・墓地使用規則・管理規約・使用規定等、 様々な言い方がありますか、基本的には、お墓を使用するルールと言えばわかり易いかもしれません。
お墓の形状に関することや使用者の住所変更・承継者変更手続き、管理費等、細かいルールが定められております。
墓地使用規則等は、寺院・霊園等にお墓を建てた場合、お墓を使用する規則や義務等が明記されています。 契約前に一度は、目を通しどのような規制や義務があるのか?必ず確認する必要があります。
ここでは、寺院墓地・民営墓地とそれぞれ解説していきます。
寺院墓地にお墓を建立する場合、最初に入檀することが前提です。その際に入檀誓約書が渡されることがあります。 そこには、檀家としての義務や維持管理費等経費の支払義務、他の宗旨・宗教等にに入信することを禁止する旨などが書かれています 。
一般的には、使用目的、維持管理費、埋葬・改葬の手続き、墓地内の制限、使用許可の取り消し等、細かい使用規則が定められております。
但し、寺院によっては使用規則管理規約等の書面がない場合もあるので、寺院に お墓を建てる前に、どのような規則等があるのか?事前に確認しておく必要があります。
尚、不明な点は、遠慮せずに ご住職にお聞きしましょう。その時の対応により、今後、気持ち良く お付き合いできるかどうか?わかるはずです。(確認したことは、出来れば書面に残しておきましょう。)
墓地の使用目的、使用制限、維持費、管理に基づく権限、事故等の免責事項等、墓地を使用する為のルールが定められております。霊園により細かい内容が異なりますので、1度は、良く目を通し確認しておきましょう。
お墓を建てる、墓じまいをする。それぞれ費用が掛かることになります。一度、お墓を建ると簡単に移すことはできません。
寺院・霊園と契約する前に、まずは内容をきちんと把握しましょう。そして、どの様な義務があるのか?どの様な規制があるのか?目を通しておきましょう
お墓に埋葬できる親等数、維持管理費等の未払時の返還義務等、うっかり見落としがちですか、霊園により内容に差がある場合ありますので、後で慌てない様に確認する必要があります。そして、わからない内容については、その場で、担当者等に質問し確認しておきましょう。
寺院墓地において、 書面での使用規則等が渡されない場合が多くあります。仮に頂いた場合でも、お布施等の金額が明記されている訳ではありません。当事務所に 墓じまいのご相談頂く方の中には、金銭的な負担を感じ寺院から離檀されている方もおります。
寺院に墓を建てる場合、お墓を承継した場合など、事前に どの様な「義務」や「金銭的な負担」があるのか?確認しておいた方が良いかと思います。そして、あまりにも高額であると感じた場合は、別の霊園等に改葬することも一つの方法です。
当事務所は、お墓の手続きを専門としており、墓地使用規則や管理規約を目にする機会が多くあります。意外と重要なことも記載されおり、霊園により規則も異なることになります。
契約書など、あまり目を通さない方も多いと思いますが、お墓を契約する際に どの様な事が書かれているのか?改めて一読されて見ては如何でしょうか。。
墓地を使用するには、どの様な決まりやルールがあるのか?細かく記載されていますので、墓地を承継した場合や お墓じまいを考えている方も、どの様な手続きか必要か?確認してみましょう。
墓地使用規則(契約約款)作成を お考えの寺院様等はこちらをご覧ください。
《厚生労働省通達を元に解説しております。》
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