
・「お複数の墓地を整理して1つにまとめたい。」とのご相談を頂きます。どの様な理由で墓地の整理を考えられるか?具体的には下記の様なケースになります。
等の理由により、複数のお墓を整理し一箇所にまとめる方がおります。改葬(引越し)先としては、所有墓地にまとめる方、全て墓じまいを行い、新たに契約した永代供養墓に改葬する方等になります。
整理する墓地は、墓じまい(墓地撤去)を行い更地に戻して管理者に返還します。複数の墓地撤去を行う場合、撤去費用も高額になりますので、まずは撤去を行う石材店選びから始めることになります。
出来れば一社の石材店に依頼した方が、余計な手間が省ける訳ですが、霊園・寺院等により指定石材店が決められている場合がありますので、墓地管理者に指定石材店の有無を確認する必要があります。
指定石材店が特に定められていない場合は、数基分まとめた見積書を数社から取得し、その金額を比較した上で石材店を決める参考にして下さい。指定石材店が決まっている場合は、それぞれの石材店から見積書を取得しましょう。
※整理する墓地が離れている場合は、それぞれ地元の石材店に依頼した方が安い場合がりますので、こちらも、各地元の石材店数社から見積書を取得して下さい。
一般的なお墓の撤去費は、20万円~30万円程度になりますが、お墓の面積、石材の量、作業性等により異なる場合があります。 石材店により金額に差が出る場合もありますので、少なくとも2社、出来れば3社程度から見積書を取得しましょう。
現在、お墓に埋葬されている遺骨を他の場所に改葬(埋葬)する場合は、改葬許可証が必要になります。この改葬許可証は、現在お墓がある場所を管轄する自治体(市区町村)に改葬許可申請を行い取得することになります。(改葬先の自治体ではありませんので、ご注意下さい。)
複数のお墓が同じ管轄の自治体にある場合は、一箇所の申請で済みますが、違う管轄の自治体にある場合は、それぞれ管轄の自治体に改葬許可申請を行うことになります。尚、申請書、添付書類は自治体ごとに異なりますので、各自治体のHPからダウンロード、又は、郵送請求にて申請書を取得します。
申請時に添付する書類も自治体ごとに異なりますので(例:改葬先の受入れ証明書、遺骨者の死亡記載のある戸籍等)、各自治体に確認して下さい。
※申請には墓地管理者に埋葬の事実証明として記名押印を頂く必要があります。通常、改葬許可申請欄に墓地管理者の証明欄がありますので、申請書の項目欄を先に記載した上で。墓地管理者に埋葬証明をお願いしましょう。
複数のお墓が有る場合、どのお墓から墓じまいを行い改葬するか、一日で納骨まで行うのか?決めておく必要があります。寺院・霊園・石材店の日程調整も必要になりますので予め確認した上で日程を決めましょう。
お墓の場所が離れている場合は、一日で全て行うことは難しくなります。その場合、一旦ご遺骨を持ち帰る、或は霊園等に預かって貰い、他の遺骨と併せて一度に納骨を行う方が効率的と言えます。
ご遺骨数が多い場合は、移動方法も考えておく必要があります。車で移動する場合は、ご遺骨が多少多くても問題ありませんが、公共の交通機関等で移動sる場合は、事前に持ち運び可能か?郵パックで郵送するのか?なども決めておきます。
全てのお墓を墓じまいし永代供養墓に改葬するのか、1つのお墓にまとめるのか?散骨を行うのか?などお墓をどの様にまとめるか計画を建てます。
墓石撤去、ご遺骨の取出し、改葬先の永代供養墓・散骨等の費用を見積書を取得し、総額幾らになるか?確認します。(見積書を取得し確認を行わないと予算オーバーになる可能性があります。)
各管轄の自治体に改葬許可申請を行い、許可証を取得しておきます。依頼する石材店も見積書を確認した上で依頼しておきましょう。
お墓の場所を考慮した上で、関係者との日程調整を行い、どの順番で行うか?一日又は日にちを分けて行うか考えておきます。ご遺骨の移動は、どの様に行うか?こちらも考えておきましょう。
日にちが決定しましたら、現地に伺いご遺骨を引き取ります。寺院墓地の場合は、閉眼供養後にご遺骨の取出しを行う事が一般的です。引き取ったご遺骨は、改葬先の永代供養墓に納骨又は散骨等を行うことになります。
通常の場合、墓じまい=改葬(引越し)される方が多いかと思いますが、大事なことは、埋葬されている遺骨を何処に改葬するか?ということになります。1つのお墓にまとめるか、全て墓じまいし、永代供養墓に改葬又は散骨するか?など考えておくことがあります。(寺院墓地のお墓を墓じまいする場合、同寺院の永代供養墓に改葬される方もおります。)
例えば、2箇所のお墓を墓じまいする場合、撤去費も2倍掛かることになります。ご遺骨数が多い場合は、一箇所のお墓では収まらない場合もあります。又、ご遺骨一体の費用で金額が設定されている場合は、区画で購入する方が費用が安く済む場合もあります。
複数のお墓をまとめる場合、行う手続き契約等も多くなりますので、わからない場合は、専門家のアドバイスを聞いた上で、どの様に進めるか考えて見るのも一つの方法です。
ここで良くご質問を頂くことして、①複数のお墓を墓じまいし所有している1つのお墓にまとめる、②全てのお墓を墓じまいし永代供養墓等に改葬する。どちらが良いのか?参考に掲載させて頂きます。
短期的な費用を考えますと②永代供養墓に改葬の方が、改葬(納骨)費用分̟プラスの費用になりますので、所有しているお墓にまとめた方が安くなります。しかし、永代供養墓等に改葬した場合、以後の維持管理費等の費用は掛からないことになります。
2か所のお墓をまとめる場合、―方の撤去のみとなります。また、改葬先も確保されておりますので、その費用もかかりません。しかし、残す墓が寺院墓地の場合は檀家の義務。その他、お墓の維持管理費等は継続して支払う必要があります。又、承継者が いない場合は、いずれ「墓じまい」を考える必要もあります。
短期的に考えた場合と長期的に考えた場合には、この様に費用が異なりますので、よく検討されてから決められた方が良いかと思います。
全ての墓を墓じまいし永代供養墓に改葬する費用の相場を参考に掲載させて頂きます。(参考値は2基分のお墓を撤去する場合になります。)
①撤去費用 | 20~30万円程度✕2=40~50万円程度 | お墓の場所、面積、石材の量により異なります。 |
②閉眼供養費 | 3万~5万円程度✕2=6~10万円程度 | 霊園の場合、行わない方もおります。 |
③離檀料 | 0~20万程度?✕2 | ※寺院により異なります。離檀料がない寺院もあります。 |
④遺骨の取り出し費用 | 2~3万円程度✕2=4~6万円程度 | 撤去費に含まれている場合もあります。 |
⑤改葬先の費用+納骨費用 | 数万円~数百万円 | ご自身の希望にあう条件にて決めることになります。 |
上記の場合、通常の改葬2回分となりますので、改葬許可申請や石材店・寺院との日程の調整など、時間や労力等が掛かりますので、早めに準備された方が良いかと思います。
当事務所にご相談・ご依頼頂いているケースを例として挙げさせて頂きます。
当事務所では、石材等・永代供養墓、散骨業者等からの見積書の取得、墓地返還、改葬許可申請等の手続き、現地確認・立会等一式のサポートを行わせて頂きました。又、石材店等の業者の選定は、基本的には、お客様ご自身で決めて頂きますが何処に依頼してよいか?わからない場合は、お客様のご希望により 石材店等をご紹介させて頂くことも可能です。(最終的な ご判断は、ご自身でお願い致します。)
複数のお墓がまとめる場合、手続きが複雑になりご自身で行うには手間と時間が掛かります。ご自身で行う場合は、わからない事が多いかと思いますので、最初に専門家のアドバイスを聞いてから行われた方がスムーズに進められるかと思います。当事務所は相談無料ですのでお気軽にご相談下さい。
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