、石材店等と密に連携を取りながら日程調整を行います。遠方で簡単に日程変更が出来ない場合も、事前にその旨を伝えておき、状況に応じて事前に供養して頂く、お墓から遺骨を取出してもらう等、可能かどうかも確認します。4. お客様からの信頼の声当事務所は、お客様一人ひとりの状況に真摯に耳を傾け、最適な解決策をご提案することを大切にしております。多くのお客様から「きめ細やかなサポートで安心できた」「複雑な手続きがスムーズに進んだ」「難しい交渉を代行してくれて助かった」といった感謝のお声を頂戴しております。→実際のお客様の声は「お客様の声」ページ でご紹介しております。5.改葬・墓じまいを検討中の方へ改葬や墓じまいは、大切なご先祖様を供養し、残されたご家族の負担を軽減するための重要なプロセスです。しかし、その手続きの複雑さや、寺院・親族との調整など、様々な障壁が伴うことも少なくありません。当事務所は、これまで培ってきた豊富な経験と専門知識を活かし、お客様の様々な状況に合わせた最適な解決策をご提案し、煩雑な手続きを代行いたします。お客様が安心して、円満に改葬・墓じまいを完了できるよう、最後まで寄り添いサポートいたします。改葬・墓じまいに関するご不安やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお墓専門の当事務所までご相談ください。お墓のことは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから事務所案内大塚法務行政書士の事務所案内は、こちらから事務所実績当事務所で行わせて頂いた墓じまい・改葬の実績は、こちらからお客様の声当事務所にご依頼頂いたお客様のアンケートはこちらからTOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓の記事一覧TOP・お墓の記事一覧のトップページは、こちらから
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