実際に行った改葬・墓じまいについて解説いたします。|大塚法務行政書士事務所(東京都)
改葬・墓じまいについて多くのご相談を頂きます。これまでに当事務所では、どの様な改葬・墓じまいを行ってきたのか?具体例を挙げて解説させて頂きます。|相談無料。土日祝日対応可。|大塚法務行政書士事務所(東京都 葛飾区)
行政書士 大塚博幸
行政書士 大塚博幸

ご依頼頂いた改葬・墓じまいについて解説

納骨堂・当事務所では、全国から改葬・墓じまいのご相談・ご依頼を頂きます。最近では海外在住の方からも頂いております。

 

実際に多くの改葬手続から現地立会まで行わせて頂きましたが、どの様な方からご相談頂く事が多いのか?最初にお話をさせて頂きます。

 

当事務所でお問合せ頂くのは、一般のご高齢の方の割合が多いかと思います。行政書士事務所に問合せをするのは、敷居が高いと思われる方もおりますが、多くは一般の方からご相談です。安心してお問合せ下さい。

 

実際に手続きをご依頼頂く方として、ご自身で手続きを行うのが難しいとお考えの方やどの様に進めれば良いかわからない方、石材店等の見積書取得や墓石の撤去等についてもお任せしたい方など、墓じまいから改葬まで一式お任せ頂くケースがほとんどになります。

 

墓じまい・改葬を行う寺院・霊園等については、都内から東北、関西、四国、九州方面から関東近郊への改葬など、これまで実際に現地を訪問し、お墓の確認等を行い改葬手続・納骨までのサポートなど行わせて頂きました。(お陰様で全国各地を訪問させて頂いております。)

これまでに学んだこと。

古いお墓の場合は、事前確認が必要

墓地
先祖代々のお墓などの場合、考えていたよりも遺骨が多く埋葬されていた。又は、土に帰り遺骨がほとんどなかった。という事がよくあります。この様な事前に確認を行わずに改葬先の霊園などと先に契約を行ってしまうと、遺骨が納骨できない、納骨する遺骨がない。などと言ったことも考えられます。

 

当事務所で行った墓じまいでは、お墓のすぐ下に遺骨が埋されていたが、お墓を撤去した際に、更に下から多くの遺骨が出てきたこともありました。結局この場合は、2回改葬許可申請を行う事になりました。

 

又、東北地方で行った墓じまいの際には、ほぼ土に帰っており、粒上の遺骨がばらばらの状態で出てきた事などもあります。しかし、年数が経過しているから、必ず土に帰っている訳ではなく、土の性質によりしっかりとした状態で出てくる場合もあります。

 

古いお墓の場合は、この様なこともあります。一般的なお墓の場合は、ご遺骨の数が前後しても特に問題はありませんが、納骨堂や区画で購入する樹木葬等は、改葬できる遺骨に制限があります。ですので、事前に確認を行わないと後で契約の追加や他の場所の改葬先を探すことになる場合もあります。

 

当事務所では、お客様とご相談の上で事前確認等を行わせて頂きます。

改葬先との契約は、墓じまいの見通しがたった後に。

改葬先との契約は、墓じまいの見通しがたった後で契約した方が安心です。何らかの理由により墓じまいが出来なくなった場合、改葬先との契約が無駄になってしまいます。よほど人気のある霊園等を除き、慌てて契約しなくても間に合います。

 

改葬許可申請の際に、受入れ証明書の添付等が求められる自治体がありますが、その場合は、その時点にて改葬先との契約を行います。

 

当事務所にご相談頂いた場合は、墓じまい、改葬に関する全体の流れ、契約する時期などから説明させて頂きます。

お墓の撤去費は数社から見積書を取得

お墓の撤去費は、相場がわかりずらいものです。又、依頼する石材店により価格にバラツキがある場合もあります。お陰様で今ではお墓を見ると撤去費がどれくらいか想像がつきますが、基本的には数社から見積書を取得しております。

 

見積書をお客様にご確認頂いて上で、ご判断頂いております。特に地方の場合、金額差が出る場合もありますので、当方で石材店を数社選択させて頂き見積書の取得まで行わせて頂きます。

雪が降る地域は雪解けまで改葬できない場合があります。

東北などの豪雪地域では、雪解けまで墓じまいできない場合があります。当事務所にご依頼頂いた件で、現地訪問を行った際に石材店から雪解けまで遺骨を取出せないとの話があり、数ヶ月待って春の雪解けに併せて墓じまい・改葬を行った事があります。又、雪が降り出したら墓じまいが出来なくなると言われ、慌てて日程を調整して墓じまいを行ったこともあります。

 

雪国では、この様な場合もありますので、予め予定を立てて行う必要があります。当事務所では、状況が変わる場合には、その都度お客様にご連絡させて頂きます。

これまでの改葬・墓じまいを振り返って思う事。

住職(男性)
お陰様でこれまでに日本全国様々な地域にお伺いさせて頂きました。それぞれの地域によって埋葬の方法が異なり、ある地域ではカロートに遺骨を撒いて埋葬したり、カロートがなく墓下に骨壺ごと埋葬したりなど様々なお墓を見てきました。

 

この埋葬状況によりお墓の撤去前に改葬可能か、お墓を撤去してからの改葬になるか?決まる事になります。お墓の撤去後に改葬する場合は、石材店等の都合や天候等により直ぐに改葬できない場合もあります。この様な場合、石材店等と打合せをさせて頂き、日程を調整を行わせて頂きます。

 

当事務所では、改葬手続の他、納骨までの一式のサポートを行わせて頂く事が多いですが、納骨の際に、お客様とお会いすると、無事終わって安心しました。などのお言葉を頂く事が良くあります。私としても、感謝のお言葉頂いことをいつも嬉しく思っております。

 

今後も墓じまい・改葬は増加するものと考えられます。何から始めて良いかわからない場合など、お気軽にご相談下さい。

 

 

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