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  • 墓参りする女性
    お墓を建てる時期と手順について解説いたします。|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・お墓を建てる(建立)には高額な費用が掛かりますので、慎重に進めて行くことが大切です。ここでは、お墓を建立する時期・手順、これまでご相談頂いたケース、お墓の費用に関することなど、お墓の建立をお考えの方に役立つ基礎知識を掲載しております。参考にご覧ください。1.お墓を建てる時期は?お墓は法律上では、必ず建立する義務あるものではなく、いつ建てるか? 原則的には個人の自由となります。お墓を建立せずに手元供養を行われる方もおります。仏教徒の場合では、49日、月忌、百か日、一周忌、三回忌など、法要の時に納骨することが多く、これは供養の法要が追善、開眼供養と同時に行うことができる為、参加者が集まる手間が軽減できるメリットがあります。納骨についても、通常、縁起の良い日と考えますが、仏滅日がダメという決まりは特にありません。又、墓地を購入した場合でも、基礎工事や彫刻、周辺の工事など、最低でも1ヶ月以上掛かり購入したからといって、すぐに納骨できる訳では ありません。・生前墓(寿陵)生前に、お墓を建立することを、「寿陵」といいます。長寿を願うもので縁起が良いものと言われています。又、子供にお墓の事で迷惑をかけたくない。などの理由から、「寿陵」を建てる方も増えてきております。(相続税対策として生前に建立する方もおります。)但し、自治体の運営する公営墓地では、申込の際に「遺骨が手元にあること。」が1つの条件になっている場合があります。又、民営霊園の場合においても、「契約後〇年以内にお墓を建立すること。」等の条件が定められている場合があります。以上の事から、生前にお墓の建立をお考えの場合は、申込可能かどうか?いつまでに建てれば良いか?確認した上で、契約を行って下さい。2.お墓の建立が間に合わない場合突然のことにより、お墓の用意が間に合わない、又は、経済的に建てられない場合などは、寺院・霊園等で遺骨を一時保管してもらう方法もあります。個々の寺院・霊園等により費用・内容は異なりますが、数ヶ月単位でも預かって頂けます。お墓を建てる予定の場合は、お墓のカロート・区画の工事を先行して行い、後は、段階的に建墓する方法もあります。つまり お墓を建てる前に納骨できる場所を先行して造り、納骨を行った後に墓石(棹石)を建てます。ご納骨が出来れば、後は時間を掛けて、材質、デザインなど考えられますので、急いで建てて失敗しない様に、この様な方法を取られる方もおります。尚、遺骨を、手元に、於いて置くことも違法ではありません。(勝手な場所に埋葬すると違法となります。)最近では、お墓を建てない「散骨」・「樹木葬」などから 仏壇の小さい様なものに ご遺骨を入れ供養する手元供養などもあります。3. お墓を建てる手順お墓を建立するには、どの様に進めれば良いか?一般的な流れについて解説いたします。(1)建立場所を決める最初にお墓を建てる場所から決めることになります。寺院・霊園等の資料を収集し、希望の条件にあう場所を選択します。自治体(市区町等)が運営する「公営墓地」の場合は、役所に電話で確認する他、広報誌・HPにて確認する方法があります。「民営墓地」については、インターネット・チラシ、電話帳など、様々な方法で情報を集めます。(2)現地確認情報収集が出来ましたら、その中の希望の条件にあう数カ所をピックアップし、契約内容・費用等を確認します。 現地説明会等にて現地状況、お墓を建てる区画も確認しましょう。状況を確認出来ましたら、最も希望・条件等にあう霊園等との契約を行います。(3)霊園等との契約契約前に費用の総額、使用規則、管理規約などを確認して下さい。問題が無いようでしたら、霊園との契約を行います。尚、霊園等との契約は、永代使用権の契約になりますので、同日又は後日に、 建墓する石材店と契約します。(4)墓石の契約墓石の「材質」・「デザイン」・「文字のデザイン」などを考えます(墓地により指定の石材店があります。契約前に確認して下さい。)。石材店によっては、完成予想図を作成しますので、全体のイメージがつかみ易くなります。出来れば数パターンの完成図を作成してもらい、それぞれ比較してみましょう。(5)建墓完成契約後、製作が始まると共に墓地・外柵の基礎工事が始まります。工事開始から一定の期間を得て工事の完了となります。石材店から完了の連絡が有りましたら、現地で確認しましょう。(通常の場合、完成まで2~3か月程度の期間が必用になります。)4. お墓建立のご相談ケースお墓をどのタイミングで建立すれば良いか?ご相談頂く事があります。基本的には、納骨の時期を考えて建立の日を決めることになります。ここでは過去にご相談頂いたケースをもとに参考に掲載させて頂きます。(1)ご遺骨を始めて納骨するケース上記で述べました様に、1周忌までに納骨したいと考えた場合、それまでに間に合う様に建墓を行う必要があります。お墓を建てるのに3か月程度の時間が掛かる場合は、少なくとも4か月前までに石材店を決めて打合せを行っておく必要があります。石材店の状況によっては3か月以上の時間が掛かりますので、なるべく早めに契約を行っておく方が良いかと思います。(2)お墓じまいから納骨するケースお墓じまいから改葬して納骨するケースになります。各ケースについて参考に挙げさせて頂きます。①お墓寺院等に遺骨を預かってもらい、完成後に改葬こちらは、墓じまいを行い取り出した遺骨を、墓じまいした寺院等に預かってもらい、お墓の建立後に改葬するケースになります。先に墓じまいを行い方では、この様な方法を取られる場合もあります。但し、墓じまいを行った寺院等が遺骨を預かって貰えるか?確認しておく必要があります。改葬の際には、ご住職から埋葬の証明をして頂た書類(改葬許可申請書)が必要になります。改葬先が未定の場合は、申請書の改葬先欄を空欄にして埋葬の証明書を頂いておきましょう。②遺骨を別の場所に保管、完成後に改葬寺院との関係が上手く行っておらず、なるべく早く縁をきりたいと言う方のケースになります。この場合、墓じまいを事前に伝え、ご遺骨の保管場所も確保しておく必要があります。一時的にご自宅保管されるか、ご遺骨を預かって貰える寺院等を探すか?になります。但し、埋葬されていた遺骨を預かって貰える寺院等は、あまり多くありませんので、事前に確認しておく必要があります。後は、お墓の完成後に改葬することになります。尚、申請書書類については上記と同様になります。③海外にある遺骨を日本で埋葬する場合海外にある遺骨を日本で埋葬する場合、埋葬する墓をいつ建てれば良いか?と言う問題があります。こちらの場合、改葬許可申請を行い許可証を取得する事になりますが、火葬証明書、死亡診断書等の海外の公的な書類等が必要になります。この為、事前に契約をしてお墓を建立するよりも、許可証が取得できた時点で建立した方が安心と言えます。ですので、納骨できるのは改葬許可取得日から3~4か月後程度になります。この様な場合は、先に遺骨を日本に持ち込み建立後に埋葬する、又は建立後に遺骨を海外から持ち込む等になります。一般的なお墓を建立する場合は、通常、墓地承継者が必要になりますので、こちらも事前に確認しておく必要があります。5.墓石の値段について(参考)墓石の値段は、百万円程度~一千万円以上まで様々です。デザインによる価格の違いもありますが、主に石材(石の種類)による値段差が大きくなります。お墓を建てる場合は、希望の石材でお墓を建てるのか、金額をある程度決めその中で材質を決めるのか?どちらかになると思います。一般的には、ある程度の金額を決めた上で契約をされる方が多いかと思いますが、墓石の値段の相場はわかりずらいものがあります。この様な場合、一社で打合せをして大体の形状を材質を決めたとします。その会社が見積書を取得し、同条件で他社からも見積書を取得すれば、相場を把握する事ができます。但し、同様の金額であれば、保証期間等の他の要因も総合して石材店を決めて下さい。6. お墓を建てる時期・手順 まとめお墓を建てる時期・手順についてまとめさせて頂きました。お墓を建てる時期について、あまり気にされる方は少ないかもしれません。しかし、納骨したい時期がある時は、予め計画を立て建立しないと納骨が間に合わなくなる可能性もあります。又、墓じまいして改葬する為に、お墓を建立する場合は、寺院のご住職等の墓じまいの了解を得てから石材店との契約を行いましょう。もし、寺院等で墓じまいを反対された場合、建立したお墓に納骨できくなってしまう可能性もあります。この様に考えますと、霊園・石材店選び、石材店との形状、材質等の打合せ、建墓、納骨まで、ゆとりを持って半年間くらいの期間を目安にされた方が良いかと思います。当事務所は、お墓の手続きを専門に行っている行政書士事務所になります。お墓の手続きを行い10年以上の経験があり、その中で、色々なお墓を見てきました。もし、お墓についてわからない事がありましたら、当事務所にお気軽にご相談下さい。お墓のことは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから»» 次の記事:公営・民営・寺院墓地とは? »»«« 前の記事:お墓と墓地の種類について ««TOPページ・お墓の手続き相談・代行のトップページは、こちらからお墓の記事一覧TOP・お墓の記事一覧のトップページは、こちらから
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  • 石材店
    納骨の基礎知識と手順について解説いたします。|大塚法務行政書士事務所(東京都)
    ・「納骨」とは?故人の 終の棲家である お墓に遺骨を納める事を言います。故人の新しい居場所である お墓。永く安らかな眠りについて頂く為に、また残された家族の 気持ちの節目としても大切な行事が、納骨であるのではないか?と考えます。その様な、大切な儀式の納骨について 知っておくと良い事を書きました。ご参考に ご覧下さい。1.納骨の時期納骨の時期に特別決まりはありません。一般的には、火葬した ご遺骨を お寺もしくは、自宅に持ち帰り、忌明け(喪に服する期間が終わること)まで供養をします。その後、既にお墓がある場合、また新しい お墓が用意できている場合、四十九日の法要の際に、納骨を行うことが多いようです。最近は、お墓が既に用意できている方が、葬儀当日に 初七日と四十九日の法要を済ませ、それと共に納骨を行うことも少なくありません。ただ、墓地がない。お墓を新しく建てる。気持ちの整理がつかない。などの理由で、納骨が遅れる場合、一周忌や三回忌に開眼法要も兼ねて納骨を行うこともあります。納骨の時期は、それぞれのご家族の事情によって様々です。【 開眼法要 】新しい お墓を建てたとき、単なる石で出来た墓石に、仏心を入れ 霊験ある お墓にするための 儀式です。入魂式、入仏式、お魂いれ、お霊入れ、性根入れ などとも言います。呼び方は地方や宗派によって異なるようです。開眼法要により、墓石は、亡くなった人を 供養するための お墓に生まれ変わります。開眼法要には、寺院へのお布施、仏具の借用代、お供物代、お花代、お斎代(法要のお食事代)、納骨を一緒に行った場合は、石材店への納骨代、寺院墓地以外で行った場合は僧侶へのお車代、僧侶がお斎(法要のお食事)に参加できない時は、お斎料が必要になります。・納骨は49日までにするべき?一般的には四十九日に行われることが多いようです。しかし、四十九日に必ず行うということはなく〔初七日法要と併せて行うケース〕や〔火葬場から直接納骨するケース〕などもあります。新しく墓を建て納骨を行う場合には、一周忌、三周忌、お盆、お彼岸などの節目に開眼法要と併せて行われます。又、上記は仏式の例になりますが、神式、キリスト教式など各宗教、宗派などにより納骨の時期が異なります。具体的な納骨の時期については、菩提寺や霊園等の管理者に事前に相談されてから決めた方が良いかと思います。2.仏教式の納骨お墓に遺骨を納めるときに行う儀式を納骨法要と言います。家族、親族、またごく親しい知人、ごく内輪で行う事が一般的です。遠方の親族には、無理をして頂く必要はありません。(1)納骨に必要な2つの書類お墓に納骨する際には・・埋(火)葬許可書墓地使用承諾書(許可書)が必要になります。この2つの書類を埋葬する際に、墓地・霊園の管理者に提出し納骨を行います。①埋(火)葬許可書は、火葬日付の証印がされている書類となります。②の墓地使用承諾書は、墓地契約の際に管理者から発行される書類になります。霊園等では、この使用承諾書に納骨される方の名前を裏書きし納骨後に返還されます。(2)納骨式前の準備日取りを決める(お寺、参列者へ連絡をする)石材店への連絡(カロートの蓋となる石を開けてもらうため。)菩提寺・墓地管理事務所への連絡塔婆を立てる場合は寺院へ依頼する墓地、および周辺の掃除をする納骨するお墓がない場合は、納骨先との契約を事前に行う必要があります。契約後に納骨が可能な状態になりましたら、下記の手順にて納骨を行います。納骨の際には、納骨式(納骨法要)を行います。(3)納骨式の流れ① 納骨日の決定まずは、納骨する日を決めることなります。参列されるご家族・ご親族、菩提寺・霊園等に確認し日程を決めることになります。② 石材店への連絡お墓に納骨を行う場合、お墓のカロートを開けて納骨を行いますので、お墓を建てた石材店等に連絡しておく必要があります。寺院・霊園側より石材店に連絡してもらえる場合もありますので、事前に墓地管理者等に確認しておきましょう。③ 卒塔婆の依頼卒塔婆を建てる場合は、寺院に依頼しておく必要があります。(宗派等により卒塔婆を建てない場合が有りますので、管理者等に事前に確認して下さい。)④ 墓地の清掃気持ち良く納骨式が行える様に、出来れば事前にお墓を清掃しておきたいところです。しばらくお墓参りに来ていない場合は、雑草が生えていたり、墓石が汚れている場合があります。折角、納骨式を行うのですから、供養して頂くご住職を綺麗なお墓でお迎えしたいものです。⑤ 持参するもの納骨式(納骨法要)に持参するものとして・・遺骨位牌花・供物線香・ロウソク数珠遺影埋葬許可書・墓地使用許可書・認印お布施など。(4)納骨式 当日納骨の前に、寺院や霊園管理事務所で手続きを行い、埋葬許可書を提出します。四十九日等の法要を寺院・霊園の本堂で行い、僧侶と共に お墓へ行きます。石材店にカロートを開けてもらい お骨を納めます。納めるのは一般的には、施主様です。石材店には、志として謝礼(1~3万円)を包みましょう。蓋を閉じたら、墓石の後ろに お塔婆を立てます。(浄土真宗は、お塔婆を立てないようです。)墓前にお花、お供物をお供えします。僧侶による 読経が始まり、参列者による 焼香をします。お斎(おとき)を行います。(納骨後の簡単な お食事で参列者をおもてなしする事をいいます。)施主が、参列者の皆様へ 集まって頂いた感謝の気持ち とお礼を述べるとよいでしょう。お斎の時には、菓子折りなどの引出物を用意しましょう。3.神道式の納骨神道式では、火葬した日に納骨が行われ、納骨時に埋葬祭が行われます。まだ納骨するお墓が建てられていない場合には、遺骨を一時自宅保管し五十日祭までの10日ごとに行われる霊祭のいずれかに納骨を行います。納骨時には、お墓の周囲に忌み竹を建て、しめ縄で囲います。遺骨は墓前におき、墓石の両側に銘旗、花、榊を一対並べ米、塩、水等(神饌)を供えます。埋葬祭では、神官によりお祓い・儀式が行われたうえ墓前に玉串を捧げられ、次に参列者による玉串奉奠を行います。玉串奉奠完了後に神饌を下げ最後に拝礼し埋葬祭の完了となります。最後に神官へのお礼として御礼又は御祭祀料をお渡しします。(1)埋葬祭の準備お墓の周りに 忌み竹を建て注連縄で囲います。遺骨を墓前に安置し、墓石の両側に、※銘旗、お榊、お花などを左右対称に並べます。※銘旗(めいき)は、亡くなった人の名前を記す旗です。神に お供えをする飲食物を用意します。米・餅・魚・海苔・野菜・果物・塩などの食べ物や、水・お酒といった飲み物です。故人の好物も一緒に用意しましょう。(2)埋葬祭の流れ神職によって修祓(しゅばつ)、穢れを取り除くお祓いが行われます。そして、献饌(けんせん)神に食事を捧げる儀式、祭詞奏上(さいしそうじょう)、神の前で祭詞を唱える儀式が行われ、神職により墓前に玉串が捧げられます。その後、参列者が、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行います。玉串奉奠後、神饌が下げられ、神職と参列者が拝礼し 埋葬式が終わります。埋葬祭の儀式の後、親族などが集まり お食事会なども行います。(3)玉串奉奠(たまぐしほうてん)お榊に半紙を切って作った紙片(紙垂)をつけたものを玉串と言い、神の霊に通じるものとされています。玉串奉奠の手順は・・一礼神職から玉串を受取る神職に一礼玉串案(玉串をのせる机)の前に進む玉串を作法通りに回転させて捧げる正面を向いたまま一歩下がる二拝二拍手一拝する神職に一礼し席に戻る(4)玉串の捧げ方右手は、上から玉串の根元を包み、左手は、玉串の先を下から支える。玉串を胸の高さで、ひじを張るように持つ。玉串案(玉串をのせる机)の前に進む。玉串を右回りに90度回して、玉串を縦にする。左手と右手を持ち替える。左手で根元、右手で中ほどを下から支える。玉串をさらに半回転し、根元をお墓に向ける。左手を右手の下にそえて玉串案に捧げる。(6)神職へのお礼仏式では、お布施など書きますが、“御礼”、“御祭祀料”、“御初穂料”などとして包みます。また、参列者からの仏式で言うところのお香典、ご霊前は、“御玉串料”となります。4.キリスト教の納骨キリスト教には、カトリックとプロテスタントという宗派があります。カトリックの場合は、神父様が、プロテスタントの場合は、牧師様が 納骨に立会います。聖書の朗読、祈祷、参列者による讃美歌の合唱等により納骨が進められ、納骨の方法については、日本独自のものに発展しているようです。納骨の時期は、特に決まりは ありませんが、亡くなってから一か月後に、カトリックの場合は、追悼ミサ、プロテスタントの場合は、昇天記念日に行います。また日曜礼拝に合わせて納骨式を行うことも多いようです。カトリックでは、死後魂は 体から離れ神様のところへ行き、天国へ行った魂は、再び地上に戻って来ることが出来る。という考えから、火葬ではなく土葬をすることが一般的なようです。(1)納骨式の流れ神父様 若しくは 牧師様の立会いのもと進められていきます。黙祷讃美歌(一般的に讃美歌312番“いつくしみ深く”など)聖書朗読神父様もしくは牧師様の説教お祈り※献花が行われることもあります。その作法は、日本独自の方法によるものです。(2)献花の捧げ方花を右にして、右手は下から、左手は上から花を持つ。献花台の前に進む。一礼。根元を献花台に向けて縦にする。右手を持ち替える。根元を下から支えるように左手を持ち替える。献花台に花を捧げる。(3)神父様、牧師様へのお礼“謝礼”、“お礼”として渡します。(4)お香典キリスト教では、お香典はありません。もし、お渡ししたい場合、弔慰金(ちょういきん)とし、“ご霊前”と書きましょう。ただ、宗派によっては、弔慰金も受け取ってもらえない場合があります。もし、弔慰金のかわりに持っていくのであれば、お花か、お菓子が良いでしょう。故人の好きだった、お花を納骨式で献花台に飾っていただけます。一般的には、白い百合が よいようですが、故人が好きだった お花を混ぜて、お花屋さんに キリスト教用に 作ってもらいましょう。お菓子は、納骨式後、参列者の方々と集会で食べたり、分けて 持ち帰る事も出来ます。5. 納骨費用は、いくらかかるのか?納骨に掛かる費用としては、石材店に支払う費用(お墓の開閉等)及びご住職お渡しするお布施・お車代、民間霊園等の場合には、納骨手数料、会場使用料などが別途発生する場合があります。その他、会食を行う場合には食事代、お土産代などが必要になります。石材店に払う費用については、2万円~3万円程度が相場になります。納骨日前に石材店に連絡し費用を確認しておきましょう。ご住職にお渡しするお布施については、3万円~5万円程度+お呼びする場合はお車台として5千円~1万円程度になります。民間霊園の納骨手数料は。2万円~5万円程度になりますが、石材店に支払う費用が含まれている場合や最初の納骨時には納骨手数料が掛からない霊園もあります。又は、民間霊園等では、ご自身の希望によりご住職をお呼びせずに納骨を行うことも可能です。この場合は石材店等の立会いにより納骨を行います。その他、納骨堂に納骨される場合は、事前にご遺骨の洗浄乾燥を行う必要がある為、その費用(1万数千円~3万円程度、ご遺骨数により異なります。)が必要になります。6. 3種類の納骨形式お墓のカロート内に納骨する方法として3種類の方法があります。その方法としては、①骨壺のまま納骨する形式、②お骨経袋(白い布袋)にて納骨する形式、③カロート内に直接遺骨を撒く形式になります。それぞれの特徴について、ここで解説いたします。(1)骨壺のまま納骨する形式一般的には、骨壺のままお墓に納骨する方が多いかと思います。どなたの遺骨か明確である為、将来的に一部のご遺骨を永代供養墓等に改葬することも可能です。一方、埋葬スペースが小さい場合は、将来的に入らなくなった遺骨をどの様にするか?考えておく必要があります。(2)お骨経袋(白い布袋)にて納骨する形式将来的なことを考え、お墓の納骨スペースを確保しておく、或は、既に納骨スペースが無いので、先祖代々のご遺骨をお骨経袋にて納骨する等。カロート内のスペースに余裕がない場合、お骨経袋にて納骨する場合があります。骨壺よりスペースを取らない為、多くのご遺骨を埋葬する事が可能です。デメリットとしては、袋自体が経年劣化により破れてしまい、ご遺骨が袋から出てしまう場合があります。(3)カロート内に直接遺骨を撒く形式上記②と同様にお墓のスペース的な問題から、お墓に遺骨を直接まく場合があります。多くの遺骨があり骨壺では、収まりきらない場合などに行いますが、他のご遺骨と一緒になってしまう為、個別の改葬が出来なくなります。お墓内に直接撒く場合は、カロート底面を土にしておいた方が早く土に還す事が出来ます。7. 納骨の服装・マナー(1)服装について三回忌までに納骨を行う場合、遺族の方は喪服を着用するのが一般的と言えます。男性の場合黒いスーツに白無地のワイシャツ、黒無地のネクタイ(ネクタイピンは付けません)となります。和服の場合は黒羽二重染め抜き五つ紋付の羽織と着物に袴を着用します。女性の場合洋装はスーツ、ワンピース、アンサンブルなどになります。和装の場合には、黒無地の染め抜き五つ紋付に黒い帯となります。靴下、ストッキング、靴、バックなどの小物に関しても黒で統一します。又、女性の場合、化粧・香水などを控え目にしアクセサリーも結婚指輪以外のものは付けないようにします。学生の場合制服を着用し、制服が無い場合は、地味な色のブレザー、ズボン、スカート、ワンピースなどを着用します。喪服を着用しない場合には、なるべく地味なものを着用するのがマナーと言えます。(2)お布施について納骨式など僧侶にご供養をして頂いた際に、お布施をお渡しします。お布施は和紙で包んだり、白い封筒又は、市販の不祝儀袋に入れてお渡しします。表書きは筆で「お布施」と書くのが正式ですが筆ペンなどで書いても問題ありません。(3)納骨法要について納骨法要等を行う場合に主催者の方は、参列者に簡単なご挨拶をするのがマナーと言えます。参列して頂いた方へのお礼、遺族の近況報告、おもてなしをしたい旨など、無事納骨を終える事ができた感謝の気持ちを素直に述べられることが大切です。7.まとめ納骨を行うにあたり、わからない事が多くあるかと思います。どの様な方法があるのか?どの様なマナーがあるのか?など。ここでは、納骨時に知っておくべき事として解説させて頂きました。特に納骨までの流れや費用についてなどは、納骨を始めて行われる際に一度お読み頂ければ、お役に立てる知識になるかと思います。お墓のことは、お墓専門行政書士に ご相談下さい!!お墓じまい・お墓の引越し(改葬)から、お墓選び・永代供養墓・散骨等のご相談も可能です。お墓専門行政書士が対応致します。経験・実績豊富な事務所です安心してご相談下さい。(AM9:00~PM18:00)無料相談はこちらから»» 次の記事:お位牌と戒名の基礎知識 »»«« 前の記事:知っておきたい法要の基礎知識 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