
東京都港区に位置する青山霊園は、古くは美濃郡郡上藩主である青山家の下屋敷跡に開設された、歴史と格式ある都立霊園です。都心の一等地にありながら、緑豊かな静寂な空間が広がっており、多くの著名人が眠る場所としても知られています。
当事務所では、この青山霊園での墓じまいや改葬に関する複雑な手続きを、迅速かつ丁寧なサポートで代行いたします。青山霊園での手続きでお困りの方は、お墓の専門家である行政書士にぜひご相談ください。
・当事務所は平成21年度に開業したお墓専門の行政書士事務所です。これまでに100件以上の墓じまい・改葬をサポートしてまいりました。
都立霊園の手続きにおいても豊富な経験と実績がございますので、安心してご相談いただけます。青山霊園での手続きは、民間の霊園に比べて提出書類が多く、時間と労力がかかる場合があります。
当事務所では、墓地使用者の承継、墓じまい、改葬、現地立会など、お客様の状況に応じた必要な範囲のみをサポートいたします。また、都立霊園の各種手続き全般について経験豊富ですので、複雑な手続きも安心してお任せください。
この様な方々のために、わかりやすく丁寧にご説明させていただきます。
当事務所が提供する具体的な業務内容については、都立霊園の墓じまい・改葬手続代行のページをご覧ください。また、都立霊園の各種手続きや申請に必要な書類については、都立霊園の申込方法・要件・墓地の種類のページに詳しく掲載しております。
当事務所は、以下のようなご希望をお持ちの方に最適なサポートを提供します。
青山霊園をはじめとするお墓の手続きにおいて、当事務所の深い知識と豊富な経験を活かし、お客様の大切な手続きを迅速かつ丁寧にお手伝いいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。
・青山霊園は東京都港区に位置し、明治7年に公共墓地として開設されました。総面積は約26ヘクタールです。
古くは美濃郡郡上藩主・青山家の下屋敷があった場所に神葬墓地として開設されたもので、その後東京市(現:東京都)に移管され公営霊園となりました。
・青山霊園から他の都立霊園の合葬埋葬施設(小平・多摩・八柱霊園)施設変更する場合と民営霊園の永代供養墓等に改葬する場合、それぞれについて解説いたします。
施設変更とは、現在青山霊園にお持ちのお墓を墓じまいし、都立霊園が提供する合葬埋蔵施設へ改葬する制度です。この制度を利用できるのは、小平霊園、多磨霊園、八柱霊園に設置されている合葬埋蔵施設となります。ここでは、青山霊園におけるこの施設変更の流れについて詳しく解説いたします。
最初に青山霊園管理事務所(TEL:03-3401-3652 港区南青山2-32-2)に連絡して施設変更の仮予約を行います。(申請に必要な書類は、後日、管理事務所から郵送で届きます。)
青山霊園から他の都立霊園に施設変更行う場合、①施設変更申請書、②使用修了届、③誓約書を提出する必要があります。この書類には墓石の撤去を行う石材店の押印箇所がありますので、事前に石材店を決めておく必要があります。
霊園管理事務所で施設変更の申込を行います。添付書類(住民票、印鑑証明書、青山霊園の使用許可証)や実印・認印等も忘れずに持参して下さい。(通常、2か月~3か月程度で合葬埋葬施設の使用許可証が発行されます。)
※申込期間:7月・10月・12月の初旬から中旬の年3回
合葬埋葬施設の使用許可証が届きましたら、改葬を行うための手続きを青山霊園管理事務所で行います。手続完了後に改葬許可申請書が交付されるので、この書類を港区役所 区民課戸籍係(TEL:03-3578-3153)に提出して改葬許可証を取得します。
改葬許可証が取得できましたら、日程を調整しお墓から遺骨を取出します。取り出した遺骨は、施設変更した霊園に引き渡して完了となります。(お墓の撤去は、後日石材店により行われます。)
以上が青山霊園の墓じまいから他の都立霊園の合葬施設への改葬の流れになります。
青山霊園管理事務所に連絡し施設変更の仮予約を行います。書類は、仮予約後に郵送で届きます。
提出する書類に、わかる範囲で記入押印を行います。又、添付する書類も取得しておきましょう。
年3回の申込受付け期間内に、施設変更の申込を青山霊園管理事務所で行います。
合葬施設の使用許可証が届きましたら、再度、管理事務所に行き改葬手続を行います。申請書が発行されたら港区役所で改葬許可申請を行い許可証を取得します。
青山霊園のお墓から遺骨の取出し行います(墓じまい)。その後、施設変更先に移動し遺骨の引き渡しを行います。
ここでは、青山霊園の墓を墓じまいと民営霊園への改葬について解説いたします。
民営の永代供養墓に改葬する場合、霊園の場所、埋葬の形式を考えておく必要があります。永代供養墓も一般的なお墓型式のものから、シンボル的な記念碑のもとに埋葬する形式、納骨堂や樹木葬も考えられます。
もし、お墓の場所をあまり場所を移動したくないとお考えの方は、納骨堂がお勧めになります。納骨堂は霊園と異なり、あまり土地を必要としない為、都心部の駅から近い場所に建てられていることも多く、利便性が良いお墓と言えます。その他、個別区画の永代供養墓も考えられます。
いずれにしましても、手続きを行う前に、改葬先を決めておく必要があります。
青山霊園管理事務所(TEL:03-3401-3652)から提出する書類を取得します。直接、管理事務所で取得する、又は、郵送で取得します。
青山霊園の墓地使用者の印鑑証明書(3か月以内)、改葬先の霊園から発行される使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。これらの書類は、青山霊園管理事務所の手続きで必要になります。
管理事務所に墓地返還届等の書類を添付書類と併せて提出します。尚、書き方がわからない箇所は、管理事務所で確認して記載した方が間違いありませんので空欄にしておきます。但し、墓地返還に関する書類に、石材店の記名押印が箇所がありますので、先に石材店を決め押印等を頂いておきましょう。
墓地返還と改葬の手続きを一緒に行うことが可能ですので、二度手間にならない様に必要書類を確認した上で、管理事務所に行きましょう。管理事務所から改葬許可申請書を渡されましたら、港区役所 区民課戸籍係(TEL:03-3578-3153)に提出し改葬許可証を取得します。
石材店、改葬先の霊園等と日程を調整し日にちを決定します(供養を行う場合は、お呼びするご住職の予定も確認しておきましょう。)。当日、お墓から儀骨を取出し、改葬先の霊園にて納骨を行います。尚、お墓の撤去は後日石材店により行われます。
ご遺骨を改葬する霊園、埋葬形式を決めて契約を行います。契約後に墓地使用許可証又は、受入れ証明書を取得しておきます。
青山霊園管理事務所に連絡し、墓地返還に関する書類を取得します。書類が届きましたら必要な書類を確認し、印鑑証明書等の添付書類を取得しておきます。
お墓を撤去する石材店を選び契約を行います。墓地返還に関する書類は、石材店の押印が必要になりますので、契約後に押印を頂いておきましょう。
墓地返還に関する書類一式を管理事務所に提出し、改葬手続も併せて行います。改葬許可申請書が発行されましたら、港区役所で改葬許可申請を行い、改葬許可証を取得します。
関係先との日程調整の上、墓じまい及び改葬を行います。カロートからご遺骨を取出し、改葬先の霊園で納骨を行います。お墓の撤去は後日、石材店により行われます。
・青山霊園は芸能人も数多く埋葬されている高級な霊園として知られていますが、運営は東京都が行っている公営墓地になります。
公営墓地の場合、民間の霊園と比べ、提出する書類が多くなり、更に管理事務所で手続きを行う必要があります。このため提出する書類に不備があると、何度も管理事務所に行く事になってしまいます。
又、青山霊園から他の都立霊園に施設変更を行う場合、最低でも2度管理事務所で手続きを行う事になりますので、時間と労力も必要になります。
ご自身で墓じまい・改葬を行われる場合は、事前に提出す書類、添付する書類を確認し、印鑑証明書や住民票等の公的な書類もまとめて取得した上で、手続きをおこないましょう。
・青山霊園の墓じまい+改葬に掛かる費用を参考に掲載させて頂きます。
一般的な和型のお墓では、20万円~50万円程度が相場と言えます。但しお墓の面積が広い場合、石材の量が多い場合などは100万円近くになる場合もあります。事前に数社の石材店から見積書を取得して比較してみることをお勧めします。
青山霊園から他の都立霊園に施設変更する場合、改葬先の費用は掛からず事務手数料のみ発生することになります。民営の霊園を選ばれる場合は、霊園の場所、埋葬形式により金額が異なりますが、都心部の納骨堂では150万円~300万円程度になります。
永代供養墓の場合、個別埋葬と合祀で金額が異なりますが、5万円程度~納骨できる永代供養墓もあります。
・都心にある霊園として人気が高く、一般埋蔵施設は、募集60数に対し772数の応募(12.9倍 令和6年)と競争率が高くなっています。使用料は1.60㎡=475万2千円~3.65㎡=1084万円となり、区画により1千万円を超えることになります。
・青山霊園は、総面積7万9千坪という広大な霊園です。(始めて行く方は案内図で墓所を確認した方が迷わずに済みます。)霊園内に植えられた桜の開花時期に併せて多くの人でにぎわいます。
又、歴史にある霊園であり大久保利通、北里柴三郎、国木田独歩、吉田茂等の時代を担ってきた著名人が静かに眠る場所でもあります。尚、立地の良さから他の都立霊園に比べ費用が高額となり高級霊園の部類に属します。
・青山霊園内の施設は、下記の種類になります。
①トイレ、②水汲み場、③茶店、④桶・杓置場、⑤駐車場
東京都のハイブランドな霊園として有名な青山霊園。都心の貴重な緑地空間であり広域避難場所としても指定されている。一方、使用料が高額な為、応募できる人は限られており、近年では承継者のいない無縁墓も問題になっています。
24時間開園しております。但し管理事務所の開所時間は8:30~17:30までになります。(管理事務所の書類受付は16:30まで)
管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。
駐車場は管理事務所前(5、6台)と通路の一部が臨時駐車になっております。利用時間は原則9:00~16:30までとの事です。(青山霊園管理事務所に確認)
納骨堂に類する者と言えます。都立霊園では、地上部に遺骨を骨壺のまま安置し、20年経過後に骨壺から骨袋に写し地下のカロートに他の遺骨と一緒に共同埋葬されます。
青山霊園に用意されている貸出し用の車イスは3台になります。ご利用をご希望の場合は、管理事務所にお申し出ください。
青山霊園は、都心の一等地にあり、お洒落なイメージもある高級霊園です。場所柄、多くの芸能人・著名人も埋葬されており、都立霊園内でも一番人気の霊園です。
又、都心にある霊園の為、交通機関も千代田線、銀座線、半蔵門線等と選択出来ますので、ご自宅から青山霊園に行くまでの利便性も良いと言えます。
競争率が10倍以上であること、使用料が高額であることが挙げられます。令和6年度に募集があった区画の使用料は475万円~となり、別途、お墓(墓石)の建立費も掛かります。高価なお墓を建立すると、併せて一千万円を越えることにもなります。
・青山霊園の公式サイト(東京都公園協会)は、こちらから
・青山霊園の改葬許可申請は、港区役所で行う必要があります。
● 所在地:〒107-0062 東京都港区南青山二丁目32番2号
TEL:03-3401-3652(霊園管理事務所)
・「千代田線 」乃木坂駅 ~ 霊園(徒歩10分)
・「銀座線 」 外苑前駅 ~ 霊園(徒歩7分)
・「有楽町線」東池袋駅 ~ 霊園(徒歩10分)
・「半蔵門線・大江戸線・銀座線」青山一丁目駅~霊園(徒歩9分)
・青山霊園の周辺の見どころをご紹介させて頂きます。せっかく霊園に行かれるなら、お散歩がてらに寄られてみては如何でしょうか。
(霊園から徒歩14分程度))
2007年に国立美術館に属する5番目の施設として開館されコレクションを持たないアートセンターとして運営されています。建物は黒川紀章の設計で南側は曲線ガラスのカーテンウォールになっており内外からその美しさを堪能できます。
(霊園から徒歩13分程度)
青山通りから明治神宮外苑に通じる道にイチョウが146本植えられており、紅葉の時期は黄金色に染まった木々の美しさを堪能できます。
明治神宮外苑には、神宮球場、ゴルフ練習場、アイススケート、バッティングセンター等の充実したスポーツ施設が設けられ、聖徳記念絵画館には、明治天皇の出生から崩御までにおきた歴史的出来事に関する絵画が80枚展示されています。
(霊園から徒歩12分程度)
太陽の塔で有名な岡本太郎の記念館。岡本太郎の作品が多数展示され、実際に使用されていたアトリエや応接スペースが見学できます。展示室も2室あり企画展も行われています。又、ミュージアムショップもあり書籍や関連グッズも販売されています。
青山霊園は、その歴史的背景と美しい景観が特徴の都立霊園です。緑豊かな自然に囲まれ、東京都心という便利な立地にも関わらず、静かな雰囲気が漂う場所です。
特に、表参道や青山一丁目駅から徒歩圏内でアクセスが良好で、都会の喧騒から離れた穏やかな空間を提供しています。青山霊園内には歴史的建造物や著名な人物のお墓が多く、訪れるたびにその深い歴史に触れることができます。
青山霊園も都立霊園のため、墓じまいや改葬をお考えの場合、手続きは管理事務所で行う必要があります。都立霊園の手続きは一般的な霊園に比べて書類提出や手続きが複雑で、個別に対応が必要な場合もあります。
そのため、手続きがご自身で難しい場合には、専門家のサポートを受けることでスムーズに進めることが可能です。
当事務所は、都立霊園をはじめ、多くの霊園で改葬や墓じまいの手続き経験を持っています。青山霊園での改葬や墓じまいに関するご相談にも対応しておりますので、もしお困りの際はぜひご相談ください。
専門家がしっかりとサポートし、あなたの大切な手続きをスムーズに進めるお手伝いをいたします。
■ お問合せは こちらから ■
~ 大塚法務行政書士事務所 ~
東京都 葛飾区 新宿6-4-15-708
営業時間AM9:00~PM6:00
(土日祝日対応可)