・染井霊園は東京都豊島区に位置し、上駒込の建部邸跡地を東京府が引継ぎ、明治7年に染井墓地として開設。明治22年に東京市に移管され昭和10年に染井霊園という名称に改められました。
都立霊園の中ででは一番規模の小さい霊園です。(67.911㎡)
江戸時代にこの辺りの地域を染井と呼ばれ、この地域は植木屋が多く幕末に品種改良した桜がソメイヨシノとして広まったと言われています。
・ソメイヨシノ発祥の地とも言われており園内全体に桜の木が植えられており、幹線道路も付近には無い為、静寂な環境でお花見を楽しむことも出来ます。
歴史のある霊園であり著名人も数多く埋葬されています。高村光太郎(芸術家・詩人:智恵子抄等)・高村智恵子(洋画家・光太郎妻)、高村光雲(彫刻家:光太郎父)と高村家3名が埋葬されている他、二葉亭四迷(小説家:浮雲)、石川倉治(日本点字の創始者)など数々の著名人が埋葬されています。(詳細は下記の染井霊園マップでご確認下さい。)
(霊園から徒歩3分程度)
・巣鴨を代表する商店街であり、お婆ちゃんの原宿とも呼ばれる有名な商店街です。全長800mに渡り和菓子・甘味処、食事処、衣料品・靴店等、多くの店舗が並び大変賑わっています。毎月4のつく日(4.14.24日)には露店の出る縁日が開催されています。
(霊園から徒歩3分程度)
・とげぬき地蔵(地蔵菩薩)として有名です。本尊を写した取った紙札を「御影(おすがた・おみかげ)」と言い、この御影を服用、又は、体の痛い箇所に貼るなどにより御地蔵様のご加護があると言われています。とげぬき地蔵の由来は、針を誤飲した女性がこの御影を飲み込んだところ、針を吐き出すことができ、その針が御影に刺さっていたと言うことが、とげぬき地蔵の由来とされています。
(霊園から徒歩17分程度)
・伝統的な日本庭園であり四季によりサクラ、アジサイ、ツツジの花やモミジの紅葉などの風景を楽しむことが出来ます。庭園の中心には大泉水(池)があり、その周りを樹木が取り回む、回遊式泉水庭園であり江戸時代に完成した桂離宮の庭園様式を採用しています。六儀園(りくぎえん)の名称は、詩経の六儀から付けられたとのこと。
広大な庭園で日本の文化を感じる事も出来る為、外国人観客にも人気のあるスポットです。(入園料 一般300円、65歳以上150円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
● 所在地:〒170-0003
東京都豊島区駒込五丁目5-1
TEL:03-3918-3610(霊園管理事務所)
・「JR山手線・都営三田線 」巣鴨駅 ~ 霊園(徒歩10分)
・「JR山手線・南北線 」 駒込(北口) ~ 霊園(徒歩10分)
一般埋蔵施設は令和6年に75数募集され申込は268数(3.6倍)、立体埋蔵施設は、25の募集に対し329数の申込(13.2倍)となっております。立体埋蔵施設は人気も高く都立霊園では、募集がない霊園もあります。その為、競争率が10倍を超えるものになっております。
一般埋蔵施設の使用料(令和6年)は、区画面積1.50~2.00㎡に対し、243万4千5百円~324万6千円、立体埋蔵施設は59万7千円(3体まで埋蔵可)となっております。都立霊園の中では中間的な金額になります。
①トイレ、②水汲み場、③下げ花置場、④桶・杓置場
・都市計画公園事業の為、昭和37年~平成30年まで空き墓所の募集が行われておらず、平成31年度から募集が再開されている。令和3年度から立体埋蔵施設の供用が開始されいます。立体埋蔵施設は、他の霊園にも設置されていますが、令和6年度に募集が行われた霊園は染井霊園のみになります。非常に人気が高く直ぐに一杯になってしまう為、来年、募集があった場合は、ご希望の方は、今のうちに応募された方が良いかと思います。
24時間開園しております。但し管理事務所の開所時間は8:30~17:30までになります。(管理事務所の書類受付は16:30まで)
管理事務所・納骨堂の休日は、年末年始の12月29日~1月3日となります。
管理事務所前に4~5台の駐車場があります。障害者専用の駐車スペースも1台用意されています。
納骨堂に類する者と言えます。都立霊園では、地上部に遺骨を骨壺のまま安置し、20年経過後に骨壺から骨袋に写し地下のカロートに他の遺骨と一緒に共同埋葬されます。
染井霊園に用意されている、貸出用の車イスは2台となります。お墓の清掃道具の貸出しも行われておりますので、使用を希望される方は、管理事務所にその旨お伝え下さい。
幹線道路に面しておらず、静寂で自然環境豊かな霊園と言えます。所在地も豊島区である為、アクセスも良くお浜参りにも行きやすい環境です。都立霊園は、東京都が運営している為、安心度も高く、使用料も民営の霊園に比べ低く設定されています。又、霊園の継続性についても自治体が運営している為、安心と言えます。
特にデメリットは見当たりませんが、お墓の清掃などは、定期的にご自身で行う必要があります。放置していると雑草が生い茂りお墓埋もれてしまう場合もあります。その他、お墓を建立する際には、石材店をご自身で決める必要もあります。
・当事務所は平成21年度開業の行政書士事務所になります。これまでに100件以上の墓じまい・改葬等サポートのご依頼を頂きました。
都立霊園は、申込に居住要件等があり、提出する書類も民営の霊園に比べ多くなります。又、①墓地使用者の変更(名義変更)、②墓地返還(墓じまい)、③改葬(墓じまい→新規墓地に埋葬)等を行う場合には、それぞれ規則で定める手続を行う必要があります。
当事務所では、これまでに都立霊園に関する、ご相談・手続代行のご依頼を頂いております。尚、手続のご依頼を頂いた場合、その手続のみではなくご希望により石材店のご紹介・見積書の取得等のサポートから、改葬先の霊園等の調査・ご紹介など、お客様の必要な範囲に併せてサポートさせて頂きます。
もし、染井霊園の手続きでお困りでしたら、お墓の手続きに詳しい専門の行政書士にお問合せ下さい。
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